勉強会資料

1. Kazuki Takahashi 2020/8/22
プログラミングを早くする方法

2. 結論
• 仕様を正確に理解すること（何をしたいかを把握し抜け漏れがないか確認できること）
• 自分がやりたいことをプログラミング言語で書けること
• コードを早く正確に読めること
• エラーが起きた場合もエラーメッセージを読みエラー内容を把握した上で対処できるこ
と
• エラーが起きた場合に再現方法が分かること
• 分からないことを調べたり人に聞けること
遅くなる要因を取り除くことが結果早くなることに繋がる

3. プログラミングとコーディングの
違いについて

4. 【質問】プログラミングと
コーディングの違いとは何でしょうか？

5. 図にしてみた

6. プログラム設計
コード作成
テスト
バグ修正（デバッグ）
完成
レビュー
コーディングプログラミング

7. コード書くことだけがプログラミングじゃないよってこと

8. Fizz Buzz問題を例に考えてみる
Fizz Buzz問題の仕様
• 100までの数を表示するプログラム
• 3の倍数の時に「Fizz」と表示する
• 5の倍数の時に「Buzz」と表示する
• 3と5の倍数の時に「FizzBuzz」と表示する
• 上記以外は数字を表示する

9. 各項目単位にブレイクダウンしてみる

10. プログラム設計に問題がある場合
• 【重要】仕様理解ができていないなどプログラム設計に問題がある場合は後
工程全てに影響する
• 書いたコードが動いても仕様を満たしていない
• テストした際に仕様を満たしていないことに気づく（手戻りの発生）
• レビュー通らない。コード書くこと所からやり直し（手戻りの発生）
• 仕様の検討・考慮漏れがあった場合は手戻りが発生する（前のページに漏
れがあったの気づきましたか？）

11. プログラミングに問題がある場合
起こりがちな問題
• 仕様を理解したとしてもコードにどう落とし込めばいいかわからない（書き方がわからない）
• 新しい言語をやる場合に起こりがち。他の言語との比較で考えたり調べたりすると分かりや
すい
• アウトプットが大事。読んで実際にコードを書くこと（書かないで覚えるのは難しい）
• 有識者に聞く（社内にある技術チャンネルを活用する）
• 既存コードを改修する場合にコードの読み込みに時間がかかる
• （仕様を理解していない場合に）間違ったコードを書く
• 動いてはいるが読みづらい分かりづらいコード

12. テスト、バグ修正（デバッグ）に問題がある場
合起こりがちな問題
• エラーが起きた時に原因が分からない（エラーログをちゃんと読もう）
• エラー内容を把握する
• エラー箇所のコードを読む
• ググる力（同じエラーになった人の力を借りる（Stack Overflowなど））
• 人に頼る（いきなり聞く前に自分で調べることが前提）
• テストのパターン漏れ（コードに誤りがあったとしても気づけない）

13. まとめ
• どこでつまづくかは人それぞれ
• 一発で全てを解決できる銀の弾丸は存在しない
• ここに書いてあることが全てではない。考えることが大事
• 気づきの一助になればと思います