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夏サミ 2012 [B-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
- 2. 会社紹介
グロースエクスパートナーズ(株)
略称:GxP
創立:2008年7月
社員:85名
事業所:新宿三丁目
詳しくは
http://www.gxp.co.jp/
http://www.facebook.com/gxpinc
http://twitter.com/gxp_inc
Developers Summit 2012
- 3. 会社紹介
SI(70%)
99%プライム案件/顧客は医衣食住情報の上場企
業/派遣なし
経営コンサルから運用保守まで
Java/.Net/Objective-C/Android/PHP/Rails…
クリエイティブ(30%)
企画~UX ~制作まで
顧客コラボ事業
流通業とファッション共有サービス、倉庫業とタイヤ
預かりサービス、飲食業とマーケティングサービス、
人材派遣業と携帯/GIS調査サービス
Developers Summit 2012
- 4. 自己紹介
鈴木雄介
ビジネスソリューション事業本部 本部長
ITアーキテクト/SIの親分
執筆物
「ITアーキテクトが知るべき99のこと」監修
「拡張する空間」共著
コミュニティ
日本Javaユーザーグループ会長
日本Springユーザーグループ幹事
Developers Summit 2012
- 5. 自己紹介
詳しくは
https://twitter.com/yusuke_arclamp
https://www.facebook.com/yusuke.arclamp
http://yusuke-arclamp.tumblr.com/
http://arclamp.hatenablog.com/
http://www.arclamp.jp/
Developers Summit 2012
- 6. はじめに
この講演を聴いて欲しい方
顧客/外注先とのコミュニケーションに悩ん
でおり、プロジェクトとして改善したい
でも、アジャイルもウォーターフォールも
しっくりこない
理論だけではなく実体験も知りたい
Developers Summit 2012
- 7. アジェンダ
エンタープライズ開発の現状
最適なプロセスを求めて
コラボレーション管理
JIRA
まとめ
Developers Summit 2012
- 9. エンタープライズ開発の状況
現場レベルで起きていること
ステークホルダーの多様化
短納期
システム連携の増加
不確定要素の増加
エンタープライズ開発はより複雑で不確
定なものに
Developers Summit 2012
http://www.flickr.com/photos/emagic /51069522/
- 10. エンタープライズ開発の状況
ウォーターフォールの限界
計画と実行における問題
スコープ管理と時間管理の計画ブレが大きい
成果物のブレ(顧客認識との乖離)が大きい
複雑で不確定なことに対応しきれない
逆に言えば計画と実行にブレがなければ全
体最適となり効率的
工程ごとの棚卸と計画立案
Developers Summit 2012
http://www.flickr.com/photos/wsaryada/4958902288/
- 11. エンタープライズ開発の状況
アジャイルムーブメント
イテレーションなタイムボックス型による
マネジメント
従来のWFはスコープ最優先
イテレーションごとの棚卸と優先順位/リ
ソース割当判定
顧客との対話
機能による合意形成
動くソフトウェアからのフィードバック
Developers Summit 2012
http://www.flickr.com/photos/mshades/294215049/
- 12. エンタープライズ開発の状況
アジャイルの限界
人的リソースによる制約が大きい
継続的な一定リソースの確保
緊密なコミュニケーション
外注契約(請負/委任)との不一致
アーキテクチャへの依存度が高い
全体感の事前共有ができていないと漸進的に作
業ができない
自社内の小規模な保守運用に最適
Developers Summit 2012
http://www.flickr.com/photos/love_sex_and_dirty_streets/1161625021/
- 13. エンタープライズ開発の状況
エンタープライズ開発は「複雑かつ不確
定でありながら、短納期でスコープに妥
協が許されない」という状況へ
ウォーターフォールで解決できないことは
明らか
一方でアジャイルに持ち込むには障害が大
きい
では、どんなプロセスならいいのか?
http://www.flickr.com/photos/normanlowery/4280550428/ Summit 2012
Developers
- 14. エンタープライズ開発の状況
大規模/新規/オフサイト
ウォーター
???
フォール
不確定
確定的
なんでもいい アジャイル
小規模/保守/オンサイト
Developers Summit 2012
- 16. 最適なプロセスを求めて
どんな開発プロセスでも「作業の管理」
と「コミュニケーションの管理」が必要
作業の管理
「成果物を作成するための行為」を管理する
タスク/ワークの管理
コミュニケーションの管理
作業の明確化、成果物の検証などにおいて発生
する「関係者間でやり取り」を管理する
QA管理、バグ管理、変更管理
Developers Summit 2012
- 17. 最適なプロセスを求めて
作業の管理
計画:開発プロセスに関わらず一緒
作業定義>[作業順序設定|見積|担当者割当]
管理:管理対象規模ごとに違いあり
アジャイルは管理対象が少ない/小さいので一覧
と日次共有。BTSの活用(タスク/担当者/ステー
タス)
スプリントバックログ、カンバン
ウォーターフォールは管理対象が多い/大きいの
でWBS(タスク/手順/担当者/日程/進捗率)
Developers Summit 2012
- 18. 最適なプロセスを求めて
コミュニケーションの管理
管理:
アジャイルはBTSで実施。もしくは短サイクル
なので記憶に頼る(オンサイト顧客)
ウォーターフォールではQA管理/課題管理/リス
ク管理/変更管理などなど。伝統のEXCEL
Developers Summit 2012
- 19. 最適なプロセスを求めて
結局、対象物によって適切な物を選ぶし
かない
プロセスは手段。プロセス実施が目的に
なった瞬間に失敗する
1システムであってもドメインやコンポーネ
ントごと、あるいはフェーズごとに異なっ
ている
ただし、あまりバラバラでは非効率になる
のでバランスは重要
http://www.flickr.com/photos/droetker0912/5542920908/ Summit 2012
Developers
- 20. 最適なプロセスを求めて
要は「その頭を使いなさい」
プロセスに盲目的になってはいけない
銀の弾丸は存在しない
ただ、いくつかのプラクティスはある
Developers Summit 2012
http://www.flickr.com/photos/eschipul/4160817135/
- 23. コラボレーション管理
背景
利害関係者が増加&分散
顧客(ビジネス/企画/インフラ/開発/保守/…)
外注先(オフショア/ニアショア)
他システム担当者
窓口型のコミュニケーションが機能しない
窓口に求められる知識が広い
EXCELではもはや限界
見積もり計算はEXCELが最強
Developers Summit 2012
- 24. コラボレーション管理
解決策
窓口型から多対多のコラボレーション型へ
イシュー(タスク/課題/質問/バグなど)を中心
に多様な人が関わる
イシューごとに関わるタイミングは非同期的
オンラインツールによって”共有”をする
Developers Summit 2012
- 25. コラボレーション管理
心得
透明なマネジメント
信頼こそ最大のコスト削減
不透明(≒嘘)なマネジメントは非効率
※直球と変化球の投げ分けは必要
窓口型併用/定期的な棚卸
窓口型であるべき部分もある(お金の話とか)
個人だけに責任を負わせない
Developers Summit 2012
- 26. JIRA
Developers Summit 2012
- 28. JIRA
特徴
ともかく使いやすい
マルチPJ/認可管理/ワークフロー制御
Office連携
コラボレーション機能
強力なプラグイン
他製品連携
API
アトラシアン
Developers Summit 2012
- 29. JIRA:特徴
ともかく使いやすい
見た目がかっこいい(重要)
連続入力に最適化
Ajaxインターフェースで直感的
マニュアルレス
Developers Summit 2012
- 32. JIRA:特徴
コラボレーション機能
メンション(@xxx)
アクティビティストリーム
シェア
ウォッチ
投票(いいね!)
Developers Summit 2012
- 35. JIRA:特徴
強力なプラグイン
あとはマーケットプレイスへ
サードパーティ製プラグインがダウンロー
ド可能
もちろん、自分でプラグインを作成可能
Developers Summit 2012
- 36. JIRA:特徴
API
RSTful APIで外部アプリケーションとの連
携が可能
たとえMinecraftでも
http://www.youtube.com/watch?v=hMRmOIGaFnw
Developers Summit 2012
- 38. JIRA:特徴
アトラシアン
モチベーション3.0で紹介
Dog fooding
ShipIt Day(旧Fedex Day)
営業レス
開発環境ツールベンダーの3大リーダー
MS、IBM、Atlassian
Developers Summit 2012
- 40. JIRA:価格
JIRA(ダウンロード)
1–10 users ¥1,000
11–25 users ¥120,000
26–50 users ¥220,000
51–100 users ¥400,000
101–500 users ¥800,000
http://www.atlassian.com/ja/software/jira/overview
Developers Summit 2012
- 41. JIRA:価格
JIRA Enterprise(ダウンロード)
1–500 users ¥1,200,000
501–2,000 users ¥1,600,000
2,001–10,000 users ¥2,000,000
10,000+ users ¥2,400,000
http://www.atlassian.com/ja/software/enterprise/overview
Developers Summit 2012
- 42. JIRA:価格
GreenHopper(ダウンロード版)
10 JIRA users ¥1,000
25 JIRA users ¥60,000
50 JIRA users ¥110,000
100 JIRA users ¥200,000
101+ JIRA users ¥400,000
http://www.atlassian.com/ja/software/greenhopper/overview
Developers Summit 2012
- 43. JIRA:価格
Bonfire (ダウンロード版)
10 JIRA users ¥1,000
25 JIRA users ¥60,000
50 JIRA users ¥110,000
100 JIRA users ¥200,000
101+ JIRA users ¥400,000
http://www.atlassian.com/ja/software/bonfire/overview
Developers Summit 2012
- 44. JIRA:価格
JIRA OnDemand(英語版のみ)
1-10 users $10/mo
11–15 users $50/mo
16–25 users $100/mo
26–50 users $200/mo
51–100 users $300/mo
101–500 users $500/mo
501–2,000 users $1000/mo
http://www.atlassian.com/ja/software/jira/overview
Developers Summit 2012
- 45. JIRA
使いこなしのコツ
今日は時間がないので割愛
作業管理よりはコミュニケーション管理から
WBSとの併用もオススメ
最初は凝らない
棚卸重要
運用上のフロー設計が重要(バトンを渡す)
Developers Summit 2012
- 46. JIRA
こういう場合は弊社にご連絡を
日本円で購入したい
使いこなしのコツを知りたい
日本語でのサポートを依頼したい
導入コンサルを依頼したい
http://www.gxp.co.jp/atlassian/index.html
Developers Summit 2012
- 47. 活用事例
Developers Summit 2012
- 48. 活用事例
[SI]EC/通販構築案件
複数ベンダー/複数拠点での情報共有
QA管理、バグ管理など
ワークフローをカスタマイズして変更管理
設計書の章立て分のタスクを切ってレ
ビュー管理
Developers Summit 2012
- 49. 活用事例
[SI]オンライン企業検索案件
顧客やオフショアとのQA管理
顧客内での課題の受け渡し/課題潰しレース
定例ではEXCEL化->印刷して棚卸
オフショアからの受入
外部結合テストでの他システム担当者跨ぎ
課題管理
手順書/議事録等はConfluence
Developers Summit 2012
- 50. まとめ
Developers Summit 2012
- 51. まとめ
ソフトウェア開発は短期化/複雑化/不確
定化
プロジェクトに応じて適切なプロセスを
組み合わせる
コラボレーション管理は、いつでも使え
るプラクティス
JIRAがオススメ!
Developers Summit 2012