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社会問題とエンターテイメントの融合
―『ヘアスプレー』を代表例として―
6113129 進藤 愛子
はじめに
映画をジャンル分けするときの明確な定義はないが、便宜上その作品のスト
ーリーや特徴をとらえてコメディ映画やサスペンス映画、ファンタジー映画な
どと区分される。ミュージカル映画もそういったジャンル分けの一つであり、
役者が歌を歌いながら物語を形成していくスタイルである。また映画の中に「ミ
ュージカルらしさ」が現れていても、ダンス中心、歌中心、物語中心、それぞ
れの掛け合わせで様々な表現方法がある。
数あるミュージカル映画の多くはブロードウェイ・ミュージカルを映画化し
たものであるが、近年では、逆に有名な映画作品を舞台ミュージカル化する例
も見られるようになった。本稿で取り上げる作品『ヘアスプレー』(Hairspray)
も後者のケースであり、原作は 1988 年に製作されたジョン・ウォーターズ(John
Waters)監督のアメリカコメディ映画である。この映画を元に 2002 年にブロー
ドウェイでミュージカル化され、トニー賞で最優秀賞をはじめ 8 部門の受賞を
果たした1
。トニー賞とは、正式には女優で演出家のアントワネット・ペリー賞
といい、アントワネット・ペリー Antoinette Perry の愛称が Tony であったた
め、その名前が定着したものである。6 月 1 日から翌年 5 月 31 日までの1シー
ズンに On-Broadway で上演されたミュージカル及びプレイを対象に決定され、
アメリカ演劇界最高の栄誉とされている賞である。多くの脚光を浴びた後、舞
台版ミュージカルがアダム・シャンクマン(Adam Shankman)監督のもと映画版
にリメイクされ、2007 年に同名で公開された。
舞台上演は 1962 年、ケネディ大統領が暗殺される前年のことである。当時の
アメリカ社会を象徴するカラフルで快活で賑やかな空気の中、主人公の少女ト
レイシーは黒人差別という深刻な問題に立ち向かいながら、歌とダンスと共に
物語を紡いでいく。アメリカの社会問題である黒人差別という暗いテーマを扱
いながらにして、歌とダンスというエンターテイメント要素を含んだ明るいイ
メージを盛り込むことを不自然と感じさせない演出上の工夫が、ここで必要に
なる。
本稿ではミュージカルの歴史をさかのぼりながら、まずは舞台版ミュージカ
ルとミュージカル映画の違いについて論じる。次に『ヘアスプレー』を例に挙
げ、明暗なテーマが共存することに関していかに違和感を覚えさせずに多くの
観客にメッセージを伝えているのかについて考察する。
1 舞台ミュージカルの特徴
舞台と映画の違いはどのように考えられているのだろうか。それらを単なる
娯楽と考える人にとってみれば、どちらも大して変わらないものであろう。さ
まざまな感動要素と物語を融合させ、芝居、歌、ダンスがそれぞれ独立したも
のでなく、一体となって劇的効果を高めているのが、ミュージカルの特徴であ
る。心も体も踊りだしたくなるような明快な歌やリズムで、現実に存在する問
題をファンタジーに変えることができるというのが魅力の一つである。しかし
ヒットミュージカルは映画化され、またその逆に、ヒット映画のミュージカル
版も数多く作られる中で、お互いの独自性を生かした演出がなされている。
ニューヨークのブロードウェイや、ロンドンのウェストエンドでは、至ると
ころにポスターが貼られ、劇場が密集した地域もあることから、ミュージカル
は身近な民衆文化といて感じやすいはずだ。しかし、舞台ミュージカルはただ
の趣味や娯楽として考えられないほど今や大きな存在である。業界団体、ブロ
ードウェイ連盟(The Broadway League)2
により公表された「ニューヨーク市へ
の経済貢献に関する報告書」によると、2012 年―2013 年期ブロードウェイがニ
ューヨーク市の経済に貢献した額は 119 億ドル(14 兆円を超える額)であった。
ここまでくるとブロードウェイ演劇はただの民衆文化ではなく、ニューヨーク
の観光収入のかなめである。これには 87,000 もの職業が関わっており、劇場の
興行収入のみならず、交通、ホテル、レストラン等、周辺に与える影響も多大
なものとなった3
。
舞台の最大の魅力はすべてが「生」の演出であるということだ。歌声、演技、
オーケストラの演奏までもが生きた演出として伝わってくる。同じ演目であっ
ても、回によって違ったものが見られるという点も、映画にはないものだ。ま
るで実生活で同じ場面に遭遇した時と同じような感激や衝撃が深く体験できる。
それは、その場に居合わせることによって、直接音楽や歌を体に感じることが
できるからなのではないだろうか。一度ミュージカルの虜になると、それ以降
足しげく劇場に足を運ぶ人ができてくるのも当然のことだ。
しかし、まだ一度も劇場に足を運んだことのない人にとって第一関門となる
のは、値段である。ブロードウェイミュージカルチケットの値段は席により異
なるが、50~100 ドル(約 5,900~11,900 円)で、人気演目の最良の席ともなる
と軽く 2 倍 3 倍以上の値が付くこともある。一度作り上げれば上演を繰り返す
だけの映画と違い、舞台は役者やオーケストラ演奏者、さらには劇場を運営す
る人たちなど、多くの人々がすべての演目で関わることになるため、チケット
代を大幅には安くすることは難しい。評判を聞いていざ行ってみようと試みて
も良い席を確保できるとは限らず、しばしば公演が終わっていることすらある。
上演している劇場まで行くのに交通費もかかり、高いチケット代に加え、労力
に値するものなのだろうかという懸念があっても不思議ではない。なかなか安
易な気持ちで挑戦することができず、敬遠していくのも致し方ない。熱心なミ
ュージカルファンの家族や友人に連れられて例えばニューヨークやロンドンを
訪ねた際に劇場を訪れたとしても、せいぜいその一度きりだろう。限定された
場所にしか劇場がないことも作用して、多数の一般客を一定以上の頻度で劇場
に呼ぶことが困難であり、それができなければ各作品の膨大な製作費を回収で
きないのである。
しかし、この値段なら各種コンサートや演劇、オペラと比べてもミュージカ
ルの値段は大して高いといえないのかもしれない。皆同様に、一定以上の頻度
で足を運んでくれるファンを獲得していかなくてはならない。映画に比べて公
演される劇場数や一日に呼び込める観客数などで圧倒的に不利な立場に置かれ
ているミュージカルが、長所を生かし「生」の演奏にこだわり続けるとするな
らば、それには相当の興行的工夫が求められなければならないだろう。
2 ミュージカル映画の特徴
では、映画はどうだろうか。値段は一定で、シネマズディやレディースディ、
学生割引もある。映画館は世界各国至るところに点在し、容易に行くことがで
きる。ミュージカルと比べての映画の手軽さが、一目瞭然である。
さて、ここで映画の歴史を振り返ってみる。1920 年代後半から 1930 年代前半
にかけてトーキー映画が普及する。トーキーとはフィルムのサウンドトラック
に音を記録し映像と同調させて画面に映写する発声映画のことである。映画業
界はトーキー化の波に飲み込まれていくが、無声映画こそ映画の姿であり至高
であると考える人たちも根強くいた。新たな設備の為に多大な出費を迫られ経
営難に陥る会社が現れ、結局すべての作品がトーキーとして制作されていく。
製作者たちはトーキー化によって、映像と音声の構成を試行錯誤で追求して
いくという、それまでとは異なった表現方法を模索するようになる。こうした
製作者たちの姿勢が、結果的に映画の新たな一面を形作り、映画をより広く、
豊かで濃いものへと昇華させていくのであった。ここで新たなジャンルとして、
ミュージカル映画・ギャング映画が生まれた。原則的には舞台作品の内容を大
きく変更することなく映画化するようになるのは、決定的には 1960 年代以降の
ことであり、人が突然歌いだし踊りだす事態がハリウッド・ミュージカルに出
現することになるのはそうしたミュージカル映画においてである。
少しでも視聴者の意識を引けばよいテレビドラマと違い、映画は(舞台も同
様であるが)わざわざ映画館に足を運んでまで観たくなるようにしなければな
らないのである。話題性のあるトピックや売れている役者を出すことや、宣伝
費を積めば視聴者に観る気を起こすことができるが、それは上映前から上映開
始直後の瞬間的なものでしかない。少し時間がたつと良い映画かどうかは視聴
者の間で話題になり、それにより映画館への客足が左右される。それゆえ、映
画は瞬間的な話題や流行で視聴者を刺激するだけではなく、作品としての出来
が良くなければならないのである。
また、お金をかければ良いという話ではないが、セットや撮影方法などの技
術的表現も優れており、カメラワークにより観客の視点を決定すさせたり、注
意を惹きつけることができる点は舞台にない映画の良さであろう。映画は、非
日常体験をしに行くところであり、毎日代わり映えしない生活の繰り返しの中
で、自分とはまったく違う人生を疑似体験するために行く娯楽施設という点で
多くのファンを確保しているのだろう。
1 時間半から 2 時間半程度の限定された時間の中で、視聴者に伝えたいこと、
描きたいことを表現しなければならない。表現したいことを簡潔にまとめ、そ
の究極的に表現したいことのために全体を構成しなければならない。切るモノ
は切り、描きたいモノを描く取捨選択には潔さと熟考が要り、そうしたプロセ
スの中でミュージカル映画は洗練されてゆく。その制約された時間の中で、そ
もそもミュージカルのファンではない人や、セリフが歌われることで物語が綴
られていくというスタイルに慣れていない人でも違和感や不自然さを覚えない
ような配慮がここで必要になる。
ミュージカル映画『ヘアスプレー』ではどのような工夫がみられるだろうか。
アメリカの東海岸の古い港町、監督ジョン・ウォーターズが愛してやまない故
郷ボルチモアが物語の舞台である。町を上空から見下ろすカメラが次第に一点
へ集中し、少女の寝室に吸い込まれていくところで物語は幕を上げる。オープ
ニング曲は主人公トレイシーが歌う『グッド・モーニング・ボルチモア』であ
る。かすかな心臓の鼓動のようなリズムを刻みながら、少女がまさに目覚める
瞬間である。ヘアスプレーでボリュームたっぷりにセットした髪型で町へ飛び
出し、鼓動のようなドラムの音が町全体の音と自然に重なる始まりで、いきな
り観客の心をつかむ仕掛けになっている。明るく元気溌剌な少女の性格が始ま
りからダイレクトに伝わってくる。
ここで重要なことは、この作品がただ明るくハッピーな内容だけかというと
そうではないという点だ。「違いを乗り越えて仲良くやって行こう」4
。そういっ
たメッセージを視聴者に発信している。ミュージカル映画だから主張やストー
リーが曖昧かというと、そうではない。歌やダンスでウキウキした感情に流さ
れることなく、むしろミュージカル映画だからこそ登場人物やストーリーがし
っかり地に足がついているように心がけて製作されている。
伝えたいメッセージは、物語冒頭シーンからも読み取ることができる。歌と
共にボルチモアの町に繰り出し、登校していくトレイシーは誰に対しても平等
な態度なのである。彼らが知人なのかそうではないのかはわからない。しかし
朝出会う人々に挨拶をし、人見知りや物怖じをせず、人種や年齢等も一切関係
なく、皆に分け隔てなく声をかけて歩いていく。また、スクールバスに乗り過
ごしたトレイシーを学校まで送り届けてくれた人は、大きなトラックの運転手
である。誰であろうと関係ない、すぐさま打ち解けて仲良くなってしまうとい
う素敵な長所の持ち主であるということがよくわかるオープニングになってい
る。
世界中には様々な人がいる。太った人や細い人、背の高い人や低い人、裕福
な人や貧乏な人、明るい性格の人や暗い性格の人、性別や人種など本当にさま
ざまな中で、多くの人は自分にないものを求めてしまう。それゆえいつもどこ
か自分に自信が持てない部分があり、自分を駄目だと思ってしまう節がある。
しかしここでは、それでも良いのではないか、十人十色でよくて、その人はそ
の人なりの良さがある。人それぞれの強み、弱み、個性、全てを認め合って共
存しよう。このように伝わってくる。
ミュージカル映画だからこそ伝えたいメッセージをしっかり視聴者に提示す
る点、ただ歌やダンスで物語を紡いでいるだけではないのだという点、これら
を視聴者に知ってもらうことがまずは大切なのではないだろうか。
3 社会問題とエンターテイメントの融合
映画でひと際目立つキャラクターの一人、トレイシーの母エドナ役は、男優
ジョン・トラヴォルタが演じている。彼は特殊メイクで 13 キロもの肉布団を着
て肥満体系を作っているが、その肥満体系を恥じらい、挑戦することを恐れ、
引きこもりがちな母親役である。しかし、彼女は元から引っ込み思案な性格だ
ったはずがない。そうでなければ、正反対の性格をした娘トレイシーが生まれ
るはずがない。これまでに周りの人から太っているのを理由に偏見を受け、排
除されてきたのだろう。その結果、家に引きこもりがちになり、挑戦すること
から逃げ続けるようになってしまったのである。これは、映画だけの話ではな
い。直接的に偏見を受けたことがないにしても肥満体系を気にし、前へ出てこ
られない人もいるはずだ。映画でのエドナは、最初は太った娘トレイシーがテ
レビに出て、ダンスをするなんてもってのほかだ、笑われて、恥をかき、馬鹿
にされ、ひどい中傷を受けて傷つくだけだと考えていた。しかし、常に明るく
前向きなトレイシーに影響されて、徐々に家から出られるようになり、最後は
巨体にも関わらず、テレビの中で軽々とステップを踏み、豪快に踊って見せる
までになった。皆がトレイシーのパワーに巻き込まれながら少しずつ変わって
いくのである。本作品では、人種差別も肥満体系への偏見も真正面から怒り、
否定するのではなく、楽天的な音楽の力でパワフルに吹き飛ばしている。そう
した音楽の力が観客の心に入り込み、物語に引き込まれていくのではないだろ
うか。
ミュージカルの舞台に欠かせないのはカーテンコールにも代わるエンドロー
ルである。ダンス会場に忍び込み、最後の最後で登場するトレイシーのダンス
に観客が釘付けになる。今までは白人と黒人が同じ場所に立つことはなかった
ステージで、トレイシーの登場をきっかけに一気に皆がステージに集まってく
る。人々の人種差別に対する考え方が少しずつ変わりだし、一つの人気番組の
歴史を変えた瞬間である。
1960 年代の映画でよく見かけられた、快活でノリの良い音楽やカラフルな衣
装をまとったオープニング・タイトルのスタイルを同じようにエンドロールで
も取り入れることで、再度そのままオープニングに戻ってみたくなるようなエ
ンドレス的な仕上がりである。トレイシーの鼓動が自然と町全体の音に溶け込
んでいくオープニングで捕まれた観客の心は、観終わってからも放してはもら
えないのである。
おわりに
1988 年に製作されたジョン・ウォーターズ(John Waters)監督のアメリカコ
メディ映画を 2002 年にブロードウェイでミュージカル化し、大ヒットロングラ
ン公演をした『ヘアスプレー』のファンは多いことだろう。さらに舞台版ミュ
ージカルがアダム・シャンクマン(Adam Shankman)監督のもと映画版にリメイ
クされ、2007 年に公開されるあたり、ファンは大きな期待の下、映画館に足を
運ぶはずだ。舞台と映画では、全く同じ作品はあり得ないが、それでも全く違
った作品になっていたとしたらそれはまた問題である。舞台は「生」の演技、
歌声、演奏などが客の心に直接的に伝わってきて、熱量を肌で実感することが
できる。映画はカメラワークや演出で、俳優の視点や回想も体感することがで
き、映画の世界に入り込むことができる。それぞれの独自性や得意な分野を生
かした上演方法、または演出を客は楽しみにしている。
本作品は、歌やダンスですべてが明るい話題かというと、人種差別や肥満に
対する差別など、暗いテーマも扱った作品であったが、やはり最後は歌やダン
スの力で観客を物語の中に引き込んでいる。歌やダンスでストーリーが展開し
ていく中でもしっかりと伝えたいメッセージを提示している。誰もが恐れてい
るかもしれないことや、一歩踏み出せば何かが変わることなど、勇気や希望を
与えられる人々は多いのではないだろうか。ただ作品を見て楽しむのももちろ
ん大事なところだけれど、メッセージをしっかりつかむことも大切である。
註
1 荒井健二郎「90 年代のブロードウェイミュージカルの特色」(文化女子大学紀
要. 人文・社会科学研究 14 2006)153,154
2 The Broadway League
http://www.broadwayleague.com/index.php?url_identifier=broadway-s-econ
omic-contribution-to-new-york-city
3
高橋克依「ブロードウェイ・ミュージカルとサウンド・テクノロジー―現代ミ
ュージカルに表れる問題について―」(北星論集(文)、2004)61
4
佐藤友紀「『ヘアスプレー』公開記念 映画×ミュージカル」(キネマ旬報、2007)
144
参考文献
『ヘアスプレー』アダム・シャンクマン監督、(ギャガ、2007)
高橋克依「ブロードウェイ・ミュージカルとサウンド・テクノロジー―現代ミ
ュージカルに表れる問題について―」(北星論集(文)、2004)、
木村建哉「古典的ハリウッド・ミュージカルにおけるミュージカル・ナンバー
開始の演出:『雨に唄えば』を代表例として」(1952)
荒井健二郎「90 年代のブロードウェイミュージカルの特色」(文化女子大学紀要.
人文・社会科学研究 14、2006)153-161
The Broadway League
http://www.broadwayleague.com/index.php?url_identifier=broadway-s-econ
omic-contribution-to-new-york-city
高橋克依「ブロードウェイ・ミュージカルとサウンド・テクノロジー―現代ミ
ュージカルに表れる問題について―」(北星論集(文)、2004)
佐藤友紀「「ヘアスプレー」公開記念 映画×ミュージカル」(キネマ旬報、2007)
139-153

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