2020 エデルマン・トラストバロメータースペシャルレポート：信頼とコロナウイルス

スペシャルレポート：
信頼とコロナウイルス
日本の調査結果

2020 エデルマン・トラストバロメーター
スペシャルレポート
信頼とコロナウイルス
調査の詳細につきましては、エデルマン・ジャパンまでお問い合わせください。
10カ国を対象としたオンライン調査
• ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、
南アフリカ、韓国、イギリス、アメリカ
• 年代、性別、地域の代表性を考慮して実施
• 10,000のサンプル（各国1,000サンプル）
調査実施期間：2020年3月6日～3月10日
2

信頼できる情報を求めて

4
コロナウイルスに関するニュースを少なくとも1日に1回、もしくは1日に数回、検索・入手していると回答した人の割合（%）
全回答者の7割が、毎日コロナウイルスに関するニュースをチェックしている
2020 Edelman Trust Barometer Special Report: Trust and the Coronavirus.
Q5. コロナウイルスやその拡散状況に関する情報を検索、入手する頻度はどの程度ですか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値
32
58 55 55
26
37
22 22
16 15 15
38
35 36 35
43
32
43 39
40 41
35
70
93 91 90
69 69
65
61
56 56
50
少なくとも1日に1回
1日に数回

5
Q3. 次の記述にどの程度同意されますか。1は「強く反対」、9は「強く賛成」を表す、1～9までの範囲で評価してください。
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本
賛成すると回答した日本人の割合（%）
コロナウイルスに関する情報の信頼性を懸念している
56% 83%
コロナウイルスとその影響に関して
信頼できる情報を見つけることは
困難である
コロナウイルスについての情報は
政治家からではなく科学者から
聞く必要がある
77%
コロナウイルスに関する
フェイクニュースや虚偽の情報が
拡散しているのではないかと
心配している

6
69
62 62 61 61 58 58 57
50
45
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値
賛成すると回答した人の割合（%）
危機的状況が政治に利用されることを懸念している
政治的利益のために、状況をより悪く思わせようとする人もいる
58%
10カ国平均

7
日本
韓国
南アフリカ
イギリス
カナダ
ドイツ
アメリカ
ブラジル
イタリア
フランス
73 73 67 67 66 65 63 59 55 52
41 50 36 34 31 32 25 40 63 45
44 35 72 22 33 26 26 64 32 21
22 18 43 26 45 30 27 46 46 36
15 25 28 37 41 18 45 25 36 20
36 34 44 20 22 25 22 30 20 21
27 29 28 15 27 27 20 31 33 21
コロナウイルスに関する情報を各情報源から入手していると答えた人の割合（%）
情報源として、主要な報道機関が最も利用されている
Q4. コロナウイルスに関する情報をどこから入手していますか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値
26
27
29
34
38
40
64
地方自治体
家族や友人
国の保健機関
世界保健機関
ソーシャルメディア
政府
主要な報道機関

8
コロナウイルスに関する情報を各情報源から入手していると答えた日本人の割合（%）年代別
より多くの若い世代が、
コロナウイルスに関する情報をソーシャルメディアから得ている
Q4. コロナウイルスに関する情報をどこから入手していますか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本年代別
66 67
80
56
49
36
18-34歳 35-54歳 55+歳
主要な
報道機関
ソーシャル
メディア
主要な
報道機関
ソーシャル
メディア
主要な
報道機関
ソーシャル
メディア

9
65 65
56
46
42 40 38 38 37 37 35 35 35 33
30
Q13. コロナウイルスとその拡散状況について事実を伝えているという点において、次の情報源をどの程度信頼していますか。1は「全く信頼していない」、9は「大いに信頼している」を表す、1～9までの範囲で信頼度を評価してください。
9段階評価；トップ4ボックス、信頼しているコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本
コロナウイルスに関する情報において、各情報源を信頼していると答えた日本人の割合（%）
コロナウィルスに関する情報において、医者と科学者が最も信頼されている

10
政府と保健機関が、各情報を国民に定期的に伝える必要があると思っている日本人の割合（%）
政府や保健機関は、コロナウィルスに関して
定期的に国民に助言することが求められている
Q7. コロナウイルスに関する次の情報のうち、政府と保健機関が国民に定期的に伝える必要があると思われる情報はどれですか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本
53
54
56
65
67
71
74
80
コロナウイルスの大流行に備えた準備
経済に与える影響
安全とは言えない旅行先
ワクチン開発の進捗状況
コロナウイルスの拡散に関する最新の統計データ
コロナウイルスの拡散状況や感染を避ける方法についての最新研究結果
コロナウイルスの感染を検査できる場所
コロナウイルスの感染が広がらないように個人ができる対策

11
11 14 11 9 9
51 41 43
39
31
62
55 54
48
40
Q14. 次の情報先からコロナウイルスに関する新しい情報を知った場合、その情報が真実であると確信するために、何回ほど情報を確認したり、聞いたりする必要があると思われますか。
コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本「勤務先からの情報」は組織または法人の従業員のみが回答
各情報源から得たコロナウイルスに関する情報を信じる日本人の割合（%）
勤務先からの情報が、最も信頼される傾向にある
必要なし
ここで知る情報は真実であると思っている
1回か2回
10 15 14 11 23
勤務先からの情報政府のウェブサイト健康関連企業の
ウェブサイト
トラディショナルメディアソーシャルメディア
その情報が真実であると確信するためには
その情報を何回ほど見たり聞いたりする
必要がありますか？
ここでしか情報が提供されていない
場合、その情報を信じることはない

企業が果たすべき重要な役割

13
自分の勤務先、もしくは自分の国が、コロナウイルスの大流行に備えて十分な予防措置を講じていると答えた人の割合（%）
自分の国よりも自分の雇用主のほうが、
コロナウイルス対策が万全であると思われている
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値「自分の勤務先」は組織または法人の従業員のみが回答
49 50
41
51
42 44
51
71
48
44 4543
27 28
43
35
38
46
67
46 45
53
自分の勤務先自分の国
自分の勤務先と
自分の国を
比較した際の差
6 23 13 8 7 6 5 4 2 -1 -8

14
コロナウイルスの大流行に関する効果的かつ責任のある対応について考えた場合、各機関を信頼すると答えた日本人の割合（%）
クライシス時の責任ある対応において、
自分の勤務先を信頼している日本人回答者は約4割
Q11. コロナウイルスの大流行に対する効果的かつ責任のある対応について考えた場合、次の機関をどの程度信頼していますか。
1は「全く信頼していない」、9は「大いに信頼している」を表す、1～9までの範囲で信頼度を評価してください。
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答日本「自分の勤務先」は組織または法人の従業員のみが回答
27
31
36
38
41
42
43
45
45
46
49
61
64
73
他国の政府
自国の一般市民
NGO全般
メディア全般
企業全般
政府全般
自分の勤務先
学校や教育機関
世界保健機関
国民健康保険
地元の保健機関
製薬会社
国の保健機関
病院や医者

15
コロナウイルスの大流行に関する効果的かつ責任のある対応について考えた場合、自分の勤務先を信頼すると答えた人の割合（%）
10カ国平均では、回答者の約6割が、クライシス時の責任ある対応において
自分の勤務先を信頼している
Q11. コロナウイルスの大流行に対する効果的かつ責任のある対応について考えた場合、次の機関をどの程度信頼していますか。
1は「全く信頼していない」、9は「大いに信頼している」を表す、1～9までの範囲で信頼度を評価してください。
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値「自分の勤務先」は組織または法人の従業員のみが回答
70 69
65 65 63 63 62
57 57
43
62%
10カ国平均

16
コロナウイルスとその拡散を防ぐために、企業、もしくは政府が、最も効果的な対策を講じていると思っている人の割合（%）
政府は企業と協力することで、
より効果的にコロナウイルスを予防できると思われている
Q6. コロナウイルスとその拡散を防ぐために、最も効果的な対策を講じている国内の機関はどこだと思われますか。
コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値
62 59
54
49
42 41 40 39
34
26
政府と企業が一丸となって協力すれば、
コロナウイルスを予防できる
10カ国平均ドイツブラジルイタリア南アフリカカナダアメリカ日本イギリスフランス韓国
企業のみ 5 4 6 3 7 3 8 7 2 4 5
政府のみ 20 11 19 21 15 22 13 15 23 17 42
45%

17
87 85 83 80 79 78 76 75 73
65
賛成すると答えた人の割合（%）
従業員と地域社会を守るために行動することが、企業には求められている
9段階評価；トップ4ボックス、賛成するコロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人のみ回答 10カ国の平均値
78%
10カ国平均
企業には、
職場のコロナウイルス感染を防止するための対策を講じる責任と、
従業員が地域社会にコロナウイルスを拡散させないよう対策を講じる責任がある

18
勤務先に
これらの業務上の対策を期待する
日本の従業員の割合
Q15. 次のうち、勤務先に期待するコロナウイルス対策はどれですか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人と、組織または法人の従業員のみが回答日本
各行動を勤務先に期待する日本人の割合（%）
雇用主は、業務を遂行する上で柔軟な対応を求められている
31
38
39
41
51
業務の中断を管理するための
緊急時対応策を作成する
従業員と顧客またはクライアントとの間の
直接的な接触を減らす方法を見つける
リモートで仕事をするという選択肢を提供する
特定の国への出張を禁止する
不必要な対面会議をキャンセルする
76%

19
Q15. 次のうち、勤務先に期待するコロナウイルス対策はどれですか。コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人と、組織または法人の従業員のみが回答日本
各行動を勤務先に期待する日本人の割合（%）
雇用主は、人事の方針に関して柔軟な対応を求められている
25
39
55
55
健康保険に加入していない従業員または契約社員
に、コロナウイルスの検査費用や治療費を支払う
コロナウイルスが存在する場所に旅行した従業員に
対して、少なくとも2週間は出勤を認めない
体調が優れない場合は出勤しないよう、
現在感染していない従業員または契約社員に
有給の病気休暇を与える
コロナウイルスに関連する症状を感じている従業員に、
自宅で待機するよう呼びかける
74%
勤務先に
これらの人事の方針に関する対策を
期待する日本の従業員の割合

20
コロナウイルスに関する情報を少なくとも1日に1回、もしくは1日に数回、雇用主にアップデートしてほしいと答えた人の割合（%）
従業員は自分の勤務先に、毎日情報をアップデートすることを求めている
Q10. 雇用主が従業員に伝える必要があると回答された情報について、どの程度の更新頻度が好ましいと思われますか。
コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人と、組織または法人の従業員、また雇用主は従業員に情報を伝える必要があると答えた人のみが回答 10カ国の平均値
20
30 28 25 29
20 15 19
11 10 11
43
55
50
48 42
49
39 35
41
37 32
63
85
78
73 71 69
54 54 52
47
43
少なくとも1日に1回
1日に数回

21
コロナウイルスに関する各情報を、雇用主が従業員に定期的に伝える必要があると思っている日本人の割合（%）
従業員とのコミュニケーションにおいては、
ビジネスに与える影響よりも従業員の安全が重要
Q9. コロナウイルスに関する次の情報のうち、雇用主が従業員に定期的に伝える必要があると思われる情報はどれですか。
コロナウイルスについて聞いたことがあると答えた人と、組織または法人の従業員のみが回答日本
42
49
49
56
59
60
67
コロナウイルスが収益や利益に与える影響
コロナウイルスが企業全体に与える影響
コロナウイルスが組織の業務に影響を与えているかどうか、またその影響
コロナウイルスに感染した従業員数
コロナウイルスの感染が広がらないように個人ができる対策
コロナウイルスを予防するための組織の取り組み
職場にコロナウイルスを持ち込まないために従業員が取るべき対策

22
雇用主は、コロナウイルスに関して
信頼できる情報源になることを期待されている
コロナウイルスに関する各情報を、雇用主が従業員に定期的に伝える必要があると思っている日本人の割合（%）
27
33
33
34
35
37
45
ワクチン開発の進捗状況
安全とは言えない旅行先
経済に与える影響
コロナウイルスの拡散に関する最新の統計データ
コロナウイルスの拡散状況や感染を避ける方法についての最新研究結果
コロナウイルスの大流行に備えた準備
コロナウイルスの感染を検査できる場所
Q9. コロナウイルスに関する次の情報のうち、雇用主が従業員に定期的に伝える必要があると思われる情報はどれですか。

23
雇用主がコロナウイルスに関する情報を従業員に伝える際に、各チャネルやプラットフォームを好ましいと答えた人の割合（%）
コロナウイルスに関する雇用主の情報発信において
最も効果的なのは全社的なメールやニュースレター
Q16. コロナウイルスについての情報を従業員に伝える場合、どのような方法やプラットフォームが好ましいと思われますか。
定期的なコミュニケーションが
行われている限り、
どのような方法でもよい
10
10
12
14
14
27
38
47
少人数の従業員に対して行う対面会議
全社的な対面会議
ツイッター
ストリーミングビデオ
企業のソーシャルメディアへの投稿
電話またはビデオ会議
社内ウェブサイトまたは社内ネットワークへの投稿
全社的なメールまたはニュースレター
23%

24
1.
企業は
政府と協力して
事態に効果的に
対処する
4.
科学者や権威のある
スポークスパーソンを
活用する
3.
信頼できる情報を
毎日発信する
2.
従業員、お客様、
地域社会を守るために
行動を起こす
コロナウイルス・クライシスの状況下で信頼を維持するには

2020 エデルマン・トラストバロメータースペシャルレポート：信頼とコロナウイルス

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