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[Jaws re:Mote2015]田舎ならt2インスタンスを使いこなせ!
- 2. 自己紹介
立花 拓也 ( たちばな たくや )
青森県三沢市出身/在住
株式会社ヘプタゴン
JAWS-UG青森支部
網元機動隊員
好きなAWSサービス: AWS Lambda
2
- 21. インスタンス料金
21
インスタンス CPU メモリ オンデマンド
月額
1年リザーブド(前払い)
月額平均
t2.micro 1vcpu 1GB $14.64 $10.5
t2.small 1vcpu 2GB $29.28 $21
t2.midium 2vcpu 4GB $58.56 $42
t2.large 2vcpu 8GB $117.12 $84
m3.midium 1vcpu 3.75GB $70.28 $39.25
m4.large 2vcpu 8GB $133.96 $70.08
c4.large 2vcpu 3.7GB $102.48 $68.25
東京リージョン/Linux
2015年9月現在
※t2.microは1年間の無料枠で使える
- 29. ストレステスト条件
29
サービス 1ドメイン サーバ全体 時間当たり
WEB 100PV/日 10000PV/日 6秒に1PV
メール送信 10通/日 1000通/日 60秒に1通送信
メール受信 100通/日 10000通/日 6秒に1通受信
popアクセス 5分に1回pop 5分に100回pop 3秒に1回pop
http
smtp
smtp-auth
pop3
ストレステスト
c3.large t2.micro
この負荷でCPUクレジットが減らなければ成功!
Editor's Notes
- Gifのはなし
流行らそうと思ってます。
何回か出てきます。話に興味のない人はgifをごらんください。
- 三沢で主にAmazonや国内クラウドなどを活用したWEBやメールなどのインフラレイヤーの仕事をしています。
- 今日はこの後にIoTのセッションもあり、非常に楽しみにしています。
- 構築から保守、運用まで代行して、お客さんはコンテンツ制作に集中できるようなフルマネージドをやっています。
まだまだクラウドが浸透していないので、導入に向けた教育/講習などもやっています。
東北に本社を置く会社としては初めてでまだ唯一コンサルティングパートナーです。
- 東京大阪にたくさんいらっしゃるエンタプライズの方々は一せっかく来ていただいたんですが寝ていても結構です。
一番最初のセッションに来ていただいたのに申し訳ないです。
- みなさん、これは知っていますか?
- 基本的なAWSの利用パターンから高度な構成まで、様々な使い方を示しているものです。
- 本も出版されています。AWSを始めたばかりで読んだことないという方は是非見てみてください。
- まさにAWSのバイブル!ロゴもかっこいいです。
ところでこれ知ってますか?
- ICDP
- さっきのCDPに似てますよね?
- Iが付いています。下を読むと田舎クラウドデザインパターン。何が田舎だよという方よくみてください。
- どのへんが田舎かというと、Cの中が田舎の象徴である田んぼの記号になっています。
- 実は田舎のつかないクラウドデザインパターンCDPというプロジェクトがあるのですが、勝手に真似をしました。
ただ、中身はちょっと真面目で、
- クラウドの活用事例や技術情報はどうしても都会の規模の大きく華々しい案件が目立ってしまいます。
地方では地方なりのクラウドの活用の仕方があるのではないかと考え、地方でのクラウド情報を発信していこうというのがこのプロジェクトの趣旨です。
こんな活動を青森支部では行っています。
- 全国の集まったそうそうたる田舎者の方々と地方あるあるを語り合いました。
それをまとめたサイトがこちらです。
- 本家ICDPを丸パクリでなく、オマージュしたWikiサイトがあります。FESTAで出たICDPをまとめてありますので、私の話がつまらないと思った方はこちらを見ていてください。
- そもそもこの規模ならレンサバ、さくらのVPSとかの方がコスト的に安いです。
- ご存知の通りec2にはスペックに応じて様々なインスタンスタイプが用意されています。
その中でもt2は田舎向けだと思っています。
- よく使うサイズのインスタンスタイプです。
t2microは1年間無料枠で使えます。無料枠が終わってもEBSや転送量を含めても2000円前後で使えます。
smallやmidiumも他のインスタンスファミリーと比べても割安になっているのがわかります。
- t2インスタンスだけにCPUクレジットという考え方があります。
CPUクレジットの状況はcloudwatchで確認することができます。
- 初期と獲得クレジットバランスを合わせた分保持することができ、CPUを一定以上使うとクレジットが減る仕組みです。
インスタンスをstop/startで初期に戻ります。初期以上にクレジットが溜まっていても初期に戻るので注意してください。
- いくつか注意点があります
- 実際弊社では、小さな案件をt2インスタンスを使って本番環境を運用しています。
東北の案件は半分くらいかがt2ファミリーです。
- 実際どのくらい使えるの?というと大体の目安として
- こんな検証もしてみました。
田舎だとよくあるやつです。
- 平常時にこのくらいの平均的にアクセスがあると想定して
このくらいの負荷を掛けてみて、CPUクレジットが減らないと大丈夫。
もし少しでも減ると徐々にCPUの体力が減り、いつかは動かなくなってしまうので100ドメインは無謀だということになります。
こんな条件でストレステストを行ってみました。
- cloudwatchの画面です。
- ちなみにおまけです。
- では逆にCPUクレジットがなくなってしまうとどうなるのか?をデモしてみたいと思います。
- 初期と獲得クレジットバランスを合わせた分保持することができ、CPUを一定以上使うとクレジットが減る仕組みです。
インスタンスをstop/startで初期に戻ります。初期以上にクレジットが溜まっていても初期に戻るので注意してください。
- メディアやソーシャルなどでアクセスが来てもビクともしないwordpressのサイトがつくれます。
- この写真の方、AMIMOTO作ってる会社の人なんですが、最近の口癖が「敗北を知りたい」なんです。
- そんな負け知らずのAMIMOTOですが、
死にかけのt2インスタンスで起動したらどうなるでしょうか?