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LODI/Linked Open Data連続講義 第1回 「オープンデータからLinked Open Dataへ」
- 3. 3
今後の予定
第2回 6/2(月)▼情報の構造化(大向一輝)
• LODへの最初の一歩として、情報を秩序立てて整理し、使い勝手を高める「構造化」について考えます。
図書館の情報や統計データを取り上げ、人にとっての構造化、コンピュータにとっての構造化の違いや
シンタックス・セマンティクスといった概念を紹介します。
第3回 6/9(月)▼RDF入門(小出誠二)
• RDF (Resource Description Framework) は,もともとはウェブ上に存在する資源(resource)についての
データ(メタデータ)を記述するために定められたものですが,今日ではリンクト・オープンデータ(Linked
Open Data,LOD)を理解して使いこなすうえで,必須のものとなっています.ひろく一般のRDFの初心者
を対象に,RDFの基礎から始めてさらに実務に進む手引きとなるように,最近のRDFに関する進歩も取り
入れつつ講義します.
第4回 6/23(月)▼スキーマとURI(加藤文彦)
• 再利用しやすいデータを作成して共有するためには,データの構造やデータの中で使われる語彙を共通
にしたり,逆に違いを明確にしたりする必要があります.RDFにおいてそれらを実現する仕組みであるス
キーマとURIについて紹介します.
第5回 6/26(木)▼LODの作り方・使い方(松村冬子)
• これまで学んできたLODやRDFを実践的に作り,使う方法について講義します.日頃,データ管理によく
用いられる表形式のデータを無料ツールを使ってLODに変換する方法や,公開されているLODから
SPARQLと呼ばれる問合せ言語を使って,欲しいデータを引き出す方法について学んでいきます.
第6回 7/7(月)▼LODシステム実践紹介(小林巌生)
• LODを採用したシステム設計について実際の二つの例をもとに解説します。ヨコハマ・アート・LODでは、
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が管理する複数のウェブシステムをLODで統合し、データの共
有を実現しています。SPARQLエンドポイントを活用したアプリの開発などデータの応用例も広がってい
ます。かなざわ育なび.netでは市役所内の複数の原課によってそれぞれ管理されていたデータをLODに
よって統合して子育て世帯向けの情報提供サービスを実現しました。また、地域でのLODの実践につい
て今後の展望についても紹介します。
- 27. 27
Linked Open Data (LOD)
• オープンでリンクできるデータ
– 今のWebが“文書のWeb” 、LODは“データのWeb”
• Linked Dataの4原則
– 事物をURIを使って名前付けしよう
– 事物の参照がHTTP URIでできるようにしよう
– URIを参照したときに関連情報が手に入るようにしよ
う
– 外部へのリンクも含めよう
(必ずしもオープンとは限らない⇒Linked Data)
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Linked Dataの記述のしかた
• RDF(+RDFS, OWL)の利用
– 簡便な記述方法:<主語> <述語> <目的語> .
<http://www-kasm.nii.ac.jp/~takeda#me> rdfs:type foaf:Person .
<http://www-kasm.nii.ac.jp/~takeda#me> foaf:name “武田英明” .
<http://www-kasm.nii.ac.jp/~takeda#me> foaf:gender “male” .
<http://www-kasm.nii.ac.jp/~takeda#me> foaf:knows
<http://southampton.rkbexplorer.com/id/person07113> .
http://www-kasm.nii.ac.jp/
~takeda#me
http://southampton.rkbexplorer.com
/id/person07113
foaf:knows
foaf:Person
rdfs:type
“武田英明” “male”
foaf:name foaf:gender
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RDF refine
• Open refine
– テーブル型のデータの洗練、変換ツール
• RDF refine
– Open refineの拡張
– RDFSの設定とそれに基づくRDF出力
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D2R
• RDBからマッピングを通じ
てRDFを出力
• マッピングファイル
– 例
@prefix geo: <http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#> .
map:posts_lat a d2rq:PropertyBridge;
d2rq:belongsToClassMap map:posts;
d2rq:property geo:lat;
d2rq:propertyDefinitionLabel "posts lat";
d2rq:sqlExpression "posts.lat / (60.0 * 60.0 * 1000.0)";
d2rq:datatype xsd:double;
.
From http://qiita.com/sawamur@github/items/02b3ddfa3187df300342
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SPARQL
• RDFデータ問い合わせ言語
• SQLに似た構造
PREFIX foaf: <http://xmlns.com/foaf/0.1/>
SELECT ?name
WHERE {
?person foaf:name ?name .
}
クエリの変数
クエリのパターン (Turtle 形式)
クエリのフォーム
RDF Store
(RDF Database)
SPAQL
Query
SPARQL Query Language for RDF
W3C Recommendation 15 January 2008
http://www.w3.org/TR/rdf-sparql-query/
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施 設
ユーザ
Yokohama Art Spot
RDF
ストア
SPARQL
エンドポイント
RDF
ストア
SPARQL
エンドポイント
LODAC Museum
横浜LOD
作品
所蔵館
アーティスト
アーティス
ト
施設
イベント
Yokohama Art Spot の構成
全体マップ表示における処理
施設
イベント
HTML
JavaScript
Python
SPARQLWrapper
OWLIM SE
ARC2
RDF
ストア
SPARQL
エンドポイント
PinQA
質問
回答
ユーザ
SPARQL
JSON
D2R
スポット
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まとめ
• オープンデータの5つのステップ
– オープンライセンス
– 機械可読フォーマット
– データ供給者⇔サードパーティー⇔データ利用
者
• Linked Open Data (LOD)
– “データのWeb”、つながるデータ
• データの再利用性を高める
– LODの作り方
• スキーマ設計、データ生成、データ公開
– LODの使い方
• SPARQL、マッシュアップ
- 60. 60
今後の予定
第2回 6/2(月)▼情報の構造化(大向一輝)
• LODへの最初の一歩として、情報を秩序立てて整理し、使い勝手を高める「構造化」について考えます。
図書館の情報や統計データを取り上げ、人にとっての構造化、コンピュータにとっての構造化の違いや
シンタックス・セマンティクスといった概念を紹介します。
第3回 6/9(月)▼RDF入門(小出誠二)
• RDF (Resource Description Framework) は,もともとはウェブ上に存在する資源(resource)についての
データ(メタデータ)を記述するために定められたものですが,今日ではリンクト・オープンデータ(Linked
Open Data,LOD)を理解して使いこなすうえで,必須のものとなっています.ひろく一般のRDFの初心者
を対象に,RDFの基礎から始めてさらに実務に進む手引きとなるように,最近のRDFに関する進歩も取り
入れつつ講義します.
第4回 6/23(月)▼スキーマとURI(加藤文彦)
• 再利用しやすいデータを作成して共有するためには,データの構造やデータの中で使われる語彙を共通
にしたり,逆に違いを明確にしたりする必要があります.RDFにおいてそれらを実現する仕組みであるス
キーマとURIについて紹介します.
第5回 6/26(木)▼LODの作り方・使い方(松村冬子)
• これまで学んできたLODやRDFを実践的に作り,使う方法について講義します.日頃,データ管理によく
用いられる表形式のデータを無料ツールを使ってLODに変換する方法や,公開されているLODから
SPARQLと呼ばれる問合せ言語を使って,欲しいデータを引き出す方法について学んでいきます.
第6回 7/7(月)▼LODシステム実践紹介(小林巌生)
• LODを採用したシステム設計について実際の二つの例をもとに解説します。ヨコハマ・アート・LODでは、
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が管理する複数のウェブシステムをLODで統合し、データの共
有を実現しています。SPARQLエンドポイントを活用したアプリの開発などデータの応用例も広がってい
ます。かなざわ育なび.netでは市役所内の複数の原課によってそれぞれ管理されていたデータをLODに
よって統合して子育て世帯向けの情報提供サービスを実現しました。また、地域でのLODの実践につい
て今後の展望についても紹介します。