Iko yo20190116

「いこーよ」オープンデータ活用
2019年1月
アクトインディ株式会社

「いこーよ」とは
• 0歳～9歳児のパパ・ママの８割以上が利用する、日本最大
級のファミリー向けお出かけ情報サイト
• 動物園や公園などの施設情報の他、ファミリー向けイベント
や子育て情報などを掲載
• 2008 年 12 月にサービス開始
• プラットフォームはサイトとアプリ
• 「いこーよ」を通じて家族のおでかけや会話が増え、子ども
達の笑顔が増えることが明るい社会創りにつながることを
願って運営
• 掲載施設：約67,000件以上（2018年12月現在）
年間UB数：約 5,900万以上(2018年12月現在)
1）「いこーよ」のサービス内容
Copyright(C) 2019 Actindi, Inc All Rights Reserved.

• オープンデータ掲載は2018年1月から
• 活用しているオープンデータ内容
–図書館、児童館、公園など親子のお出かけの施設情報
• 推奨データセットの「12 公共施設」
–子育て層向けイベント情報
• 推奨データセットの「06 イベント」
• 子育て層のニーズを反映した内容の提案
–子育て層のニーズと、内閣官房IT戦略室の推奨データセットフォー
マットを照らし合わせて、データ項目を「いこーよ」から提案
2）「いこーよ」で活用しているオープンデータ

3) 「いこーよ」のオープンデータ利用の流れ
編
集
部
に
て
フ
ォ
ー
マ
ッ
ト
整
備
・公
開
施設
運営者
イベント
運営者イベント
オープン
データ
◯◯市施設
（公共施設）
オープンデータ
◯◯市
広報誌
施設が個別にアカウント登録し直接入力
もしくは「いこーよ」が掲載許可を施設に依頼
イベント運営者が個別に
アカウント登録し直接入力
ユ
ー
ザ
ー
①
②
①
②
① 施設やイベント運営者が「いこーよ」のアカウントを取得し、直接サイトに掲載依頼をするパターン
② 施設やイベントが自治体のオープンデータに掲載され、それを「いこーよ」がサイトに掲載するパターン（オープンデータ利用）
お出かけ先施設情報
親子向けイベント情報投稿
口コミ
いいね！
利用写真
閲覧

4）「いこーよ」へのオープンデータ掲載の利点と目的
• 自治体にとって
– オープンデータの利活用促進、活用実績
– 自治体の子育て施策の認知・利用の拡大
– 「子育てに強い自治体」のブランドを地域と全国に発信
– 多くのユーザーが日常的に利用しているアプリ・サイトに掲載されることで、
オープンデータが見慣れたUI上で日常的に利用される
• 「いこーよ」にとって
– より多くの、正確な、親子のおでかけ情報（施設、イベント）を届ける
– 「いこーよ」の理念「親子の体験を変える」を自治体連携により更に実現
– 子育て世帯のニーズに沿ったオープンデータの全国統一フォーマットの実現

5）連携している自治体
神奈川県（2018年1月～）
• 図書館、児童館の施設情報を掲載
• 神奈川県のICT推進部情報企画課が県下の自治体に声掛け
しデータ収集
• 連携協定を締結
東京都（2018年2月～）
• 「赤ちゃん・ふらっと」（東京都の「授乳室あり」「おむつ替えあ
り」の認定施設）を掲載
• 東京都オープンデータコンテストで知事賞受賞
• 「イベント」「公共施設」などのオープンデータ作成に、子育て
世帯ニーズからの意見・提案
• 都職員向けのオープンデータセミナーで事例発表
藤沢市（2018年3月～）
• 藤沢市の子ども関連施設とイベント情報を「いこーよ」に掲載
• https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kodomo-se/kosodatenettokawaru.html
• 連携協定を締結
千葉市（2018年6月～）
• 千葉市のイベント情報（Excelデータ）を転載
• 図書館、児童館（画像含む）のオープンデータフォー
マットを提案、2018年10月に公開
• 平成30年度オープンガバメント推進協議会の公開シン
ポジウムで千葉市熊谷市長から取組事例として紹介
三重県（2018年10月～）
• 三重県イベント情報を「いこーよ」フォーマットで提供い
ただき、掲載
生駒市（2018年12月～）
• 公共施設、児童館のオープンデータを「いこーよ」
フォーマットで提供準備中

政府CIOポータルオープンデータ100に
「いこーよ」が掲載
• No.58に「いこーよ」の利活用事例が掲載
（2018年10月）
• https://cio.go.jp/opendata100
6）政府CIO オープンデータ100に掲載

7）オープンデータの「いこーよ」内表示
• オープンデータ内容に加え、「いこーよ」で情報（オムツ交換台あり、授乳室あり、ベビーカーOKなど）
を追加して公開
• アプリではお出かけ中の位置情報と連動して施設位置がマップ上に表示
• いろいろな施設情報を見る多くのユーザーに、オープンデータも一緒に閲覧される
• 施設の詳細情報に「◯◯市のオープンデータを活用しています」と表記
※掲載情報は東京都の
オープンデータを活用しています

8）オープンデータ活用の効果
神奈川県
「いこーよ」の神奈川の図書館と児童館のPV増！
↓「いこーよ」が検索1位
4倍！
2倍！
掲載施設数が増加 → コンテンツが充実 → 検索エンジンの上位表示 → 結果PVが増加
その自治体の施設情報、イベント情報がいろいろな人に見られるようになる
検索結果
２ページ目

市区町村単位でも、
都道府県単位でもOK
千葉市、生駒市は市単位
→データ作成まで短期
→連携単位が多数に
神奈川県は都道府県単位
→県のICT推進ご担当者様が
情報ハブとなりデータ収集
→データ作成まで半年くらい
→連携単位が大きい
9）課題と取り組み策（情報項目と連携自治体）
自治体側からよくいただくご意見
・どんなオープンデータのニーズがあるかがわからない
・情報の管轄、所有が都道府県や市区町村などそれぞれ
「推奨データセット」に子育て層ニーズを
反映した「いこーよ」推奨項目を提案
図書館の場合
• 読み聞かせスペース
• 未就学児専用スペース
• 授乳スペース
• オムツ交換スペース
• 飲食スペース
• 食事持ち込みOK など
画像データが重要！
神奈川県、千葉市から図書館、児童
館の外観、内観の画像ご提供

• イベント項目・内容が統一されていない
– 「詳細はお問い合わせください」表記問題
– イベント対象が曖昧（子どもが参加しても
いいのか等）
– イベントによってユーザーにとっての必要
情報が違う
• 告知期間・効果が十分に取れない
– 提供タイミングのタイムラグが命取り
– 施設情報と違い、提供も登録も頻度が高い
– 自治体の各部署間で情報フローのステップ
が複雑でオープン化まで時間
データ収集→広報誌用に入力・レイアウト
→広報誌完成→庁内で広報誌入手
→ODとして再データ入力→OD公開
→「いこーよ」で入力・公開など
9）課題と取り組み策（イベント）
何回もデータ入力しなくてもいいように
イベント情報収集時から
オープンデータに活用できる
データ形式にできないか・・・
子育てイベントに関しては、IT戦略室の
「推奨データセット」をベースにした
「いこーよ」推奨フォーマットを提案
三重県からは「いこーよ」フォーマットで毎月オープン化
しかし他イベントのニーズもあり・・・

10) 問い合わせ先
• アクトインディ株式会社
Mail : ps@iko-yo.net （広報担当）
URL : https://actindi.net/
いこーよ URL：https://iko-yo.net
• 〒141-0031
東京都品川区西五反田１-27-2 ヒューリック五反田ビル8階
TEL：03-5435-1055 FAX：03-5435-0564
• 受賞歴：
– 「第１回東京都オープンデータアプリコンテスト東京都知事賞（最高賞）受賞（主催：東京都）2018年
– 「Alexaスキルアワード2018」子育て支援部門賞、世の中あかるくしてくれ賞（主催：アマゾンジャパン）2018年
– 「第11回キッズデザイン賞」（主催：キッズデザイン協議会、後援：経済産業省、消費者庁、内閣府）2017年
– 「Ruby bizグランプリ2017」（主催：Ruby biz グランプリ実行委員会/島根県）2017年
– 「第4回グッドライフアワード」実行委員会特別賞（環境省）2017年

補足：提供している推奨データセット項目との比較表（抜粋）
12 公共施設
06 イベント

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