なぜ東方地方で、しかもElixirの勉強会を新卒のよわよわなエンジニアが開催しているのか。思い立つまでの経緯と体験と開催して得られた知見を8ページ程度のスライドで紹介しています

1. 清流elixirのこれまで
- 東海にElixir界の異端児が生まれた話 -
2019.10.30(水) fukuoka.ex 秋のLT大会
清流elixirオーガーナイザー: OKB(岡部)

2. こんばんは！福岡！！
本日のアジェンダ:
・ 自己紹介
・Elixirとの出会い
・ コミュニティを始めるまでの葛藤
・始めてみた結果
・所感とまとめ

3. 自己紹介:
OKB(岡部)について
• 新卒でエンジニアに
• *プログラミングは大学3年時より独学
• 業務ではpython3, jsなど
• Webと機械学習を行ったり来たり...(辛い
• 生まれも育ちも岐阜県
• 地元が割と好き(地元に還元したい)

4. Elixirとの出会い
• とある人からElixirっていう言語がいいっすよと吹き込まれる
• 関数型言語?
• ErlangVM?
• パイプライン演算子?
勉強会を始める直前はマジでこのレベル。関数型言語なにそれ
Elixirについて調べてみると*並行処理に強くて、若く勢いのある言語
しかも、東海で活発にElixirについて発信している人が不在の模様
「これは東海で先駆者になれるチャンスや!!」

5. ただ1人でやるのつらい
昔から興味が分散して長続きしないタイプだったので
学習が継続的に行える戦略を考えることに...
• A案: 誰かを誘ってみるか -> 誘う友達がいなかった＼(^p^)／
• B案: コミュニティ作るか -> 決定。しかし、人集まるの?(^^;)
今だから言えること
勤め先でコードレビューしてもらったことが無く憧れがあった
-> 強い人が来てくれたら教えてもらえるかも!!という下心

6. 周りからはバカにされた
「Elixir始める」って知人や会社のメンバーに話した結果
• Elxiir? 何でそんなマイナー言語? Goでいいじゃん
• お金にならないのにやろうと思うの凄いね
• どうせ無理じゃない? 人集まらないと思うけどね
• 東海でElixir使ってる企業ないけど、目的は何? 厨二病?
こんな感じでボロクソに...
人と違うことをやるのが昔から好きだったので、ますます
やる気になった

7. 勉強会について考える
*とある方から知人が知識ゼロの状態でPython勉強会を主催して数百人の
方が参加するコミュニティに成長させたという話を聞き、勉強会について考
えることに...
勉強会ってそもそも何なのか
• 固定概念的なイメージ:
• 勉強会 = 強い人が用意して強い人が参加する
• 話から分かった例外的な成功例:
• 勉強会 = *弱い人が用意して色んなレベルの人が参加する
• 自分の理想: 主催者と参加者が互いに高め合う勉強会にしたい
「じゃあ、俺がやってもいいのでは？」
勉強会の固定概念をぶち壊す。しかもElixirで

8. とりあえず始めてみた結果
参加者ゼロでも大した出費じゃないというマインドでスタート
• Connpassで「清流elixir」を作成
• 当日使用する会議室を予約
• 勉強会の告知を出す
• あとは待つだけ...
うぉおお！！*参加者キター!!!
圧倒的...僥倖ｯ!!

9. その後
• ゆるやかに成長。ネタを絞り出し何とか継続中
• 学生、組み込み、強エンジニアと広い層からのエントリー
• Elixir ErlangFest2019に当時の常連参加者が全員出席とやる気が凄い
• 清流elixirの名を出すと「知ってます」と認知してもらえるレベルに

10. 所感とまとめ
• ほとんど無知でも何とかなった -> 恥をかかぬようにと勉強する
• 人に説明する -> *アウトプットするのが一番の勉強
• 人の集める所に技術が集まる訳ではないけど、同じものが好きな人
が集まると楽しい
• 世界(視界)が広がった -> 福岡の方にいつもRT頂いております
• お金がかかる(辛い