SlideShare una empresa de Scribd logo
1 de 29
Descargar para leer sin conexión
UIDのこと
              わかってますか?
                 -フォーマット編-

              なっぴー / @napplecomputer




12年8月25日土曜日
自己紹介


              • なっぴー / @napplecomputer
              • Androidとか


12年8月25日土曜日
UIDとは
              • タグの製造ID
              • FeliCaではIDm
              • Unique ID
              • 簡単に取得でき、一意性があるのでこ
               れだけを使っているサービスは多い
               (と思う)。


12年8月25日土曜日
UIDとは

              • 本当にユニークなの?
              • 偽造可能なため、一意なIDとして扱う
               と・・・




12年8月25日土曜日
今回は
              フォーマットの
               話だけです

12年8月25日土曜日
きっかけ
              • タグを発注しUIDの一覧をもらった
               が、期待していた値と違ったものだっ
               た

              • →エンディアンが想定していたものと
               違った

              • AndroidのUIDを取得するAPIのドキュ
               メントではUIDのサイズとフォーマット
               はタグの種類によると書いてある

12年8月25日土曜日
タグの種類で
                サイズと
              フォーマットが
               違うの?
12年8月25日土曜日
使うなら
              知っておいたほう
               がいいよね!

12年8月25日土曜日
UIDのこと
              わかってますか?
                 -フォーマット編-

              なっぴー / @napplecomputer




12年8月25日土曜日
タグのドキュメント
               をUIDに絞って
                読みました
               なっぴー / @napplecomputer




12年8月25日土曜日
MIFARE Ultralight




12年8月25日土曜日
MIFARE Ultralight
              • 7byte固定
              • メモリ領域の1ページ目から2メージ目
               に記憶

              • 上位1byteはmanufacturer code
               ISO/IEC 7816-6/AM1

              • 誤り確認用のcheck byteがある
12年8月25日土曜日
MIFARE Ultralight
           Page                  Byte number
          address     0           1          2      3
                                                  check
              00h            serial number
                                                  byte 0
              01h                 serial number
                    check
              02h                     今回は関係ないよ!
                    byte 1



12年8月25日土曜日
check byte
              • Check Byte0
                  CT    SN0   SN1   SN2

              • Check Byte1
                  SN3   SN4   SN5   SN6

              • CTはCascade Tag
                  このタグでは88h固定

              •    は排他的論理和(XOR)


12年8月25日土曜日
MIFARE Classic 1K




12年8月25日土曜日
MIFARE Classic 1K
              • 7byte あるいは 4byte
              • 4byteの場合はUIDではなく
               NUID(Non-Unique ID)と呼ぶ

              • UIDのサイズはATQA(Answer To
               reQuest, Type A)の7-8bit目で判別

              • メモリ領域、Sector0の
               Block0(Manufacturer Block)に記録


12年8月25日土曜日
4 byte
     上位                                       Block0/Sector0 下位
              0   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10 11 12 13 14 15




                  NUID                今回は関係ないよ!



12年8月25日土曜日
7 byte
     上位                                         Block0/Sector0 下位
              0   1   2    3    4   5   6   7   8   9   10 11 12 13 14 15




                          UID                   今回は関係ないよ!



12年8月25日土曜日
FeliCa




12年8月25日土曜日
FeliCa

              • 8byte固定
              • 上位2byteは製造者コード
              • 続く6byteはカード識別番号
              • カードに複数のシステムが存在する場
               合は・・・今回は説明しません


12年8月25日土曜日
FeliCa

                             IDm
         上位   D0   D1   D2   D3   D4   D5   D6   D7   下位
                             カード識別番号


               製造者コード


12年8月25日土曜日
FeliCa
               製造者コードと識別番号
              製造者
                         カード識別番号             製品用例
              コード

              01fe         乱数                NFCIP-1

                                         NFC Forum Type 3
              02fe        規定なし
                                               Tag
                     ソニー株式会社が規定するデータフ
              03fe                         FelicCa Plug
                        ォーマットコードを含む

              xxfe                  予約

              その他       カード製造者が規定        FeliCa Standard他




12年8月25日土曜日
Type V




12年8月25日土曜日
Type V
              • 8byte固定
              • 上位1byteは固定値e0h
              • 続く1byteはmanufacturer code
              • 続く1byteと37bit目で製品判別可能
               (manufacturerで異なる?)

              • Androidで読むとエンディアンが。。
12年8月25日土曜日
Type V

                               UID
         上位   UID7 UID6 UID5 UID4 UID3 UID2 UID1 UID0   下位
                               serial number
                            Tag Type
              e0h
                             IC Manufacturer code


12年8月25日土曜日
Androidで読むと
              • AndroidでType VのUIDを読むと、他
               のタグとはエンディアンが逆

              • Androidだけでタグを読むサービスな
               ら気にしなくてもいいが、他のリーダ
               でも読み取りすることを考えると正し
               く読んでおいた方がいい


12年8月25日土曜日
最後に
              • 持っていない製品のドキュメントは理
               解しにくい

              • 使う製品のドキュメントは読んでおく
               と発見があるかも

              • ドキュメントの探し方がわからなくて
               時間がかかったので、探し方を覚えて
               おいたほうがいい


12年8月25日土曜日
おしまい



12年8月25日土曜日
参考資料
              •   MF1S50yyX
                  http://www.nxp.com/documents/data_sheet/MF1S50YYX.pdf

              •   MF0ICU1
                  http://www.nxp.com/documents/data_sheet/MF0ICU1.pdf

              •   AN11042
                  http://www.nxp.com/documents/application_note/AN11042.pdf


              •   I•CODE SLI Smart Label IC SL2 ICS20 Functional Specification
                  http://www.nxp.com/documents/data_sheet/058031.pdf


              •   SL2 ICS50/SL2 ICS51
                  http://www.nxp.com/documents/data_sheet/SL136430.pdf


              •   FeliCa 技術方式の各種コードについて
                  http://www.sony.co.jp/Products/felica/business/tech-support/data/
                  code_descriptions_1.2.pdf




12年8月25日土曜日

Más contenido relacionado

La actualidad más candente

ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)
ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)
ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)Tokoroten Nakayama
 
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させる
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させるHTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させる
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させるGaprot
 
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについて
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについてRDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについて
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについてMasayuki Isobe
 
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発KnowledgeGraph
 
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....ArangoDB Database
 
SPARQLでオープンデータ活用!
SPARQLでオープンデータ活用!SPARQLでオープンデータ活用!
SPARQLでオープンデータ活用!uedayou
 
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5Takahiro Kubo
 
プロダクトマーケティングマネージャーの役割
プロダクトマーケティングマネージャーの役割プロダクトマーケティングマネージャーの役割
プロダクトマーケティングマネージャーの役割Yuzo Shigematsu
 
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-Kouji Kozaki
 
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009Tatsuya Shiozawa
 
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of VeinTokoroten Nakayama
 
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論Hyperleger Tokyo Meetup
 
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題Hyperleger Tokyo Meetup
 
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装kidach1
 
SPARQLでマッシュアップ -LOD活用のための技術紹介-
SPARQLでマッシュアップ-LOD活用のための技術紹介-SPARQLでマッシュアップ-LOD活用のための技術紹介-
SPARQLでマッシュアップ -LOD活用のための技術紹介-uedayou
 
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~Developers Summit
 
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?Yoshitaka Kawashima
 
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方Yasuhisa Hasegawa
 

La actualidad más candente (20)

ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)
ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)
ラボラトリーオートメーションのためのソフトウェア思想教育(非プログラマ―が知っておくべきプログラミングの本質)
 
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させる
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させるHTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させる
HTML5 + JavaScriptでDRMつきMPEG-DASHを再生させる
 
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについて
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについてRDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについて
RDF/OWLの概要及びOSS実装、及び活用イメージについて
 
RDF Refineの使い方
RDF Refineの使い方RDF Refineの使い方
RDF Refineの使い方
 
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発
Linked Open Data勉強会2020 後編:SPARQLの簡単な使い方、SPARQLを使った簡単なアプリ開発
 
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....
ATO 2022 - Machine Learning + Graph Databases for Better Recommendations (3)....
 
SPARQLでオープンデータ活用!
SPARQLでオープンデータ活用!SPARQLでオープンデータ活用!
SPARQLでオープンデータ活用!
 
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5
セマンティック・ウェブのためのRdf owl入門解説.ch5
 
はじめてのPRD
はじめてのPRDはじめてのPRD
はじめてのPRD
 
プロダクトマーケティングマネージャーの役割
プロダクトマーケティングマネージャーの役割プロダクトマーケティングマネージャーの役割
プロダクトマーケティングマネージャーの役割
 
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-
SPARQLによるLODの検索@第4回LODとオントロジー勉強会-
 
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009
JUCEハンズオン@Ableton and Max Community Japan #009
 
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein
心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein
 
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論
ブロックチェーン間のインターオペラビリティ概論
 
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題
エンタープライズブロックチェーン基盤のひとつとしてのHyperledger Fabricの強みと課題
 
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装
大規模Node.jsを支える ロードバランスとオートスケールの独自実装
 
SPARQLでマッシュアップ -LOD活用のための技術紹介-
SPARQLでマッシュアップ-LOD活用のための技術紹介-SPARQLでマッシュアップ-LOD活用のための技術紹介-
SPARQLでマッシュアップ -LOD活用のための技術紹介-
 
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~
【15-D-2】デンソーのMaaS開発~アジャイル開発で顧客との協調・チームビルディング・実装概要~
 
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?
ソフトウェアにおける 複雑さとは何なのか?
 
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方
好みや多数決で決めない、デザインとの正しい付き合い方
 

Último

SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...Toru Tamaki
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdftaisei2219
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNetToru Tamaki
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Yuma Ohgami
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A surveyToru Tamaki
 

Último (9)

SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
 

UIDのことわかってますか? -フォーマット編-

  • 1. UIDのこと わかってますか? -フォーマット編- なっぴー / @napplecomputer 12年8月25日土曜日
  • 2. 自己紹介 • なっぴー / @napplecomputer • Androidとか 12年8月25日土曜日
  • 3. UIDとは • タグの製造ID • FeliCaではIDm • Unique ID • 簡単に取得でき、一意性があるのでこ れだけを使っているサービスは多い (と思う)。 12年8月25日土曜日
  • 4. UIDとは • 本当にユニークなの? • 偽造可能なため、一意なIDとして扱う と・・・ 12年8月25日土曜日
  • 5. 今回は フォーマットの 話だけです 12年8月25日土曜日
  • 6. きっかけ • タグを発注しUIDの一覧をもらった が、期待していた値と違ったものだっ た • →エンディアンが想定していたものと 違った • AndroidのUIDを取得するAPIのドキュ メントではUIDのサイズとフォーマット はタグの種類によると書いてある 12年8月25日土曜日
  • 7. タグの種類で サイズと フォーマットが 違うの? 12年8月25日土曜日
  • 8. 使うなら 知っておいたほう がいいよね! 12年8月25日土曜日
  • 9. UIDのこと わかってますか? -フォーマット編- なっぴー / @napplecomputer 12年8月25日土曜日
  • 10. タグのドキュメント をUIDに絞って 読みました なっぴー / @napplecomputer 12年8月25日土曜日
  • 12. MIFARE Ultralight • 7byte固定 • メモリ領域の1ページ目から2メージ目 に記憶 • 上位1byteはmanufacturer code ISO/IEC 7816-6/AM1 • 誤り確認用のcheck byteがある 12年8月25日土曜日
  • 13. MIFARE Ultralight Page Byte number address 0 1 2 3 check 00h serial number byte 0 01h serial number check 02h 今回は関係ないよ! byte 1 12年8月25日土曜日
  • 14. check byte • Check Byte0 CT SN0 SN1 SN2 • Check Byte1 SN3 SN4 SN5 SN6 • CTはCascade Tag このタグでは88h固定 • は排他的論理和(XOR) 12年8月25日土曜日
  • 16. MIFARE Classic 1K • 7byte あるいは 4byte • 4byteの場合はUIDではなく NUID(Non-Unique ID)と呼ぶ • UIDのサイズはATQA(Answer To reQuest, Type A)の7-8bit目で判別 • メモリ領域、Sector0の Block0(Manufacturer Block)に記録 12年8月25日土曜日
  • 17. 4 byte 上位 Block0/Sector0 下位 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 NUID 今回は関係ないよ! 12年8月25日土曜日
  • 18. 7 byte 上位 Block0/Sector0 下位 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 UID 今回は関係ないよ! 12年8月25日土曜日
  • 20. FeliCa • 8byte固定 • 上位2byteは製造者コード • 続く6byteはカード識別番号 • カードに複数のシステムが存在する場 合は・・・今回は説明しません 12年8月25日土曜日
  • 21. FeliCa IDm 上位 D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 下位 カード識別番号 製造者コード 12年8月25日土曜日
  • 22. FeliCa 製造者コードと識別番号 製造者 カード識別番号 製品用例 コード 01fe 乱数 NFCIP-1 NFC Forum Type 3 02fe 規定なし Tag ソニー株式会社が規定するデータフ 03fe FelicCa Plug ォーマットコードを含む xxfe 予約 その他 カード製造者が規定 FeliCa Standard他 12年8月25日土曜日
  • 24. Type V • 8byte固定 • 上位1byteは固定値e0h • 続く1byteはmanufacturer code • 続く1byteと37bit目で製品判別可能 (manufacturerで異なる?) • Androidで読むとエンディアンが。。 12年8月25日土曜日
  • 25. Type V UID 上位 UID7 UID6 UID5 UID4 UID3 UID2 UID1 UID0 下位 serial number Tag Type e0h IC Manufacturer code 12年8月25日土曜日
  • 26. Androidで読むと • AndroidでType VのUIDを読むと、他 のタグとはエンディアンが逆 • Androidだけでタグを読むサービスな ら気にしなくてもいいが、他のリーダ でも読み取りすることを考えると正し く読んでおいた方がいい 12年8月25日土曜日
  • 27. 最後に • 持っていない製品のドキュメントは理 解しにくい • 使う製品のドキュメントは読んでおく と発見があるかも • ドキュメントの探し方がわからなくて 時間がかかったので、探し方を覚えて おいたほうがいい 12年8月25日土曜日
  • 29. 参考資料 • MF1S50yyX http://www.nxp.com/documents/data_sheet/MF1S50YYX.pdf • MF0ICU1 http://www.nxp.com/documents/data_sheet/MF0ICU1.pdf • AN11042 http://www.nxp.com/documents/application_note/AN11042.pdf • I•CODE SLI Smart Label IC SL2 ICS20 Functional Specification http://www.nxp.com/documents/data_sheet/058031.pdf • SL2 ICS50/SL2 ICS51 http://www.nxp.com/documents/data_sheet/SL136430.pdf • FeliCa 技術方式の各種コードについて http://www.sony.co.jp/Products/felica/business/tech-support/data/ code_descriptions_1.2.pdf 12年8月25日土曜日