研究雑誌の電子化や電子書籍の導入、アクティブラーニングに代表される授業形態や学習様式の多様化を受けて、いま大学図書館の役割は大きく変わろうとしている。
図書館の内部と外部、書物と書物でないもの、モノと情報、現実と仮想現実etc...。その「境い目」はどこにあるのか?ダイナミックに「境界条件」が変化し続ける世界の中で未来の図書館の「輪郭」をいかにデザインすべきなのか?
東京大学情報学環・暦本純一教授*川添善行(建築家)*前田邦宏(ユニークアイディ)の三名が、来るべき東大図書館の姿について徹底討議する。