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さぁ、この堎を感じお、そこから 
                    第 12 回 すくすくスクラム
                 PF ずは䜕だ?!PF を䜓隓しよう!
                  2010/03/24 19:00-21:00

                 ファシリテヌタヌ            束本屋      束本最二


                            ワヌクのねらい

 このワヌクは、芳察し働きかける偎プロゞェクト・ファシリテヌタヌず、芳察さ
れ働きかけられる偎メンバヌを䜓隓するこずで、プロゞェクトチヌムや組織などの
集団が創りだす「堎」を䜓感したす。たた、その「堎」に䜕らかの働きかけをするこず
で、どのような圱響を䞎える事になるか、その集団にそのような倉化が起こせるのかを
孊びたす。

 このワヌクで孊ぶ「堎」を感じ、働きかけをするこずが出来る胜力は、プロゞェクト・
マネヌゞャヌに特に求められる胜力です。プロゞェクト・マネヌゞャヌ自身やチヌムメ
ンバヌが既に持っおいる業務に特化した技術や知識を、より有効に掻甚し郚䞋をはじめ
ずした人材の育成をするために欠かせない胜力です。

 このワヌクは、プロゞェクト・マネヌゞャヌ、チヌム・リヌダヌ、呚囲の人ず連携し
お䜕かをする必芁がある人にずっお、䜓隓を通し新たな芖点や発芋を埗る事が出来たす。




                           このワヌクの抂芁

 参加者を、プロゞェクト・ファシリテヌタヌずメンバヌに分け、そのメンバヌがさら
に数人皋床の小グルヌプに分かれディスカッションを行いたす。メンバヌが小グルヌプ
に分かれおディスカッションしおいる様子を、プロゞェクト・ファシリテヌタヌが䌚堎
内を自由に移動しながら芳察したす。たた、プロゞェクト・ファシリテヌタヌは「堎」
に働きかけを行いその倉化をさらに芳察したす。

 ディスカッションず芳察ず働きかけのすべおを、党員が亀代で䜓隓するずずもに、そ
の時感じたこずや遞択した行動ず、その結果「堎」に起きたこずを党䜓で共有したす。

 このワヌクでは、12 名以䞊の参加者があるずいいでしょう。もちろんこれ以䞋でもワ
ヌクは可胜ですが、集団の倚様性からくる違いを䜓感するずいう点からは効果を埗るの
は難しくなりたす。たた、このワヌクでは少し䜙裕をもった広めの䌚堎の方が、倚様な
「堎」を䜓隓できたす。




Copyright (c) 2009-2010 Junji Matsumoto / Matsumoto-ya   1
さぁ、この堎を感じお、そこから 

                           このワヌクの進め方

a) 党䜓を぀のチヌムに分割したす。

     (ア) それぞれを A チヌム、B チヌム、C チヌムずしたす。

b) たず、最初に A チヌムがプロゞェクト・ファシリテヌタヌ圹ずなりたす。

c) 残りの B チヌムず C チヌムが、メンバヌ圹ずなりたす。

d) メンバヌ圹は、さらに 4 名皋床の小グルヌプに分かれたす。

e) メンバヌの各グルヌプに適圓なテヌマを提瀺しディスカッションを開始したす。

f) プロゞェクト・ファシリテヌタヌは、䌚堎内を自由に移動しながらその堎の様子を䜓
   感したす。

g) プロゞェクト・ファシリテヌタヌは、グルヌプに察しお自由に働きかけをし、その働
   きかけがグルヌプにどのような圱響を䞎えるかさらに䜓感したす。

h) このワヌクの、ディスカッション時間は 15 分以䞊取りたす。

i)   数分の短いシェアを行いたす。

j)   ここたでをセットずしお、 および C チヌムも同様に行い党チヌム繰り返したす。
                  B

k) 最埌に党䜓でさらにシェアを行いたす。




              プロゞェクト・ファシリテヌタヌ圹が意識する点

     芖芚情報だけに頌らず、䜓の感芚をすべお䜿う぀もりで「堎」を感じる

     話しの内容や様子の理解や解釈をできるだけしないようにする

     グルヌプず自分の物理的な距離をかえる。

     普段取らない蚀葉やしぐさなどの行動をずっおみる

     圱響を䞎えた埌の様子をむメヌゞしお働きかけをする

     考えた行動よりも、その瞬間に思い぀いた行動を優先しおやっおみる

     グルヌプや党䜓を、䞀人の人間ずしお芋るようにし、メンバヌの誰かで
     はなく、グルヌプや党䜓に働きかけをする

     たずえば「重い」感じ、「トゲトゲした」感じ、「ギスギスした」感じ、
     の様な質感や、「玫」や「透明」のような色の他、音や味芚などどんな
     感じがするか感芚的に捉えおみる




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さぁ、この堎を感じお、そこから 

                    このワヌクのアレンゞのヒント

a) 集団に倉化を぀ける

  (ア) メンバヌの各グルヌプの人数をすべお均等にせず、3 人・6 人・8 人のようにグ
      ルヌプサむズをバラバラに倉えおみたしょう。

  (ã‚€) グルヌプを構成する際に、無䜜為に構成するだけでなく、男女別やパヌ゜ナル特
      性等に偏りを持たせおみたしょう。

b) 小グルヌプの行う䜜業に倉化を぀ける。

  (ア) すべおのグルヌプが、同じテヌマでディスカッションするだけでなく、 グルヌプ
      ごずにテヌマを倉えおみたしょう。たた、ディベヌト的に察立軞を蚭けおみたり、
      共有共感しながら話題を深めたり、䌁画䌚議のようにブレむンストヌミングをし
      たりしおみたしょう。

  (ã‚€) ディスカッションだけでなく、みんなで絵を描いおみたり、プログラミングをし
      おみたり、ブロックを組み立おおみたり、折り玙をしおみたり、歌や倪錓をたた
      いおみたりしおみたしょう。可胜性は無限です

c) グルヌプの環境に倉化を぀ける

  (ア) 机を囲んでみたり、床に車座になっおみたり、朝䌚のように立ったたたでやっお
      みたしょう。

  (ã‚€) ホワむトボヌドや、暡造玙・付箋玙など、曞いたり貌ったりできるツヌルを眮い
      おおいたりしおみたしょう。




 ここで玹介したヒントは、ごくごく䞀郚です。実際の䌚瀟やコミュニティの環境や状
況、その背景は千差䞇別です。このワヌクを実斜する際に、その目的をもう䞀床再確認
しお、ワヌクをアレンゞするずいいのか考えおみたしょう。




                            このワヌクに぀いお

 このワヌクを元に利甚し実践される堎合は、原本がこの資料であるこずを明蚘しお、
束本最二の名前を入れお参加者にも分かるようにしおいただくようお願いしたす。

「さぁ、この堎を感じお、そこから 」 Junji Matsumoto, J.Matsumoto@mbh.nifty.com




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No012-01-Suc3rum-20100324

  • 1. さぁ、この堎を感じお、そこから  第 12 回 すくすくスクラム PF ずは䜕だ?!PF を䜓隓しよう! 2010/03/24 19:00-21:00 ファシリテヌタヌ 束本屋 束本最二 ワヌクのねらい このワヌクは、芳察し働きかける偎プロゞェクト・ファシリテヌタヌず、芳察さ れ働きかけられる偎メンバヌを䜓隓するこずで、プロゞェクトチヌムや組織などの 集団が創りだす「堎」を䜓感したす。たた、その「堎」に䜕らかの働きかけをするこず で、どのような圱響を䞎える事になるか、その集団にそのような倉化が起こせるのかを 孊びたす。 このワヌクで孊ぶ「堎」を感じ、働きかけをするこずが出来る胜力は、プロゞェクト・ マネヌゞャヌに特に求められる胜力です。プロゞェクト・マネヌゞャヌ自身やチヌムメ ンバヌが既に持っおいる業務に特化した技術や知識を、より有効に掻甚し郚䞋をはじめ ずした人材の育成をするために欠かせない胜力です。 このワヌクは、プロゞェクト・マネヌゞャヌ、チヌム・リヌダヌ、呚囲の人ず連携し お䜕かをする必芁がある人にずっお、䜓隓を通し新たな芖点や発芋を埗る事が出来たす。 このワヌクの抂芁 参加者を、プロゞェクト・ファシリテヌタヌずメンバヌに分け、そのメンバヌがさら に数人皋床の小グルヌプに分かれディスカッションを行いたす。メンバヌが小グルヌプ に分かれおディスカッションしおいる様子を、プロゞェクト・ファシリテヌタヌが䌚堎 内を自由に移動しながら芳察したす。たた、プロゞェクト・ファシリテヌタヌは「堎」 に働きかけを行いその倉化をさらに芳察したす。 ディスカッションず芳察ず働きかけのすべおを、党員が亀代で䜓隓するずずもに、そ の時感じたこずや遞択した行動ず、その結果「堎」に起きたこずを党䜓で共有したす。 このワヌクでは、12 名以䞊の参加者があるずいいでしょう。もちろんこれ以䞋でもワ ヌクは可胜ですが、集団の倚様性からくる違いを䜓感するずいう点からは効果を埗るの は難しくなりたす。たた、このワヌクでは少し䜙裕をもった広めの䌚堎の方が、倚様な 「堎」を䜓隓できたす。 Copyright (c) 2009-2010 Junji Matsumoto / Matsumoto-ya 1
  • 2. さぁ、この堎を感じお、そこから  このワヌクの進め方 a) 党䜓を぀のチヌムに分割したす。 (ア) それぞれを A チヌム、B チヌム、C チヌムずしたす。 b) たず、最初に A チヌムがプロゞェクト・ファシリテヌタヌ圹ずなりたす。 c) 残りの B チヌムず C チヌムが、メンバヌ圹ずなりたす。 d) メンバヌ圹は、さらに 4 名皋床の小グルヌプに分かれたす。 e) メンバヌの各グルヌプに適圓なテヌマを提瀺しディスカッションを開始したす。 f) プロゞェクト・ファシリテヌタヌは、䌚堎内を自由に移動しながらその堎の様子を䜓 感したす。 g) プロゞェクト・ファシリテヌタヌは、グルヌプに察しお自由に働きかけをし、その働 きかけがグルヌプにどのような圱響を䞎えるかさらに䜓感したす。 h) このワヌクの、ディスカッション時間は 15 分以䞊取りたす。 i) 数分の短いシェアを行いたす。 j) ここたでをセットずしお、 および C チヌムも同様に行い党チヌム繰り返したす。 B k) 最埌に党䜓でさらにシェアを行いたす。 プロゞェクト・ファシリテヌタヌ圹が意識する点 芖芚情報だけに頌らず、䜓の感芚をすべお䜿う぀もりで「堎」を感じる 話しの内容や様子の理解や解釈をできるだけしないようにする グルヌプず自分の物理的な距離をかえる。 普段取らない蚀葉やしぐさなどの行動をずっおみる 圱響を䞎えた埌の様子をむメヌゞしお働きかけをする 考えた行動よりも、その瞬間に思い぀いた行動を優先しおやっおみる グルヌプや党䜓を、䞀人の人間ずしお芋るようにし、メンバヌの誰かで はなく、グルヌプや党䜓に働きかけをする たずえば「重い」感じ、「トゲトゲした」感じ、「ギスギスした」感じ、 の様な質感や、「玫」や「透明」のような色の他、音や味芚などどんな 感じがするか感芚的に捉えおみる Copyright (c) 2009-2010 Junji Matsumoto / Matsumoto-ya 2
  • 3. さぁ、この堎を感じお、そこから  このワヌクのアレンゞのヒント a) 集団に倉化を぀ける (ア) メンバヌの各グルヌプの人数をすべお均等にせず、3 人・6 人・8 人のようにグ ルヌプサむズをバラバラに倉えおみたしょう。 (ã‚€) グルヌプを構成する際に、無䜜為に構成するだけでなく、男女別やパヌ゜ナル特 性等に偏りを持たせおみたしょう。 b) 小グルヌプの行う䜜業に倉化を぀ける。 (ア) すべおのグルヌプが、同じテヌマでディスカッションするだけでなく、 グルヌプ ごずにテヌマを倉えおみたしょう。たた、ディベヌト的に察立軞を蚭けおみたり、 共有共感しながら話題を深めたり、䌁画䌚議のようにブレむンストヌミングをし たりしおみたしょう。 (ã‚€) ディスカッションだけでなく、みんなで絵を描いおみたり、プログラミングをし おみたり、ブロックを組み立おおみたり、折り玙をしおみたり、歌や倪錓をたた いおみたりしおみたしょう。可胜性は無限です c) グルヌプの環境に倉化を぀ける (ア) 机を囲んでみたり、床に車座になっおみたり、朝䌚のように立ったたたでやっお みたしょう。 (ã‚€) ホワむトボヌドや、暡造玙・付箋玙など、曞いたり貌ったりできるツヌルを眮い おおいたりしおみたしょう。 ここで玹介したヒントは、ごくごく䞀郚です。実際の䌚瀟やコミュニティの環境や状 況、その背景は千差䞇別です。このワヌクを実斜する際に、その目的をもう䞀床再確認 しお、ワヌクをアレンゞするずいいのか考えおみたしょう。 このワヌクに぀いお このワヌクを元に利甚し実践される堎合は、原本がこの資料であるこずを明蚘しお、 束本最二の名前を入れお参加者にも分かるようにしおいただくようお願いしたす。 「さぁ、この堎を感じお、そこから 」 Junji Matsumoto, J.Matsumoto@mbh.nifty.com Copyright (c) 2009-2010 Junji Matsumoto / Matsumoto-ya 3