SF RTS

1. 「カウンター・インテリジェンス」
（フューチャー・タクティカル・ドロイド）
RTS 企画素案
For SmartPhone
2013 年 10 月 19 日
MilkSpec

2. ■ スペック■
対象ハード：スマートフォン
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ジャンル：ロボット RTS
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対象：全年齢
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プレイ人数：１人
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ネットワーク： Wi−Fi 、インターネット対応
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3. ■ 概要■
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スマートフォンに適した新しい形態の RTS をリリース
し、新しい市場を開拓する。

4. ■ 画面構成■
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スマートフォンは縦持ちを想定する。
バトルの舞台となるマップはタッチパネル面積よりも数倍
の面積を有する。
よって、画面はスクロールすることになる。
構成要素の描画は、文字列やインジケータを除き、全て
3D を想定する。

5. ■ 世界観について■
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現代を想定するが、軍事的に一世紀ほど進んでいるものと
する。
映画「 District9 」（邦題：第九地区）のような世界観が近
いと言える。
無人機によるテロリストの鎮圧を描く。

6. ■ バトルの基礎■
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RTS であり、時間はリアルタイムで進行する。
プレイヤーにはユニットが用意され、これを用いて勝利条
件を満たすことが目的となる。
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ユニットの操作は単純で、標的をタッチするのみである。
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標的がマップか敵性ユニットかで対応は変わる。
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標的がマップであれば移動を行い、敵性ユニットであれば
敵性ユニットが生存している間、追従しつづける。
ユニットの移動は仕様上直行だが、追従の場合、プレイヤ
ーからは曲線を描くような軌道で移動するように見える可
能性がある。

7. ■ ユニットについて■
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プレイヤーは同時に 3 個のユニットを操作することができ
る。
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ここでは、ユニットとはドロイド＝無人機を想定する。
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3 ユニットの基本性能は同じである。
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敵は人間であるが、倫理的に問題があれば単純な性能の無
人機にしてしまう。
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敵は全て状態遷移機械である。
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敵について詳しくは割愛する。

8. ■ コマンドについて■
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コマンドは、移動途中に敵性ユニットから何らかの影響を受け
た事をトリガーとして、発行される。
例えば、移動途中に攻撃を受けた場合、これが影響＝トリガー
となり、それに対応したコマンド…防御などを行う…という具
合である。
コマンドは下記のような条件文となる（なお、対象顧客層にカジ
ュアルを含めるため、オペコードは全てブール値とする）
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（内容）が真なら（コマンド）
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例：
（攻撃された）が真なら（回避）
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（被弾した）が真なら（身近の障害物に隠れる）
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（攻撃した）が真なら（ダッシュする）
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（敵を発見）が真なら（攻撃する）
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（見方が発見された）が真なら（発見した敵を攻撃する）
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9. ■ 条件文について■
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条件文は、ゲームの進行具合に合わせて真理値を活用できるよ
うになる
（内容）が真で、かつ（内容）が真なら（コマンド）
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例：
（攻撃）が真でかつ（敵との距離が近い）が真なら（格闘戦をする）
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（被弾）が真でかつ（ HP が少ない）が真なら（ダッシュする）
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上記の条件文については、基本ロンチ段階に基礎的なものを予
め用意する。
条件文はその性能に比例してポイントを消費するものとし、高
性能な条件文を利用する場合、設定できる条件文の個数は減少
する（これはレベルデザインの要素である）。
当然、条件文の編集機能なども実装する。

10. ■ ゲームの流れ■
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ゲームはまずユニットの説明から入る。
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ここで、ユニットの基礎的な行動を学習させる。
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この時点ではユニットは単体でよく、開始から終了までの流れ
が把握出来れば良い。
ユニットが複数あることの意味を理解させる為、運用を解説す
るような流れを演出し、プレイを遂行させる。

11. ■ ゲームの進行例（ 1/2 ）■
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典型的なゲーム進行はこうだ。
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処々に遮蔽物があり、彼方に敵の拠点が存在する。
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3 つのユニットそれぞれは、個別の性能を与える＝役割分担の
考え方である。
ユニット A は専ら攻撃に専念する。
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ユニット B は後方支援に専念する。
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ユニット C は長距離射撃を担当する。
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12. ■ ゲームの進行例（ 2/2 ）■
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この場合、ユニット A の条件文は下記のようになる（件文は昇順に実
行させる）。
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条件文１（攻撃された）が真なら（回避）
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条件文２（敵を発見した）が真なら（攻撃）
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条件文３（ HP が少ない）が真なら（ダッシュする）
ユニット B の条件文は下記のようになる。
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条件文１（味方が敵を発見）が真なら（敵を攻撃）

条件文２（敵に発見された）が真なら（攻撃）
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条件文３（ HP が少ない）が真なら（身近な物陰に隠れる）
ユニット C の条件文は下記のようになる。
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条件文１（味方が敵を発見）が真なら（敵を攻撃）
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条件文２（味方が敵に発見された）が真なら（援護射撃する）
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条件文３（ NOP ）が真なら（ NOP ）
ユニット C の補足：味方の発見した敵を補足した場合、敵との距離に
関わらず狙撃が可能になる、という性能を備えることになる。

13. ■ 補足■
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条件文実行後にクールダウンタイム（＝待機）を実装する必要がある
かもしれない為、プリプロダクションで確認するか、表計算ソフトで
などで確認した方が良い。
条件文の真理値に偽を含ませていないが、特に理由はない。
SNS に関して特に記述していないが、ユニットの貸し出しなどで該
当する要素を導入する必要がある。
マネタイズについてはここでは割愛する。

14. ■ イメージ画像■
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ドロイドは人間の身長と同じであり、同等の動きが可能で
ある。