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Creative City Yokohama 金ゼミプロジェクト 夏合宿 ver ,[object Object],[object Object]
本論文の目的 「次ぎなる創造都市」を模索すること。 その一つのアウトプットとして、 Creative City Yokohama に対し、「次ぎなる創造都市」の設計を提案していく。  最終的には、横浜以外の都市にも参考になる形で結論に導きたい。
本論文の進め方  本稿での進め方は、イノベーションを起こしている&創造的と思われる都市と企業 ( それぞれ異なる type だと思われるもの ) を 3 つずつ挙げ、 そこに 「なぜ、そこに Creative な人たちが集まるのか、どのように人々の Creativity が高められているのか」について本質的な要因を探り、それを「次なる創造都市」の設計に繋げて論じていく
本論文の進め方 ここで取り上げる都市は、ハリウッド・ SOHO ・シリコンバレーであり、企業は Apple 、 3M 、 P&G である
ハリウッドの概要 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
ハリウッドにクリエイティブな人が集まってくる要因   & クリエイティビティを高める要因 ,[object Object],[object Object],[object Object]
① 自然的要因 ,[object Object]
② 制度(制作スタイル)の変化による外的要因 ,[object Object]
  ②制度(制作スタイル)の変化による外的要因 ,[object Object],[object Object]
   ②制度(制作スタイル)の変化による外的要因 ,[object Object],[object Object]
    ②制度(制作スタイル)の変化による外的要因 ,[object Object],[object Object]
② 制度(制作スタイル)の変化による外的要因
② 制度(制作スタイル)の変化による外的要因 ,[object Object]
② 制度(制作スタイル)の変化による外的要因
SOHO の概要 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
クリエイティブな人が集まってくる要因   & クリエイティビティを高める要因 ,[object Object],[object Object],[object Object]
① 広いスペースが格安で利用できた ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
 ②市当局による芸術活動の許可・奨励 ,[object Object],[object Object],[object Object]
③ アーティスト間のコミュニティの存在 ,[object Object],[object Object]
SOHO の「凋落」 ,[object Object],[object Object],[object Object]
Silicon Valley
シリコンバレーの概要 ,[object Object],[object Object]
   シリコンバレーにクリエイティブな人が集まってくる 要因&クリエイティビティを高める要因 ① 快適な気候と生活環境 ② エレクトロニクス技術の歴史 ③ 情報と人材の自由な動き ( 横のつながりを重視する社会ネットワークが充実 ) ④ 大学との連携 ⑤ ベンチャーキャピタルの存在 ( 失敗しても再挑戦が許される土地柄 )
① 快適な気候と生活環境 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
② エレクトロニクス技術の歴史 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
[object Object],③ 情報と人材の自由な動き ( 横のつながりを重視する社会ネットワークが充実 )
④ 大学との連携 ,[object Object],[object Object]
⑤ ベンチャーキャピタルの存在 ( 失敗しても再挑戦が許される土地柄 )   ,[object Object],[object Object]
Apple 社の概要 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
クリエイティブな人が集まってくる要因   & クリエイティビティを高める要因 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
① ものづくりにおける絶対指向 ,[object Object],[object Object]
② 金のためには働かないという姿勢 ,[object Object]
③ 企業理念の伝達における   トップダウン型のマネジメント ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
④ トップ( CEO )の積極的な現場介入 ,[object Object]
⑤ 常に「選択と集中」を行う ,[object Object]
⑥ 社員の自主性を重視 ,[object Object]
⑦ 流通・販売までを視野にいれた開発戦略 ,[object Object]
⑧ 偉大なコマーシャル事業 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
⑨ 社外に対する秘密主義 ,[object Object]
3 M の企業概要 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
3 M のクリエイティビティを高める要因 &クリエイティブな人が集まる要因 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Ⅰ .  アイデア・ジェネレーション・フェーズ ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Ⅱ .  ビジネス・クリエーション・フェーズ ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
両フェーズに共通 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
インセンティブ面での慣習 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
補足;90年代の改革① ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
補足;90年代の改革② ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
P & G の企業概要 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
  P & G にクリエイティブな人が集まってくる要因 &クリエイティビティを高める要因 ① 高い人材教育 ② 個人の尊重 ( ダイバーシティの尊重 ) ③ ボーダレスで個性的なビジネス環境 ④ 360° 評価制度 ⑤ 自由な会話を促進 ( メモ、ポスターの活用 )
① 高い人材教育 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
 ② 個人の尊重 ( ダイバーシティの尊重 ) ① 仕事とプライベートのバランスを尊重 ② 企業理念として「私たちは、すべての個人を尊重します」掲げられている。「社員が個人として尊重され、仕事を楽しくやるためには、自分がやりたいと思う方向にいけるようにできるだけ制約をなくし、充実感を感じてもらうことが生産性を高めるという考え方が成り立っている ③ 年齢・性別・国籍による待遇の違いは全くなく、全ての報酬は個人のビジネスの成果によって決まる。 ④ フレックスアワー制度によってスケジュール管理も各個人に委ねられており、育児や介護を支えるための福利厚生も充実している。
③ ボーダレスで個性的なビジネス環境 ① 企業文化、価値観、そしてビジネスの展開状況を含めてすべてにおいて真のグローバル企業   ex. 様々な諸制度やプログラムシステムやデータベースも世界共通に標準化され、ある人材がどこの国に行っても、その日から効果的・効率的に仕事が進められる環境が整っている。同じトレーニングを受けて、企業の目的、価値観、仕事の進め方を共有することで、どの国の P & G で働いても、お互い何を考えているかもグローバルレベルでわかり、信頼感も生まれているという。国境を越えたビジネス環境で、自分の未知なる可能性を発見し挑戦することが出来る
④ 360° 評価制度 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
⑤ 自由な会話を促進 ( メモ、ポスターの活用 ) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
Creative な Environment を生み出す要因は何か (都市・企業の調査から)
Creative な Environment を生み出す要因は何か (都市・企業の調査から)
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合宿以降の進め方 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]

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  • 2. 本論文の目的 「次ぎなる創造都市」を模索すること。 その一つのアウトプットとして、 Creative City Yokohama に対し、「次ぎなる創造都市」の設計を提案していく。  最終的には、横浜以外の都市にも参考になる形で結論に導きたい。
  • 3. 本論文の進め方  本稿での進め方は、イノベーションを起こしている&創造的と思われる都市と企業 ( それぞれ異なる type だと思われるもの ) を 3 つずつ挙げ、 そこに 「なぜ、そこに Creative な人たちが集まるのか、どのように人々の Creativity が高められているのか」について本質的な要因を探り、それを「次なる創造都市」の設計に繋げて論じていく
  • 4. 本論文の進め方 ここで取り上げる都市は、ハリウッド・ SOHO ・シリコンバレーであり、企業は Apple 、 3M 、 P&G である
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  • 23.    シリコンバレーにクリエイティブな人が集まってくる 要因&クリエイティビティを高める要因 ① 快適な気候と生活環境 ② エレクトロニクス技術の歴史 ③ 情報と人材の自由な動き ( 横のつながりを重視する社会ネットワークが充実 ) ④ 大学との連携 ⑤ ベンチャーキャピタルの存在 ( 失敗しても再挑戦が許される土地柄 )
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  • 49.   P & G にクリエイティブな人が集まってくる要因 &クリエイティビティを高める要因 ① 高い人材教育 ② 個人の尊重 ( ダイバーシティの尊重 ) ③ ボーダレスで個性的なビジネス環境 ④ 360° 評価制度 ⑤ 自由な会話を促進 ( メモ、ポスターの活用 )
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  • 51.  ② 個人の尊重 ( ダイバーシティの尊重 ) ① 仕事とプライベートのバランスを尊重 ② 企業理念として「私たちは、すべての個人を尊重します」掲げられている。「社員が個人として尊重され、仕事を楽しくやるためには、自分がやりたいと思う方向にいけるようにできるだけ制約をなくし、充実感を感じてもらうことが生産性を高めるという考え方が成り立っている ③ 年齢・性別・国籍による待遇の違いは全くなく、全ての報酬は個人のビジネスの成果によって決まる。 ④ フレックスアワー制度によってスケジュール管理も各個人に委ねられており、育児や介護を支えるための福利厚生も充実している。
  • 52. ③ ボーダレスで個性的なビジネス環境 ① 企業文化、価値観、そしてビジネスの展開状況を含めてすべてにおいて真のグローバル企業   ex. 様々な諸制度やプログラムシステムやデータベースも世界共通に標準化され、ある人材がどこの国に行っても、その日から効果的・効率的に仕事が進められる環境が整っている。同じトレーニングを受けて、企業の目的、価値観、仕事の進め方を共有することで、どの国の P & G で働いても、お互い何を考えているかもグローバルレベルでわかり、信頼感も生まれているという。国境を越えたビジネス環境で、自分の未知なる可能性を発見し挑戦することが出来る
  • 53.
  • 54.
  • 55. Creative な Environment を生み出す要因は何か (都市・企業の調査から)
  • 56. Creative な Environment を生み出す要因は何か (都市・企業の調査から)
  • 57. Creative な Environment を生み出す要因は何か (都市・企業の調査から)
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