2023年6月19日 議会議長 寺沢さゆり 様 議会運営委員会委員長 北沢哲也 様 議会議員 小泉一真 信濃毎日新聞記事「市議の動画に事実誤認 放置状態」について(具申) このことについては、今月16日付け信濃毎日新聞に掲載された処である(別紙資料、以下「記事」と言う)。表記動画は、インターネット上の次のものと推認される。 URL(現在非公開): https://www.youtube.com/watch?v=RqTHhRPnLa4 タイトル: 青木島遊園地の閉鎖について 公開された日: 2022年12月6日 (以下「動画」と言う) これらの記事及び動画について、下記の通り意見を具申する。 記 1. 事実関係の確認 記事は北沢哲也議員が青木島遊園地事件について「事実と異なる動画をインターネット上で配信し、放置している」(市内30代女性)との声が契機となっており、具体的な事実誤認を指摘している。記事によれば、動画内容の一部の誤りについて北沢議員が後日「事実誤認だったとする動画を配信」し、取材には「私の方に間違いがあった」と認めた後も、一部の誤りを「放置したまま」であったという。これら記事内容が事実であるとすれば、青木島遊園地廃止事件を矮小化する為に故意に誤情報を発信し続けたデマゴーグとの批判を招きかねず、議会の信用の危機であると言える。議会は自ら本件事案の詳細を公表し、説明責任を果たすことで信頼回復に務める必要がある。そこで次の点について事実関係を確認し、その結果を公表するよう意見具申する。 ア. 記事が指摘する、「公園は廃止されるものの子どもたちは近くの小学校の校庭で遊べている」との動画内容の確認と、事実としての妥当性 イ. 記事が指摘する、「北沢氏は(旧青木島遊園地敷地の)借地期間は20年間だったと説明。『(契約終了まで)あと2年ある中で、更地の状態にして戻す期間も必要だから、ここで閉鎖しましょうということ」との動画内容の確認と、事実としての妥当性 ウ. 北沢議員は上記「ア」、「イ」の事実をどの様に確認したか エ. 記事は北澤議員が「間違いがあった」と認識しているとするが、間違いを含む動画を公衆の閲覧に供することを続けた動機は何か オ. 令和4年12月19日開催の議会運営委員会において、委員外議員から、委員により誤りがある動画か配信されている旨を指摘する次のような発言があった。それを受けて議会運営委員会委員長(北沢哲也議員)は指摘された事実を確認する等適時適切の対応を行い、本事案の収拾に努めたか ------------------------------- 発言内容: (青木島遊園地に関する)今回の事象については不正確な情報が出回っておりまして、それはここにいらっしゃる委員の方々についても同じでございます。例えば愛護会の活動、青木島児童センターが主宰していた愛護会の停止の理由が、保護者たちが愛護会活動に参加できなくなったということではなくして、愛護会活動は地区で主宰していたが、 それが高齢化したからだといったような誤信を与える、或いは借地契約の期間が20年契約であるとか、その借地の終了に伴うもので、廃止の理由が実はそれなのだといったようなことが、まことしやかに発信され、 それがヤフーニュースに転載され、廃止の理由は実は借地契約の終期に係るものであるといったような誤った情報が発信されておりますので、それについてもここで扱うのが適切であると考えます。 ------------------------------- カ. その他必要な事項 2. 調査後に確認を要する事項 上記調査により判明した結果を以て、北沢議員がそれぞれ「長野市議会議員の政治倫理に関する条例」(以下「政治倫理条例」という)第3条1号に抵触する疑いがあると認められる場合は、同第2条第3項により事実と責任を明らかにする意思があるかについて、確認することを意見具申する。 (参考) 長野市議会政治倫理条例 第2条 (略) 3 議員は、政治倫理に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、自ら真摯かつ誠実に事実を明らかにし、その責任を明確にしなければならない。 第3条 議員は、次に掲げる行為規範(以下「行為規範」という。)を遵守しなければな らない。 (1) 議員の品位及び名誉を傷つけ、市民の信頼を損なう行為をしないこと。
2023年6月19日 議会議長 寺沢さゆり 様 議会運営委員会委員長 北沢哲也 様 議会議員 小泉一真 信濃毎日新聞記事「市議の動画に事実誤認 放置状態」について(具申) このことについては、今月16日付け信濃毎日新聞に掲載された処である(別紙資料、以下「記事」と言う)。表記動画は、インターネット上の次のものと推認される。 URL(現在非公開): https://www.youtube.com/watch?v=RqTHhRPnLa4 タイトル: 青木島遊園地の閉鎖について 公開された日: 2022年12月6日 (以下「動画」と言う) これらの記事及び動画について、下記の通り意見を具申する。 記 1. 事実関係の確認 記事は北沢哲也議員が青木島遊園地事件について「事実と異なる動画をインターネット上で配信し、放置している」(市内30代女性)との声が契機となっており、具体的な事実誤認を指摘している。記事によれば、動画内容の一部の誤りについて北沢議員が後日「事実誤認だったとする動画を配信」し、取材には「私の方に間違いがあった」と認めた後も、一部の誤りを「放置したまま」であったという。これら記事内容が事実であるとすれば、青木島遊園地廃止事件を矮小化する為に故意に誤情報を発信し続けたデマゴーグとの批判を招きかねず、議会の信用の危機であると言える。議会は自ら本件事案の詳細を公表し、説明責任を果たすことで信頼回復に務める必要がある。そこで次の点について事実関係を確認し、その結果を公表するよう意見具申する。 ア. 記事が指摘する、「公園は廃止されるものの子どもたちは近くの小学校の校庭で遊べている」との動画内容の確認と、事実としての妥当性 イ. 記事が指摘する、「北沢氏は(旧青木島遊園地敷地の)借地期間は20年間だったと説明。『(契約終了まで)あと2年ある中で、更地の状態にして戻す期間も必要だから、ここで閉鎖しましょうということ」との動画内容の確認と、事実としての妥当性 ウ. 北沢議員は上記「ア」、「イ」の事実をどの様に確認したか エ. 記事は北澤議員が「間違いがあった」と認識しているとするが、間違いを含む動画を公衆の閲覧に供することを続けた動機は何か オ. 令和4年12月19日開催の議会運営委員会において、委員外議員から、委員により誤りがある動画か配信されている旨を指摘する次のような発言があった。それを受けて議会運営委員会委員長(北沢哲也議員)は指摘された事実を確認する等適時適切の対応を行い、本事案の収拾に努めたか ------------------------------- 発言内容: (青木島遊園地に関する)今回の事象については不正確な情報が出回っておりまして、それはここにいらっしゃる委員の方々についても同じでございます。例えば愛護会の活動、青木島児童センターが主宰していた愛護会の停止の理由が、保護者たちが愛護会活動に参加できなくなったということではなくして、愛護会活動は地区で主宰していたが、 それが高齢化したからだといったような誤信を与える、或いは借地契約の期間が20年契約であるとか、その借地の終了に伴うもので、廃止の理由が実はそれなのだといったようなことが、まことしやかに発信され、 それがヤフーニュースに転載され、廃止の理由は実は借地契約の終期に係るものであるといったような誤った情報が発信されておりますので、それについてもここで扱うのが適切であると考えます。 ------------------------------- カ. その他必要な事項 2. 調査後に確認を要する事項 上記調査により判明した結果を以て、北沢議員がそれぞれ「長野市議会議員の政治倫理に関する条例」(以下「政治倫理条例」という)第3条1号に抵触する疑いがあると認められる場合は、同第2条第3項により事実と責任を明らかにする意思があるかについて、確認することを意見具申する。 (参考) 長野市議会政治倫理条例 第2条 (略) 3 議員は、政治倫理に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、自ら真摯かつ誠実に事実を明らかにし、その責任を明確にしなければならない。 第3条 議員は、次に掲げる行為規範(以下「行為規範」という。)を遵守しなければな らない。 (1) 議員の品位及び名誉を傷つけ、市民の信頼を損なう行為をしないこと。