SlideShare a Scribd company logo
1 of 9
Download to read offline
おにぎりとType2、
                                     どっちが好き?


どっちも好き!




                 今月のメニューはこちらです!




第1章        Type 2 Tagの基本
      何がどうなったら Type 2 Tag なんだろう?



第2章        Type 2 Tagを読もう
      実際に Type 2 Tag の NDEF データを読んでみよう


Appendix   MIFARE? Mifare? どっち??
特集    Type 2 Tag、その深遠なる世界




第1章           Type 2 Tagの基本

     Tag           Type 2 Tag は、そもそもどういうものだっただろうか。
                   基本をおさらいしよう。


NFC Forum の定義

     「 Type 2 Tag 」という呼び名は、 NFC Forum が付けた名前で、 ISO/IEC などの機関が決めた名前
     ではない。



Platform

     NFC Forum 仕様書「 Digital Protocol 1.0 」(NFCForum-TS-DigitalProtocol-1.0)では「 Type 2 Tag
     Platform 」として定義されている。
     無線の方式(Technology)として、 NFC-A を使用している。 106kbps で無線通信を行うのだが、「 A
     と B と F があって、その中の A 」くらいで十分だろう。



Operation

     NFC Forum 仕様書「 Type 2 Tag Operation Specification 」(NFCForum-TS-Type-2-Tag_1.1)に
     扱うときの詳細が書かれている。
        ・メモリ構造
        ・ユーザメモリ部の使い方
        ・無線で読み書きするときのコマンド
        ・使用例


■メモリ構造
     Static Memory Structure と Dynamic Memory Structure があるが、これは NXP の製品である
     「 MIFARE Ultralight 」(64 byte)と「 MIFARE Ultralight C 」(192 byte)の違いだと思ってよいだろう。
     64 byte のメモリ構造が Static Memory Structure で、それより大きいものが Dynamic Memory
     Structure となっている。
     違いは、 Dynamic Memory Structure の場合はユーザメモリ領域の次に拡張領域があるということ
     だ(Fig.1-1)。


     とりあえず使ってみるのであれば、あまり細かいことは
     気にしなくてよいだろう。
                                                         細かいことは
                                                         忘れてしまえ




                                            -1-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界




     Block          0              1                 2                3
                                                                                  メモリが64 byteなら
        0
                                                                                   15ブロックまでよ
        1                          UID / Internal
        2                                                Lock bytes
        3                       Capability Container
      4 ~ 15                           Data Area
      16 ~ n                           Data Area
      n+1 ~                       Lock / Reserved
                                         Fig. 1-1 メモリ構造


■ユーザメモリ部の使い方
     ユーザメモリ(Fig. 1-1 の「 Data Area 」)は、単なるメモリなので、ユーザが好きなように使ってよい。
     ただ、そうすると互換性がないので、アプリごとに違ったフォーマットを生みだしてしまう。 NFC Forum
     は標準化を行おうとしているので、メモリの使い方に決めごとを作っている。
     Type 2 Tag の場合、メモリを TLV 形式(Type 、 Length 、 Value)で使う。


               Type (1 byte)   Length (1 byte)                   Value (Length)
                                         Fig. 1-2 TLV 形式


■無線で読み書きするときのコマンド
     ここまでの話は、すべて NFC タグに読み書きできる前提で進められた。
     では、どうやって NFC タグに読み書きするかというと、 Technology 「 NFC-A 」方式で NFC リーダラ
     イタという機械と NFC タグが無線通信を行うことによって実現する。


     そう書くと非常に難しそうだが、無線通信の仕方は NFC リーダライタがうまくやってくれるので、使う人
     は NFC リーダライタに送信してほしいコマンドデータを作ったり、 NFC リーダライタが受信したデータ
     を解析したりするだけだ。 Android OS のように、基本機能として NFC が組み込まれている場合はさ
     らに手軽に使えるようになっている。
     さらにさらに、 Android OS では Type 2 Tag 製品の1つである MIFARE Ultralight をアクセスするた
     めの手段が既に用意されているため、 Type                        2 Tag であれば敷居が低くなっている(おそらく、
     Android が NFC をアクセスするために採用した部品が NXP 社だったため、優遇されているのだろう
     と思われる)。よって、 Android から Type 2 Tag にアクセスするのであれば、コマンドまで知らなくても
     NFC タグにアクセスすることができる。
                                                                      まあ、そう悩むな
     まずはそんなに悩まず、やってみるとよいだろう。




                                                   -2-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界




 第2章           Type 2 Tagを読もう
     Tag
                    Type 2 Tag を読むのだ。


お前は NDEF なのか?

     NFC タグは単なるメモリであり、第1章で書いた内容は NFC Forum が定義した仕様に従った場合、
     という前提である。
     他の仕様に従ったデータが書かれているかもしれないので、アプリケーションはデータを読んだときに
     「自分の意図するフォーマットで書かれているのか?」ということをチェックしなくてはならない。
     この章であれば「お前は NDEF なのか?」というチェックをすることになる。


     NDEF のデータであることがわかれば、
                                                 はい、ここでは
     それ以降は NDEF の読み方をすれば
                                                NDEFを読むまでの
     よいだけである。                                    説明をしますよ




NDEF Detection Procedure

     Type 2 Tag の仕様書に「 NDEF Detection Procedure 」という、 NDEF を検出する手順が書かれて
     いるので、それを追ってみよう。
     なお、 NXP 社のドキュメントには他のフォーマットを読むときの方法も書かれているので、興味がある
     方はダウンロードするとよいであろう。



まず CC を読め

     Fig. 1-1 に「 Capability Container 」(以下、 CC))という情報が Block 3 にある。
     NDEF の場合、 CC に特定のデータを書き込むことになっている。


     まず、 CC[0]に 0xE1 が書き込んであること。
     これが大前提である。この数値はマジックナンバーで、 0xE0 だったら、とか、 0xE2 だったら、という
     わけではない。

                                                                読むのをやめて
     そうなっていない場合は、もう NDEF として                                   違うことでもしようか
     読み込むのをやめてよい。




                                          -3-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界

     CC[1]には Type 2 Tag のバージョンが入っている(上位 4 bit がメジャーバージョン、下位 4 bit がマ
     イナーバージョン)。今までリリースされた Type 2 Tag のドキュメントは「 1.0 」と「 1.1 」なので、それぞ
     れ「 0x10 」と「 0x11 」になる。


     このバージョンは、 Type 2 Tag Operation Specification のドキュメントバージョンとなる。現在は 1.1
     だが、少し前までは 1.0 だった。今後もバージョンが上がっていくことが予想される。
     メジャーバージョンアップ、マイナーバージョンアップについてどうあるべきか仕様書に書かれている
     が、まあ今の段階では気にしなくてよいだろう。


                                                       仕事でやるときは
                                                       気をつけるのだ




     CC[2]はユーザデータのサイズを 8 分の 1 した値が入っている。例えば「 0x06 」ならば 48 byte 、
     「 0x12 」なら 144 byte 、という具合だ。これは NDEF として使っているサイズではなく、ユーザデータ
     領域のサイズを指すようである。


     CC[3]は、上位 4 bit に読み込む方の、下位 4 bit に書き込む方の制限というか、能力というか、そう
     いった値が入っている。
       ・上位 4 bit
         ・0x0 ・・・セキュリティ設定なし
         ・0x01 ~ 0x07 、 0x0F ・・・ RFU(将来のために空けている)
         ・0x08 ~ 0x0E ・・・プロプライエタリ(メーカー用)
       ・下位 4 bit
         ・0x0 ・・・セキュリティ設定なし
         ・0x01 ~ 0x07 ・・・ RFU(将来のために空けている)
         ・0x08 ~ 0x0E ・・・プロプライエタリ(メーカー用)
         ・0x0F ・・・書き込み禁止


     NDEF であれば、だいたいこういう値になるのではなかろうか。
         ・MIFARE Ultralight   : 0xE1   0x10   0x06   0x00
         ・MIFARE Ultralight C : 0xE1   0x10   0x12   0x00



                                               もうちょっと




                                              -4-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界


NDEF TLV を読む

     CC が期待通りの値だった場合、ユーザデータ(Block 4 以降)は NFC Forum が定義する TLV 形式
     であると想定してデータを読み込む(違う可能性もあるので、サイズの異常対策だけはしておこう)。


     先頭から TLV を順に読んでいき、 T=0x03(NDEF メッセージ)が見つかるまで読み進める。もしユー
     ザデータの最後まで 0x03 が見つからない場合や、先に T=0xFE(TLV 終わり)が見つかった場合は、
     そこまでで終わる。
     次に NDEF メッセージの L(Length)を確認する。もし 0 であれば、そこまでで終わり、これ以降の TLV
     検索は進めない(最初の NDEF メッセージ TLV だけが有効)。



後は読むだけ!

     あとは、この TLV の Value 部分を NDEF メッセージとして読むだけである。
     NDEF メッセージの読み方は、タグの種類によらず同じである。




                              読めなかった子は
                               いねぇがぁぁ!




                                -5-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界




 Appendix          MIFARE? Mifare? どっち??
     Type 2 Tag といえば、 NXP 社。
     さて、「 MIFARE 」か「 Mifare 」か?         いつも迷う。


     ここまでの文章を振り返るとわかるように、正解は「 MIFARE 」である。




       ホームページより(http://www.mifare.net/overview/)


     「 TM 」とついているので、登録商標ということであろう。




     同じようなことがフェリカでも気になる。
     これは「 FeliCa 」と、 F と C が大文字である。
     FeliCa に関する製品の商標が以下のページに書かれていた。
        http://www.sony.co.jp/Products/felica/attention.html


     交通カードには「○○カ」のような名前が多いのだが、「 Suica 」のように先頭だけが大文字だったり、
                              「 TOICA 」のように全部大文字だったり、「 nimoca 」のように全部小文字
                              だったり、みんなばらばらである。




     文章で書くときには、やはり正しい名前を使うように心がけたいが、特にルールがあるわけではないの
     で間違えないように気をつけたいものだ。




                                            正しさを
                                          人に求めすぎると
                                           嫌われるぞ




                                                 -6-
特集   Type 2 Tag、その深遠なる世界




      編集後記
     FeliCa の Type 3 Tag はよく調べるのですが、 Type 2 Tag
     はあまり気にしていなかったので、改めて調査しました。せっ
     かくなので、それをまとめたのが今回の特集です。
     前回が最後のつもりだったので、今回は臨時号扱いにしまし
     た。


     私の説明は、どうにもわかりづらいところが出てくるので、それ
     を抑え込む練習も兼ねて作っています。厳密さを求めるのは
     次の段階にして、まずは把握のために流れを読み取ってもらうことを心がけようとしています。
     ただ、数字が出てくるのを「この値はこういうもの」で済ませると混乱を招くこともあるかもしれないの
     で、大ざっぱに説明して「今は気にしなくてもよい」というようにしてみました。


     こういうのは、最初はうまくいかなくても、だんだんうまくなっていくものだろうと信じている。月刊 NDEF
     を続けるかどうかは別として、説明の資料を作る練習は続けていきましょうかね。


                                                  2013/02/03   1:00




                                     -7-

More Related Content

What's hot

Android NFCアプリハンズオン
Android NFCアプリハンズオンAndroid NFCアプリハンズオン
Android NFCアプリハンズオンTomoki YAMASHITA
 
Pcapngを読んでみる
Pcapngを読んでみるPcapngを読んでみる
Pcapngを読んでみるYagi Shinnosuke
 
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみた
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみたConfD で Linux にNetconfを喋らせてみた
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみたAkira Iwamoto
 
Zynq MPSoC勉強会 Codec編
Zynq MPSoC勉強会 Codec編Zynq MPSoC勉強会 Codec編
Zynq MPSoC勉強会 Codec編Tetsuya Morizumi
 
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)Nobuaki Aoki
 
3GPP TR23.711-e00まとめ
3GPP TR23.711-e00まとめ3GPP TR23.711-e00まとめ
3GPP TR23.711-e00まとめTetsuya Hasegawa
 
便利なNFC ~利用シーンと技術の動向~
便利なNFC  ~利用シーンと技術の動向~便利なNFC  ~利用シーンと技術の動向~
便利なNFC ~利用シーンと技術の動向~NFC Forum
 
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)Shirou Maruyama
 
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況Isao Soma
 
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業kazuhiro harada
 
「おうちクラウド」が今熱い!
「おうちクラウド」が今熱い!「おうちクラウド」が今熱い!
「おうちクラウド」が今熱い!Hirotaka Sato
 
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会真乙 九龍
 
ELFの動的リンク
ELFの動的リンクELFの動的リンク
ELFの動的リンク7shi
 
DeNAの分析を支える分析基盤
DeNAの分析を支える分析基盤DeNAの分析を支える分析基盤
DeNAの分析を支える分析基盤Kenshin Yamada
 
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料BGP/MPLS-VPNのお勉強資料
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料Toshiki Tsuboi
 
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向Yuya Rin
 

What's hot (20)

Android NFCアプリハンズオン
Android NFCアプリハンズオンAndroid NFCアプリハンズオン
Android NFCアプリハンズオン
 
Pcapngを読んでみる
Pcapngを読んでみるPcapngを読んでみる
Pcapngを読んでみる
 
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみた
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみたConfD で Linux にNetconfを喋らせてみた
ConfD で Linux にNetconfを喋らせてみた
 
NETCONFとYANGの話
NETCONFとYANGの話NETCONFとYANGの話
NETCONFとYANGの話
 
Zynq MPSoC勉強会 Codec編
Zynq MPSoC勉強会 Codec編Zynq MPSoC勉強会 Codec編
Zynq MPSoC勉強会 Codec編
 
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)
Windows 10 mobileでnfc~suica・edy対応編~(公開用)
 
3GPP TR23.711-e00まとめ
3GPP TR23.711-e00まとめ3GPP TR23.711-e00まとめ
3GPP TR23.711-e00まとめ
 
便利なNFC ~利用シーンと技術の動向~
便利なNFC  ~利用シーンと技術の動向~便利なNFC  ~利用シーンと技術の動向~
便利なNFC ~利用シーンと技術の動向~
 
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)
文法圧縮入門:超高速テキスト処理のためのデータ圧縮(NLP2014チュートリアル)
 
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況
FeliCa/NFCの概説とAndroidの対応状況
 
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業
Node-red+JSONataでfunction地獄からの卒業
 
「おうちクラウド」が今熱い!
「おうちクラウド」が今熱い!「おうちクラウド」が今熱い!
「おうちクラウド」が今熱い!
 
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会
【Zabbix2.0】snmpttによるトラップメッセージの編集 #Zabbix #自宅ラック勉強会
 
Hiveを高速化するLLAP
Hiveを高速化するLLAPHiveを高速化するLLAP
Hiveを高速化するLLAP
 
Marp Tutorial
Marp TutorialMarp Tutorial
Marp Tutorial
 
ELFの動的リンク
ELFの動的リンクELFの動的リンク
ELFの動的リンク
 
DeNAの分析を支える分析基盤
DeNAの分析を支える分析基盤DeNAの分析を支える分析基盤
DeNAの分析を支える分析基盤
 
Marp入門
Marp入門Marp入門
Marp入門
 
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料BGP/MPLS-VPNのお勉強資料
BGP/MPLS-VPNのお勉強資料
 
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向
IPv4/IPv6 移行・共存技術の動向
 

Viewers also liked

月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号Hirokuma Ueno
 
月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号Hirokuma Ueno
 
NFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みNFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みHirokuma Ueno
 
一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発Hirokuma Ueno
 
私とNFC(歴史編)
私とNFC(歴史編)私とNFC(歴史編)
私とNFC(歴史編)Hirokuma Ueno
 
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみる
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみるSDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみる
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみるHirokuma Ueno
 
MIFARE ClassicのAccess Conditions
MIFARE ClassicのAccess ConditionsMIFARE ClassicのAccess Conditions
MIFARE ClassicのAccess ConditionsHirokuma Ueno
 
SNEPは大変だった
SNEPは大変だったSNEPは大変だった
SNEPは大変だったHirokuma Ueno
 
About FeliCa Lite(日本語)
About FeliCa Lite(日本語)About FeliCa Lite(日本語)
About FeliCa Lite(日本語)Hirokuma Ueno
 
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-UIDのことわかってますか? -フォーマット編-
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-Natsuhiko Suwamura
 
4. referencing not plagiarising presentation (1)
4. referencing not plagiarising presentation (1)4. referencing not plagiarising presentation (1)
4. referencing not plagiarising presentation (1)Khendle Christie
 
Day 3 wars and revolts
Day 3 wars and revoltsDay 3 wars and revolts
Day 3 wars and revoltsTravis Klein
 
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613Maco Yoshioka
 
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...EMC
 

Viewers also liked (20)

月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
月刊NDEF 2013年3月号(卒業号)
 
月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号月刊NDEF 2013年12月号
月刊NDEF 2013年12月号
 
月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号月刊NDEF 2013年1月号
月刊NDEF 2013年1月号
 
はじめてのNFC
はじめてのNFCはじめてのNFC
はじめてのNFC
 
NFCの汎化
NFCの汎化NFCの汎化
NFCの汎化
 
NFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読みNFCIP-1を斜め読み
NFCIP-1を斜め読み
 
一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発一人でもSNEP開発
一人でもSNEP開発
 
私とNFC(歴史編)
私とNFC(歴史編)私とNFC(歴史編)
私とNFC(歴史編)
 
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみる
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみるSDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみる
SDK for NFC Starter Kit(2) 使ってみる
 
MIFARE ClassicのAccess Conditions
MIFARE ClassicのAccess ConditionsMIFARE ClassicのAccess Conditions
MIFARE ClassicのAccess Conditions
 
FALPとLLCP
FALPとLLCPFALPとLLCP
FALPとLLCP
 
SNEPは大変だった
SNEPは大変だったSNEPは大変だった
SNEPは大変だった
 
About FeliCa Lite(日本語)
About FeliCa Lite(日本語)About FeliCa Lite(日本語)
About FeliCa Lite(日本語)
 
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-UIDのことわかってますか? -フォーマット編-
UIDのことわかってますか? -フォーマット編-
 
Beetle 20 operating_manual_english
Beetle 20 operating_manual_englishBeetle 20 operating_manual_english
Beetle 20 operating_manual_english
 
Pancho villa
Pancho villaPancho villa
Pancho villa
 
4. referencing not plagiarising presentation (1)
4. referencing not plagiarising presentation (1)4. referencing not plagiarising presentation (1)
4. referencing not plagiarising presentation (1)
 
Day 3 wars and revolts
Day 3 wars and revoltsDay 3 wars and revolts
Day 3 wars and revolts
 
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613
産後が起点となる社会問題とマドレボニータの紹介20150613
 
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...
Achieving Flexible Scalability of Hadoop to Meet Enterprise Workload Requirem...
 

Similar to 月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)

NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~
NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~
NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~Kouta Imanaka
 
2章 Linuxカーネル - メモリ管理1
2章 Linuxカーネル - メモリ管理12章 Linuxカーネル - メモリ管理1
2章 Linuxカーネル - メモリ管理1mao999
 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 関西支部 第二回 NFCLab勉強会 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 Masafumi Terazono
 
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual Zotero
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual ZoteroZotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual Zotero
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual ZoteroFrank Bennett
 
福岡NFC勉強会
福岡NFC勉強会福岡NFC勉強会
福岡NFC勉強会treby
 
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -Ikkai Takeshi
 
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4Sho Shimauchi
 
Nfcのアプリつくってみる
NfcのアプリつくってみるNfcのアプリつくってみる
Nfcのアプリつくってみるmeco300
 
13apr2013 kernelvm8-main
13apr2013 kernelvm8-main13apr2013 kernelvm8-main
13apr2013 kernelvm8-mainShotaro Uchida
 

Similar to 月刊NDEF 2013年2月号(臨時号) (10)

NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~
NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~
NFC元年 ~AndroidからみたNFCについて~
 
2章 Linuxカーネル - メモリ管理1
2章 Linuxカーネル - メモリ管理12章 Linuxカーネル - メモリ管理1
2章 Linuxカーネル - メモリ管理1
 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 関西支部 第二回 NFCLab勉強会 
関西支部 第二回 NFCLab勉強会 
 
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual Zotero
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual ZoteroZotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual Zotero
Zotero他言語版(MLZ)の紹介 // Introducing Multilingual Zotero
 
福岡NFC勉強会
福岡NFC勉強会福岡NFC勉強会
福岡NFC勉強会
 
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -
Windows8 x NFC - Windows8 Developers カンファレンス Vol2.0 -
 
RISC-V User level ISA
RISC-V User level ISARISC-V User level ISA
RISC-V User level ISA
 
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4
Data-Intensive Text Processing with MapReduce ch4
 
Nfcのアプリつくってみる
NfcのアプリつくってみるNfcのアプリつくってみる
Nfcのアプリつくってみる
 
13apr2013 kernelvm8-main
13apr2013 kernelvm8-main13apr2013 kernelvm8-main
13apr2013 kernelvm8-main
 

More from Hirokuma Ueno

nRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてnRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてHirokuma Ueno
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Hirokuma Ueno
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたNordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたHirokuma Ueno
 
旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFCHirokuma Ueno
 
NDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiNDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiHirokuma Ueno
 
FeliCa Liteの片側認証
FeliCa Liteの片側認証FeliCa Liteの片側認証
FeliCa Liteの片側認証Hirokuma Ueno
 
財布を忘れると困る
財布を忘れると困る財布を忘れると困る
財布を忘れると困るHirokuma Ueno
 
発券機のNFC対応
発券機のNFC対応発券機のNFC対応
発券機のNFC対応Hirokuma Ueno
 
ものに愛着を持たせる
ものに愛着を持たせるものに愛着を持たせる
ものに愛着を持たせるHirokuma Ueno
 

More from Hirokuma Ueno (15)

nRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについてnRF51のGPIOTEについて
nRF51のGPIOTEについて
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
Nordic nRF51822でBLEしてみました 2
 
Nordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみましたNordic nRF51822でBLEしてみました
Nordic nRF51822でBLEしてみました
 
About FeliCa Lite-S
About FeliCa Lite-SAbout FeliCa Lite-S
About FeliCa Lite-S
 
月刊NDEF 5月号
月刊NDEF 5月号月刊NDEF 5月号
月刊NDEF 5月号
 
旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC旅行カバンとNFC
旅行カバンとNFC
 
NDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRiNDEF WriterとOSとPaSoRi
NDEF WriterとOSとPaSoRi
 
FeliCa Liteの片側認証
FeliCa Liteの片側認証FeliCa Liteの片側認証
FeliCa Liteの片側認証
 
NFC切手
NFC切手NFC切手
NFC切手
 
らくがき
らくがきらくがき
らくがき
 
NFCテルミン
NFCテルミンNFCテルミン
NFCテルミン
 
財布を忘れると困る
財布を忘れると困る財布を忘れると困る
財布を忘れると困る
 
発券機のNFC対応
発券機のNFC対応発券機のNFC対応
発券機のNFC対応
 
About FeliCa Plug
About FeliCa PlugAbout FeliCa Plug
About FeliCa Plug
 
ものに愛着を持たせる
ものに愛着を持たせるものに愛着を持たせる
ものに愛着を持たせる
 

Recently uploaded

Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)Hiroshi Tomioka
 
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Gamesatsushi061452
 
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)Hiroshi Tomioka
 
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video UnderstandingToru Tamaki
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...Toru Tamaki
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルCRI Japan, Inc.
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイスCRI Japan, Inc.
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 

Recently uploaded (11)

Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
 
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
 
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
 
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 

月刊NDEF 2013年2月号(臨時号)

  • 1.
  • 2. おにぎりとType2、 どっちが好き? どっちも好き! 今月のメニューはこちらです! 第1章 Type 2 Tagの基本 何がどうなったら Type 2 Tag なんだろう? 第2章 Type 2 Tagを読もう 実際に Type 2 Tag の NDEF データを読んでみよう Appendix MIFARE? Mifare? どっち??
  • 3. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 第1章 Type 2 Tagの基本 Tag Type 2 Tag は、そもそもどういうものだっただろうか。 基本をおさらいしよう。 NFC Forum の定義 「 Type 2 Tag 」という呼び名は、 NFC Forum が付けた名前で、 ISO/IEC などの機関が決めた名前 ではない。 Platform NFC Forum 仕様書「 Digital Protocol 1.0 」(NFCForum-TS-DigitalProtocol-1.0)では「 Type 2 Tag Platform 」として定義されている。 無線の方式(Technology)として、 NFC-A を使用している。 106kbps で無線通信を行うのだが、「 A と B と F があって、その中の A 」くらいで十分だろう。 Operation NFC Forum 仕様書「 Type 2 Tag Operation Specification 」(NFCForum-TS-Type-2-Tag_1.1)に 扱うときの詳細が書かれている。 ・メモリ構造 ・ユーザメモリ部の使い方 ・無線で読み書きするときのコマンド ・使用例 ■メモリ構造 Static Memory Structure と Dynamic Memory Structure があるが、これは NXP の製品である 「 MIFARE Ultralight 」(64 byte)と「 MIFARE Ultralight C 」(192 byte)の違いだと思ってよいだろう。 64 byte のメモリ構造が Static Memory Structure で、それより大きいものが Dynamic Memory Structure となっている。 違いは、 Dynamic Memory Structure の場合はユーザメモリ領域の次に拡張領域があるということ だ(Fig.1-1)。 とりあえず使ってみるのであれば、あまり細かいことは 気にしなくてよいだろう。 細かいことは 忘れてしまえ -1-
  • 4. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 Block 0 1 2 3 メモリが64 byteなら 0 15ブロックまでよ 1 UID / Internal 2 Lock bytes 3 Capability Container 4 ~ 15 Data Area 16 ~ n Data Area n+1 ~ Lock / Reserved Fig. 1-1 メモリ構造 ■ユーザメモリ部の使い方 ユーザメモリ(Fig. 1-1 の「 Data Area 」)は、単なるメモリなので、ユーザが好きなように使ってよい。 ただ、そうすると互換性がないので、アプリごとに違ったフォーマットを生みだしてしまう。 NFC Forum は標準化を行おうとしているので、メモリの使い方に決めごとを作っている。 Type 2 Tag の場合、メモリを TLV 形式(Type 、 Length 、 Value)で使う。 Type (1 byte) Length (1 byte) Value (Length) Fig. 1-2 TLV 形式 ■無線で読み書きするときのコマンド ここまでの話は、すべて NFC タグに読み書きできる前提で進められた。 では、どうやって NFC タグに読み書きするかというと、 Technology 「 NFC-A 」方式で NFC リーダラ イタという機械と NFC タグが無線通信を行うことによって実現する。 そう書くと非常に難しそうだが、無線通信の仕方は NFC リーダライタがうまくやってくれるので、使う人 は NFC リーダライタに送信してほしいコマンドデータを作ったり、 NFC リーダライタが受信したデータ を解析したりするだけだ。 Android OS のように、基本機能として NFC が組み込まれている場合はさ らに手軽に使えるようになっている。 さらにさらに、 Android OS では Type 2 Tag 製品の1つである MIFARE Ultralight をアクセスするた めの手段が既に用意されているため、 Type 2 Tag であれば敷居が低くなっている(おそらく、 Android が NFC をアクセスするために採用した部品が NXP 社だったため、優遇されているのだろう と思われる)。よって、 Android から Type 2 Tag にアクセスするのであれば、コマンドまで知らなくても NFC タグにアクセスすることができる。 まあ、そう悩むな まずはそんなに悩まず、やってみるとよいだろう。 -2-
  • 5. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 第2章 Type 2 Tagを読もう Tag Type 2 Tag を読むのだ。 お前は NDEF なのか? NFC タグは単なるメモリであり、第1章で書いた内容は NFC Forum が定義した仕様に従った場合、 という前提である。 他の仕様に従ったデータが書かれているかもしれないので、アプリケーションはデータを読んだときに 「自分の意図するフォーマットで書かれているのか?」ということをチェックしなくてはならない。 この章であれば「お前は NDEF なのか?」というチェックをすることになる。 NDEF のデータであることがわかれば、 はい、ここでは それ以降は NDEF の読み方をすれば NDEFを読むまでの よいだけである。 説明をしますよ NDEF Detection Procedure Type 2 Tag の仕様書に「 NDEF Detection Procedure 」という、 NDEF を検出する手順が書かれて いるので、それを追ってみよう。 なお、 NXP 社のドキュメントには他のフォーマットを読むときの方法も書かれているので、興味がある 方はダウンロードするとよいであろう。 まず CC を読め Fig. 1-1 に「 Capability Container 」(以下、 CC))という情報が Block 3 にある。 NDEF の場合、 CC に特定のデータを書き込むことになっている。 まず、 CC[0]に 0xE1 が書き込んであること。 これが大前提である。この数値はマジックナンバーで、 0xE0 だったら、とか、 0xE2 だったら、という わけではない。 読むのをやめて そうなっていない場合は、もう NDEF として 違うことでもしようか 読み込むのをやめてよい。 -3-
  • 6. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 CC[1]には Type 2 Tag のバージョンが入っている(上位 4 bit がメジャーバージョン、下位 4 bit がマ イナーバージョン)。今までリリースされた Type 2 Tag のドキュメントは「 1.0 」と「 1.1 」なので、それぞ れ「 0x10 」と「 0x11 」になる。 このバージョンは、 Type 2 Tag Operation Specification のドキュメントバージョンとなる。現在は 1.1 だが、少し前までは 1.0 だった。今後もバージョンが上がっていくことが予想される。 メジャーバージョンアップ、マイナーバージョンアップについてどうあるべきか仕様書に書かれている が、まあ今の段階では気にしなくてよいだろう。 仕事でやるときは 気をつけるのだ CC[2]はユーザデータのサイズを 8 分の 1 した値が入っている。例えば「 0x06 」ならば 48 byte 、 「 0x12 」なら 144 byte 、という具合だ。これは NDEF として使っているサイズではなく、ユーザデータ 領域のサイズを指すようである。 CC[3]は、上位 4 bit に読み込む方の、下位 4 bit に書き込む方の制限というか、能力というか、そう いった値が入っている。 ・上位 4 bit ・0x0 ・・・セキュリティ設定なし ・0x01 ~ 0x07 、 0x0F ・・・ RFU(将来のために空けている) ・0x08 ~ 0x0E ・・・プロプライエタリ(メーカー用) ・下位 4 bit ・0x0 ・・・セキュリティ設定なし ・0x01 ~ 0x07 ・・・ RFU(将来のために空けている) ・0x08 ~ 0x0E ・・・プロプライエタリ(メーカー用) ・0x0F ・・・書き込み禁止 NDEF であれば、だいたいこういう値になるのではなかろうか。 ・MIFARE Ultralight : 0xE1 0x10 0x06 0x00 ・MIFARE Ultralight C : 0xE1 0x10 0x12 0x00 もうちょっと -4-
  • 7. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 NDEF TLV を読む CC が期待通りの値だった場合、ユーザデータ(Block 4 以降)は NFC Forum が定義する TLV 形式 であると想定してデータを読み込む(違う可能性もあるので、サイズの異常対策だけはしておこう)。 先頭から TLV を順に読んでいき、 T=0x03(NDEF メッセージ)が見つかるまで読み進める。もしユー ザデータの最後まで 0x03 が見つからない場合や、先に T=0xFE(TLV 終わり)が見つかった場合は、 そこまでで終わる。 次に NDEF メッセージの L(Length)を確認する。もし 0 であれば、そこまでで終わり、これ以降の TLV 検索は進めない(最初の NDEF メッセージ TLV だけが有効)。 後は読むだけ! あとは、この TLV の Value 部分を NDEF メッセージとして読むだけである。 NDEF メッセージの読み方は、タグの種類によらず同じである。 読めなかった子は いねぇがぁぁ! -5-
  • 8. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 Appendix MIFARE? Mifare? どっち?? Type 2 Tag といえば、 NXP 社。 さて、「 MIFARE 」か「 Mifare 」か? いつも迷う。 ここまでの文章を振り返るとわかるように、正解は「 MIFARE 」である。 ホームページより(http://www.mifare.net/overview/) 「 TM 」とついているので、登録商標ということであろう。 同じようなことがフェリカでも気になる。 これは「 FeliCa 」と、 F と C が大文字である。 FeliCa に関する製品の商標が以下のページに書かれていた。 http://www.sony.co.jp/Products/felica/attention.html 交通カードには「○○カ」のような名前が多いのだが、「 Suica 」のように先頭だけが大文字だったり、 「 TOICA 」のように全部大文字だったり、「 nimoca 」のように全部小文字 だったり、みんなばらばらである。 文章で書くときには、やはり正しい名前を使うように心がけたいが、特にルールがあるわけではないの で間違えないように気をつけたいものだ。 正しさを 人に求めすぎると 嫌われるぞ -6-
  • 9. 特集 Type 2 Tag、その深遠なる世界 編集後記 FeliCa の Type 3 Tag はよく調べるのですが、 Type 2 Tag はあまり気にしていなかったので、改めて調査しました。せっ かくなので、それをまとめたのが今回の特集です。 前回が最後のつもりだったので、今回は臨時号扱いにしまし た。 私の説明は、どうにもわかりづらいところが出てくるので、それ を抑え込む練習も兼ねて作っています。厳密さを求めるのは 次の段階にして、まずは把握のために流れを読み取ってもらうことを心がけようとしています。 ただ、数字が出てくるのを「この値はこういうもの」で済ませると混乱を招くこともあるかもしれないの で、大ざっぱに説明して「今は気にしなくてもよい」というようにしてみました。 こういうのは、最初はうまくいかなくても、だんだんうまくなっていくものだろうと信じている。月刊 NDEF を続けるかどうかは別として、説明の資料を作る練習は続けていきましょうかね。 2013/02/03 1:00 -7-