【遊園地を守れなくて ごめんなさい】 青木島のこどもの皆さんへ 私は長野市議会議員の小泉一真、オレンジのおっちゃんです。 皆さんがずっと青木島遊園地で遊べるように活動してきましたが、4月17日、遊園地を片づける工事が始まりました。おっちゃんの力が足りず、皆さんを悲しませてしまい、本当にごめんなさい。 工事が始まる前に皆さんの様子を見に、児童センターに行きました。二人の女の子が駆けて来て、「誰が遊園地を廃止したの」と質問されました。皆さんの大事な遊園地を廃止してしまうというのに、皆さんにきちんとした説明がされていません。 遊園地は、皆さんのために遊具を置き、木を植えて、長野市役所が造りました。本当は市役所が、廃止について皆さんに説明しなければなりません。 おっちゃんは去年の12月に、議会で、「廃止をこどもたちに、いつ、どのように伝えるのですか」と市役所に質問しました。「答は持ち合わせていない」ということでした。 市役所が皆さんに説明しないのは、こどもが納得するように説明する自信がないからだと、おっちゃんは考えています。それではいけないので、市役所の言い分を、おっちゃんが、このチラシで説明することにします。 遊園地の廃止に反対して、皆さんのために、必死で市役所と戦った大人たちもいました。おっちゃんもそうです。実は、廃止したい人よりも、遊園地を残したい人の方が大勢いるのです。それなのに遊園地を使えなくされてしまうようでは、怖い世の中になってしまうと考え、一生懸命に戦ったのです。そのことは、ぜひ覚えておいてください。 遊園地で遊んだ思い出といっしょに。 【廃止したのは誰?】 長野市役所の荻原健司市長は、今年2月、市役所が決めた青木島遊園地の廃止について、よく考えると言いました。市役所が開いた遊園地についての説明会で、大勢の青木島の人々が、廃止しないでほしいと市長に意見を言ったからです。 しかし3月の市議会で、市長は廃止すると言いました。遊園地の土地を貸してくれている地主さんの都合だと説明しています。 廃止に反対する人の中には、市長の説明に納得しない人もいます。オレンジのおっちゃんも、納得していません。 【どうして廃止なの?】 市役所が、青木島遊園地を廃止すると青木島の人々に知らせたのは、去年の10月です。 11月から、オレンジのおっちゃんがツイッターやユーチューブで、「遊園地の声がうるさい」との苦情があるからといって、廃止してはいけないと意見を言い始めました。12月に新聞やネットに載ると日本中から注目されるようになりました。 市役所は12月終わり頃、改めて廃止について六つの理由を発表しました。 六つの理由について、おっちゃんや廃止に反対する人々は、ちがう意見を市役所に伝えました。でも市役所は、廃止する考えを変えませんでした。 【こどものせいじゃない!】 遊園地の廃止は、ご近所からの苦情があったからだと聞いた子も、いるかもしれません。ネットでは、遊園地で遊ぶ子や親を悪く言う人もいます。でも、決してこどもや親のせいで、遊園地が廃止になったのではありません。大人の知恵と努力が足りなかったからです。こどもが気にすることは、何もありません。 遊園地の廃止は、予定より1ヵ月も先にのびました。こどもたちが「遊園地で遊びたい」と、大人にうったえたからです。 ありがとう。その勇気を持ち続けよう!
【遊園地を守れなくて ごめんなさい】 青木島のこどもの皆さんへ 私は長野市議会議員の小泉一真、オレンジのおっちゃんです。 皆さんがずっと青木島遊園地で遊べるように活動してきましたが、4月17日、遊園地を片づける工事が始まりました。おっちゃんの力が足りず、皆さんを悲しませてしまい、本当にごめんなさい。 工事が始まる前に皆さんの様子を見に、児童センターに行きました。二人の女の子が駆けて来て、「誰が遊園地を廃止したの」と質問されました。皆さんの大事な遊園地を廃止してしまうというのに、皆さんにきちんとした説明がされていません。 遊園地は、皆さんのために遊具を置き、木を植えて、長野市役所が造りました。本当は市役所が、廃止について皆さんに説明しなければなりません。 おっちゃんは去年の12月に、議会で、「廃止をこどもたちに、いつ、どのように伝えるのですか」と市役所に質問しました。「答は持ち合わせていない」ということでした。 市役所が皆さんに説明しないのは、こどもが納得するように説明する自信がないからだと、おっちゃんは考えています。それではいけないので、市役所の言い分を、おっちゃんが、このチラシで説明することにします。 遊園地の廃止に反対して、皆さんのために、必死で市役所と戦った大人たちもいました。おっちゃんもそうです。実は、廃止したい人よりも、遊園地を残したい人の方が大勢いるのです。それなのに遊園地を使えなくされてしまうようでは、怖い世の中になってしまうと考え、一生懸命に戦ったのです。そのことは、ぜひ覚えておいてください。 遊園地で遊んだ思い出といっしょに。 【廃止したのは誰?】 長野市役所の荻原健司市長は、今年2月、市役所が決めた青木島遊園地の廃止について、よく考えると言いました。市役所が開いた遊園地についての説明会で、大勢の青木島の人々が、廃止しないでほしいと市長に意見を言ったからです。 しかし3月の市議会で、市長は廃止すると言いました。遊園地の土地を貸してくれている地主さんの都合だと説明しています。 廃止に反対する人の中には、市長の説明に納得しない人もいます。オレンジのおっちゃんも、納得していません。 【どうして廃止なの?】 市役所が、青木島遊園地を廃止すると青木島の人々に知らせたのは、去年の10月です。 11月から、オレンジのおっちゃんがツイッターやユーチューブで、「遊園地の声がうるさい」との苦情があるからといって、廃止してはいけないと意見を言い始めました。12月に新聞やネットに載ると日本中から注目されるようになりました。 市役所は12月終わり頃、改めて廃止について六つの理由を発表しました。 六つの理由について、おっちゃんや廃止に反対する人々は、ちがう意見を市役所に伝えました。でも市役所は、廃止する考えを変えませんでした。 【こどものせいじゃない!】 遊園地の廃止は、ご近所からの苦情があったからだと聞いた子も、いるかもしれません。ネットでは、遊園地で遊ぶ子や親を悪く言う人もいます。でも、決してこどもや親のせいで、遊園地が廃止になったのではありません。大人の知恵と努力が足りなかったからです。こどもが気にすることは、何もありません。 遊園地の廃止は、予定より1ヵ月も先にのびました。こどもたちが「遊園地で遊びたい」と、大人にうったえたからです。 ありがとう。その勇気を持ち続けよう!