SlideShare a Scribd company logo
1 of 11
hiro99ma
 FeliCa   Lite へのアクセス
  Write Without Encryption (UPDATE)
  Read Without Encryption (CHECK)
   ▪ どちらも、認証無しでアクセスできる
 読み取られるのは仕方ないとしても、
 データを書き換えられるのは困る
  発行したポイントカードのポイントを
   勝手に増やしたり…
 「発行した人」がカード情報の正当性を
確認するしくみ
 FeliCa Lite は認証せず、なされるがまま
 ▪ そこは、あきらめる
 ユーザーズマニュアルでは
 リーダ / ライタ側 のシステムがカードを認証
  と表現している。
 発行した人もカードも認証するのが
  「相互認証」になる。
 ▪ FeliCa Standard や FeliCa Lite-S
 カード発行時に、カード鍵を書く
  セッション鍵のパラメータになる
  読み込みできないレジスタ
 乱数を書き込んでセッション鍵を作る

  RC レジスタ書込→セッション鍵生成

 IDm   とセッション鍵→ MAC 値
  FeliCa Lite が MAC 値を算出

  発行者も、自分 で MAC 値 を算出

 MAC   値を比較
自分の管理

                               ・鍵バージョン
                               ・カード鍵
 発行者
      カード鍵


      NFC


カード鍵は、 FeliCa Lite の
書込専用レジスタなので、
直接読み出すことはできない
自分の管理                                                自分で
                                                      MAC を計算
                             カード鍵
           カード鍵


                        RC
                                      IDm

発行者           発行者                   発行者
                  IDm と MAC                             MAC( 計算 )
   RC 書込
                  読込
                              IDm と MAC
    NFC           NFC
                                          MAC( 読込 )
カード鍵と RC から   セッション鍵と IDm から
セッション鍵生成      MAC 生成                                    比較
 カード鍵

  鍵バージョンで管理 ( レジスタがある )
 全員に同じカード鍵を使うと、
一人のカード鍵が盗まれると全滅
  総当たりすれば、わかってしまう
 発行カードごとにカード鍵を管理?
  管理が大変!
  鍵データベースがすごいことに・・・
 個別化 カード鍵
 鍵バージョンに 1           つのマスターカード鍵
  マスターカード鍵と IDm              からカード鍵
自分の管理


 ・鍵バージョン               個別化カード鍵
 ・マスターカード鍵

                                        MAC を計算
              IDm   マスターカード鍵と IDm から
                    「カードごとのカード鍵」が
        NFC
                    生成できる ( 個別化カード鍵 )
 カードごとに鍵が異なるのに、
管理するのはマスターカード鍵だけ
 個別化カード鍵は計算で得られる
 1枚のカード鍵が漏れても、影響が少ない

 1枚ずつ IDm が異なるので、カード鍵も異なる
 さっきまでの話は、カード偽造について
 正しいカードに違う値を書き込んだら?
 カードは助けてくれない

 必要が無いなら、 Read Only にしておく

 データの書き込み方に工夫を凝らす
  ▪ エンコードした値にするなど
  ▪ MAC を使うといいのかな
 強固にしたいなら、 FeliCa      Standard を
  値段と必要なセキュリティとの相談
  相互認証
 FeliCa   Lite-S
  Standard とは異なる相互認証

 MIFARE

  Ultralight C : 保護機能がある

  Classic : 鍵をかけられる

  DESFire : よく知らない・・・

More Related Content

What's hot

アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018
アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018
アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018ak_shio_555
 
一人でもNFC開発
一人でもNFC開発一人でもNFC開発
一人でもNFC開発Hirokuma Ueno
 
OSSを利用したプロジェクト管理
OSSを利用したプロジェクト管理OSSを利用したプロジェクト管理
OSSを利用したプロジェクト管理Tadashi Miyazato
 
PayPayのスピード×ビジネス×デザイン
PayPayのスピード×ビジネス×デザインPayPayのスピード×ビジネス×デザイン
PayPayのスピード×ビジネス×デザインEri Fujiki
 
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~Masamichi Hosoda
 
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入keysh2
 
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020OpenID Foundation Japan
 
Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門大樹 小倉
 
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)CODE BLUE
 
世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean ArchitectureAtsushi Nakamura
 
良い?悪い?コードコメントの書き方
良い?悪い?コードコメントの書き方良い?悪い?コードコメントの書き方
良い?悪い?コードコメントの書き方Shigenori Sagawa
 
C#言語機能の作り方
C#言語機能の作り方C#言語機能の作り方
C#言語機能の作り方信之 岩永
 
Twitterのsnowflakeについて
TwitterのsnowflakeについてTwitterのsnowflakeについて
Twitterのsnowflakeについてmoai kids
 
シリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかシリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかAtsushi Nakada
 
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善Ito Takayuki
 
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021Hiroshi Tokumaru
 
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向ソフトウェアテストの歴史と近年の動向
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向Keizo Tatsumi
 
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」Developers Summit
 
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとは
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとはインフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとは
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとはShin'ya Ueoka
 

What's hot (20)

アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018
アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018
アプリの鍵が消える時_Droid kaigi2018
 
一人でもNFC開発
一人でもNFC開発一人でもNFC開発
一人でもNFC開発
 
OSSを利用したプロジェクト管理
OSSを利用したプロジェクト管理OSSを利用したプロジェクト管理
OSSを利用したプロジェクト管理
 
PayPayのスピード×ビジネス×デザイン
PayPayのスピード×ビジネス×デザインPayPayのスピード×ビジネス×デザイン
PayPayのスピード×ビジネス×デザイン
 
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~
PDFのコピペが文字化けするのはなぜか?~CID/GIDと原ノ味フォント~
 
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入
ぼんやりした要件とテストケースから出てくる地獄のようなゲームテスト自動化導入
 
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020
銀行オープンAPIの実装これまでの歩みとこれから必要なこと - OpenID Summit 2020
 
Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門Pythonによる黒魔術入門
Pythonによる黒魔術入門
 
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)
Firefoxの倒し方 by 西村 宗晃 (にしむねあ)
 
世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture
 
良い?悪い?コードコメントの書き方
良い?悪い?コードコメントの書き方良い?悪い?コードコメントの書き方
良い?悪い?コードコメントの書き方
 
C#言語機能の作り方
C#言語機能の作り方C#言語機能の作り方
C#言語機能の作り方
 
Twitterのsnowflakeについて
TwitterのsnowflakeについてTwitterのsnowflakeについて
Twitterのsnowflakeについて
 
シリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのかシリコンバレーの「何が」凄いのか
シリコンバレーの「何が」凄いのか
 
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善
CircleCIのinfrastructureを支えるTerraformのCI/CDパイプラインの改善
 
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
 
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向ソフトウェアテストの歴史と近年の動向
ソフトウェアテストの歴史と近年の動向
 
レガシーコードに向き合ってみた話
レガシーコードに向き合ってみた話レガシーコードに向き合ってみた話
レガシーコードに向き合ってみた話
 
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
 
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとは
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとはインフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとは
インフラ刷新プロジェクト「Neco」が目指す最高のクラウドとは
 

More from Hirokuma Ueno

nRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてnRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてHirokuma Ueno
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Hirokuma Ueno
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたNordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたHirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年8月号
月刊NDEF 2013年8月号月刊NDEF 2013年8月号
月刊NDEF 2013年8月号Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号月刊NDEF 2013年 1、2、3月号
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号Hirokuma Ueno
 
旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFCHirokuma Ueno
 
NDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiNDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiHirokuma Ueno
 
NDEF Writerを使ってみよう
NDEF Writerを使ってみようNDEF Writerを使ってみよう
NDEF Writerを使ってみようHirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号Hirokuma Ueno
 
SNEPは大変だった
SNEPは大変だったSNEPは大変だった
SNEPは大変だったHirokuma Ueno
 
一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発Hirokuma Ueno
 
NFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みNFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みHirokuma Ueno
 

More from Hirokuma Ueno (20)

nRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてnRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについて
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたNordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみました
 
About FeliCa Lite-S
About FeliCa Lite-SAbout FeliCa Lite-S
About FeliCa Lite-S
 
月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号
 
月刊NDEF 2013年8月号
月刊NDEF 2013年8月号月刊NDEF 2013年8月号
月刊NDEF 2013年8月号
 
月刊NDEF 5月号
月刊NDEF 5月号月刊NDEF 5月号
月刊NDEF 5月号
 
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号月刊NDEF 2013年 1、2、3月号
月刊NDEF 2013年 1、2、3月号
 
旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC
 
NDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiNDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRi
 
NDEF Writerを使ってみよう
NDEF Writerを使ってみようNDEF Writerを使ってみよう
NDEF Writerを使ってみよう
 
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
 
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)
月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)
 
月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号
 
SNEPは大変だった
SNEPは大変だったSNEPは大変だった
SNEPは大変だった
 
NFC切手
NFC切手NFC切手
NFC切手
 
NFCの汎化
NFCの汎化NFCの汎化
NFCの汎化
 
一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発
 
NFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みNFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読み
 
らくがき
らくがきらくがき
らくがき
 

Recently uploaded

業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)Hiroshi Tomioka
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルCRI Japan, Inc.
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイスCRI Japan, Inc.
 

Recently uploaded (7)

業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 

FeliCa Liteの片側認証

  • 2.  FeliCa Lite へのアクセス  Write Without Encryption (UPDATE)  Read Without Encryption (CHECK) ▪ どちらも、認証無しでアクセスできる  読み取られるのは仕方ないとしても、 データを書き換えられるのは困る  発行したポイントカードのポイントを 勝手に増やしたり…
  • 3.  「発行した人」がカード情報の正当性を 確認するしくみ  FeliCa Lite は認証せず、なされるがまま ▪ そこは、あきらめる  ユーザーズマニュアルでは リーダ / ライタ側 のシステムがカードを認証 と表現している。  発行した人もカードも認証するのが 「相互認証」になる。 ▪ FeliCa Standard や FeliCa Lite-S
  • 4.  カード発行時に、カード鍵を書く  セッション鍵のパラメータになる  読み込みできないレジスタ  乱数を書き込んでセッション鍵を作る  RC レジスタ書込→セッション鍵生成  IDm とセッション鍵→ MAC 値  FeliCa Lite が MAC 値を算出  発行者も、自分 で MAC 値 を算出  MAC 値を比較
  • 5. 自分の管理 ・鍵バージョン ・カード鍵 発行者 カード鍵 NFC カード鍵は、 FeliCa Lite の 書込専用レジスタなので、 直接読み出すことはできない
  • 6. 自分の管理 自分で MAC を計算 カード鍵 カード鍵 RC IDm 発行者 発行者 発行者 IDm と MAC MAC( 計算 ) RC 書込 読込 IDm と MAC NFC NFC MAC( 読込 ) カード鍵と RC から セッション鍵と IDm から セッション鍵生成 MAC 生成 比較
  • 7.  カード鍵  鍵バージョンで管理 ( レジスタがある )  全員に同じカード鍵を使うと、 一人のカード鍵が盗まれると全滅  総当たりすれば、わかってしまう  発行カードごとにカード鍵を管理?  管理が大変!  鍵データベースがすごいことに・・・  個別化 カード鍵
  • 8.  鍵バージョンに 1 つのマスターカード鍵  マスターカード鍵と IDm からカード鍵 自分の管理 ・鍵バージョン 個別化カード鍵 ・マスターカード鍵 MAC を計算 IDm マスターカード鍵と IDm から 「カードごとのカード鍵」が NFC 生成できる ( 個別化カード鍵 )
  • 9.  カードごとに鍵が異なるのに、 管理するのはマスターカード鍵だけ  個別化カード鍵は計算で得られる  1枚のカード鍵が漏れても、影響が少ない  1枚ずつ IDm が異なるので、カード鍵も異なる
  • 10.  さっきまでの話は、カード偽造について  正しいカードに違う値を書き込んだら?  カードは助けてくれない  必要が無いなら、 Read Only にしておく  データの書き込み方に工夫を凝らす ▪ エンコードした値にするなど ▪ MAC を使うといいのかな
  • 11.  強固にしたいなら、 FeliCa Standard を  値段と必要なセキュリティとの相談  相互認証  FeliCa Lite-S  Standard とは異なる相互認証  MIFARE  Ultralight C : 保護機能がある  Classic : 鍵をかけられる  DESFire : よく知らない・・・