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アロー・ダイヤグラム法

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アロー・ダイヤグラム法とは、問題を解決する方策を実行する日程計画を立てるのに、アロー・ダイヤグラムを用いる手法です、矢線図、PERT図とも呼ばれます。

「アローダイアグラム」(矢線図)はパート(PERT)で用いる「日程計画図」です。
特定の計画を進めていくために必要な作業の関連をネットワークで表現したものです。
関連サイト:匠の知恵 https://takuminotie.com/

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アロー・ダイヤグラム法

  1. 1. ク コンサルティング ク コンサルティング クレイン テクノ Crane techno . サイト URL:http://crane-techno.com/ 2020年9月2日 アロー・ダイヤグラム法
  2. 2. アロー・ダイヤグラム法 目次 1.アロー・ダイヤグラム法とは 2.アロー・ダイヤグラム法の作り方 要点 3.アロー・ダイヤグラム法 作成事例
  3. 3. 1.アロー・ダイヤグラム法とは アロー・ダイヤグラム法とは、問題を解決する方策を実行する日程計画を立てるの に、アロー・ダイヤグラムを用いる手法です、矢線図、PERT図とも呼ばれます。 「アローダイアグラム」(矢線図)はパート(PERT)で用いる「日程計画図」です。 特定の計画を進めていくために必要な作業の関連をネットワークで表現したもので す。 「パート」(PERT)は、Program Evaluation Review Techniqueの略です。 1957年アメリカで新しい計画と管理の手法として開発され、ポラリスミサイルの開 発に使用され、開発期間を2年短縮しました、日程計画を表すのに、矢線を用いる ので、「アローダイアグラム」と呼んでいます。 各作業の最速日程と最遅日程を見積もり、最速日程と最遅日程が同じとなる経路を クリティカル・パス( critical path )といい、これを重点管理することによって日 程の遅れを解消する手法で、各作業の進度管理にも活用できます。 英語:Arrow diagram method
  4. 4. 作業工程図をアローダイアグラムに変換 ・設計の開始タイム ・製造とテスト仕様書作成 開始タイム 作業工程図 アローダイアグラム 「アローダイアグラム」とは作業工程図を丸と矢印と数字で表現した図 所要時間 所要時間 所要時間 所要時間
  5. 5. 2.アロー・ダイヤグラムの目的 アローダイアグラム法の目的は、最適な日程計画をたてて、スケジュール を管理することができます。 利点としては仕事全体の作業と繋がりを把握することができ、仕事の着手 前に、工程上の日程上の問題点を把握することができます。 又、どの作業が日程上遅らせてはいけないのかを把握することができます、 これを「クリティカルパス」と呼んでいます。 物事を進める上で重要なポイント、 隘路 (あいろ)=ボトルネックです。
  6. 6. アローダイアグラム法のルール 記号 名称 意味 直線の矢線 作業 時間を必要とする要素作業を 示します。 ○(丸印) 結合点 作業と作業の区切りです。作 業の終了時点であり次の作業 の開始時点を示します。 ->(点線の矢線) ダミー 所要時間がゼロで、作業の順 序関係を示します。 2)並行して行われる作業経路の間で前後関係をつける場合は、ダミーを使い ます,ループを入れてはいけません,不必要なダミーは使ってはいけません。 1)アローダイアグラムでは、丸同士の間に書ける矢印は1本です。 2本以上は書けません。
  7. 7. 3.アロー・ダイヤグラム法 作成 要点 STEP1:工程の把握: 課題を達成するために必要な作業を摘出し、所要時間・先行作業・後続 作業をカードに記入します。 STEP2:アロー・ダイヤグラムの作成 作業の順序に力ードを配置します。このとき、重複するカードは除去し、 不足分は補充します。配置が決まったら、結合部を○で結びます。また、 並行作業は実線で結ぶとともに、制約条件であるダミーは破線で結びま す。
  8. 8. STEP3:最速日程、最遅日程の計算 最初の結合点のマス目の上側に「○」を記入し、順次作業の順番に作 業時間を加算して、各結合点のマス目の上側に記入します。並行作業 やダミーがあるときは数値の大きいほうを記入します。なお、ダミー の作業時間は「○」です。 最終作業の完了時間を基準にして、作業の後ろのほうから順次作業時 間を差し引いて、結合点のマス目の下側に記入します。当然、最初の 結合点の最遅日程はOとなります。 STEP4:工程の短縮 最早日程と最遅日程が同じになっている経路がクリティカ・パスです。 クリティカル・パスを管理することによって、遅延することなく作業 が完了することになります。
  9. 9. アロー・ダイヤグラム法 作成 ステップ Step1. 工程の把握 対象工程 作業名と所要時間 作業名と所要時間 作業名と所要時間 Step2. アローダイヤグラム作成 1 2 5 3 4 Step3. 日程計算 Step4. 工程短縮 工程を設定、作業名と 所要時間を把握 作業の流れに従って 矢線と結合点を結ぶ 1 2 5 3 4 最早結合日程 最遅結合日程 最早結合日程と最遅結合日程を 計算しクリティカル・パスを明記 作業の所要時間短縮 作業の並列化 作業に分担替え 一部の最適化でなく全体最適化を 検討
  10. 10. 4.アロー・ダイヤグラム法 作成 事例 手順1:目的と対象範囲 アロー・ダイヤグラムを作成する目的を決めます。目的とは、「工程の管理」「工程の 短縮検討」「工程の問題点抽出」などです。 目的が決まれば、目的に対して対象となる工程の範囲を設定します。作成する範囲 は、自部門だけでなく、その仕事がスタートしてから完了までとし、必要に応じて 前工程や後工程も対象範囲に入れます。 ここでは、毎月開催する技術検討会議の準備を行うことを目的に、アロー・ダイヤ グラムを作成することにしました。対象範囲は、開催する事務局が作業を始める時 点から会議の開催までと設定しています。
  11. 11. 手順2:作業列挙 計画を進めていくために必要な作業を列挙します。 記入する作業は、作業名と所要日数(時間)を明確にします。そのとき、作業の進行 に対して、制約条件「○○作業ができなければこの作業はかかれない」といった直列性 のある作業と、「この作業は○○作業と並行にできる」といった並行作業を明確にし ます。 作業名はできるだけ細分化し、具体的に表示します。 作業名を書き出すとき、作業手順書や業務フロー図を参考にしますが、実際に行っ ている作業を書き出すことがポイントです。そのため、関係者に直接聞いたり、作 業の実態を調査します。これらの作業名を書き出すときに同時に所要曰数(時問)も 記録していきます。 ここでは、会議の準備に向けて、6つの段階で各作業と所要日数を書き出していま す。
  12. 12. 手順3:作業の順序関係 各作業の位置を決めます。位置が決まれば、結合点や矢線、ダミーを書き 入れて作業名を記入します。結合点には、結合点番号を記入します。結合 点番号は1からはじまる正の整数を用い、作業が進むにつれて大きな番号 を記入していきます。 作業ごとに所要日数(時間)を見積り、作業名の下に記入します。所要日数 (時間)は、次の事項に留意して見積ります。 ①作業の所要日数(時間)は、いずれも正味の所要日数(時間)を見積ります。 ②「待ち時間」を忘れずに組み込みます。 ③所要日数(時間)にばらつきがある場合には、平均値を記入します。 作業の所要日数(時間)の場合、正味所要日数(時間)を見積っていますので、 スケジュールとして管理していくときには、土・日曜日や祭日などを考慮 します。
  13. 13. 手順4:結合点番号付与 矢線を引いたら、もう一度作業間の前後関係を確認します。新たに、ダ ミーが必要な部分が見つかったり、作業の抜け落ちがあった場合、ア ロー・ダイヤグラムを修正します。矢線の記入は、できる限りシンプルに します。そのポイントは、次のとおりです。 ①1組の結合点は1つの作業・実施事項を表す。 2つの結合点間に2つ以上の作業がある場合、“ダミー”を挿入します。ダ ミーとは、仕事を行わない経路です。 ②ループをつくらない アロー・ダイヤグラムはフローチャートと異なり、作業・実施事項を目的 達成のために時系列従属関係で前進させます。 ③不必要なダミーを使わない 不必要なダミーがあると、結合点日程の計算まちがいの原因にもなります。
  14. 14. 手順5:結合点日程計算 最早結合点日程 最早結合点日程とは、その結合点から始まる作業が開始できるもっとも早い日 程で、着手可能日ともいえます(次項の図の上段の日程)。 結合点①のゼロ日よりスタートし、順次、所要日数(時間)を加算していきます。 注意すべき点は、2つ以上の矢線が入り込む結合点⑥です。計算上③→⑥の3 5日と⑤→⑥の30日がありますが、最大値をとって35日とします。 最遅結合点日程 最遅結合点日程とは、その結合点で終わる作業が遅くとも終了していなければ ならない日程で、完了義務日程ともいえます(次項の下図の下段の日程)。 結合点⑦の55日よりスタートし、順次、所要日数(時間)を減算していきます。 注意すべき点は、2つ以上の矢線が出ている結合点②です。計算上③→②の1 0日と④→②の15日がありますが、最小値をとって10日とします。
  15. 15. 結合点②の最遅結合点日程 ③→② 20-10=10 ④→② 23-8=15 *最小値を選択。 結合点⑥の最早結合点日程 ③→⑥ 20+15=35 ⑤→⑥ 30 *最大値を選択。
  16. 16. 手順6:クリティカル・パス 明記 手順5で計算した最早結合点日程と最遅結合点日程が同じ作業を結んだ矢 線がクリティカル・パスです。クリティカル・パスは始点から終点までの 最長日数の経路で、余裕のない作業をつないだ経路です。 このクリティカル・パス上の作業が遅れると、全工程の完成日に影響を及 ぼすことになります。特に管理しなければならない重要なポイントになり ます。 ここでは、「概要決定」→「会場探し」→「案内作成」→「開催案内」→「資料コ ピー」→「開催準備」の作業がクリティカル・パスになります。 クリティカル・パスは大線で表示したり赤色を付けたりして目立つように します。
  17. 17. 手順7:日程の短縮 会議の開催が3日早くなったことから、工程の短縮を検討することになりま した。 まずは、クリティカル・パスに着目します。3日かかる会場探しをインター ネットを使い2日間で探すことにしました。 さらに、「会場探し」「案内作成」「出席者抽出」の各作業をメンバーが手分けし て並行作業で行うこととし、「開催案内」を仕事に余裕のある隣の係にお願い することにしました。
  18. 18. 各作業の工期短縮&並行作業、作業の分担替えで大幅な工期短縮が可能! 工期のムダ取り
  19. 19. 2020 年9月2日 ク コンサルティングクレイン テクノ Crane techno サイト URL:http://crane-techno.com/ 参考文献: 図解入門ビジネス新QC七つ道具の使い方がよくわかる本 ポケット図解 QC七つ道具の基本がわかる本

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