青年海外協力隊にチャレンジしたい方、ぜひみてください！

1. Let’s challenge!
青年海外協力隊“環境教育”
◆途上国の環境問題
◆環境教育隊員の活動
◆求められる力
生活の変化とともに、ゴミが急激に増加し
ているにもかかわらず、ゴミ処理サイクル、
ゴミに対する生活習慣が伴わず、非常に不衛
生な処分法が一般的です。河川や湿地、海洋
など水場の汚染も深刻で、感染症の主要な原
因となっていることも多くあります。
環境教育隊員の派遣先は、ゴミ問題や環境教
育に取り組む地方組織や NGO、自然公園や国立公
園などの拠点など。地域の環境課題に対して
“教育”という視点から、現地の人とともに活
動を展開していきます。たとえば...
現場で求められるのは、机上の知識よりも、コ
ミュニケーション力、課題発見力、創意工夫力、
リーダーシップ、企画や営業、アートのスキルな
ど、人生の中で培ってきたさまざまな力。
ポジティブな思考とチャレンジ精神があれば、
知識や技量は現場で悪戦苦闘する中から身につい
ていきます。
また、自然資源は、それ自体が重要な生態
的な価値を持つと同時に、人々の生活基盤と
なるものですが、人口増加・生活形態の変
化・開発・気候変動などの影響によって急速
に劣化・枯渇が進んでいます。
･学校への出前授業や各種研修会の実施
・環境キャンペーンやイベント実施
・教材開発、広報啓発ツールの作成普及
・指導者の育成・強化
・環境グループの組織
・環境関連小規模ビジネス、
・ゴミ回収システム改善の提案など
＜生かせる経験＞
・環境教育、教育分野での活動
・ゴミや衛生関連での活動
・企画・運営、営業、広報、資金調達
・リーダーシップやチームワークづくり
・ファシリテーション、コーディネーション
・HP、教材、広報ツールなどの制作
・音楽、絵画、演劇などの表現活動
・異文化交流活動
・各種ボランティア活動 など
専門知識があるからといって安心はできない、
専門知識がないからといってあきらめることはな
い、そんな分野です。
◆サポート
合格者は、事前の補完研修で、日本の公害の経験、途上国の現状、
コンポスト、マネージメント、さまざまな環境教育手法を学びます。
また、先輩隊員の成果物の共有やメーリングリストなどのサポートも
あります。

2. ◆応募前にできること
各地で、環境および国際関連の研修やイベント
が行われています。HP などでさがし、ぜひ積極
的に参加してみてください。
▽環境教育関連の研修・資格の例
・ネイチャーゲームリーダー
・プロジェクト・ワイルド一般指導者
・ＥＣＯ検定、３R 検定など
◆青年海外協力隊とは
開発途上国の人々のために貢献したいとい
う意欲を持った日本人の若者（20～39 歳）
を公募し、原則 2 年間ボランティアとして派
遣する制度です。
文化慣習の異なる現地の人々と相互理解を
図りながらの活動は、現地への貢献ととも
に、草の根外交として国際交流を深める場で
あり、自分自身の枠を広げ、豊かな視野と行
動力を育む「現場主義」の成長の場です。
世界も
自分も
変えるシゴト
Let’s Challenge！環境教育
▽ボランティア活動
スタッフ側の経験もすると、企画の作り方、指
導や運営のあり方、人のつなぎ方など、さまざま
な視点で学ぶことが多くあります。
◆おすすめサイト
具体的な隊員の様子、応募の条件等を、
HP で紹介しています。
できれば、どんな小さなことでもあなた自身が
なにか周囲に働きかけて始めてみてください。
ゼロからイチを産み出す大変さと、その間に起
きる様々なプロセスを経験してください。協力隊
の活動の多くはゼロからイチを産み出すことにな
るのですから。
▽隊員の活動がわかる
・World Reporters
http://worldreporter.jica.go.jp/
・JICA 青年海外協力隊公式チャンネル
http://www.youtube.com/user/jicajocvsv/
・JICA’s World
http://www.jica.go.jp/publication/magazine/
・環境レンジャー通信
http://www.jica.go.jp/kyushu/eco/index.html
▽応募の詳細がわかる
・応募を考えている方へ
http://www.jica.go.jp/volunteer/application
独立行政法人国際協力機構
青年海外協力隊事務局
〒102-8012 東京都千代田区二番町 5-25
二番町センタービル 5F
http://jica.go.jp/