Submit Search
Upload
中小規模のIoT
•
Download as PPTX, PDF
•
1 like
•
1,145 views
Michitaro Okano
Follow
2017年1月20日にプ会で発表してきた内容です
Read less
Read more
Software
Report
Share
Report
Share
1 of 25
Download now
Recommended
Kof2005 Presen
Kof2005 Presen
Hiroshi Miura
ゴール指向要求分析における不確かさの考察 ~ IoT・AIのケース ~
ゴール指向要求分析における不確かさの考察 ~ IoT・AIのケース ~
Michitaro Okano
機械学習活用のための要求分析手法の研究 AI版酒屋倉庫問題のケース
機械学習活用のための要求分析手法の研究 AI版酒屋倉庫問題のケース
Michitaro Okano
AI・機械学習の活用におけるソフトウェア工学の今後の課題~ノンプログラミングで作成する予測APIの事例から~
AI・機械学習の活用におけるソフトウェア工学の今後の課題~ノンプログラミングで作成する予測APIの事例から~
Michitaro Okano
研究室ゼミ ガイダンス資料
研究室ゼミ ガイダンス資料
kthrlab
Bp study bmg_ピクト図解_20140226_v2_公開用
Bp study bmg_ピクト図解_20140226_v2_公開用
Hidehiko Akasaka
高専を卒業して一回りしました
高専を卒業して一回りしました
Tomokatsu Yoshizawa
博士のキャリアデザインワークショップ講演
博士のキャリアデザインワークショップ講演
Takayuki Itoh
Recommended
Kof2005 Presen
Kof2005 Presen
Hiroshi Miura
ゴール指向要求分析における不確かさの考察 ~ IoT・AIのケース ~
ゴール指向要求分析における不確かさの考察 ~ IoT・AIのケース ~
Michitaro Okano
機械学習活用のための要求分析手法の研究 AI版酒屋倉庫問題のケース
機械学習活用のための要求分析手法の研究 AI版酒屋倉庫問題のケース
Michitaro Okano
AI・機械学習の活用におけるソフトウェア工学の今後の課題~ノンプログラミングで作成する予測APIの事例から~
AI・機械学習の活用におけるソフトウェア工学の今後の課題~ノンプログラミングで作成する予測APIの事例から~
Michitaro Okano
研究室ゼミ ガイダンス資料
研究室ゼミ ガイダンス資料
kthrlab
Bp study bmg_ピクト図解_20140226_v2_公開用
Bp study bmg_ピクト図解_20140226_v2_公開用
Hidehiko Akasaka
高専を卒業して一回りしました
高専を卒業して一回りしました
Tomokatsu Yoshizawa
博士のキャリアデザインワークショップ講演
博士のキャリアデザインワークショップ講演
Takayuki Itoh
東京研修プログラム
東京研修プログラム
Jun Harada
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
Yukio Kubo
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
Susumu Yamazaki
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
Takashi Uemura
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
Hiroaki Yaguchi
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
Masaki Muranaka
固有表現抽出と適用例のご紹介
固有表現抽出と適用例のご紹介
Core Concept Technologies
プログラミングを学ぶと何が良いのか
プログラミングを学ぶと何が良いのか
Haruo Sato
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
Ayako Togaeri
Iecon
Iecon
Akira Matsuda
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
Takesato Nigorikawa
企業における共創の取り組み
企業における共創の取り組み
Dementia Friendly Japan Initiative
プレゼンテーション講義スライド
プレゼンテーション講義スライド
Tokai University
見やすいアウトプットのつくりかた
見やすいアウトプットのつくりかた
jujubkitakd
データマネジメント概論
データマネジメント概論
Michitaro Okano
イノベーションについて
イノベーションについて
Michitaro Okano
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
Michitaro Okano
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
Michitaro Okano
ワクワクする商店・製品を作るには?
ワクワクする商店・製品を作るには?
Michitaro Okano
経営学の俯瞰図
経営学の俯瞰図
Michitaro Okano
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
Michitaro Okano
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
Michitaro Okano
More Related Content
Similar to 中小規模のIoT
東京研修プログラム
東京研修プログラム
Jun Harada
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
Yukio Kubo
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
Susumu Yamazaki
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
Takashi Uemura
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
Hiroaki Yaguchi
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
Masaki Muranaka
固有表現抽出と適用例のご紹介
固有表現抽出と適用例のご紹介
Core Concept Technologies
プログラミングを学ぶと何が良いのか
プログラミングを学ぶと何が良いのか
Haruo Sato
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
Ayako Togaeri
Iecon
Iecon
Akira Matsuda
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
Takesato Nigorikawa
企業における共創の取り組み
企業における共創の取り組み
Dementia Friendly Japan Initiative
プレゼンテーション講義スライド
プレゼンテーション講義スライド
Tokai University
見やすいアウトプットのつくりかた
見やすいアウトプットのつくりかた
jujubkitakd
Similar to 中小規模のIoT
(14)
東京研修プログラム
東京研修プログラム
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
【WEB公開版】AI( 人工知能 の時代 激変 する世の中で、どう生きるか ~ 「これだけは、コンピュータに任せてはいけないこと」 と 「子育て世代は何を...
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
本学部でのアクティブラーニングの導入事例 ~コンセプトは「多読と発表」「原理と概念の理解」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
アカデミックのキャリアパス事例~とある博士の場合~
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
2009年すみだ工業振興マスタープラン シンポジウム
固有表現抽出と適用例のご紹介
固有表現抽出と適用例のご紹介
プログラミングを学ぶと何が良いのか
プログラミングを学ぶと何が良いのか
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
嘉悦大学 「ICT×社会起業=イノベーション!」
Iecon
Iecon
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
SIにおけるプロジェクトとプロマネ
企業における共創の取り組み
企業における共創の取り組み
プレゼンテーション講義スライド
プレゼンテーション講義スライド
見やすいアウトプットのつくりかた
見やすいアウトプットのつくりかた
More from Michitaro Okano
データマネジメント概論
データマネジメント概論
Michitaro Okano
イノベーションについて
イノベーションについて
Michitaro Okano
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
Michitaro Okano
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
Michitaro Okano
ワクワクする商店・製品を作るには?
ワクワクする商店・製品を作るには?
Michitaro Okano
経営学の俯瞰図
経営学の俯瞰図
Michitaro Okano
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
Michitaro Okano
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
Michitaro Okano
ゴール指向分析KAOSにおける依存性を考慮した要求抽出法の考察
ゴール指向分析KAOSにおける依存性を考慮した要求抽出法の考察
Michitaro Okano
状態と状態遷移に着目したゴール指向要求分析手法の考察
状態と状態遷移に着目したゴール指向要求分析手法の考察
Michitaro Okano
Rによるデータ分析手順入門
Rによるデータ分析手順入門
Michitaro Okano
仮説とデータ解析の関係2
仮説とデータ解析の関係2
Michitaro Okano
仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係
Michitaro Okano
ゴール指向要求分析における構成要素に着目した分解に関する一考察
ゴール指向要求分析における構成要素に着目した分解に関する一考察
Michitaro Okano
A study on the or decomposition of goal-oriented analysis using GSN
A study on the or decomposition of goal-oriented analysis using GSN
Michitaro Okano
要求分析におけるゴール抽出パターンについての考察
要求分析におけるゴール抽出パターンについての考察
Michitaro Okano
要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
Michitaro Okano
Ms wordでの効率的な文書作成
Ms wordでの効率的な文書作成
Michitaro Okano
More from Michitaro Okano
(18)
データマネジメント概論
データマネジメント概論
イノベーションについて
イノベーションについて
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
機械学習によるモデル自動生成の一考察 ー 決定表と決定木によるアプローチ -
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
高校・大学(院)の統計学の俯瞰図
ワクワクする商店・製品を作るには?
ワクワクする商店・製品を作るには?
経営学の俯瞰図
経営学の俯瞰図
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
GSNを利用したゴール指向要求分析における要求間の依存性の検証手法に関する提案
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
IoT活用システムへのゴール指向要求分析の適用に関する考察
ゴール指向分析KAOSにおける依存性を考慮した要求抽出法の考察
ゴール指向分析KAOSにおける依存性を考慮した要求抽出法の考察
状態と状態遷移に着目したゴール指向要求分析手法の考察
状態と状態遷移に着目したゴール指向要求分析手法の考察
Rによるデータ分析手順入門
Rによるデータ分析手順入門
仮説とデータ解析の関係2
仮説とデータ解析の関係2
仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係
ゴール指向要求分析における構成要素に着目した分解に関する一考察
ゴール指向要求分析における構成要素に着目した分解に関する一考察
A study on the or decomposition of goal-oriented analysis using GSN
A study on the or decomposition of goal-oriented analysis using GSN
要求分析におけるゴール抽出パターンについての考察
要求分析におけるゴール抽出パターンについての考察
要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
Ms wordでの効率的な文書作成
Ms wordでの効率的な文書作成
中小規模のIoT
1.
中小規模のIoT 2017/1/20 プ会70 筑波大学大学院ビジネス科学研究科 岡野 道太郎 1
2.
ゴールとアブストラクト • ゴール:以下の雰囲気を感じられる – 大がかりなIoTが騒がれているが、現実には、中小 規模のIoTが取り組みやすい(特にアミューズメント) –
中小規模のIoTは、夏休みの自由研究や部活動には 向いている。しかしプログラミング教育としてIoTを授 業で行うと・・・ • アブストラクト:自己紹介の後 – 中小規模のIoTとは – イマドキのIoTシステムの全体像 – IoTの授業は可能? 2
3.
自己紹介 • 筑波大学大学院ビジネス科学研究科 – 社会人大学院:仕事を持っているということ •
某ソフトハウスで研究開発(非正社員) – 困ってしまった案件をどうにかするのが担当 • 2点と半径を入力とし、円弧を描くためのXY座標を出 力するプログラム • ある条件下におけるトーナメントの組み合わせ : (以下省略) – そして、今・・・IoT 3
4.
中小規模のIoTとは 一般的なIoTと中小規模のIoT 4
5.
一般的なIoT • モノのインターネット – センサーをインターネットにつないで –
センサー情報をクラウドでビッグデータ解析をして – 予測(BigData解析)・機械制御等を行う • 例えば・・・ – ビル管理システム(BEMS)、スマートハウス(HEMS) – ヘルスケア:ウェアラブル – 工場での制御、連携(Industry4.0)、農業IoT • 大規模なものが多い→お金儲かる? 5
6.
中小規模のIoT • もっと小規模(1部屋程度)の方が実現性大 • 例えば・・・(以下、他社の事例を含む) –
トイレが開いているか(ドアにセンサ+無線) – 交通量調査:ドップラーセンサー – 心拍数の計測 – 電気使用量表示(エネルギー消費の見える化) • 特に電子工作・アミューズメントと組み合わせ – Perfumeの紅白:ライゾマティックス – 暗くなったらLED点灯(イルミネーション) – たたいたら光る(楽器) – 電子百葉箱:IFTTTを使って気温・湿度をつぶやき • 夏休みの自由研究でも扱える?実は難しい 6
7.
余談:IFTTT(いふと)とは • Twitter,FaceBookなどのサービスを、簡単に使えるようにし てくれる • Makerというサービスがあり、ここにデータをHTTP形式で送 ると、Twitterでつぶやいたり、Gmailで何かをメールしたり できる •
ということは、Raspberry Piからセンサーデータをmakerへ HTTP経由でデータを送れば、データ内容に応じてTwitter でつぶやける IFTTTのサイト https://ifttt.com/ 使い方:http://hoomey.net/ifttt_study_1/ 7
8.
IoTのイメージ • 何が難しい→そもそもIoTのイメージって… – インターネットでクラウドに持っていくんでしょ! –
時代はRaspberry Pi+WiFiだよね! 8
9.
現実のIoT • このシステム構成はあまりない。 – 一般的には問題がある –
Raspberry Piは人気は有るが、実はArduino,mbedの方 がアナログ端子有り、GPIOピン電圧が5Vで扱い易い 9
10.
イマドキのIoTの全体像 システムの全体像と、開発工程の全体像 10
11.
システムの全体像 • センサーデータを安価なマイコン(PIC等)で収集 – マイコンにArduinoを利用可能(高価になるけど・・) –
遠距離に飛ばす場合は、通信モジュールを使う • マイコンからゲートウェイ(GW)でデータ収集 – GWにはRaspberry Piや、市販のものを使う – 有線または無線(ZigBee,BLE,サブギガ帯) • GWからクラウド(サーバー)へ – インターネット・G3/LTE回線 • サーバーデータを基に表示する ※πduinoは、センサー~GW(又はサーバー)まで包括したものなので、 機能的問題は解決しているが、費用と電源の問題は残る 機械制御の場 合はマイコン以 外にPLC等も 照度セ ンサー の例 [1] 11[1] http://ameblo.jp/smeokano/entry-12240624461.html
12.
システムの現実1:センサー部 • センサーデータを取得して、ゲートウェイに – センサーデータを取得(アナログ・デジタルデータ) •
ゲートウェイから指示がある場合と自主的に計測するケース – マイコンで、通信データを作成する • 近距離間通信:I2C、SPI、UART – 遠距離に飛ばす場合、通信モジュール • 無線:WiFi,BLE,ZigBee,サブギガ帯用(様々) • 有線:インターネット、RS-485 – ゲートウェイはセンサーデータを受信してサーバーへ • 無線:3G・LTE、有線:インターネット • センサーが少ない場合、GWは省かれることもある 12
13.
システムの現実2:サーバー部 • ゲートウェイからデータを取得し、保存する – ゲートウェイにデータ取得を指示するか、または○ゲートウェイから(一定時 間毎に計測)、データが送られてくる –
受け取ったデータをサーバーは保存する – 表示部へデータを送りつけるか、または○表示部からの要請に応じて、デー タを返送する • ○を付けた方法の方が、作りやすい – HTTPサーバーを使ってサーバー部分を開発できるため • 世間は、ここは「クラウド」押し – そしてビッグデータを使い、 – 機械学習など言っているが・・・ • 中小規模であれば、単にサーバーを置けば十分 13
14.
システムの現実3:表示部分 • データを「見える化」する – サーバーからデータが送られてきたら、または○一定時間ごと にサーバーからデータを取得 –
取得したデータをグラフ表示等する • JavascriptとAJAXにより、動的に画面を作成できるように なった – HTMLが基本 • 近年、開発が容易になった – REST APIというデータ交換手法 – JSONというデータ表現方法 14
15.
例えば、こんな感じ • 説明 – http://ameblo.jp/smeokano/entry-12198591624.html 15
16.
開発の進め方 • POCの後に試作、量産化設計、製造と続く – ※POC:Proof
of Concept 主要要素技術の確認等 • POCの進め方としての一方法(あくまでも一例) – 利用場面のストーリー(ユースケース)を作成 – ストーリー中、人やモノの結びつきをチェック – 結びつき=通信の手順を決定 – 役割を決めて、POCを実装する • POCまでは、プログラミング思考の前にシステム&デザイ ン思考のほうが大事? – システム(要求をまとめる)思考→要求仕様作成に必要 – デザイン(発想を広げる)思考→企画を広げるのに必要 • プログラミングよりデザイン思考のほうが盛り上がる 16
17.
利用場面のストーリーを作る • エンドユーザー(利用者)の使う場面(ユース ケース)をシナリオとしてまとめる – 最終的に、いくつかのユースケース図(コンテキスト ダイアグラム)ができ、時系列に並べられる:理論上 •
一般的にはヒアリングで情報収集する – ただし、利用者に直接聞かず、結局は発注者に将来 像を聞くことになるので、ヌケは当然。矛盾も • インターンでは(多分授業でも)、ブレインストーミ ングでまとめていったほうが盛り上がる – カスタマージャーニーマップ 17
18.
人やモノの結びつきをチェック • 結びつき:主にデータの関連 – ユースケースの入出力に対して、具体的な「入出力 データ」を決める –
出力データに着目:その出力データを作成するには、 どんな入力データが必要で、「何をすべき」か考える • 「入出力データ」はER図で表現できる – ・・・が図に、こだわらなくても・・・ • 「何をすべき」から業務流れ図、アクティビティ図 が作れる。もちろんDFDも作れる 18
19.
通信の手順を決定 • どのような順番でデータをやり取りするか – 登場するシステム・人物を挙げる •
IoTの場合、センサー・ゲートウェイ・サーバー・表示 (ユーザー) – 業務プロセスごとに、入力から出力までデータが システム・人物の間をどのように流れるか決める • 通信手順(プロトコル)が決まる • ここで、シーケンス図が作成できる – シーケンス図より、送受信データフォーマットのほ うが重要ですが・・・ 19
20.
それぞれの役割を決めて実装 • 通信手順が決まると、各システムの入出力が決まる ので、その入出力が行えるように、プログラムを実装 する – マイコン(PIC等)はCが多い •
ArduinoはCに似た言語 – ゲートウェイはC、またはPython • 例はRaspberryPi上でCで記述(gccでコンパイル) – サーバーはJava、Python、node.js・・・ • 例はJavaでフレームワークにSpringBootを利用(REST API) – 表示はHTML+CSS+Javascript • 例はHTML+Javascript(JQueryを使用) • 現状では色々な言語を使って実装している – 様々なフレームワーク、様々な開発環境を使う 20
21.
IoTの授業は可能? 実際には・・・ 21
22.
実装の現実から推測するIoTの授業 • うまくいくはずが・・・実際にはうまくいかないこと 続出になるのでは? – Arduinoに書き込めません・・・ –
通信がつながりません・・・ – どこがおかしいんだか、良くわかりません • 部品点数が増えるほど、トラブルも増える • トラブルを避け、時間内に終わらそうとすると・・・ – サンプルを用意することになる • コピペして、変数を変えて・・・ 体験は可能 学習は? 大規模は難しい 中小規模○ 22
23.
余談:ググってコピペはプログラミング? • 動けば・・・「問題ない。大丈夫だ」 • 動かなかったら、どうなる? –
実はリスキーなプログラミング方法 – そのリスクに気づかず、後で代償を払う • リスキー、でも避けられない – 自動化の流れと同じく、避けられない • 機械化(作業の効率化) • →自動化(業務の効率化) • →AI(思考の効率化) – 定型のものは自動化できる • 設計以降では自動化が進展といわれている • IFTTTも、プログラムを書かない 体験による感情の部 分は残る→カスタマー ジャーニーマップ 23
24.
まとめ まとめ • 大がかりなIoTが騒がれてい るが、現実には、中小規模のI oTが取り組みやすい • 中小規模のIoTは、夏休みの 自由研究等には向いている。 •
しかしプログラミング教育とし てIoTを授業で行うと、失敗す る可能性も高く(50分程度で はリカバリーも効かない)、「コ ンピューターはやっぱり難し い」という印象を与えてしまう のではないかと懸念する どうして、こんなことになるのか • IoTとエンタープライズの違い • コンピューター教育は抽象化 が中心だった? • IoTは抽象から現実への流れ もある:現実の環境は動く 現場の大人はこれを伝えられ るが学生に接する機会ない 現実のゴールが分 からない 24
25.
付録:「FPGA」について • 発表中にFPGAというものが出てきました。 • これは、「後からでも回路の書き換えが可能なロジッ ク・デバイス」[1]です –
例えばゲーム機等に入っているICは、ゲーム用にロジッ クが組まれ、ハード的に焼きこまれているものが多いと思 います。これをASICといいます – FPGAは、言語(VHDLやVerilog)でロジックを記述して、 後からハード的に焼きこむことができます。 • 私のブログでは以下で取り上げています – http://ameblo.jp/smeokano/theme4-10072237571.html – 順番が逆になっています。最後の記事から始まります – (FPGAを購入するところから書いています) 25 [1]https://www.altera.co.jp/products/fpga/new-to-fpgas/beginner.html
Download now