6. (テーマ2) 復興計画の各施策のポイントと、
他の分野にも応用可能な概念
1.クライシスサイコロジ についての解説と対処法より
1 クライシスサイコロジーについての解説と対処法より
情報開示についての手法(手順)は一般企業においても、
重大な不祥事やリスク発覚時に応用可能
〇 最悪の事態に関する推察結果
↓
〇 経過・現状についてのプロセス情報
↓
〇 Must do X, Should do Y, Can do Z
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11. 苫米地博士のお話 要約
Summary
~クライシスサイコロジーについての解説と対処法~
クライシスサイコロジ についての解説と対処法
(政府が適切な対応をしないと、国民の心身に影響が出る)
○ 国民に必要以上の恐怖を感じさせないために、以下の順番で情
報を開示していく
「最悪の事態に関する推察結果」
↓
「経過・現状についてのプロセス情報」
○ 混乱行動を抑えるため「Must do X, Should do Y, Can do Z」を
示す
(混乱行動の例):買占め、過剰な経済活動の自粛など
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13. 補足説明
Brief Exposition of Some of the Key
(地デジ化と緊急地震速報について)
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14. 補足説明
Brief Exposition of Some of the Key
(地デジ化と緊急地震速報について)
地デジの緊急地震速報は、アナログ放
地デジの緊急地震速報は アナログ放
送の場合と⽐べ、「⽂字スーパー」はタ
イムラグがほとんど無いが、「地図付き
スーパー」は2秒〜3秒遅れるという⽋
点がある。
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16. 補足説明
Brief Exposition of Some of the Key
(電力会社による周波数の違いについて)
⽇本は50Hzと60Hz、2つの周波数による送電網が存在するため、
異なる周波数帯同⼠で電⼒を融通する場合、周波数変換所を介して周
異なる周波数帯同⼠で電⼒を融通する場合 周波数変換所を介して周
波数変換を⾏う必要がある。
この周波数の違いは、「⽇本で電気事業が始まった明治時代に、関
の周波数の違 は、 ⽇本で電気事業が始ま た明治時代に、関
東地⽅ではドイツから輸⼊した50Hzの発電機で、関⻄地⽅ではアメリ
カから輸⼊した60Hzの発電機で運転開始したため」とされている。
沖縄も60Hz
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17. 補足説明
Brief Exposition of Some of the Key
(電力需要のピークと負荷平準化について)
(電力需要のピ クと負荷平準化について)
苫⽶地さんが指摘している、節電対象とするべき「朝と⼣⽅のピーク時」は、⾚丸破線
で⽰した時間帯の電⼒需要。その他の時間帯、特に電⼒消費が少ない夜間は、供給予備⼒(
で⽰した時間帯の電⼒需要 その他の時間帯 特に電⼒消費が少ない夜間は 供給予備⼒(
供給⼒と電⼒需要の差,右図参照)が⼤きくなる。
季節別日負荷曲線
(1日の電力需要)
発電能力
負荷平準化の概念図 (供給力)
供給予備力
貯蔵ができないという電気の性質から、供給予備⼒は販売機会の喪失・設備の遊休と同
様の意味を持つ。そのため夜間の需要低下(節電)は、電⼒会社にとって経営を圧迫する可能
性がある。理想的な電⼒需要曲線は、時間変動が少ない負荷平準化(左上概念図参照)。
が 線 が 負 準
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18. 苫米地博士のお話 要約
Summary
~国民消化型の新規国債発行について~
国民消化型の新規国債発行について
○日銀引受国債は、円増刷(マネーサプライ増)
→インフレリスク有・ゼロサムゲーム
○震災復興会議についても予算という枠がないと議論できない
~東北地方の経済特区化について~
○東北地方の企業・個人への貸付は銀行のBIS規制対象から外す
○法人税・所得税の大幅減税
○道州制の導入 →国民が自分の住む土地を選べるようにする
国民が自分の住む土地を選べるようにする
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