More Related Content
Similar to 20150418 システムテスト自動化 第二章 (20)
20150418 システムテスト自動化 第二章
- 3. ◆ あ
名前
• いしじ あつし
現在の仕事
• 人事のマネージャ。新卒・中途採用の採用責任者(国内外問わず)
• 自社採用サイト、採用管理システムの開発
• 全社の技術力向上のために、システム戦略を兼任
• 占いサービス用レコメンドエンジン設計、GitHubエンタープライズ導入
推進、エンジニア評価制度の策定なども手がける
経歴
• 前職はITコンサルで、官公庁・教育機関向けのソフトウェア開発・業務
改善、システムアウトソーシング推進を担当
- 4. CONFIDENTIAL Copyright © CA MOBILE,Ltd. 2014
自己紹介
<名前>
菱 信一郎(ひし しんいちろう)
<人となり>
36歳・♂・かに座・O型・双子の弟が一人
<役割>
インフラシステムG ゼネラルマネージャー
兼 技術Board(通称:チームCTO)メンバー
兼 ネットワーク・エンジニア
兼 感動配達屋
<好きなもの>
MEN’S TENORAS、Oranje、はぐれメタル
<好きなCisco語>
PAgP(ぱぐぴぃー)
<嫌いなプロトコル>
STP全般
<モットー>
機器と機器を接続(つな)いで、人と人を
繋ぐ。
- 15. ◆詳細な手動テストスクリプト
個々の入力と比較が書かれているもの
ステップ 入力 期待結果 成功
1
入力チェック ログインID、パスワードが未入力
時のまま、ログインボタンを押下
「ログインIDとパスワードを入力してくださ
い」とのエラーメッセージが表示されること
2
ログインチェック 登録済のログインID、パスワードを
入力して、ログインボタンを押下
ログインID : DogDog
パスワード : TEstAutomation
レポート画面に遷移する
3
ログインエラー
チェック
登録されていない以下のログイン
ID、パスワードを入力して、ログイ
ンボタンを押下
ログインID : Sqaut
パスワード : Automation1234
「無効なログインID、まはたパスワードです。
正しいアカウント情報にて、ログインしてくだ
さい」とのエラーメッセージが表示されること。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
- 39. ◆ 結論
長い道のりの最初のステップ – まだ手動が残っている
• テストの自動化の目的にふさわしいアプローチを選ぶことが重要
手の込んだアプローチは、最終的な生産性も高いが、時間コストも高い。一度
使われて終わりのソフトウェアに、長期的なメンテナンスコストを最小化しよう
とするのは意味がない。
• テストとは、実行だけがすべてではない。セットアップ・後片付けもある
• 検証対象は、最初に考えていたものよりも多いのが普通
• 効果的・効率的なテスト自動化の実現するには、メンテナンスが容易で品質も
高くなるように「テストウェア」を設計する必要がある
【自動化の優れた枠組みが持つ重要な特徴】
• 実行するテストのセットを選択するのがとても簡単
• セットアップや終了作業など段取りの処理している。テストが自律している
• 自動化されたテストの集まりへ新しいテストの追加が、手動実行よりも簡単
自動テスティングの枠組み全体を、継続的に改善することによってのみ達成できる
- 41. ◆ まとめ
テスティング自動化の開始ポイント
• 詳細なテストスクリプトから行うのが最も簡単
• アドホックテストの自動化はお勧めしない。無秩序の自動化は、もっと無秩序に
テスティング自動化のステップ
• 最初のステップは、テストをキャプチャーすること
• キャプチャーだけでは、テスト入力になるだけ。ソフトウェアが正しく動いている
か、チェックが必要になる(画面や生成ファイルを通じて)
テストの比較の自動化
• 比較には、動的比較、実行後比較がある
• 動的比較では、メンテナンスと欠陥識別の容易性、見つけられたはずの欠陥を
見逃す度合いに影響を与える
• 比較を自動化しても、テストの自動化に組み込むことを考慮する余地が数多く
あるに注意する
• 自動テストが使用するファイル、生成ファイルの置き場も決定する必要がある
優れたテスト自動化の枠組み
• テストの実行が容易で自己完結
• 新しい自動テストを追加することが、同じテストを手動で実行するよりも容易