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美術鑑賞と学力向上
- 5. みる
• 直感を大切にしながら作品を観察する
考える
• 感想を引き出し、なぜ自分がそう思ったのか
内省する
話す
• 湧き上がった思いや疑問を周囲の鑑賞者に
言葉で伝える
聴く
• 周囲の鑑賞者からの意見に耳を傾ける
5
福のり子・北野諒(2013)『みる・考える・話す・聴く 鑑賞によるコミュニケーション教育』日本文教出版
- 13. Housen(2002) Aesthetic Development, Critical Thinking and Transfer. Arts and Learning Research Journal 18(1).,99-132
実験校における州の標準学力テストの成績に、
鑑賞の授業をはじめてから上昇がみられる
継続は力なり:ミネソタ州バイロンでの実践
• 1993年から1998年にかけて、45分の鑑賞授業を、1年目は年間5回、
2年目以降は年間10回実施
• 当初小学2年生と4年生であった52人(実験校)と47人(対照校)の
5年間の成果を比較
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- 14. Housen(2002) Aesthetic Development, Critical Thinking and Transfer. Arts and Learning Research Journal 18(1).,99-132
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「今年の8年生は、私たちがVTSを導入してから学力テストを
受けるはじめての生徒たちです。過去5年間、彼らは他の領域
にも応用可能な批判的思考力を身につけてきました。読解力
におけるスコアの向上は、VTSプログラムのおかげだと思って
います」
(ジャニス・タンナー バイロン教育委員会委員)
「VTSによって、生徒たちはより高次なレベルで考えることがで
きるようになりました。なぜなら、VTSのディスカッションでは教
師が生徒たちに『なぜ?』と問いかけ続けるからです。このこ
とが、テストにも応用されたと思っています。テストに求められ
るのも(…)理由と論理的根拠なのですから」
(カレン・ルース バイロン小学校校長)
- 24. 評価尺度1:○(正答) 評価尺度2:×(誤り)
評価観点1:正答の条件①
詩の内容や表現の仕方などについ
て共通点や相違点を取り上げ、自
分の考えを書いている
• 共通点や相違点を取り上げて
いる
• 自分の考えを具体的に書いて
いる
• 共通点や相違点を取り上げて
いない
• 自分の考えを書いていない
評価観点2:正答の条件②
「たんぽぽ」と「まど・みちお」の両方
の言葉を使って書いている
• 両方の言葉を用いている • 両方の言葉を用いていない
評価観点3:正答の条件③
八十字以上,百字以内で書いてい
る。
• 八十字以上,百字以内で書い
ている
• 八十字以上,百字以内で書い
ていない
① ② ③
類型1:○-○ -○ 48.3%
類型2:○-○ -× 7.5%
類型3:○-× -※(不問) 14.9%
類型4:×-○ -※(不問) 1.3%
類型9:その他 2.1%
類型0:無解答 25.8%
(参考)全国学テ記述式問題:正答の条件に基づくパフォーマンス評価
・評価基準を明文化し、それに
基づいて評価すること
・可能であれば、ルーブリックを
児童生徒にもオープンにするこ
と
が重要
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