Ts76→ts79 spotfire追加機能ご紹介 170802

2017年8月
日本ティブコソフトウェア株式会社
TIBCO Spotfire 7.6→7.9
追加機能

 本資料では、「Spotfire Ver7.6 → Ver7.9 」へのアップデートにあたっての
追加・変更機能を、データ解析に利用できる機能を中心に説明していま
す。
 システム構成に関係する機能は概要紹介としてあります。
2 © Copyright 2000-2017 TIBCO Software Japan Inc.

項目 Ver 内容
「ローの追加」設定の
編集
7.7 •既存の「ローの追加」設定を編集可能になりました。
データ変換の編集 7.9 •データ変換が編集可能になりました。
データ前処理のインジ
ケータ
7.9
•データソースの変更などによりデータ前処理が適用できなくなっ
た場合、レベルに応じたインジケータが表示されます。
値の置換 7.9
•特定のデータ値を指定した値で置き換える「値の置換」機能が追
加されました。
Business Author で
のロー追加
7.7 •Business Author 内で「ローの追加」が可能になりました。
7.8
•Business Author 内でデータテーブルを追加する際、既存データ
と構成が似ている場合には「ローの追加」が提案されます。
7.9
•Business Author 内で「ローの追加」を実行する際、接頭語や接
尾語が付加されているカラム同士を自動で関連付けします。
その他
7.8
•Cloud Analyst で On-Demand データテーブルが利用可能にな
りました。
7.9
•Informationサービスで、Kerberos制約付き委任がサポートされ
ました。
項目別追加機能一覧
 データ関連機能

 ビジュアライゼーション
5
項目 Ver 内容
KPIチャート 7.7
• Drag&Dropでの項目設定に対応しました。
• タイル内にスパークラインが描画可能になりました。
• 最小タイルサイズの設定に対応しました。
• Business Author 内でKPIチャートが作成可能になりました。
マップチャート
7.7
•Business Author 内でマルチレイヤーマップの作成が可能になり
ました。
7.8 •WMS1.3.0 がサポートされました。
7.9
• マップチャート上で地理座標情報（緯度経度情報）の取得が可能
になりました。
テーブル 7.7 •テーブルの表示設定が拡張されました。
クロステーブル 7.7
•階層を無視した「全体ソート（絶対ソート）」が可能になりまし
た。
•空白セルの表示設定が可能になりました。
© Copyright 2000-2017 TIBCO Software Japan Inc.

 データパネル
6
項目 Ver 内容
拡張データパネルから
のヒストグラムの作成
7.7
•拡張データパネルのヒストグラムをクリックすると、現在のペー
ジにヒストグラムが追加されます。
 画面表示設定
項目 Ver 内容
ページサイズの設定 7.7 •ページごとに最小ページサイズが設定可能になりました。
項目 Ver 内容
式の関数の集計対応 7.7
•式の関数に「関数タイプ」設定が追加されました。「集計関数」
タイプを利用することで、集計計算を行う関数の作成が簡便にな
ります。
 TERR、データ関数、式の関数

 Web クライアント
7
項目 Ver 内容
Business Author：
カラールールの追加
7.7
•Business Author 内のプロパティで「色のルール」を追加可能に
なりました。
Business Author：
カラム表示名の設定
7.7
•Business Author のカラムセレクター内でカラムの表示名設定が
行えます。
項目 Ver 内容
Job Builder ウィンド
ウ
7.7 •Job Builder の設定ウィンドウが横長構成に変更されました。
「データをファイルに
エクスポート」タスク
7.7
•新規タスク「データをファイルにエクスポート」が追加されまし
た。
「Email送信」タスク 7.7 •Email送信タスクにファイル添付機能が追加されました。
 Automation Services

 管理機能
8
項目 Ver 内容
スクリプトの信頼設定 7.7
• スクリプトを含む分析ファイルをライブラリに保存する際、保存
するユーザーが「Script Author」グループメンバーであれば、
「信頼できるスクリプト」として保存されます。
リソースプールの管理 7.7
•Web Player サービスで利用する「リソースプール」の管理メ
ニューが追加されました。
Scheduled Update の
モニタ機能
7.7 •Scheduled Update にステータスモニタが追加されました。
サーバーログの
Log4j2サポート
7.9
•サーバーログのフレームワークが、「Log4j」から「Log4j2」に
アップデートされました。
サイト 7.9
•サーバー構成に「サイト」という管理単位が導入されました。
•リポジトリDBを共有する複数のSpotfire環境（サイト）を構築で
きます。
その他
7.7 •Analystのログイン画面のレイアウトが変わりました。
7.8 • ユーザー認証としてOpenID認証がサポートされました。
7.8
•KPIチャート用APIが公開されました。
•レイアウト設定用API（LayoutDefinition API）が公開されました。

 データ接続
9
項目 Ver 内容
データ接続設定の編集 7.7
•データソースビュー内で、データ接続設定の編集が可能になりま
した。
表示行数の設定 7.8
•データ接続でDB内にデータを保持する場合、テーブルに表示さ
れる行数を設定可能になりました。
データロード上限値 7.9
•In-Databaseデータを利用している場合、データロード行の上限
値が設定可能になりました。
データコネクタの改善
7.7
•Attivio用データコネクタが新しくなりました。
•SAP BW用データコネクタが新しくなりました。
7.9
•Hortonworks Hive コネクタで Microsoft Azure HDInsight が
サポートされました。
•Hortonworks Hive コネクタで Apache KNOX がサポートされ
ました。Kerberos 認証にも対応しています。
•SAP BW コネクタで SAP SSO がサポートされました。
•Google Analytics コネクタで Google OAuth 認証に対応しまし
た。
その他 7.7
•Business Author 内で、Salesforce.com / Google Analytics
データ接続の編集が可能になりました。
•データ接続モジュールがAnalystパッケージに同梱されました。

システム要求と変更点
10

 Spotfire 7.9 のシステム要求と、Ver7.6 → Ver7.9 における主な変更点は
以下の通りです。
 Spotfire Analyst (Client)
 32bit / 64bit-OSサポート。32bit-OS上でも動作します。
 サポートOS：Windows 7 / 8 / 8.1 /10。
 Microsoft .NetFramework：4.5.x (4.5.2 以上推奨）/ 4.6.x
 Web Player Consumer / Business Author
 対応Webブラウザは以下の通りです。
 Windows：Microsoft Edge 37~、IE 10~11、Mozilla Firefox 45~、Google
Chrome 50~
 Mac OS： Mozilla Firefox 45~、Safari 9.0~、Google Chrome 50~
 iOS：Safari
 Android：Google Chrome

 Spotfire Server
 サポートOS
• Windows Server 2008R2 （SP1以上）/ 2012 / 2012R2 / 2016
• Red Hat Enterprise Linux 5 / 6 / 7
• SUSE Linux Enterprise Server 11 / 12
 対応リポジトリDB
• Oracle 11gR2 / 12cR1 / 11gXE（非推奨）
• SQL-Server 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2014 / 2016 / SQL-Server Express（非
推奨）
 サーバー設定用Webブラウザ
• Microsoft IE10~11（互換モードは非サポート）、Mozilla Firefox 45～、
Google Chrome 50～

 Web Player Service / Automation Service
 サポートOS
• Windows Server 2008R2（SP1以上） / 2012 / 2012R2 / 2016
 Microsoft .NetFramework：4.5.x (4.5.2 以上）/ 4.6.x
※Windows Server 2012の場合、.NET Framework 3.5 も有効にする必要が
あります。

 「ローの追加」設定の編集
15

「ローの追加」設定の編集
 既存の「ローの追加」設定を編集可能になりました。
 拡張データパネル内の「ソースの表示」で設定変更が行えます。カラムの対
応付け、追加カラム、ソース情報設定、が変更可能です。
 Analyst / Business Author で実行できます。
Ver 7.7
「追加されたロー」の設定編集
アイコンから、既存の「ローの
追加」設定を編集できます。

 データ変換の編集
17

データ変換の編集
 データ変換の編集が可能になりました。
 データパネル内の「ソースの表示」ウィンドウで編集が行えます。
 編集可能な変換にはアイコンが表示されます。
Ver 7.9

データ変換の編集
 編集アイコンをクリックすることで、以下の編集が行えます。
 既存の変換の編集。
 変換の挿入・削除。
 変換の順序の変更。
 「挿入→変換」で実施した変換については、複数の変換処理を一括で削
除可能です。
Ver 7.9
既存の変換に対して各種編集が行えます。
「挿入→変換」で実施した変換
については、複数の変換処理を
一括で削除可能です。

 データ前処理のインジケータ
20

データ前処理のインジケータ
 データソースの変更などによりデータ前処理が適用できなくなった場合、
レベルに応じたインジケータが表示されます。
 状況に応じた３種類のインジケータが表示されます。
 データソースビュー内で確認できます。
Ver 7.9

データ前処理のインジケータ
 インジケータの種類
 エラー（ERROR）：
• 計算カラムで利用しているカラムが削除されるなど、データ変換が適用できない
場合に表示されます。
 警告（WARNING）：
• カラムのデータ型が変更されたため、データ型変換が適用できなくなった場合な
どに表示されます。
 情報（INFOMATION）：
• カラムのデータ型が変更されたため、データ型変換が不要になった場合などに
表示されます。
Ver 7.9

値の置換
 特定のデータ値を指定した値で置き換える「値の置換」機能が追加され
ました。
 テーブル、Details-on-Demand、または拡張データパネル内で置換対象のセ
ルをダブルクリックすると、値の変換ウィンドウが表示されます。
 対象セル上で「右クリック→値の置換」から呼び出すこともできます。
Ver 7.9

値の置換
 ２種類の置換が用意されています。
 カラム内の全ての出現（値の置換）
• 対象カラム内の全ての対象値が指定した値で置き換えられます。
 この出現のみ（特定の値の置換）
• 指定したセルの値のみが置き換えられます。
• キーカラムの指定が必要です。
Ver 7.9
「この出現のみ（特定の値の置換）」
を利用する場合、キーカラムの指定が
必要となります。

値の置換
 値の置換は２種類のデータ変換「値の置換」「特定の値の置換」で実現
されています。
 データソースビュー内で適用した変換を確認できます。
 「値の変換」「特定の値の変換」は編集できません。
 データソース内の対象値が別の値に変更された場合、変換は実行され
ません。
Ver 7.9
適用した「値の置換」「特定の値
の置換」の編集は行えません。

 Business Author でのロー追加
27

Business Author でのロー追加
 Business Author 内で「ローの追加」が実行可能になりました。
 拡張データパネルの「ローの追加」から実行できます。
Ver 7.7
「ローの追加」設定ウィンドウ

 Business Author 内でデータテーブルを追加する際、既存データと構成が
似ている場合には「ローの追加」が提案されます。
 既存データにロー追加を行うか、新しいデータテーブルとして追加するかの
選択を行えます。
 「確認」リンクで、カラムの対応付けや結果のプレビューなどが確認できます。
Ver 7.8

 Business Author 内で「ローの追加」を実行する際、接頭語や接尾語が付
加されているカラム同士を自動で関連付けします。
 例えば、Sales(2016) と Sales(2017) のようなカラム同士を同一カラムと認識
してローの追加を提案します。
 「ローの追加」実施後のカラム名からは接頭語や接尾語は削除されます。
 接頭語や接尾語は「起源カラム」の値に利用されます。
※本機能については、2017/7/27現在、動作確認取れていません。
Ver 7.9

 データ関連機能：その他
31

データ関連機能：その他
 Cloud Analyst で On-Demand データテーブルが利用可能になりました。
（Ver7.8）
 Informationサービスで、Kerberos制約付き委任がサポートされました。
（Ver7.9）
Ver 7.8
Ver 7.9

ビジュアライゼーション
33

KPIチャート
 Drag&Dropでの項目設定に対応しました。
 データパネルやフィルターパネルから項目をDrag&Dropしてグラフ項目に設
定できます。
Ver 7.7
KPIチャート用のターゲット
アイコンです。

KPIチャート
 タイル内にスパークラインが描画可能になりました。
 表示項目に『スパークラインの表示』が追加されています。
Ver 7.7
スパークラインの表示設定が
行えます。

KPIチャート
 KPIの最小タイルサイズ設定
 タイル幅の最小サイズを指定できます（デフォルトは「250ピクセル」）。タイ
ルの最大幅は設定した最小幅の２倍になります。
 設定は「プロパティ→表示」内で行います。複数のKPIを設定している場合、
全てのKPIに対して設定が適用されます。
Ver 7.7

KPIチャート
 Business Author 内でKPIチャートが作成可能になりました。
 新規ビジュアライゼーションの追加メニューに「KPIチャート」が追加されました。
Ver 7.7

 Business Author 内でマルチレイヤーマップの作成が可能になりました。
 新しいレイヤを追加できます。
Ver 7.7

 WMS1.3.0 がサポートされました。
 WMS1.1.0 / 1.1.1 に加えて、WMS1.3.0 がサポートされました。
Ver 7.8

 マップチャート上で地理座標情報（緯度経度情報）の取得が可能になり
ました。
 対象座標で右クリックすると、メニュー内に座標情報が表示されます。
Ver 7.9

テーブル
 テーブルの表示設定が拡張されました。
 カラム名部分を左クリックすると設定ウィンドウが表示されます。
 並べ替え、サイズ調整、カラム配置、レイアウト、などが設定可能です。
Ver 7.7

クロステーブル
 階層を無視した「全体ソート（絶対ソート）」が可能になりました。
 プロパティ→ソート内で「階層を無視」を選択するか、表示設定ウィンドウ内
の並べ替え項目内で設定できます。
Ver 7.7
階層を無視した「全体ソート」
を設定できます。

クロステーブル
 空白セルの表示設定が可能になりました。
 「プロパティ→表示」内で、データが無いセルに対する表示設定が行えます。
Ver 7.7
任意の文字列を設定
できます。

 拡張データパネルからのヒストグラム
の作成
49

拡張データパネルからのヒストグラムの
作成
 拡張データパネルのヒストグラムをクリックすると、現在のページにヒス
トグラムグラフが追加されます。
Ver 7.7

 ページサイズの設定
52

ページサイズの設定
 ページごとに最小ページサイズが設定可能です。
 ビジュアライゼーションの最小描画エリアサイズを設定できます。
 「ページタブ上で右クリック→最小サイズを設定します」で表示される設定
ウィドウ内で、最小幅と最少高さをピクセル単位で設定します。
Ver 7.7

 描画エリアサイズが設定サイズよりも小さい場合、ビジュアライゼーショ
ンエリアにスクロールバーが表示されます。
Ver 7.7

 文書全体に対する最小ページサイズの設定は、「編集→ドキュメント（文
書）のプロパティ」の「全般」タブ内で行えます。
 「文書のプロパティ」内での設定は全てのページに適用されます。
 この設定を行っている場合、ページごとのサイズ指定は行えません（無効に
なります）。
Ver 7.7
「文書のプロパティ」内でのページサイズの設定

TERR、データ関数、式の関数
56

 式の関数の集計対応
57

式の関数の集計対応
 式の関数に「関数タイプ」設定が追加されました。
 カラム関数
• 行ごとに計算結果を返す関数。戻り値がベクトルである必要があります。
• カスタム演算式で利用する場合、集計関数を別途設定する必要があります。
• output <- input2 / input1 など
• Ver7.6までの式の関数は「カラム関数」で定義されています。
 集計関数
• 集計計算を行う関数。戻り値が１個（スカラー）である必要があります。
• カスタム演算式で直接利用可能です。OVER演算子を使ったスライスの指定も可
能です。
• mean、sum など。
Ver 7.7

 Business Author : カラールールの追加
60

Business Author : カラールールの追加
 Business Author 内のプロパティで「色のルール」を追加可能になりました。
 以下のビジュアライゼーションで設定可能です。
 棒グラフ、ラインチャート、クロステーブル、ウォーターフォールチャート、散布
図、円グラフ、マップチャート、KPIチャート、並行座標プロット、ツリーマップ。
Ver 7.7

 Business Author : カラム表示名の設定
62

Business Author : カラム表示名の設定
 Business Author のカラムセレクター内でカラムの表示名設定が行えます。
 Ver7.6以前では、カスタム演算式内で表示設定を行う必要がありました。
Ver 7.7
カラムの表示名を直接設定
できます。

 Job Builder ウィンドウ
65
Ver 7.7

Job Builder ウィンドウ
 Automation Services Job Builder の設定ウィンドウが横長構成に変更さ
れました。
 Job Builder のウィンドウサイズ制約（システム要求：1280x1024 以上）がなく
なりました。
 Job Builder ウィンドウのリサイズが可能になっています。
Ver 7.7

 「データをファイルにエクスポート」タスク
67
Ver 7.7

「データをファイルにエクスポート」タスク
 新規タスク「データをファイルにエクスポート」が追加されました。
 データをファイルに保存できます（従来はライブラリ内への保存のみ可能）。
 txt / stdf / sbdf / xls /xlsx 形式に対応しています。
 フィルターやマークによるデータ制限には対応しておりません。
Ver 7.7

 「Email送信」タスク
69
Ver 7.7

「Email送信」タスク
 Email送信タスクにファイル添付機能が追加されました。
Ver 7.7

 スクリプトの信頼設定
72

スクリプトの信頼設定
 スクリプトを含む分析ファイルをライブラリに保存する際、保存するユー
ザーが「Script Author」グループメンバーであれば、「信頼できるスクリプ
ト」として保存できます。
 保存された分析ファイルが変更されない限り、スクリプトの信頼処理は不要
となります。
73
Ver 7.7

 リソースプールの管理
74

リソースプールの管理
 Web Player サービスで利用する「リソースプール」の管理メニューが追
 サーバー管理メニュー内の「Node & Services」に「Resource pools」項目が追
 リソースプールの設定やステータスを一括管理できます。
75
Ver 7.7
新規リソースプールの
作成。
• リソースプールへのインスタンスの追加
• リソースプールの削除(破棄）

 リソースプールの追加・削除・編集が実施できます。
 「Create resource pool」から、新規リソースプールの作成が行えます。
 既存リソースプールへのインスタンスの追加や、リソースプールの削除（破
棄）は、各リソースプール内のアイコン（）から実施できます。
76
Ver 7.7
新規リソースプールの作成ウィンドウ

 リソースプール内のインスタンスは、実行状態に応じてリスト表示されます。
 リソースプールからのインスタンスの削除は、インスタンスリスト内で実施でき
ます。
77
Ver 7.7
リソースプール内のインスタンスリストリソースプールからのイン
スタンスの削除が行えます。

 補足
 Ver7.6以前は、リソースプールを作成した上で、インスタンスの編集メニュー
から「リソースプールへの追加」を設定しており、リソースプール専用の管理
メニューは用意されておりませんでした。
78
Ver 7.7
Ver7.6での、リソースプールへのインスタンスの追加

 Scheduled Update のモニタ機能
79

Scheduled Update のモニタ機能
 Scheduled Update にステータスモニタが追加されました。
 サーバー管理メニューの「Scheduling & Routing」内の「Overview」で、
Scheduled update を設定しているファイルの動作状況がサマリ表示されます。
 以下のグループに分類されてファイル数がサマリ表示されます。
• ロードに成功したファイル
• ロード中のファイル
• ロードに失敗したファイル
80
Ver 7.7
ロードに失敗したファイルやロード中の
ファイルについては、リンク（▶）から
詳細ステータスの確認が行えます。

Scheduled Update のモニタ機能
 ロードに失敗したファイルやロード中のファイルについては、リンク（▶）か
ら詳細ステータスの確認が行えます。
 ステータス確認が行えるActivityページに移動します。
81
Ver 7.7

 サーバーログのLog4j2サポート
82

サーバーログのLog4j2サポート
 サーバーログのフレームワークが、「Log4j」から「Log4j2」にアップデート
されました。
 「Log4ｊ2」では、以下の改善がなされています。
 パフォーマンスの改良
 設定の自動リロード
 システムプロパティのサポート
 Java8機能のサポート（遅延評価など）
 Garbage free
83
Ver 7.9

サイト
 サーバー構成に「サイト」という管理単位が導入されました。
 リポジトリDBを共有する複数のSpotfire環境（サイト）を構築できます。
 サイト内のSpotfire Server / Node / Services はサイト内でのみ通信を行いま
す。これにより、拠点ごとに独立したSpotfire環境が構築できます。
 サイト間で以下の情報が共有されます。
 ユーザー、グループ
 ライブラリ
 Deployment（モジュール）
 サーバー設定、サービス設定
 サイトごとに以下の項目を独立に設定できます。
 Node / Services
 リソースプール
 Schedule設定（Scheduled Update、Routingルール）
 ユーザー認証、ユーザーディレクトリ
85
Ver 7.9

サイト
 サイトの詳細については以下のURLをご参照ください
 https://docs.tibco.com/pub/spotfire_server/7.9.0/doc/html/TIB_sfire_server
_tsas_admin_help/GUID-EC9DEFE0-C31F-48DF-8E13-
11D8E4856E2D.html?_ga=2.105742279.535030552.1498615448-
1929002480.1462848836
86
Ver 7.9

 管理機能：その他
87

管理機能：その他
 ログイン画面のレイアウトが変わりました
 サーバー選択メニューが最上位に配置されています。
88
Ver 7.7

管理機能：その他
 OpenID認証
 ユーザー認証としてOpenID認証がサポートされました。
 OpenIDを利用することで、Google / Yahoo / Salesforceなどのアカウントでロ
グインすることが可能になります。
 API
 KPIチャート用APIが公開されました。
 レイアウト設定用API（LayoutDefinition API）が公開されました。
89
Ver 7.8

データ接続（In-DB接続）
90

 データ接続設定の編集
91

データ接続設定の編集
 データソースビュー内で、データ接続設定の編集が可能になりました。
 データ接続に追加された編集アイコンから設定編集を行えます。
 「編集→データ接続のプロパティ」で行っていた「接続内のビュー」の編集作
業が実施できます。データソースの設定変更は行えません。
Ver 7.7
データ接続の設定編集アイコン
から設定を編集できます。
「接続の完全な編集を有効にする」を
クリックすることで、カスタムクエリ
などの編集作業が可能になります。

表示行数の設定
 表示行数の設定
 データ接続でDB内にデータを保持する場合、テーブルに表示される行数を
設定可能になりました。
 管理マネージャの設定タブ内で設定可能です。
• Application → TableVisualizationExternalRowLimit
Ver 7.8

 データロード上限値
95

データロード上限値
 In-Databaseデータを利用している場合、データロード行の上限値が設定
可能になりました。
 管理マネージャの設定内の「Application → DataImportPreferences →
ConnectorExternalRowLimit 」で設定します。（設定最小値は1000）
 行数が設定値を超えるとビジュアライゼーションが表示されなくなり、警告
が表示されます。
96
Ver 7.9

 データコネクタの改善
97

 Attivio
 Attivio用データコネクタが新しくなりました。
 SAP BW
 SAP BWからのデータ（characteristics / attributes）の表示形式を設定可能に
なりました。
 Valuesでは、key と test の選択、または両方の表示が設定できます。
 SAP BW BEx 変数の絞り込み処理が高速になりました。
 SAP BW BEx 変数設定ウィンドウがデータ接続設定ウィンドウ内に移動しま
した。
Ver 7.7

 Microsoft Azure HDInsight
 Hortonworks Hive コネクタで Microsoft Azure HDInsight がサポートされました。
 Apache KNOX
 Hortonworks Hive コネクタで Apache KNOX がサポートされました。
 Kerberos 認証にも対応しています。
 SAP の Single Sign-On 認証
 SAP BW コネクタで SAP SSO がサポートされました。
 Google Analytics system web browser 認証
 Google Analytics コネクタで Google OAuth 認証に対応しました。
Ver 7.9

 データ接続 : その他
100

データ接続 : その他
 Business Author 内で、Salesforce.com / Google Analytics データ接続の
編集可能になりました。
 データ接続モジュールがAnalystモジュールに同梱されました。
 個別のDeployは不要となります。
Ver 7.7

 対応データソースリスト
102

データ接続：対応データソース
 Ver7.9 のデータ接続（In-DB接続）で対応しているデータソース一覧表を
以下に示します。
 データソースに応じたドライバのインストールが別途必要となります。対
応ドライバなどの情報につきましては、下記URLにてご確認ください。
• http://support.spotfire.com/sr_spotfire_dataconnectors.asp
• https://community.tibco.com/wiki/tibco-spotfirer-database-drivers
103
TIBCO Spotfire Connector Data Source
Amazon Redshift 7.9 •Amazon Redshift
Apache Spark SQL 7.9 •Apache Spark SQL 1.6.0 ~ 2.0.2 (Driver Version 依存有り）
Attivio 7.9 •Attivio 5.1.9 ~
Cloudera Hive 7.9 •Cloudera CDH4.x / CDH5.x
•Cloudera Hive on Spark, Tez or MapReduce
Cloudera Impala 7.9 •Cloudera CDH4.x / CDH5.x
•MapR Ecosystem Packs (MEPs)
Cisco (“Composite”) Information Server 7.9 •Cisco (“Composite”) Information Server 7.0.x
TIBCO Spotfire Advanced Data Services 7.0.x
Google Analytics 7.9 •Google Analytics
Ver 7.9

104
Hortonworks 7.9 •Hortonworks Data Platform (HDP) 2.1.x ~
•Apache Hive on Spark, Tez or MapReduce
•Apache Hive on Spark, Tez or MapReduce on MapR
distributions
•Apache Hive on Spark, Tez or MapReduce on IBM
BigInsights®
HP Vertica 7.9 •HP Vertica 6.x / 7.x / 8.x
IBM DB2 7.9 •IBM DB2 LUW (Linux, Unix, Windows) 9.x / 10.x
IBM Netezza 7.9 •IBM Netezza NPS 6 / 7
Microsoft SQL Server 7.9 •Microsoft SQL Server 2008 R2 / 2012 / 2014 / 2016 /
Azure SQL / Azure SQL Data Warehouse
Microsoft SQL Server Analysis Services 7.9 •Microsoft SQL Server Analysis Services 2016 in
Multidimensional or Tabular Mode
•Microsoft SQL Server Analysis Services 2014 in
•Microsoft SQL Server Analysis Services 2012 in
•Microsoft SQL Server Analysis Services 2008 R2
OData 7.9 •OData 1 / 2 / 3 / 4
Ver 7.9

105
Oracle 7.9 •Oracle 11gR1 / 11gR2 / 12c
•Oracle Exadata X2 (11gR2 / 12c)
Oracle Essbase 7.9 •Oracle Essbase 11.1
Oracle MySQL 7.9 •Oracle MySQL 5.1 / 5.5 / 5.6 / 5.7
Pivotal Greenplum 7.9 •Greenplum Database 4.1 / 4.2 / 4.3
•HAWQ
Pivotal HAWQ 7.9 •Pivotal HD 1.0.7
PostgreSQL 7.9 •PostgreSQL 8.4 / 9.x
Salesforce.com 7.9 •Salesforce.com
SAP HANA 7.9 •SAP HANA SPS8 server or higher
•AWS SAP HANA One
SAP NetWeaver Business Warehouse 7.9 •SAP NetWeaver Business Warehouse 7.3 / 7.4 / 7.5
Teradata 7.9 •Teradata 13.x / 14.x / 15.x
Teradata Aster 7.9 •Teradata Aster 5.0 / 5.11 / 6.0
Ver 7.9

106
日本ティブコソフトウェア株式会社
エンタープライズ営業部
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2017年9月4日版

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