1. 「サービス作る系」のVISION 平成２２年９月２４日 マイニング探検会 前田朗

2. 「サービス作る系」今回のおはなし マーケティング戦略の導入 図書館Webデザインを改善する 「サービス作る系」Wiki再まとめ 今後への提言

3. １．マーケティング戦略の導入 マーケティングマネジメントプロセスの流れ Ｒ ＝ 調査 ＳＴＰ ＝ セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング MM ＝ マーケティングミックス（一般的には４Ｐとして知られているもの。製品、価格、流通チャンネル、プロモーション） Ｉ ＝ 実施 Ｃ ＝ コントロール（フィードバック、結果の評価、ＳＴＰ戦略とＭＭ戦術の見直し、もしくは改善） 「コトラーの戦略的マーケティング」(ISBN 4-478-50176-9) p.47 より

4. イノベーションのマーケティング いままでにない製品は、調査する市場もない 小規模に始める事業は、まずはニッチな市場でよい 「たとえば、最優良顧客のニーズを満たすこと、収益性から見て最も魅力的な分野に集中投資することなどもまた、失敗の原因となりえる」クレイトン・クリステンセン 「自分がほしいもの」の製品化や、新技術->顧客を見つける、でヒット製品となるケースもあるかと

5. 市場調査・顧客セグメンテーションが有効と思われるケース 既存のサービスの改善 図書館のWebデザインなど イミテーション 同業他者のサービス模倣 イノベーションとの違いは微妙 新製品イメージが形になっている場合 これについては、個人的な考えです

6. ボランティアベース・非営利のマーケティング マイニング探検会の「サービス作る系」の活動は、ボランティアベースでかつ非営利 マーケティングでは経営資源の配分が前提だが、限りなくコストゼロの世界では、営利向けの理論は通用しきらないのでは

7. 図書館屋と豆腐小噺 あの店の豆腐って湯豆腐にするといまひとつ ふだん店の豆腐を食べてないけど、大丈夫 「こんな豆腐屋はいやだ」という例で、ほんとはこんな人いないと思います。市場調査に頼れない場合は、自らを実際にユーザーの立場に置くことで（研究論文を雑誌に投稿するとか）、企画のヒントを得られることもあります（前田・経験談）

8. ２．図書館Webデザインを改善する 新規グループの立ち上げ OR メンバー募集！ ターゲットとするWebデザイン CiNii PORTA ○○社のOPAC D-Space Next-L 「本気でやる」人がいれば、微力ながら手伝います

9. 作業環境構築を手伝います PORTA, CiNII 「HTMLは書けるけど、Web APIはちょっと無理」という人のために、テンプレート(Template Toolkitの環境）を開発します。ただし、若干のプログラミングやJavaScriptの記述等は必要です。 Ｄ-Space ソフトウエアのインストールを手伝います

10. ３．「サービス作る系」のWiki再まとめ（超意訳・超要約） 図書館サイト・Webを利用したサービス等の現状分析 使えそうな要素技術・参考になりそうな事例 いずれも、思いついたものをどんどんWikiに書き込んでいくスタイル。「発想は、しばらない」

11. 図書館サイト・Webを利用したサービス等の現状分析(1) 図書館ホームページ以外でのWeb利用 ガジェット（iGoogle, ブログツール等） -> 配付は難しい （ただ、作成・配付コストがほとんどゼロなので、わずかでも利用があればよいという割り切りもできるかと） （Wikiには書いてないですが、RSSというのもあります） 図書館用語とWeb 件名や分類の使いにくさ、わかりにくさ ＯＰＡＣで自分履歴 ログインせずに、自分のＰＣに残すという手も

12. 図書館サイト・Webを利用したサービス等の現状分析(2) メール・ツイッターの活用 OPAC検索と連動させられないか 書誌データの限界 書誌データでは内容がわからない しかし、目次や帯などのデータ入手は有料 そこで、著者から、自館OPACにない他の著書例を参考提示する（Greasemokney等でOPACと連動させる） 著作物サーチ： http://dl.dropbox.com/u/8108059/chosakubutsu-search-form.html

13. 使えそうな要素技術・参考になりそうな事例 Googleカスタム検索エンジン ゆうき図書館「雑誌記事サーチ 」 奈良県立図書情報館「リサーチエンジン on 奈良 」 それ以外には？ Amazon.co.jp-ほしい物リスト 図書館で寄贈してほしい本のリスト（ウィッシュリスト）の何かしらのシステム化ができないか

14. ４.今後への提言 Wikiページの整理・分割 １ページに収めるには追記が厳しくなってきたので、内容を整理して複数ページ分割へ 各メンバーからのアイデア募集 現在、ほとんどが牧野氏（責任者）によるものです Wikiページの整理が終わったら、各自でアイデアを追加しましょう！ 簡単な企画は自分で実現して、試行公開するのもよいかと、技術的に面倒な話は相談に乗ります