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ソーシャルメディアを活
用した情報発信を考える
    一戸信哉(敬和学園大学)
 新潟市社会福祉協議会広報活動研修会
        2013/1/29
プロフィール
• 一戸信哉(いちのへしんや)、青森県出身
• 2006 年 10 月より敬和学園大学人文学部国際文化学科
• 情報法・情報メディア論
• ソーシャルメディア/ソーシャルウェブの社会的なインパクト
  に関心
• 新潟ソーシャルメディアクラブ主宰
• 情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 大会運営委員
  長
新潟ソーシャルメディアクラ
       ブ

• パーティ形式
  で、 Twitter などソ
  ーシャルメディア
  について学び、交
  流
新潟フォトウォーク
• 県内各地を訪ねて、みんなで写真を
  撮り、写真共有サイトで共有する
• Creative Commons で公開し、新潟
  の写真データベースに
 • 新潟 ×4 、新発田、柏崎(高柳)
   、栃尾、村上、弥彦、燕、田上、
   佐渡、上越
今日とキーワード

•   オープンデータ
•   ソーシャルリスニングとアクティブサポート
•   「現場」にどこまで任せられるか
•   Twitter 、 Facebook 、ブログ、 LINE
•   効果測定
•   最後に、紙とウェブの最適な組み合わせを考えたい
オープンデータ
「電子行政オープンデータ戦略」
(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定平成 24 年 7 月 4 日)
ソーシャルリスニングとア
  クティブサポート

•   ソーシャルリスニング:ソーシャルメディア上
    で、自社製品への評判を調査・分析すること
    •   検索などで無料で行えるが、有料の解析サー
        ビスも増えてきている
•   アクティブサポート:ソーシャルメディア上で
    の自社製品への言及に対して、広報アカウント
    などが積極的に働きかけてサポートすること
Yahoo! Japan で横断検
          索
•   Twitter と Facebook を横断検索
•   「新潟市社会福祉協議会」、提供しているサー
    ビス名、イベント名などで検索し、常時状況を
    把握
•   必要に応じて応答(直接または間接)
    •   第三者にも伝えたいときには、引用 RT (情報
        の正確性を担保すべき場面では使わない)
アクティブサポート先駆者
  は「辞表を胸に」

• 元テーブルマーク広報部長
 末広栄二さんの「おそれい
 りこだし」(前例がなかっ
 たから)
• 「現場」の部長の力で著名
 アカウントに
「現場」にどこまで
 任せられるか?
きちんと任せられる体制をつくるべき
かっこつきでつぶやく警視
  庁犯罪抑止対策本部
フィンランド大使館とのやり取り
に「失敗」した外務省アカウント


•   2012年9月
•   Tweet1 回毎に
    上司の許可を得
    ていたため、 2
    回しか書き込む
    ことが出来ず
まんべくん炎上
•   2011 年 8 月
•   終戦記念日に「侵略戦
    争」に関して発言して
    炎上
•   長万部町は、町との関
    係を否定し、アカウン
    トを「中止」(現在は
    再開されている)
UST 再送信を独断で許可し
      @nhk_pr
朝日新聞は Twitter を取材の
      起点に
• マッキーのサッカー実
 況 Tweet ( 2009 年 6
 月)
• 記者アカウントからの
 呼びかけを軸に取材す
 るなどの取り組みを強
 めている
統制型の発想から
           抜けだせるか?
           抜けだせるか?
•   斉藤徹「 BE ソーシャル!」の提言
    •   社員も顧客も口コミの起源(「ブラッ
        ク企業」も暴かれる)
    •   全社員が使命・価値観を共有し自律的
        に行動できる(させる)ようにすべき
    •   最善策を現場が判断して発信できるこ
        とが最大の「炎上」対策でもある→外
        注は得策ではない?
「インサイド・アウト」」(斉藤徹)
発信者へのとりあえずの
       アドバイス
       アドバイス
•   書いたものは消えないと自覚すること
    •   機密情報などの取り扱い方を決めておく
•   社協の発言と受け取られる可能性を常に意識するこ
    と(完全に没個性化するのは困難)
•   正確な記述につとめること
•   「親しみ」の先に獲得する目標は?
Post it に書いて貼って欲し
         いテーマ

• 新潟市社会福祉協議会の取り組みにつ
 いて、「ソーシャルリスニング」を行
 うとした場合、このキーワードやハッ
 シュタグをチェックすべきというもの
 を挙げてください(いくつでも)
ツールごとの特徴
Twitter か Facebook か
•   同時に投稿することも可能
•   Twitter :オープン(検索されやすい)、法人と個人の区別なし
    、匿名ユーザが増加?(多少の自制はある)、格差拡大傾向?
    •   若者は素性を隠している(つもり)の人が多い→炎上しやす
        い
    •   ハッシュタグで情報共有できる
        •   Togetter により、イベントやトピックごとのまとめを作成
            できる
Twitter か Facebook か
•   Facebook :細かいプライバシー設定、法人・個人の区別(できることに違
    い)、写真へのタグ付け、友だちからの紹介による信頼の連鎖
    •   オールインワンの強み
    •   少額で広告出稿も可能(イベント時など)
    •   偽物アカウントが増えつつある(新潟市在住の架空アカウントに注意)
    •   Facebook ページの「エッジランク」を上げ続けるには?
        •   写真をなるべく入れるように(動画よりも写真のほうが反応が多い)
        •   ブログ記事には必ず写真を入れて、手動投稿
        •   よいコメントに積極的に「いいね」を押す
ブログか SNS か

•   速報的に Twitter や Facebook→ 「ストック」としてブロ
    グへ
    •   ソーシャルブックマーク、ソーシャルメディアで長
        期的に定着し、広がる
        •   ソーシャルメディアへの投稿ボタンをつけること
    •   ブログで記事化したあと、再度 SNS へ
        •   アクセスログとともに口コミの広がりを必ず確認
連携ツール
•   IFTTT (If this then that )などにより、
    ブログと SNS 、 SNS 間の接続(自動
    投稿可能)
    •   ただし Facebook では、手動のほう
        が表示されやすい
•   Twitter→Facebook 、 Facebook→Twitter
    の設定はそれぞれ可能
LINE と LINE@
•   LINE は、スマートフォンを主に利用する、無料通話とメッセージングのサービス
    •   スタンプが人気
•   電話帳連動によりライトユーザ/若者にも爆発的に浸透(この点批判もある)
    •   ユーザ 1 億人を突破
•   首相官邸も「公式アカウント」を設置(「ミサイル発射」の速報)
•   LINE@ は小規模事業者向けの「法人」アカウント(民間は有料、公的機関は無
    料)
    •   集客は自力でやる必要がある(公式アカウントは、プロモーションされる)
    •   QR コードを店頭に設置するなど
    •   「プッシュ」機能が強み
LINE@EGOIST
•   LINE@ 導入後、 3,000 人
    ユーザーを集めるのに、
    Facebook で 7 ヶ
    月、 Twitter だとそれ以上
    の期間がかかったのに対
    して、わずか 2 週間で
    3,000 人の友だち登録を集
    めることに成功
すぐに使える
                   効果測定ツール
                   効果測定ツール
•   Google Analytics
    •   リアルタイムでブログへのアクセスを把握
•   iPhone アプリ「 Feedback 」
    •   ブログ記事への各ソーシャルメディア上での言及数を
        一覧化
•   Facebook ページのインサイト
    •   Facebook 上での口コミの広がりを把握
•   Tweet の評判を確認する Favstar
•   LINE の効果測定は今のところ難しいか
その他ツール
•   Google+ : Google の SNS 。低迷してきたが、ここへきてユーザが戻ってきて
    いるという説も出ている
•   Instagram : スマートフォン用の写真共有ツール / SNS
    •   ハッシュタグの利用して、横断検索ができる
•   Youtube :動画共有、生中継も可能になった
•   ニコニコ生放送:若者の認知度は非常に高いが、匿名コメントが画面上に出
    る(ライブ感はある)
    •   Ustream の利用者も多い
•   Pinterest :画像つき投稿中心の SNS 。米国の女性に人気がある。楽天が出資
紙のリーチを再評価した
         「大槌みらい新聞」
•   地元メディアのなくなった大槌
    にできた「新しいメディア」
•   現地の高齢化の実情を踏まえ、
    紙を中心に
    •   外に向かってはソーシャルメ
        ディア(資金もウェブ経由で
        集めている)
•   町民の発信力向上のための講座
    も
Web→ 紙のフローを作る
•   Twitter / Facebook (速報、雑報、雑談)→ブログ記事→ Twitter / Facebook
    でのブログ更新情報
•   写真と動画は SNS に流しつつ、ブログにも活用
•   ログ、口コミの広がりを確認し共有(締切のない仕事を評価)→評価の高い
    ものを紙媒体にも(「今月反応の多かった話題」としてとりあげる方法もあ
    る)
•   ウェブでの反響は鈍かったが告知すべきものと組み合わせて、紙媒体を発行
    (反響の少なさは放置すべきではない)→紙の発行を SNS で告知( PDF で
    の公開はおすすめしない)
    •   理由なく、紙だけで告知しているものはないか?
    •   理由なく、ウェブでは申し込みを受け付けていないものはないか?
イベント参加者募集ツー
         ル
•   Google ドライブで「フォーム」を作って埋め込むことも可能
•   Facebook のイベント機能( Facebook ユーザ限定)
    •   Facebook ページを使って周知するには便利
•   Doorkeeper 、 ANTD などのツール
    •   事前決済機能(手数料がかかる)
    •   Facebook を使って登録してもらうことも可能
•   ウェブだけに頼るのは難しいが、参加の「敷居」を下げる効果
    はある
炎上対策に王道なし
•   対応の速さ、情報開示の速さによって、
    組織の「誠実さ」が問われる
    •   広報担当者だけの問題ではない
•   「 UCC 」の素早い火消し( 2010 年 2
    月)
    •   関連 Tweet を把握する体制(人の監
        視よりも評判の監視)
    •   トップの素早い決断(必要に応じて
        、担当者も独断で誠実に対応)
プラットフォームに近づけるか?

• 社協自体が SNS になる(?)
• データの公開(オープンデータ)→的確
 な情報発信→市民の声が集まる場所へ
• ハッシュタグ利用→まとめページの作成
 や回答ページの作成など
ニューヨーク市の
          「 #lovenyc 」
•   Instagram にハッシュタグ付きで投稿
    された写真をピックアップしてコン
    テストを実施
グループワーク:
            発信情報の仕分け
            発信情報の仕分け
•   社会福祉協議会の広報活動の中で
    •   紙の広報誌に必ず盛り込んでいくべき情報
    •   ウェブでのリアルタイム発信を強化すべき情報
    •   ソーシャル上の一般投稿をウォッチして収集するべき情
        報(キーワードやハッシュタグで書いてください)
        •   (もし可能ならば)集めた情報の利用方法
•   について、整理してください(網羅的でなくてもかまいま
    せん)

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「ソーシャルメディアを活用した情報発信を考える」

  • 1. ソーシャルメディアを活 用した情報発信を考える 一戸信哉(敬和学園大学) 新潟市社会福祉協議会広報活動研修会 2013/1/29
  • 2. プロフィール • 一戸信哉(いちのへしんや)、青森県出身 • 2006 年 10 月より敬和学園大学人文学部国際文化学科 • 情報法・情報メディア論 • ソーシャルメディア/ソーシャルウェブの社会的なインパクト に関心 • 新潟ソーシャルメディアクラブ主宰 • 情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 大会運営委員 長
  • 3. 新潟ソーシャルメディアクラ ブ • パーティ形式 で、 Twitter などソ ーシャルメディア について学び、交 流
  • 4. 新潟フォトウォーク • 県内各地を訪ねて、みんなで写真を 撮り、写真共有サイトで共有する • Creative Commons で公開し、新潟 の写真データベースに • 新潟 ×4 、新発田、柏崎(高柳) 、栃尾、村上、弥彦、燕、田上、 佐渡、上越
  • 5. 今日とキーワード • オープンデータ • ソーシャルリスニングとアクティブサポート • 「現場」にどこまで任せられるか • Twitter 、 Facebook 、ブログ、 LINE • 効果測定 • 最後に、紙とウェブの最適な組み合わせを考えたい
  • 8.
  • 9.
  • 10.
  • 11. ソーシャルリスニングとア クティブサポート • ソーシャルリスニング:ソーシャルメディア上 で、自社製品への評判を調査・分析すること • 検索などで無料で行えるが、有料の解析サー ビスも増えてきている • アクティブサポート:ソーシャルメディア上で の自社製品への言及に対して、広報アカウント などが積極的に働きかけてサポートすること
  • 12. Yahoo! Japan で横断検 索 • Twitter と Facebook を横断検索 • 「新潟市社会福祉協議会」、提供しているサー ビス名、イベント名などで検索し、常時状況を 把握 • 必要に応じて応答(直接または間接) • 第三者にも伝えたいときには、引用 RT (情報 の正確性を担保すべき場面では使わない)
  • 13. アクティブサポート先駆者 は「辞表を胸に」 • 元テーブルマーク広報部長 末広栄二さんの「おそれい りこだし」(前例がなかっ たから) • 「現場」の部長の力で著名 アカウントに
  • 16. フィンランド大使館とのやり取り に「失敗」した外務省アカウント • 2012年9月 • Tweet1 回毎に 上司の許可を得 ていたため、 2 回しか書き込む ことが出来ず
  • 17. まんべくん炎上 • 2011 年 8 月 • 終戦記念日に「侵略戦 争」に関して発言して 炎上 • 長万部町は、町との関 係を否定し、アカウン トを「中止」(現在は 再開されている)
  • 19. 朝日新聞は Twitter を取材の 起点に • マッキーのサッカー実 況 Tweet ( 2009 年 6 月) • 記者アカウントからの 呼びかけを軸に取材す るなどの取り組みを強 めている
  • 20. 統制型の発想から 抜けだせるか? 抜けだせるか? • 斉藤徹「 BE ソーシャル!」の提言 • 社員も顧客も口コミの起源(「ブラッ ク企業」も暴かれる) • 全社員が使命・価値観を共有し自律的 に行動できる(させる)ようにすべき • 最善策を現場が判断して発信できるこ とが最大の「炎上」対策でもある→外 注は得策ではない?
  • 22. 発信者へのとりあえずの アドバイス アドバイス • 書いたものは消えないと自覚すること • 機密情報などの取り扱い方を決めておく • 社協の発言と受け取られる可能性を常に意識するこ と(完全に没個性化するのは困難) • 正確な記述につとめること • 「親しみ」の先に獲得する目標は?
  • 23. Post it に書いて貼って欲し いテーマ • 新潟市社会福祉協議会の取り組みにつ いて、「ソーシャルリスニング」を行 うとした場合、このキーワードやハッ シュタグをチェックすべきというもの を挙げてください(いくつでも)
  • 25. Twitter か Facebook か • 同時に投稿することも可能 • Twitter :オープン(検索されやすい)、法人と個人の区別なし 、匿名ユーザが増加?(多少の自制はある)、格差拡大傾向? • 若者は素性を隠している(つもり)の人が多い→炎上しやす い • ハッシュタグで情報共有できる • Togetter により、イベントやトピックごとのまとめを作成 できる
  • 26. Twitter か Facebook か • Facebook :細かいプライバシー設定、法人・個人の区別(できることに違 い)、写真へのタグ付け、友だちからの紹介による信頼の連鎖 • オールインワンの強み • 少額で広告出稿も可能(イベント時など) • 偽物アカウントが増えつつある(新潟市在住の架空アカウントに注意) • Facebook ページの「エッジランク」を上げ続けるには? • 写真をなるべく入れるように(動画よりも写真のほうが反応が多い) • ブログ記事には必ず写真を入れて、手動投稿 • よいコメントに積極的に「いいね」を押す
  • 27. ブログか SNS か • 速報的に Twitter や Facebook→ 「ストック」としてブロ グへ • ソーシャルブックマーク、ソーシャルメディアで長 期的に定着し、広がる • ソーシャルメディアへの投稿ボタンをつけること • ブログで記事化したあと、再度 SNS へ • アクセスログとともに口コミの広がりを必ず確認
  • 28. 連携ツール • IFTTT (If this then that )などにより、 ブログと SNS 、 SNS 間の接続(自動 投稿可能) • ただし Facebook では、手動のほう が表示されやすい • Twitter→Facebook 、 Facebook→Twitter の設定はそれぞれ可能
  • 29. LINE と LINE@ • LINE は、スマートフォンを主に利用する、無料通話とメッセージングのサービス • スタンプが人気 • 電話帳連動によりライトユーザ/若者にも爆発的に浸透(この点批判もある) • ユーザ 1 億人を突破 • 首相官邸も「公式アカウント」を設置(「ミサイル発射」の速報) • LINE@ は小規模事業者向けの「法人」アカウント(民間は有料、公的機関は無 料) • 集客は自力でやる必要がある(公式アカウントは、プロモーションされる) • QR コードを店頭に設置するなど • 「プッシュ」機能が強み
  • 30. LINE@EGOIST • LINE@ 導入後、 3,000 人 ユーザーを集めるのに、 Facebook で 7 ヶ 月、 Twitter だとそれ以上 の期間がかかったのに対 して、わずか 2 週間で 3,000 人の友だち登録を集 めることに成功
  • 31. すぐに使える 効果測定ツール 効果測定ツール • Google Analytics • リアルタイムでブログへのアクセスを把握 • iPhone アプリ「 Feedback 」 • ブログ記事への各ソーシャルメディア上での言及数を 一覧化 • Facebook ページのインサイト • Facebook 上での口コミの広がりを把握 • Tweet の評判を確認する Favstar • LINE の効果測定は今のところ難しいか
  • 32. その他ツール • Google+ : Google の SNS 。低迷してきたが、ここへきてユーザが戻ってきて いるという説も出ている • Instagram : スマートフォン用の写真共有ツール / SNS • ハッシュタグの利用して、横断検索ができる • Youtube :動画共有、生中継も可能になった • ニコニコ生放送:若者の認知度は非常に高いが、匿名コメントが画面上に出 る(ライブ感はある) • Ustream の利用者も多い • Pinterest :画像つき投稿中心の SNS 。米国の女性に人気がある。楽天が出資
  • 33. 紙のリーチを再評価した 「大槌みらい新聞」 • 地元メディアのなくなった大槌 にできた「新しいメディア」 • 現地の高齢化の実情を踏まえ、 紙を中心に • 外に向かってはソーシャルメ ディア(資金もウェブ経由で 集めている) • 町民の発信力向上のための講座 も
  • 34. Web→ 紙のフローを作る • Twitter / Facebook (速報、雑報、雑談)→ブログ記事→ Twitter / Facebook でのブログ更新情報 • 写真と動画は SNS に流しつつ、ブログにも活用 • ログ、口コミの広がりを確認し共有(締切のない仕事を評価)→評価の高い ものを紙媒体にも(「今月反応の多かった話題」としてとりあげる方法もあ る) • ウェブでの反響は鈍かったが告知すべきものと組み合わせて、紙媒体を発行 (反響の少なさは放置すべきではない)→紙の発行を SNS で告知( PDF で の公開はおすすめしない) • 理由なく、紙だけで告知しているものはないか? • 理由なく、ウェブでは申し込みを受け付けていないものはないか?
  • 35. イベント参加者募集ツー ル • Google ドライブで「フォーム」を作って埋め込むことも可能 • Facebook のイベント機能( Facebook ユーザ限定) • Facebook ページを使って周知するには便利 • Doorkeeper 、 ANTD などのツール • 事前決済機能(手数料がかかる) • Facebook を使って登録してもらうことも可能 • ウェブだけに頼るのは難しいが、参加の「敷居」を下げる効果 はある
  • 36. 炎上対策に王道なし • 対応の速さ、情報開示の速さによって、 組織の「誠実さ」が問われる • 広報担当者だけの問題ではない • 「 UCC 」の素早い火消し( 2010 年 2 月) • 関連 Tweet を把握する体制(人の監 視よりも評判の監視) • トップの素早い決断(必要に応じて 、担当者も独断で誠実に対応)
  • 37. プラットフォームに近づけるか? • 社協自体が SNS になる(?) • データの公開(オープンデータ)→的確 な情報発信→市民の声が集まる場所へ • ハッシュタグ利用→まとめページの作成 や回答ページの作成など
  • 38.
  • 39. ニューヨーク市の 「 #lovenyc 」 • Instagram にハッシュタグ付きで投稿 された写真をピックアップしてコン テストを実施
  • 40. グループワーク: 発信情報の仕分け 発信情報の仕分け • 社会福祉協議会の広報活動の中で • 紙の広報誌に必ず盛り込んでいくべき情報 • ウェブでのリアルタイム発信を強化すべき情報 • ソーシャル上の一般投稿をウォッチして収集するべき情 報(キーワードやハッシュタグで書いてください) • (もし可能ならば)集めた情報の利用方法 • について、整理してください(網羅的でなくてもかまいま せん)