同人誌の勉強会 http://www.zusaar.com/event/15107004 で話したものです。Steins;Git のリポジトリはこちら -> https://github.com/o2project/steins-git

1. 技術系同人誌を作って
コミケで頒布しよう
――Steins;Git の実例
O2 Project
kuboshokubosho_

2. 自己紹介
• kubosh(o|0)_?
• イカ: kubosh0
• YAPC::Asia Tokyo で話す予定でしたが
採用されませんでした

3. Steins;Git とは

4. Git を Steins;Gate の
世界観を使って説明する
薄い本

5. http://bit.ly/steins-git

6. 実績
• C86 で50部頒布 -> 2時間30分で
頒布し終わった
• コミックマーケットスペシャル6でも
同様に50部頒布 -> 21部頒布
(後に会社で4部頒布)

8. https://twitter.com/shimokura_vio/
status/496210104786505728

9. 本題

10. Steins;Git を
頒布するあたり
気づいたことを
話していきます

11. サークル申し込み

12. サークルとは
• 「同じ趣味や活動を行う集団」
• 海外では通じないらしい

13. 少なくとも売り子は
二人はいたほうが良い

14. どこで申込書を買うか

15. コミケ会場

16. 通販(郵便振替 or Web)

17. 通販では1,500円

18. コミケ会場で買った場合は
1,000円(確か)

19. この情報が間違ってなければ
会場で買ったほうが安い

20. ジャンル選択

21. 240 (同人ソフト)

22. 135(評論・情報)も
それっぽいけど違う

23. 230(デジタル・その他)も
違う

24. 申し込み

25. 記入漏れがないように

26. 漏れがあったら
その時点で
「お前はもう落ちている」

27. 入金も忘れずに
(だいたい8,000円前後)

28. 同人誌を書く

29. ネタの出し方

30. 何かに例えて説明する

31. Steins;Git は
「シュタゲの世界観を使って
Git を説明する」
という感じ

32. 例え方の例

33. ラブライブ！で
分かる同人誌の出し方

34. スプラトゥーンから学ぶ
typo 発見の技

35. 自分の気になっていることや
好きなものを書くのが良い

36. そうじゃないと楽しめない

37. 進 管理

38. GitHub の Issue と
Milestone で管理

40. Milestone は〆切を
意識する目的で使った

41. 校正

42. まずは書いたら
自分で三度くらい読む
(できれば違う日にちに
やるのが良い)

43. 今回は Git が分からない人で
も読めるようにしたので
実際に Git があまり分かって
ない人に見てもらった

44. 自動校正ツールを使う
RedPen
http://redpen.cc/

45. 執筆環境

46. 執筆環境
• Asciidoctor
• GitHub
• Atom Editor

47. Asciidoctor とは

48. AsciiDoc 形式で
書かれた文章を
HTML や DocBook 形式など
に変換してくれる
Ruby 製のツール

49. XSLT
(Extensible Stylesheet
Language Transformations)
で見た目調整

50. 細かな使い方について
文書化されていないところが
ある

51. つらい

52. なぜ Asciidoctor

53. azuさんの
JavaScript Promise の本が
Asciidoctor で作られていた
https://github.com/azu/
promises-book

54. 何か困ったところがあったら
参考にできると思った
(実際かなり参考になった)

55. Re:VIEW 環境を構築したり
Re:VIEW 形式を
理解して使うには
時間がなかった

56. 継続的インテグレーション

57. 現状は正しく HTML に
変換できるかだけ
自動的にテスト

58. 正しく PDF に
変換できるかどうかも
テストしたい

59. RedPen を使って
自動校正もしたい

60. RedPen

61. 自動校正ツール
gihyo.jp にも連載がある
http://gihyo.jp/lifestyle/
serial/01/redpen

62. 対応フォーマットは
テキスト・Wiki 形式・
Markdown 形式
master を使えば
asciidoc 形式も使える

63. 印刷について

64. Asciidoctor での
紙のサイズの設定方法

65. 設定は PDF 用の
XSLT ファイルでおこなう

66. https://github.com/o2project/steins-git.styles/blob/
8187848cc0e724a6489dab590ad7584d5ecc7cc0/fo-
pdf.xsl#L246

67. 紙のサイズ基準が
ISO 216 基準なので
JIS 基準と比べて
少し小さくなってしまう

68. つらい

69. 印刷業者

70. 日光企画

71. 理由

72. TechBooster も使っていると
「はじめての ReVIEW」
に書いてあった

73. 使ってみたら
入稿時にこちらのミスを
丁寧に教えていただいたり
ブースまで挨拶してきて
くれたり良かった

74. 宣伝の方法

75. ランディングページ
http://sg.o2p.jp/

76. 使ったのはこのテンプレート
http://
sanographix.github.io/
tumblr/tokusetsu2/

77. 特設サイトを凝ると
SNS 上やブログなどで
話題になるかも？

78. Twitter

79. 邪魔にならないように宣伝

80. 一ヶ月前、二週間前、
一週間前、三日前、
二日前、前日、当日
という感じで頻度を
上げていった

81. 一週間前までは一日に一回ツイート
それ以降は一日に二回ツイート
前日は一日に三回ツイート、
当日は宣伝というよりかは実況

82. Facebook

83. 告知しておくと
知り合いが来たりする

84. 同人活動を知り合いの間でも
公にして良い場合はありかも

85. コミケ前日までの準備

86. 必要なもの
• サークルチケット
• ポスター
• ポスタースタンド
• 値札
• 釣り銭

87. 必要なもの その2
• ガムテープ
• カッター
• はさみ
• ボールペン
• 油性ペン(コピック)

88. 必要なもの その3
• 机の上に敷く用の布
• ビニール袋
• マスキングテープ

89. だいたい東急ハンズで
買える

90. コミケ当日の準備

91. だいたい机の下に
ダンボールが置いてあるので
中から本を取り出して並べる

92. あとはポスターを
スタンドに取り付けたり
机の上にあるチラシを
見てみたりする

93. 挨拶

94. 近隣のサークルに挨拶する

95. 一日を同じ場所で
過ごす人達なので
挨拶しておいたほうが
お互いいい気分になれる

96. 物々交換イベントも
よく起こったりする

97. その他

98. 版を更新するタイミング
• 本や章のタイトルを変更した場合は
メジャーバージョンを上げる
• 章や節を追加した場合は
マイナーバージョンを上げる
• 校正した場合はパッチバージョンを上げる

99. まとめ

100. 事前準備しっかりと

101. 自分の気になっていることや
好きなものを書くのが良い

102. Asciidoctor は少し辛いので
多分次は Re:VIEW 使います

103. ありがとうございました
kubosho_ kubosho

104. 参考資料
• サークルとは (サークルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AB
• コミックマーケット８８ サークル参加申込書セット通販のご案内
http://www.comiket.co.jp/info-c/C88/C88Appset.html
• Happy my life | コミケで技術系同人誌を売る方法
http://blog.cnu.jp/2015/01/12/c88-attending-comiket/
• ニッチでエッジな技術本をゲットしよう！ ∼IT技術者向けコミケ 初心者ガイド（2014年冬版） （1/3）：CodeZine
http://codezine.jp/article/detail/8346
• - ニッチでエッジな技術本をゲットしよう！ 第2弾 ∼IT技術者向けコミケ 気になるサークル編（2014年冬版） （1/4）：
CodeZine
http://codezine.jp/article/detail/8375
• - ニッチでエッジな技術本をゲットしよう！ 第3弾 ∼IT技術者向けコミケ 実際に買ってきた編（2014年冬版） （1/8）：
CodeZine
http://codezine.jp/article/detail/8417