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OPTiMでテックリード会をはじめみて
2019/10/24 OPTiM TECH NIGHT 和⽥⼀洋
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p 和⽥ ⼀洋(わだ かずひろ)
p 2018/11 OPTiM⼊社(もうすぐ1年︕)
• 経営理念︓「ネットを空気に変える」「存続を⽬的とせず、た
えず⾝の丈に合わない⼤きな志を持ち、楽しみながら挑戦す
る」
• B2Bでおもしろいことをやっている、ITで各産業に新しいビジ
ネスモデルを作っていっている
• ⾃社プロダクトを泥臭い運⽤までやっている
p 技術統括本部 プラットフォーム技術戦略室
• AI・IoTプラットフォーム製品「OPTiM Cloud IoT OS」の製
品企画などを担当
https://www.slideshare.net/KazuhiroWada
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OPTiMにおけるテックリード会
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 4
p 全社で各プロダクトの技術的な窓⼝になるエンジニア
を集めて開催(参加者は各回15-20名程度)
p OPTiMでは「テックリード」という役割は明確に定義
されていないが、 「チーム/プロダクトを代表して、
技術構成や開発の進め⽅の全体像を語り、リーディン
グする⼈」という趣旨で命名
p 社内コミュニティだからこその、各プロダクトの突っ
込んだ技術トピックを共有
p 隔週1時間で開催、発表は持ち回り、レビューの場で
はなく相互理解の場
OPTiMでのテックリード会
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OPTiMでのテックリード会
1 某プロダクトにおける性能改善の取り組み 11 各チームのチームビルディングの⼯夫#2
2 Optimal Bizのサーバ運⽤、OEM先ごとにコード
を分岐しないためのカスタマイズ戦略
12 ⾃然⾔語処理
3 モニタリングツールDatadogを使った、マイク
ロサービスの分散トレーシングの運⽤
13 Agri Field Managerの技術トピックス
4 AMIASのアーキテクチャ 14 リモートサポート系プロダクトの裏側要素技
術
5 BIGLOBE様向けに開発したIoTデバイスBL-02の
開発
15 3D Viewer Cesiumと3D Tile
6 OPTiMプロダクトに組み込まれている内製ミド
ルウェアの設計・実装
16 ISUCON参加レポート
7 OPTiM AI Cameraのアーキテクチャ 17 プラットフォーム新機能アーキテクチャ
8 ふりかえり 18 CUDA
9 新プロダクトプロトタイプのコード共有会
10 各チームのチームビルディングの⼯夫#1
凡例︓⾃社プロダクト
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 6
OPTiMでのテックリード会
p ⾃社プロダクトのアーキテクチャ / 要素技術
p サービス品質(⾮機能)強化取り組み
p 各チームのチームビルディング
p インシデントのポストモーテム共有
OPTiM TECH BLOGの元ネタになった会や、逆にTECH BLOG記事の詳細説明会も
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 7
テックリード会をはじめた経緯
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 8
p ⽉次の全社会議(+ 懇親会)で、社⻑から直近の事業トピックスや社内施策を熱く発信
p 営業ログや社員⽇報は、全社員に共有
p つぶやき⽤のメーリングリスト / チャット
p 社内情報共有サイト
(オフィス周辺の飲⾷店事情から、
機械学習の論⽂紹介まで幅広く)
前提としてOPTiM社内の情報共有
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 9
⼊社当初は情報の洪⽔に溺れかけたほど
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 10
それでも・・・
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 11
p 各プロダクトの⽣々しい技術トピックを共有する「場」がほしい
• そのためには、コンテキストを⼀定揃える必要がある -> 基本的にはメンバーを固定して開催
• 頼まれないと話すきっかけがないこともある
p (⼊社したばかりの⾝として、OPTiMの多岐にわたるプロダクトの裏側を知りたいという好奇
⼼)
はじめたきっかけ
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 12
p 既存のワーキンググループの⼀つを発展的に解消して、テックリード会を⽴ち上げ
p お互いがどういう技術課題に取り組んでいるか顔が⾒える -> 相互に技術的な相談がしやすく
p 草の根活動ではなく、役員を巻き込んで⽴ち上げ
はじめたきっかけ
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 13
p (個⼈的な)KPI = 参加者が減らないこと -> 9ヶ⽉が経過するも順調
• 強制参加ではないため、継続して参加してもらえている = 参加者にとって価値のある場になっている
• 開発系の役員も参加(役員という⽴場ではなく、OPTiM歴代技術の⽣き字引として・・・)
p 各回の中や、メンバーのチャットで、聞きたいテーマを常時募集
• 会の中で、次々回くらいまでのテーマと担当者を決めてしまう
• メンバー内に話せる⽅がいればその⽅に、そうでなければ個別に直接依頼
p 省エネ運営重要︕
• 発表テーマ決めに悩まないため、ほぼ負荷なし(情報共有ツールでの開催ログ発信くらい)
運営
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 14
テックリード会をやってみて
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 15
p 開始から半年弱が経ったタイミングで、みんなでふりか
えり(と懇親会)を開催
p Keep
• 隔週はちょうどいい
• 普段話さない他プロダクトのこと/⼈を知るきっかけになっ
た
• 質問して内容を深掘りできるのが良い
• 参加者の集まりがいい
• 各プロダクトの⽣々しい話が聞けるのが良い(運⽤⾯も含め
て)
ふりかえり
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 16
p Problem
• ⽋席時のキャッチアップが難しい
• 参加者がクローズド
• 開発マネージャとしての悩みも共有したい
• 内容をもっと実装に踏み込みたい/テックテックしていない
• 発表内容が参加者のニーズに合っているかが分からない
• ⾃分のプロダクトに活かす動きに繋げられていない
p Try
• 開催ログと発表資料の集約⽅法の⾒直し
• 新メンバーの招待⽅法を決定(招待 + 上⻑承認)
• 次回以降の開催テーマ(ふりかえりの内容を踏まえて)
ふりかえり
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 17
p (思っていた以上に)直接的にプロダクト開発に⽣き始めている
• テックリード会でテーマに挙がった「あの技術」と「あの技術」を組み合わせれば・・・
• プラクティス / 開発補助ツールの相互取り⼊れ
• 事業部をまたがったバーチャルチームでの開発の素地にも
p ⾃チームの取り組みをポジティブにふりかえるきっかけにも
• チーム内では「できていないこと」に⽬が⾏きがちだが、他チームの⼈が聞くと「すごい︕」と思う箇所
も多い
その後の所感
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 18
まとめ
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 19
p 社内コミュニティだからこその、⾃社プロダクトの突っ込んだ技術トピック共有の場
• コンテキストを揃えために、あえて固定メンバーで開催
p みんなで盛り上げいく
• ⼈数を絞りくだけた雰囲気でのディスカッション、テーマ決め、ふりかえり
• 省エネ運⽤重要︕
p 社内で誰がなにをやっているか顔が⾒えるように、プロダクト開発へのフィードバック
p エンジニアとして⾃分が楽しいこと / エンジニア⽂化が、事業価値に繋がっていく醍醐味
OPTiMにおけるテックリード会
Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 20
ありがとうございました︕
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2019.10.24 19:00~20:30 @ HOTEL GAJOEN TOKYO

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  • 4. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 4 p 全社で各プロダクトの技術的な窓⼝になるエンジニア を集めて開催(参加者は各回15-20名程度) p OPTiMでは「テックリード」という役割は明確に定義 されていないが、 「チーム/プロダクトを代表して、 技術構成や開発の進め⽅の全体像を語り、リーディン グする⼈」という趣旨で命名 p 社内コミュニティだからこその、各プロダクトの突っ 込んだ技術トピックを共有 p 隔週1時間で開催、発表は持ち回り、レビューの場で はなく相互理解の場 OPTiMでのテックリード会
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  • 14. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 14 テックリード会をやってみて
  • 15. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 15 p 開始から半年弱が経ったタイミングで、みんなでふりか えり(と懇親会)を開催 p Keep • 隔週はちょうどいい • 普段話さない他プロダクトのこと/⼈を知るきっかけになっ た • 質問して内容を深掘りできるのが良い • 参加者の集まりがいい • 各プロダクトの⽣々しい話が聞けるのが良い(運⽤⾯も含め て) ふりかえり
  • 16. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 16 p Problem • ⽋席時のキャッチアップが難しい • 参加者がクローズド • 開発マネージャとしての悩みも共有したい • 内容をもっと実装に踏み込みたい/テックテックしていない • 発表内容が参加者のニーズに合っているかが分からない • ⾃分のプロダクトに活かす動きに繋げられていない p Try • 開催ログと発表資料の集約⽅法の⾒直し • 新メンバーの招待⽅法を決定(招待 + 上⻑承認) • 次回以降の開催テーマ(ふりかえりの内容を踏まえて) ふりかえり
  • 17. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 17 p (思っていた以上に)直接的にプロダクト開発に⽣き始めている • テックリード会でテーマに挙がった「あの技術」と「あの技術」を組み合わせれば・・・ • プラクティス / 開発補助ツールの相互取り⼊れ • 事業部をまたがったバーチャルチームでの開発の素地にも p ⾃チームの取り組みをポジティブにふりかえるきっかけにも • チーム内では「できていないこと」に⽬が⾏きがちだが、他チームの⼈が聞くと「すごい︕」と思う箇所 も多い その後の所感
  • 18. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 18 まとめ
  • 19. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 19 p 社内コミュニティだからこその、⾃社プロダクトの突っ込んだ技術トピック共有の場 • コンテキストを揃えために、あえて固定メンバーで開催 p みんなで盛り上げいく • ⼈数を絞りくだけた雰囲気でのディスカッション、テーマ決め、ふりかえり • 省エネ運⽤重要︕ p 社内で誰がなにをやっているか顔が⾒えるように、プロダクト開発へのフィードバック p エンジニアとして⾃分が楽しいこと / エンジニア⽂化が、事業価値に繋がっていく醍醐味 OPTiMにおけるテックリード会
  • 20. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 20 ありがとうございました︕
  • 21. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 21 2019.10.24 19:00~20:30 @ HOTEL GAJOEN TOKYO