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トリエンナーレ作家を学ぼう!トリ勉リターンズ「五十嵐太郎研究会」使用スライド
- 2. 今日のスケジュール
発表1 - 五十嵐氏の概要紹介
・経歴と主な著書・活動について
発表2 - 五十嵐氏の仕事~国際展・コンペなど
発表3 - レポート:
あいトリ2013記者発表&studio velocity展ギャラリートーク
発表4 - エヴァ好きが紹介する五十嵐氏のエヴァンゲリオン論
ディスカッション
・五十嵐太郎像
・あいちトリエンナーレ2013の予想
↓
2
あいちトリエンナーレ2013に期待すること
- 3. 発表1 -
五十嵐太郎氏の概要紹介
経歴と主な著書・活動について
~ Twisted Column斜め読み ~
3
- 4. あいちトリエンナーレ2013のページより…
五十嵐 太郎 Taro Igarashi
東北大学大学院工学研究科 教授 (都市・建築学)
“1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。
博士(工学)。中部大学講師、東北大学大学院助教授を経て、2009年から東北大学大学院教授。
2007年から2009年まで文化庁芸術選奨(美術部門)推薦委員に選任されたほか、
2008年のヴェネツィアビエンナーレ国際建築展では、日本館コミッショナーを務めた。
また、昨年開催されたあいちトリエンナーレ2010 では、長者町企画コンペの選考委員も務めた。” 4
- 6. 1967年生まれ:同い年の有名人
1967/01/12 井上 雄彦 (いのうえ・たけひこ) 【漫画家】
1967/01/16 ダンディ坂野 (だんでぃ・さかの) 【タレント】
1967/02/18 ロベルト・バッジョ(バッジオ)【サッカー】
1967/02/19 ベニチオ・デル=トロ 【俳優】
1967/02/20 カート・コバーン【ミュージシャン】
1967/05/29 ノエル・ギャラガー【ミュージシャン】
1967/06/20 ニコール・キッドマン【女優】
1967/06/23 南野 陽子 (みなみの・ようこ) 【女優】
1967/07/12 西村 賢太 (にしむら・けんた) 【作家】
1967/08/08 天海 祐希 (あまみ・ゆうき) 【女優】
1967/08/08 東野 幸治 (ひがしの・こうじ) 【タレント】
1967/08/18 清原 和博 (きよはら・かずひろ) 【野球】
1967/09/23 叶 美香 (かのう・みか) 【タレント】
1967/11/28 原田 知世 (はらだ・ともよ) 【女優】
1967/11/28 蓮舫 (れんほう) 【タレント、政治家】
1967/12/13 織田 裕二 (おだ・ゆうじ) 【俳優】
1967/12/31 江口 洋介 (えぐち・ようすけ) 【俳優】
6
出典: http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/data00/year/birth_1967.htm
- 7. 同世代の建築家たち
●少し上の世代 - 1950年代生まれ:
妹島和世、西沢立衛、隈研吾
●同世代の建築家たち - 1960年代生まれ:
アトリエ・ワン、阿部仁史、手塚建築研究所(手塚貴晴+手塚由比 )、遠藤秀
平、みかんぐみ
"アトリエ・ワンは、職種は違えども、同世代の戦友のようなもの。
いや、彼らのことを書いているうちに、歴史の領域から批評にシフトしたわけ
だから、戦場に引きずりこんだ張本人というべきか。“
(Twisted Column 2007-03-10)
●少し下の世代 - 1970年代生まれ:
石上純也、藤本壮介
(『現代日本建築家列伝』参照) 7
- 8. アトリエ・ワン(Atelier Bow-Wow)
1992年 塚本由晴と貝島桃代により設立
http://www.bow-wow.jp/index.html
1995年、 阪神大震災によって、事実上デコンストラク
ション/ポストモダンは終焉を迎える。
↓
アトリエ・ワン
・それまでの建築家と建築の「問い」の立て方が異なる
・アートへの介入と、公共空間の再定義
2010 タワーまちや
8
- 13. Twisted Column
・1999.09.14 Twisted Column開始。博士論文の執筆大詰めの頃。
http://www.cybermetric.org/50/
"twisted columnとは、通常バロック建築などによく
見られるねじれ柱のことです。
でも、ロースのシカゴトリビューン新聞社案の巨大
円柱のパロディのように、コラム(円柱=時評)は
複数の意味を持ちます。
そこで、直線的な建築のコラムではなく、
あっちこっちのことに触れるねじれたコラムをやって
みようということで、この題名に決まりました。
以後、できるだけ毎日少しずつ書いていきます。"
13
- 14. 博士論文
1999.12 博士論文『新宗教の空間、その理念と実践』
"論文はいわゆる建築史のディスクールからはみだす批評的な文をお
りまぜ、面白く読めるものを目指した。"
"僕が博士論文でやったことは、「近代」の「建築」には、全然アヴァン
ギャルドでない新宗教の建物もあったよ、というマイナーなパラレル・
ヒストリーだった。つまり、「近代建築」の外側にある「近代」の「建築」。"
→『新編 新宗教と巨大建築』(ちくま学芸文庫、2007年)
14
- 17. 旺盛な執筆活動
●単著
2001 1『終わりの建築/始まりの建築』(INAX出版)
2003 4『戦争と建築』(晶文社)
2004 6『過防備都市』(中央公論新社)、
2005 7『現代建築のパースペクティブ』(光文社)
2006 8『美しい都市・醜い都市 現代景観論』(中央公論新社)
2009 9『現代建築に関する16章』(講談社現代新書)
2007 10『新編 新宗教と巨大建築』(筑摩書房)、11『「結婚式教会」の誕生』(春秋社)
2009 12『映画的建築/建築的映画』(春秋社)
2010 『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』(彩流社)
2011 『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)
●共著・編著
2005 編著『卒業設計で考えたこと。そしていま』(彰国社)
2008 菅野裕子との共著『建築と音楽』(NTT出版)
2009 編著『ヤンキー文化論序説』(河出書房新社)
2010 磯達雄との共著『ぼくらが夢見た未来都市』(PHP新書)、共編著『空想 皇居美術館』(朝日新聞出版)
著書一覧:http://www.archi.tohoku.ac.jp/labs-pages/design/at/issue/issue.html 17
- 19. 美術関係の仕事
●2003~ 「キリンアートアワード」の審査員
2003年 名和晃平が奨励賞。 "視覚という制度そのもののに対して批評的にとりくむ姿勢と、その精度
の高さが評価できる。"
●2004年1月~ 3ヶ月に一度、雑誌『LUCA』で美術評論家の松井みどり、キュレータの児
島やよいと現代美術展の放談。
"最近、美術関係の仕事がやたらと増えている。" (Twisted Column 2004-02-07)
●2005 「キリンアートプロジェクト2005」で石上純也を選ぶ。
※ゲストアーティストと公募で選ばれた4名の新鋭アーティストが同一展覧会場でその才能を競い合う。
選出されたアーティストは、おのおのキュレーターによりサポートを受け新作を制作。
●2006~2008 「新進アーティストの発見inあいち」(現「アーツ・チャレンジ」)審査員
(~2008)
●2010 あいちトリエンナーレ2010 公募枠の審査員 19
●2011年8月1日 あいちトリエンナーレ2013の芸術監督に就任
- 23. 東日本大震災
●2011年3月11日 東日本大震災。東北大学の研究室が入る建物が激しく損壊、
立入禁止に。
●3月末~ 被災地をまわり始める。
"記憶があるからこそ、どのようになっているのかを、テレビの映像ではなく、
どうしてもこの目と身体で確かめたい。"(Twisted Column 2011-03-31)
●4月~ 「漂流教室」
研究室で南相馬市の仮設住宅の集会所の基本設計や、
女川の倒壊建物の保存プロジェクトなどにとりくむ。
●11月 『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)出版。
●2012年3月~ 国際交流基金巡回展
「3.1 - 東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」企画監修 23