2022XP祭りK-Track 組織をアジャイルにする共創戦略とはセントラルソフト林栄一

セントラルソフト株式会社 ©2022 Central soft Co., Ltd All rights reserved.
組織をアジャイルにする共創戦略とは
~セントラルソフトでの組織開発の取り込みのアイディアを
皆さんの現場に活かすワークショップ~
共創戦略推進室室長補佐林栄一
２０２２年度XP祭り K Track 13:00 セッション

©2022 Central soft Co., Ltd All rights reserved.
『お客様への真の価値提供は、従業員第一主義から』
〜１００年企業を目指して〜
セントラルソフト株式会社
https://www.central-soft.co.jp
[本社] 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-4-3 太陽生命神田ビル8F
TEL：03-5822-0601（代表） FAX：03-5822-0604
[福岡支店] 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-2-3 博多駅前第1ビル6F
TEL：092-292-6188
2

Central soft
3

Central soft
4
ホームページ：
https://bosai.central-soft.co.jp/
Youtube：防災セーフナビチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC
mhYcue_iLliQ5ulgMUBSiQ

Central soft
5
アジャイルっぽくない組織で、
本当にアジャイル開発を回せるのか？

Central soft
部分の質は
全体の質を
大きく超えられない
6

Central soft
もくじ
1. 共創戦略概要
2. 皆さんの課題抽出ワーク
3. 共創戦略とはなにか
a. 共創を動かすための教育戦略
b. 顧客を巻き込んだ共創
4. 気付き共有ワーク
5. 具体的なアクションを考えるワーク
7

Central soft
自己紹介
電子楽器業界に５年
ITの業界に２７年
プログラマ、方式設計、PMを経て
この５〜７年共創戦略の推進、教育体系の構築推進
8

Central soft
自己紹介
● 2006年 XP祭り初参加
● 2008年
○ スクラムマスター取得
○ トロントアジャイルカンファレンス
● 2009年
○ すくすくスクラム立ち上げ 2014年ぐらいまで
○ XP祭り初登壇
● 2014年アジャイルジャパン登壇
● 2015年 RGST 登壇
● 現在２児のパパ
9

Central soft
XP祭り 2009 (リズムと朝会)
XP祭り 2008
（リズムとファシリテーター育成）
すくすく・スクラム
スクラム基礎＋朝会ワークショップ
自己組織化ワークショップ
ウォーターフォールとアジャイル
リズムと朝会（名古屋）
スクラム入門、朝会ワーク（大阪）
振り返りの基礎はこれだ
振り返りってなんだ（岡山）
モチベーションマネジメント入門
ファシリテーション入門だ！
心理学を使ったスクラムチームのコミュニケーションパターン分析ワークショップ（XP祭り2011）
タスクカンバンはこれだ！(2011/10)
インテグラル理論を使ったスクラムの改善分析ワークショップ
スクラム実践者のための要求開発入門
アジャイルコミュニケーションプログラム~心理学手法を使ったチーム分析と改善~
オブラブ
DevLove
ドラムサークルとプロジェクトファシリテーション(2007/06LT)
短期に低価格で持ち家建設を行うためのパターンランゲージ(2009/01 LT)
スクラム入門、ドラムサークルチームビルディングセッション(2010/07)
人とのつながりの奇跡に感謝(2008 LT)
要求開発アライアンス
TFPモデリングスペキュレーション 2007年
要求開発マスター認定制度への提案 2008年
スクラムと要求開発 2011/05
(撮影KKD)
マイクロソフト TechEdDay
スクラム導入どたばた事例 2010/08
マイクロソフト AgileDay4
自己組織化のためのNLPをつかったコミュニケーションワーク
トロントAgile 2008（ドラムサークル） EM ZERO Vol.2
スクラム道
スプリント０探求ワークショップ(2011/02)
スクラムギャザリング東京
スクラムの心ワークショップ(2011/10)
同再演 2011/12
10

Central soft
組織をアジャイルにするとは？
「アジャイルな」とはそもそもなにか？（私的解釈）
● 素早く反応する質
● チーム力のいきいきさを促進する質
● チームによるアイディアを促進する質
● 作業者がビジネスゴールを目指す質
11

Central soft
組織をアジャイルにするとは？
「アジャイルな」とはそもそもなにか？（私的解釈）
● 素早く反応する質
● チーム力のいきいきさをうながす質
○ 自発的決定をうながすしくみ
○ 短期的な継続的な振り返りにより、改善とチームワークを強化
● チームによるアイディアを促進する質
○ チームの創発性を刺激する仕組み
● 作業者がビジネスゴールを目指す質
○ ユーザーストーリによる価値享受者の立場の視点を意識するしくみ
○ プロダクトオーナーによる価値をマネージするしくみ
12

Central soft
共創戦略概要
13
SES業務で現場の共創がお客様につながる仕組み

Central soft
現場ごとに月に一回１時間共創会議を実施
プロジェクト現場
共創会議
…
共創会議
共創会議
14

共創会議のいちづけ
●ビジョン体現のために共創会議は重要な位置づけを担っている
共創会議
お客様
社員
逆ピラミッド型組織
お客さまを巻き込んだ共
創を起こしたい
フロントの現場を組織が
支援する
15

Central soft
共創会議の
目的とゴール
共創会議
お客様
価値
創造
振り
返り
社員
お客様
の
お客様
お客様
の
お客様
お客様の
お客様の
…
お客様の
お客様の
…
お客様の
お客様の
…
お客様の
お客様の
…
価値の連鎖
逆ピラミッド型組織
…
…
…
…
…
…
…
…
業務プロセス改善した業務
土壌
16

Central soft
17
現場ごとプロセス

Central soft
18
YW
お客様分析
T

Central soft
現場と営業の構造
当社お客様
課長・マネージャー決裁権のある担当
現場担当
共創会議
契約、条件交渉、調整、維持
19

Central soft
価値の元はどこにあるか
当社お客様
課長・マネージャー決裁権のある担当
現場担当
共創会議
背景にある
ビジネス状況
20

Central soft
お客様を巻き込んだ共創へ
21
当社
お客様
課長・
マネージャー
決済権のある担当
現場担当
共創会議
背景にある
ビジネス状
況
現場技術力とアイディア力を
お客様のビジネスにつなげるよう
お客様の価値観の言葉で伝える提案力
お客様のビジネスにインパクトのある
現場ならではの知恵を応用しつなげる
お客様の
提供価値
拡大の可
能性
抽象化して別のお客様への横展開
サービス化
促進
要求開発+
ストーリーテ
リングでつ
なげる
全体を巻き込んだ共創＝
フューチャーセッション
SDGs,DX,SX,CX

Central soft
ミドルアップ、ダウンはつなぎ役
● トップダウンでもボトムアップでもない、ミ
ドルアップダウンが鍵
● 現場の言葉を翻訳してトップやお客様に
つたえつなげる
● トップやお客様の言葉を翻訳して現場に
伝える
トップ
フロント
ミドル
あるべき理想
現実の提示、直面
UP
DOWN
お客さま
場作り
22

Central soft
みなさんの組織の課題を考えてみましょう
23

Central soft
そもそも共創とはなんでしょう？
24

Central soft
共創＝共に創ること
一人で考え、実行することは大事なことです。
25
!

Central soft
共創＝共に創ること
たとえば、一人で考えて煮詰まったときに、人と話
をしていたら、解決してしまったということを経験し
た人は多いと思います。
なぜでしょう？
26
!!
!!

Central soft
多様性が共創のエネルギー
27
多様性小
多様性大

Central soft
28
多様性小
多様性大
イノベーションの可
能性小
イノベーションの可
能性大

Central soft
現場にイノベーションがある
29
低
コ
ス
ト
高品質
既知の条件での最適値
共創により矛盾に立ち向かう
両方の価値を取りに行く
中央大学遠山教授知識想像とイノベーション講座資料から一部抜粋
イノベーション

Central soft
チームを超え、組織を超える多様性による共創へ
30
多様性小
多様性大
チーム内
チームを超える
組織を超える

Central soft
共創会議のレベル
1. チームワークを活性化し気持ちよく仕事ができる
2. プロセスを振り返りチームのアイディアで改善が進んでいる
3. 気づきや改善を抽象化し応用、創造ができている
4. お客様とその背景のステークホルダーへの価値に対して改善している
5. 事業本部を超えた共創により価値を創造している
6. お客様とその背景のステークホルダーへの価値をお客様と共に創り出している
7. お客様にとって絶対必要な唯一無二の存在になる
31

Central soft
共創ビジネスの本質
技術の共有
価値の共有
体験の共有
共創
お客様に
一緒にやりたいと
惚れさせる
今ある力を、お客様の価値観の言
葉で伝え共有
圧倒的な技術力とアイディア力
信頼を生む関係、人格
お客様の提供価値の理解
われわれの価値をアピー
ル
現場での体験、
変革の手本を示す
ITソリューション塾ブログより転載し加工 32

Central soft
共創の効果
共創成果
チームワークの喜び
お客様への貢献の実感
自己成長
自己実現
共に創る喜び
従業員第一主義の一つとして
33

Central soft
34
一方的な単一の考え方からは共
創はうまれない
メンバーの多様性を尊重し活かすこと
によって価値が生まれる
34

Central soft
共創が回っている状態とは？
35

Central soft
普段の仕事の構造
目標・完了条件
行動
理由
36

Central soft
行動や目標の外にあるもの
目的
行動
コミットメント・意
思
理由
理由
推進する
37

Central soft
コミットメントと目的への強化は、２つの領域への繋がりが必要
目的
行動
思
理由
理由
推進する
お客様と
の共創
自社内で
の共創
38

Central soft
現場の共創が機能している状態
目的
品質速度
行動
思
チームワーク/共創
付加価値
達成
よろこび
生まれる
理由
理由
推進する
生まれる
生まれる生まれる
生まれる
促進する
生まれる
生まれる
イノベー
ション
39

Central soft
共創が現場で機能している状態
目的
品質速度
行動
思
付加価値
達成
よろこび
生まれる
生まれる
理由
理由
推進する
生まれる
生まれる
促進する
生まれる
生まれる
イノベー
ション
ビジネス価値
生まれる
顧客ビジネスへの提案（含：DX,SDGs）
イノベーションのヨコ展開
（別顧客への展開、サービス化）
組織からの心理的、モノ
的バックアップ
コト
40

Central soft
目的
行動
思
理由
理由
推進する
お客様と
の共創
自社内で
の共創
41

Central soft
目的
行動
思
コンテクスト
自社のミッ
ション
お客様のミッ
ション
自分の価値観
共感・合意できる
生まれる・強化される
生まれる
理由
理由
推進する
42

Central soft
共創が機能している状態
目的
品質速度
行動
思
付加価値
達成
コンテクスト
自社のミッ
ション
お客様のミッ
ション
自分の価値観
よろこび
生まれる
生まれる
生まれる
理由
理由
推進する
生まれる
生まれる
促進する
生まれる
生まれる
イノベー
ション
ビジネス価値
生まれる
コト
43

Central soft
共創が機能する教育戦略とは
44

Central soft
共創が機能している状態
目的
品質速度
行動
思
付加価値
達成
コンテクスト
自社のミッ
ション
お客様のミッ
ション
自分の価値観
よろこび
生まれる
生まれる
生まれる
理由
理由
推進する
生まれる
生まれる
促進する
生まれる
生まれる
イノベー
ション
ビジネス価値
生まれる
コト
45

Central soft
共創のリンクを支援するトレーニング
目的
品質速度
行動
思
付加価値
達成
コンテクスト
自社のミッ
ション
お客様のミッ
ション
自分の価値観
よろこび
生まれる
生まれる
生まれる
理由
理由
推進する
生まれる
生まれる
促進する
生まれる
生まれる
イノベー
ション
ビジネス価値
生まれる
コト
コーチング
要求開発
ファシリテーション
ロジカルシンキング
仕事の作法（PDCA
ほうれんそう）
育てる作法
お客様との作法
理念読み込み研修
人間関係の作法
46

Central soft
共創に必要なスキル
共創に必要な
スキル
意見を引き出してま
とめる
基本的なビジネススキル
（報連相、マナー、PDCA、コンプ
ラetc.）
お客さまのビジネスを
理解する力
47

Central soft
共創に必要なスキル
コーチング研修
ファシリテーション研修
要求開発研修
（匠メソッド）
階層別ビジネス研修
ロジカルシンキング研修
共創に必要な
スキル
とめる
ラetc.）
理解する力
48

Central soft
共創に必要な特化したスキル
要求開発研修
階層別ビジネス研修
ロジカルシンキング研修
共創に必要な
スキル
とめる
ラetc.）
理解する力
49

Central soft
現場のメンバーの共創スキルを引き上げる
当社
共創会議
現場の共創による活性化
からスタート
対話ができお互いを創発
するベーススキル
対話によるチーム活性化
50

Central soft
共創コアスキル
要求開発研修
共創に必要な
スキル
課長・マネージャー向け
定期強化スキル
51
来年度より、お客様ビジネ
スのモデリングを
全社展開

Central soft
同じ役職レベルでの事業本部を超えた横串共創
現場A
課長・マネージャー
主任
中堅
１～５年目
スペシャリスト
係長
現場B
主任
中堅
１～５年目
係長
現場C
主任
中堅
１～５年目
係長
係長Day
課長・マネー
ジャーDay
主任Day
中堅Day
スペシャリストDay
52

Central soft
気づきを共有しましょう
53

Central soft
最初のアクションを考えてみましょう
54

Central soft
55
共創による波及効果

Central soft
共創による波及効果
56
共創
共創ができる人材育成
仕事のよ
ろこび
個人の
成長
お客さま
への価値
提供
チーム
活性
会社の
質的
成長
個人の成
長による
自己実現

『お客様への真の価値提供は、従業員第一主義から』
〜１００年企業を目指して〜
セントラルソフト株式会社
https://www.central-soft.co.jp
[本社] 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-4-3 太陽生命神田ビル8F
TEL：03-5822-0601（代表） FAX：03-5822-0604
[福岡支店] 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-2-3 博多駅前第1ビル6F
TEL：092-292-6188
57

2022XP祭りK-Track 組織をアジャイルにする共創戦略とはセントラルソフト林栄一

Recomendados

Recomendados

Más contenido relacionado

La actualidad más candente

La actualidad más candente (20)

Similar a 2022XP祭りK-Track 組織をアジャイルにする共創戦略とはセントラルソフト林栄一

Similar a 2022XP祭りK-Track 組織をアジャイルにする共創戦略とはセントラルソフト林栄一 (20)

Más de Eiichi Hayashi

Más de Eiichi Hayashi (20)