Se ha denunciado esta presentación.
Se está descargando tu SlideShare. ×

DXとデザイン思考 -実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-

Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Anuncio
Próximo SlideShare
UXとUIのつなぎかた
UXとUIのつなぎかた
Cargando en…3
×

Eche un vistazo a continuación

1 de 73 Anuncio

DXとデザイン思考 -実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-

CONCENT DESIGN SCHOOL
2022.09.28. Wed 19:00〜21:00

Bold program
DXとデザイン思考
-実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-
speaker:家内 信好 加川 大志郎

2018年に経済産業省より『DX推進ガイドライン』*が発行されてから、あらゆる企業・組織がDX推進に向けてさまざまな取り組みを進めています。そこには成功例もあれば、組織浸透や推進チームのコミュニケーションなどに課題を抱え、難航しているプロジェクトもあるでしょう。
コンセントではこれまで、さまざまな企業・組織のプロジェクトを支援してきました。その過程や成果から、DX推進をデザイン思考で捉えることに対して大きな可能性を感じています。例えば、組織ビジョン策定から啓発・研修コンテンツの開発といった各種コミュニケーションデザインは、結果としてDX推進のための経営のあり方を示唆し、組織へ浸透させることにつながります。また、サービスデザインによる顧客・従業員の体験設計や仕組み化などは、DX実現に向けたシステム構築の基盤となり得ます。
そこで本プログラムでは、まず「DXとは何か」という問いに対する本質的な解釈と、デザイン思考の有用性を解説します。さらに、実際にDX推進プロジェクトに取り組む上でどのようにデザイン思考やサービスデザインを取り入れていくか、具体的な手法と考え方を紹介します。

CONCENT DESIGN SCHOOL
2022.09.28. Wed 19:00〜21:00

Bold program
DXとデザイン思考
-実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-
speaker:家内 信好 加川 大志郎

2018年に経済産業省より『DX推進ガイドライン』*が発行されてから、あらゆる企業・組織がDX推進に向けてさまざまな取り組みを進めています。そこには成功例もあれば、組織浸透や推進チームのコミュニケーションなどに課題を抱え、難航しているプロジェクトもあるでしょう。
コンセントではこれまで、さまざまな企業・組織のプロジェクトを支援してきました。その過程や成果から、DX推進をデザイン思考で捉えることに対して大きな可能性を感じています。例えば、組織ビジョン策定から啓発・研修コンテンツの開発といった各種コミュニケーションデザインは、結果としてDX推進のための経営のあり方を示唆し、組織へ浸透させることにつながります。また、サービスデザインによる顧客・従業員の体験設計や仕組み化などは、DX実現に向けたシステム構築の基盤となり得ます。
そこで本プログラムでは、まず「DXとは何か」という問いに対する本質的な解釈と、デザイン思考の有用性を解説します。さらに、実際にDX推進プロジェクトに取り組む上でどのようにデザイン思考やサービスデザインを取り入れていくか、具体的な手法と考え方を紹介します。

Anuncio
Anuncio

Más Contenido Relacionado

Presentaciones para usted (20)

Similares a DXとデザイン思考 -実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性- (20)

Anuncio

Más de Concent, Inc. (20)

Más reciente (20)

Anuncio

DXとデザイン思考 -実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-

  1. 1. 【免責事項&禁止事項】 以下についてはご了承の上ご覧ください。 ・本スライド資料の内容はプログラム開催当時の情報です。 以下のような著作権を侵害する行為は禁止といたします。 ・ご自身の著作物としての利用 ・スライドを改変しての利用 ・弊社の許可なく第三者に配布すること
  2. 2. 第一線で 活躍する 講師は デザイナー 回 毎月1 オンライン プログラムを開催 デザインを 学びたい すべての人が対象 https://cds.concentinc.jp/ コンセントデザインスクールは、第一線で活躍するデザイナーが 実践の中で培ってきたナレッジを誰もが学べる、ひらかれた学校です。 誰もがデザインを実践できる世の中に
  3. 3. レベルに合わせた3つのカテゴリーのプログラムを用意しています program Light デザインをはじめるための 基本知識を学ぶ program Regular より良いクリエイティブを 生み出す実践力を養う program Bold プロジェクトをリードする 視点や思考を身に付ける
  4. 4. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 13 システム開発会社にて、システムアーキテク チャおよびデータベース、UI設計などを中心 にBtoB/BtoC問わずさまざまな業務設計・シ ステム開発に従事しながら、関連事業会社2 社の設立および取締役を兼任。2011年にコン セントに入社後は、大規模サービスサイトの構 築支援やデジタルマーケティング基盤の構築 支援などを行う。2014年、株式会社PIVOTの AZグループ参画に伴い同社取締役に就任。 2016年より株式会社コンセント取締役を兼任。 コンセント Design Leadershipメンバー。 家内 信好 デジタルプロダクトディレクター/ビジネスデザイナー
  5. 5. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 14 システム開発寄りのウェブディレクターから キャリアをスタートし、15年以上ウェブサイトの 構築・運用プロジェクトに従事。ウェブ情報 アーキテクチャに軸足を置きつつ、近年は数 十~百を超えるウェブサイト群のガバナンス やウェブを中心としたデジタルマーケティン グに関するコンサルティング、プロジェクト推 進を担うことが多い。事業計画におけるウェブ 領域の役割定義から、日常のオペレーション 業務の効率化までをトータルでコーディネート できる守備範囲の広さが強み。 コンセント Design Leadershipメンバー。 加川 大志郎 プロデューサー/プロジェクトマネージャー
  6. 6. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 1 2018年5月に経済産業省・特許庁が提言した『デザイン経営宣言』。 デザイン経営が、企業の競争力強化に資するものであると示しました。 しかし、企業活動におけるデザインのニーズが高まるにつれ、 要求人材の不足、プロセス、組織内での認識差異の拡大などさまざまな課題が顕在化しています。 今やコンサルティングだけでなく、デザインを具体化できる力が求められています。 コンセント「Design Leadership」は、企業の抱えるデザイン経営の諸課題に対し、 デザインのプロフェッショナルが包括的に支援します。 デザイン経営をリードする 領域横断型専門人材チーム
  7. 7. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 16 目次 DXの成功とは何か? なぜつまずくのか? DX推進におけるデザインのアプローチ DXプロジェクトを推進するためのポイント DX推進をリードする人材とは? まとめ 1 2 3 4 5
  8. 8. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 17 1 DXの成功とは何か? なぜつまずくのか?
  9. 9. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DXの本来の成功とは? 18 「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧 客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業 務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立す ること。」 2018年12月、経済産業省より発行された『DX推進ガイドライン』*1 にあるデジタルトランスフォーメーショ ン(以下、DX)の定義。 * 1 経 済 産 業 省 ( 2 0 1 8 ) 「 デ ジ タ ル ト ラ ン ス フ ォ ー メ ー シ ョ ン を 推 進 す る た め の ガ イ ド ラ イ ン ( D X 推 進 ガ イ ド ラ イ ン ) V e r . 1 . 0 ) 」 h t t p s : / / w w w . m e t i . g o . j p / p o l i c y / i t _ p o l i c y / d x / d x _ g u i d e l i n e . p d f 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 」 と 統 合 さ れ 、 2 0 2 2 年 9 月 に 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 2 . 0 」 と し て 公 表 さ れ て い る ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 )
  10. 10. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DXの本来の成功とは? 19 「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧 客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業 務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立す ること。」 2018年12月、経済産業省より発行された『DX推進ガイドライン』*1 にあるデジタルトランスフォーメーショ ン(以下、DX)の定義。 * 1 経 済 産 業 省 ( 2 0 1 8 ) 「 デ ジ タ ル ト ラ ン ス フ ォ ー メ ー シ ョ ン を 推 進 す る た め の ガ イ ド ラ イ ン ( D X 推 進 ガ イ ド ラ イ ン ) V e r . 1 . 0 ) 」 h t t p s : / / w w w . m e t i . g o . j p / p o l i c y / i t _ p o l i c y / d x / d x _ g u i d e l i n e . p d f 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 」 と 統 合 さ れ 、 2 0 2 2 年 9 月 に 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 2 . 0 」 と し て 公 表 さ れ て い る ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 )
  11. 11. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DXの本来の成功とは? 20 「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧 客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業 務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立す ること。」 DXの最終ゴールは企業文化・風土の「変革」 それができて、はじめて成功だと言える デジタル技術・データの利活用は手段にすぎない 2018年12月、経済産業省より発行された『DX推進ガイドライン』*1 にあるデジタルトランスフォーメーショ ン(以下、DX)の定義。 * 1 経 済 産 業 省 ( 2 0 1 8 ) 「 デ ジ タ ル ト ラ ン ス フ ォ ー メ ー シ ョ ン を 推 進 す る た め の ガ イ ド ラ イ ン ( D X 推 進 ガ イ ド ラ イ ン ) V e r . 1 . 0 ) 」 h t t p s : / / w w w . m e t i . g o . j p / p o l i c y / i t _ p o l i c y / d x / d x _ g u i d e l i n e . p d f 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 」 と 統 合 さ れ 、 2 0 2 2 年 9 月 に 「 デ ジ タ ル ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド 2 . 0 」 と し て 公 表 さ れ て い る ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 )
  12. 12. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DX推進でよくあるつまずきと要因 21 うまくいかないDXプロジェクトは、本来のDXの目的を見失っているケースが多い。 よくあるケース l システム導入後、使いこなせず放置状態 l 業務をデジタル移行したのみに留まる
  13. 13. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DX推進でよくあるつまずきと要因 22 うまくいかないDXプロジェクトは、本来のDXの目的を見失っているケースが多い。 よくあるケース つまずく要因 l 顧客視点の欠如 l 目指す顧客体験の実現に向けた指針の欠如 l 組織全体への意識づけ・啓発が不十分 l システム導入後、使いこなせず放置状態 l 業務をデジタル移行したのみに留まる
  14. 14. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 解決の糸口 23 組織を再設計する 顧客視点をもつ
  15. 15. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 解決の糸口 24 どちらもデザインのアプローチが 得意とするところ 組織を再設計する 顧客視点をもつ
  16. 16. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 25 実は、DX推進には 「デザイン」が有効 P h o t o b y J a s o n G o o d m a n o n U n s p l a s h
  17. 17. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 26 2 DX推進におけるデザインのアプローチ
  18. 18. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DX推進でよくあるつまずきと要因 27 よくあるケース つまずく要因 l 顧客視点の欠如 l 目指す顧客体験の実現に向けた指針の欠如 l 組織全体への意識づけ・啓発が不十分 l システム導入後、使いこなせず放置状態 l 業務をデジタル移行したのみに留まる この3つの要因に対して有用なデザインのアプローチをそれぞれ提案。
  19. 19. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 28 1 顧客視点の欠如 つまずく要因
  20. 20. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 29 1 顧客視点の欠如 つまずく要因 「サービスデザイン」の手法で DXプロジェクトを俯瞰する
  21. 21. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 企業活動と顧客との関係性 30 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト ( 以 下 を 参 考 に 、 コ ン セ ン ト で 検 討 を 重 ね 作 成 ) J a m i n H e g e m a n 「 H o w I L e a r n e d t o S t o p W o r r y i n g a n d G i v e S e r v i c e D e s i g n A w a y 」 P . 3 8 ( 2 0 1 7 ) h t t p s : / / w w w . s l i d e s h a r e . n e t / s d n e t w o r k / j a m i n - h e g e m a n - h o w - i - l e a r n e d - t o - s t o p - w o r r y i n g - a n d - g i v e - s e r v i c e - d e s i g n - a w a y
  22. 22. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 企業活動と顧客との関係性 31 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト ( 以 下 を 参 考 に 、 コ ン セ ン ト で 検 討 を 重 ね 作 成 ) J a m i n H e g e m a n 「 H o w I L e a r n e d t o S t o p W o r r y i n g a n d G i v e S e r v i c e D e s i g n A w a y 」 P . 3 8 ( 2 0 1 7 ) h t t p s : / / w w w . s l i d e s h a r e . n e t / s d n e t w o r k / j a m i n - h e g e m a n - h o w - i - l e a r n e d - t o - s t o p - w o r r y i n g - a n d - g i v e - s e r v i c e - d e s i g n - a w a y 多様な顧客文脈の中から 企業活動との接点を見出していくことで顧客体験を描く 顧客体験の中にある接点を支えるために組織内のオペレーションを設計する
  23. 23. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 一般的に想起されるDXの範囲 32
  24. 24. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. DXすべきもの 33
  25. 25. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 34
  26. 26. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 35
  27. 27. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 36
  28. 28. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 37
  29. 29. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 38
  30. 30. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 39
  31. 31. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 40
  32. 32. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 41 まずは顧客視点で始める
  33. 33. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 42 2 つまずく要因 目指す顧客体験の 実現に向けた指針の欠如
  34. 34. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 43 2 つまずく要因 ステークホルダーや協力会社をつなぎ 実現への指針を共有する 目指す顧客体験の 実現に向けた指針の欠如
  35. 35. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 目指す顧客体験があるのに実現できない理由 44 作っただけで活用できない、ステークホルダーと共有できていない しかしその後… その結果… 各ステークホルダーが異なる指針でバラバラに取り組む状況に 顧客体験を可視化する取り組みはすでに実践 例:カスタマージャーニーマップ(CJM)作成など
  36. 36. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 目指す顧客体験があるのに実現できない理由 45 作っただけで活用できない、ステークホルダーと共有できていない しかしその後… その結果… 各ステークホルダーが異なる指針でバラバラに取り組む状況に 顧客体験を可視化する取り組みはすでに実践 例:カスタマージャーニーマップ(CJM)作成など 実現への「指針」が必要
  37. 37. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. バウンダリーオブジェクトの活用 46 「境界をつなぐためのもの」という意味をもつ概念 バウンダリーオブジェクト※とは? ※ 「 バ ウ ン ダ リ ー オ ブ ジ ェ ク ト 」 と は S u s a n L e i g h S t a r 氏 と J a m e s R . G r i e s e m e r 氏 に よ っ て 提 唱 さ れ た 概 念 。 株 式 会 社 コ ン セ ン ト コ ー ポ レ ー ト サ イ ト 「 多 様 な 人 々 が 共 に 考 え る 『 バ ウ ン ダ リ ー オ ブ ジ ェ ク ト 』 」 h t t p s : / / w w w . c o n c e n t i n c . j p / d e s i g n _ r e s e a r c h / 2 0 2 2 / 0 8 / b o u n d a r y o b j e c t / ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 ) “バウンダリーオブジェクトをつくる行為を通じて生み出される共通理解は、誰かひ とりが示したゴールに対する共通認識とは異なります。すでに答えが出ているという 決めつけから脱却し、さまざまな立場から主体性の伴う議論が生まれることは、製品 やサービス開発後も共通理解をもって自発的に開発・改善を行えるチーム形成に つながります。”
  38. 38. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. バウンダリーオブジェクトの活用 47 「境界をつなぐためのもの」という意味をもつ概念 共創のプロセスが重要 “バウンダリーオブジェクトをつくる行為を通じて生み出される共通理解は、誰かひ とりが示したゴールに対する共通認識とは異なります。すでに答えが出ているという 決めつけから脱却し、さまざまな立場から主体性の伴う議論が生まれることは、製品 やサービス開発後も共通理解をもって自発的に開発・改善を行えるチーム形成に つながります。” ※ 「 バ ウ ン ダ リ ー オ ブ ジ ェ ク ト 」 と は S u s a n L e i g h S t a r 氏 と J a m e s R . G r i e s e m e r 氏 に よ っ て 提 唱 さ れ た 概 念 。 株 式 会 社 コ ン セ ン ト コ ー ポ レ ー ト サ イ ト 「 多 様 な 人 々 が 共 に 考 え る 『 バ ウ ン ダ リ ー オ ブ ジ ェ ク ト 』 」 h t t p s : / / w w w . c o n c e n t i n c . j p / d e s i g n _ r e s e a r c h / 2 0 2 2 / 0 8 / b o u n d a r y o b j e c t / ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 ) バウンダリーオブジェクト※とは?
  39. 39. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. UX設計とUI設計をつなぐOOUXデザインプロセス 50 株 式 会 社 コ ン セ ン ト コ ー ポ レ ー ト サ イ ト 「 コ ン セ ン ト 独 自 の U X 設 計 方 法 『 O O U X デ ザ イ ン プ ロ セ ス 』 」 h t t p s : / / w w w . c o n c e n t i n c . j p / d e s i g n _ r e s e a r c h / 2 0 2 2 / 0 7 / o o u x - d e s i g n - p r o c e s s / ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 ) UXデザインからUIデザインに至るまでのプロセスを分解し、デザイナーだけが行うものから、ビジネスプラ ンナーやエンジニアと共創するプロセスとして再定義。 事例
  40. 40. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. UX設計とUI設計をつなぐOOUXデザインプロセス 51 2021年12月15日(水) CONCENT DESIGN SCHOOL Regular program 「UXとUIのつなぎかた」 を開催 2022年7月 プロセスの全体像を記事として公開 株 式 会 社 コ ン セ ン ト コ ー ポ レ ー ト サ イ ト 「 コ ン セ ン ト 独 自 の U X 設 計 方 法 「 O O U X デ ザ イ ン プ ロ セ ス 」 」 h t t p s : / / w w w . c o n c e n t i n c . j p / d e s i g n _ r e s e a r c h / 2 0 2 2 / 0 7 / o o u x - d e s i g n - p r o c e s s / ( 閲 覧 日 : 2 0 2 2 年 9 月 1 4 日 ) UXデザインからUIデザインに至るまでのプロセスを分解し、デザイナーだけが行うものから、ビジネスプラ ンナーやエンジニアと共創するプロセスとして再定義。 事例
  41. 41. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 52 3 組織全体への意識づけ・啓発が不十分 つまずく要因
  42. 42. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 53 3 組織全体への意識づけ・啓発が不十分 つまずく要因 浸透や啓発に有用な コミュニケーションプランを立てる
  43. 43. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 影響範囲と時間軸でコンテンツの設計をする 54 協力者 決済者 組織内オペレーションの再設計にあたり、「最も影響を受ける人たち」を軸に、彼らへ働きかける上で必要 な「協力者」、「協働する人たち」の3つの立場に対し、それぞれ必要なコミュニケーションプランを検討。 最も影響を受ける人たち 初期から持続的なコミュニケー ションを実施。導入前説明会・ コミュニケーションチャネル構 築などをプランの軸とする。 コンテンツが一人歩きすること を前提に、内容および提供方 法を検討。不特定多数の目に 触れる可能性に配慮する。 コミュニケーションプラン の策定および実行計画を 立てる。推進主体者との協 働関係を築けるとベスト。 協力者とプランを策定、決済者に通し、影響を受ける人たちに対して実施する 最も影響を受ける人たちと 協働する人たち プランの 提案
  44. 44. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 影響範囲と時間軸でコンテンツの設計をする 55 コミュニケーションのプランはプロジェクトの時間軸と照らし合わせて、フェーズごとに必要なコンテンツを 配置していく。 準備 練習 習熟 安定 l 目的や意義 l 思想 l 将来像 l 安心感 l 実際の操作体験 l 自己解決方法 l より良い方法の 提案 l 業務そのものの 改善提案 提供するもの l コンセプト動画 l ロードマップ l ToBe 業務フロー概要 l 操作説明会 l 試せる環境 l マニュアル l サポート窓口 l FAQ l 実運用で得られた Tipsのシェア l ユーザー会 l 要望等を 広く受け付ける アンケート 具体的な アウトプット • 試験操作の機会をつくり、ローンチ前後にプロダクトに必要なフィードバックを得る • ローンチ前に改善点への対策ができると運営側への信頼度も向上する ローンチ
  45. 45. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 58 3 DXプロジェクトを推進するためのポイント
  46. 46. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 59 1 つくって終わりにしない プロジェクトづくり 推進のポイント
  47. 47. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 従来のプロジェクト 60 運用開始後、ビジネスやデジタル技術の急速な変化に対応できない 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 導入にコスト・期間・人員を投入 運用フェーズは導入時のチームを解散し、最低限の保守のみ
  48. 48. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 61 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 改善前提でスモールスタートし、問題解決を定常化 理想のプロジェクト 初期導入は予算も時間もミニマム 運用チームからのフィードバックを元に改修し続ける DXを推進し続ける体制を維持
  49. 49. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 62 2 メンバーがパフォーマンスを発揮できる 体制づくり 推進のポイント
  50. 50. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 従来の組織体制 63 各担当の責任と守備範囲が広く、独立している 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 協力会社1社では カバーできる専門性に 限界がある 事業部門から社内発注になり IT部門が受け身になりがち 構築と運用体制が分断されて 意図や経緯が共有されづらい
  51. 51. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 理想の組織体制 64 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 中枢に推進支援担当を配置・コミュニケーションを円滑化 IT部門が主体性をもって 推進できる並列関係に チームを階層構造化 責任と情報をコントロール マルチベンダー体制 各領域の専門家を集める DX推進チーム 推進支援
  52. 52. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 65 3 デジタル資産を 組織で横断的に活用する仕組みづくり 推進のポイント
  53. 53. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. ビジネスでの機会損失・多重コストのリスクがある デジタル資産を個別管理 66 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト
  54. 54. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. デジタル資産を横断的に活用 67 ツール提供や啓発を通した組織内でのルール統一化 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 共通業務を 類型化 フォーマット 整備 推奨ツール 提供 共通利用可能な インフラ整備
  55. 55. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 68 4 DX推進をリードする人材とは?
  56. 56. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 69 DXの最終ゴールは 企業文化・風土の「変革」 それを率いるのは誰? P h o t o b y D r e w H a y s o n U n s p l a s h
  57. 57. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 〈再掲〉理想の組織体制 70 出 典 : 株 式 会 社 コ ン セ ン ト 中枢に推進支援担当を配置・コミュニケーションを円滑化 DX推進チーム 推進支援 つまり この人材のこと
  58. 58. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 71 l 情報収集し現状を把握する l 情報を解釈し要件を定義する l 目的と手段を混同せず推進する 「変革」のために必要なこと DX推進をリードする人材がもつべき素養
  59. 59. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 72 l 情報収集し現状を把握する l 情報を解釈し要件を定義する l 目的と手段を混同せず推進する 共感力と推進力を兼ね備え エスノグラファーのように立ち回る力がある人材 「変革」のために必要なこと DX推進をリードする人材がもつべき素養
  60. 60. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 73 l 情報収集し現状を把握する l 情報を解釈し要件を定義する l 目的と手段を混同せず推進する 共感力と推進力を兼ね備え エスノグラファーのように立ち回る力がある人材 高度デザイン人材 「変革」のために必要なこと DX推進をリードする人材がもつべき素養
  61. 61. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 高度デザイン人材? 74 出 典 : 経 済 産 業 省 / 株 式 会 社 コ ン セ ン ト ( 2 0 1 9 ) 『 経 済 産 業 省 平 成 3 0 年 度 産 学 連 携 サ ー ビ ス 経 営 人 材 育 成 事 業 高 度 デ ザ イ ン 人 材 育 成 の 在 り 方 に 関 す る 調 査 研 究 報 告 書 詳 細 版 』 、 P 4 4
  62. 62. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 75 高度デザイン人材の能力・資質を身につけるには l デザイナーがビジネスを身につける l ビジネスパーソンがデザインを身につける 導入するべきは「人材」か
  63. 63. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 76 高度デザイン人材の能力・資質を身につけるには 広義のデザインを身につけた ビジネスパーソンはすでにたくさんいる l デザイナーがビジネスを身につける l ビジネスパーソンがデザインを身につける 導入するべきは「人材」か
  64. 64. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 77 高度デザイン人材の能力・資質を身につけるには 必要なのはスキルセットよりも「デザインの姿勢」 広義のデザインを身につけた ビジネスパーソンはすでにたくさんいる l デザイナーがビジネスを身につける l ビジネスパーソンがデザインを身につける 導入するべきは「人材」か
  65. 65. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 高度デザイン人材? 78 出 典 : 経 済 産 業 省 / 株 式 会 社 コ ン セ ン ト ( 2 0 1 9 ) 『 経 済 産 業 省 平 成 3 0 年 度 産 学 連 携 サ ー ビ ス 経 営 人 材 育 成 事 業 高 度 デ ザ イ ン 人 材 育 成 の 在 り 方 に 関 す る 調 査 研 究 報 告 書 詳 細 版 』 、 P 4 4
  66. 66. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 79 5 まとめ
  67. 67. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. まとめ 80 DX推進においてデザインする対象は・・・
  68. 68. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. まとめ 81 DX推進においてデザインする対象は・・・ プロジェクト 組織文化 人材
  69. 69. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. まとめ 82 DX推進においてデザインする対象は・・・ ビジネスそのもの プロジェクト 組織文化 人材
  70. 70. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 83 あなたがDXに取り組むのは なぜですか? P h o t o b y C a r d M a p r . n l , P a b l o M e r c h á n M o n t e s , i m g . l y , A n n i e S p r a t t o n U n s p l a s h
  71. 71. 2022 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 84 ありがとうございました!

×