１ 感染症による公共施設への影響について 【長野市の状況・3月31日現在】 ■当面の休館 アクアウィング、サンマリーンながの、いこいの家（10ヵ所） ■施設の一部利用休止 スポーツ施設、サンライフ長野等のプール・トレーニングルーム、 図書館の学習室、博物館のプラネタリウム、少年科学センターの ボールプール等、もんぜんぷら座の学習コーナー、こども広場（2ヵ所）、 子育て支援センター（16ヵ所）の臨時休業

1. 公共施設における
新型コロナウイルス感染症への
対策検討について
総務部 危機管理防災課
公共施設マネジメント推進課
令和２年４月９日
新型コロナウイルス感染症に関わる説明会
資料 ０４
1
令和２年４月１日
長野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議

2. １ 感染症による公共施設への影響について 2
■当面の休館
アクアウィング、サンマリーンながの、いこいの家（10ヵ所）
■施設の一部利用休止
スポーツ施設、サンライフ長野等のプール・トレーニングルーム、
図書館の学習室、博物館のプラネタリウム、少年科学センターの
ボールプール等、もんぜんぷら座の学習コーナー、こども広場（2ヵ所）、
子育て支援センター（16ヵ所）の臨時休業
感染者が出ている松本市の休館・休止(※1)の状況：57施設（※２）
※１ 松本市の考える休止とは…
・新規受付けを行わない。
・予約済みの貸し館については、感染防止対策を講じる旨を要請した上、
主催者の判断に委ねる。
※２ 児童・青少年施設、文教施設、会館・ホール、観光施設、体育施設
（屋内プール、トレーニングジム）
松本市ホームページ「新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る市有施設（小中学校を除く）
の休館・休止一覧（3月27日9時更新）」 より
【長野市の状況・3月31日現在】

3. ２ 県主催イベント・行事及び施設運営についての
当面の判断基準（抜粋） （2020.3.23 第６回長野県新型コロナウイルス感染症対策本部資料）
◇ なお、急激な感染拡大のおそれが生じた場合にあっては、イベント等の中止や
施設の閉館等を行う必要があり、そうした事態に常に備えておくこととする。
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※ 令和2年3月24日 「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う市主催イベント・行事の開催について」
（長野市新型コロナウイルス感染症対策本部決定）
◇ 県内外における感染の状況等を踏まえ、感染拡大のリスクが低いと考えられるもの
については、万全の感染防止策を講じて開催する。
◇ リスクの判断にあたっては、
①換気の悪い密閉空間、②多数が集まる密集場所、③間近で会話や発声をする
密接場面の三つの条件を避けることができるかを最も重要な視点として判断する。
◇ 次の基準を遵守して感染拡大防止に配慮を行う。
・ 風邪等の症状のある方、海外からの帰国者等の参加は認めない
・ 高齢者や基礎疾患のある方に慎重に判断するよう呼びかける
・ 参加者を特定し、参加者中に感染者がいた場合、全員に連絡できるようにする
・ 人数を絞ることが可能な場合、参加者数を減らし感染のリスクを低下させる
・ 屋内では、換気の実施、参加者間の距離の確保（手が届く範囲以上）、飛沫感染等
を防ぐ対策（声を出す機会を最小限にし、必要な場合マスク着用）を実施する
■ 県立歴史館、信濃美術館等の県有施設は、三つの条件を回避する運営が可能と
考えられることから、感染防止策を講じた上で開館する。

4. ３ 多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例
（抜粋） （2020.3.19 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」）
◇ 人が集まる場の前後も含めた対策の実施
・ 参加時に体温の測定ならびに症状の有無を確認し、具合の悪い方は参加を認めない。
・ 過去２週間以内に発熱や感冒症状で受診・服薬等をした方は参加しない。
・ 発熱者や具合の悪い方が特定された場合には、接触感染のおそれのある場所や接触
者等に対して適切な感染予防対策を行う。
・ 入場の際の手洗いの実施ならびにイベントの途中でも適宜手洗いができる場の確保
・ 主に手が触れる場所を、アルコールを含有したもので、ふき取りを定期的に行う。
・ 飛沫感染等を防ぐための対策を徹底を行う。
◇ 感染発生リスクの高い状況の回避
・ 換気設備の適切な運転・点検を実施。定期的に外気を取り入れる換気を実施
・ 人を密集させない。入場者定員を少なくし、入退場に時間差を設けるなど動線を工夫
・ 大きな発声をさせない環境づくり
・ 共有物の適正な管理又は消毒の徹底等
◇感染が発覚した場合の連絡と調査への協力
・ 感染者が出た場合、その他の参加者に対して連絡をとり、保健所などに連絡がとれる
体制を確保する。
・ 濃厚接触者は、接触から2週間を目安に自宅待機の要請が行われる可能性
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※ 令和2年3月28日 「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」 （国：新型コロナウイルス感染症対策本部決定）

5. ４-１ 市が保有する公共施設の対策検討について 5
・ 三つの条件（密閉空間、密集場所、密接場面）を避けること。
・ 入場者に対する注意喚起を行う。（貸館の場合、主催者へ注意喚起）
・ 定期的なふき取り、消毒、換気等を実施する。
・ 県内の感染拡大や施設利用者からの感染者発生、感染拡大が長期化した場合等
を想定した検討を行う。（利用者制限、利用時間制限、施設の一部閉鎖、閉館等）
・ 対策によって無用な人件費、光熱水費等が生じないよう留意する。
・ 施設利用者 （不特定多数＞特定、高齢者・基礎疾患がある方＞若年層等）
・ 施設規模等 （多数＞少数、人と人の間隔が近い＞離れている等）
・ 活動の内容 （長時間＞短時間、会話が多い＞少ない等） ほか
■ リスクの高い施設は、直ちに対策を検討する必要あり。市内で感染者が
増加した場合は、更に対策を強化する必要がある。
■ 指定管理施設は、利用者の減少が指定管理料増加につながる可能性を
考慮する。
１ 施設の状況に応じたリスク判断
２ リスクに応じた施設管理者としての対策

6. ☞ 前記の対策(次頁関係）を講じることにより、営業補償や休業補償の発生など、指定
管理者に負担が生じる場合は、基本協定書・リスク分担等を踏まえた協議を行うこと。
☞ 厚生労働省労働局による 「雇用調整助成金の特例」の雇用保険適用事業所等に
おける支給要件に該当する場合があるため、確認のうえ対応すること。
☞ 無用な人件費、光熱水費の発生をできるだけ抑えるよう指定管理者と協議を行い、
対策を講じること。
☞ 各種対策を講じたうえで、指定管理料に不足が生じることが見込まれる場合には、
財政課と協議すること。（債務負担行為限度額についても留意）
◇ 施設によって状況が異なるため、リスク判断を踏まえた対策を検討する。
◇ 感染拡大の状況変化に応じて検討する。（市内で感染が発生／市内感染者が増加）
◇ 感染拡大が終息するまでに、数か月以上の時間がかかる可能性も想定する。
◇ 最善と考えられる対策を、速やかに実施する。
◇ 必要に応じた、市民・施設利用者等への広報を行う。
6
施設所管課において
４-２ 市が保有する公共施設の対策検討について
指定管理施設について
長野市新型コロナウイルス感染症対策本部（危機管理防災課）において情報の一元管理を行う。

7. 7
感染者発生状況 施設の現状
リスク判断
国・県・市の判断基準等
対策を決定
利用継続 閉館・休止等
必要に応じて
財政課協議
感染予防
の徹底
公共施設マネジメント
推進課へ報告
新型コロナウイルス感染症
対策本部へ報告
広報・周知
基本協定書等に基づく指定管理者との協議
５ 指定管理施設における対策検討について
● 感染者発生状況の変化・非常事態宣言発出等
状
況
に
応
じ
た
再
検
討
・利用者・収益の減少
・指定管理者の要望
・「雇用調整助成金の特例」
適用の可能性を確認
・基本協定書等の再確認
ここについても
想定・準備して
おくこと