More Related Content
Similar to 学び方のデザイン名古屋大学版 (20)
学び方のデザイン名古屋大学版
- 6.
6
Augmenting Human Intellect
ソフトウェアによって
人間の能力を増強する
エンゲルバート"Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework" (1962)
- 7.
7
Augmenting Group Intellect
ソフトウェアによって
集団の能力を増強する
=グループウェア
- 8.
8
文章を与えると
コンピュータが
単語の意味を理解する
- 11.
11
人間+コンピュータ
=増強された人間
人間
- 12.
12
人間+コンピュータ
=増強された人間
人間
商業的価値
- 13.
13
人間増強の四要素
• 1: 人工物(Artifacts)
• 2: 言語(Language)
• 3: 方法論(Methodology)
• 4: 教育(Training): 1~3を使うスキルを身につける
エンゲルバート"Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework" (1962)
- 14.
14
人間増強の四要素
• 1: 人工物(Artifacts) ←ソフトウェア
• 2: 言語(Language)
• 3: 方法論(Methodology)
• 4: 教育(Training): 1~3を使うスキルを身につける
エンゲルバート"Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework" (1962)
- 15.
15
人間増強の四要素
• 1: 人工物(Artifacts)
• 2: 言語(Language)
• 3: 方法論(Methodology)
• 4: 教育(Training): 1~3を使うスキルを身につける
↑どんなよいソフトを作っても
使い方が理解されなければ役に立たない
エンゲルバート"Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework" (1962)
- 16.
16
身近な方が難易度が低い
全人類を増強>顧客を増強>自社内を増強>自分を増強
- 17.
17
具体例:論文をもっと読む
• “研究室の生産性を上げるためにメンバーが
もっと論文を読むことが必要だ”
• How? 支援ソフトウェア?(人工物)
速読法の訓練?(方法論)
• そもそも本当に必要なことはなにか?
- 18.
18
実装例:輪講
• アウトプットのデッドラインを設定することで
インプットせざるをえなくする施策
• 「自分から論文を読もうとはしない」タイプの
主体性のない人は「ルールです」と天下りすれ
ば動かしやすい
• 自発的に読んでる人の、読む速度の改善には有
効ではない
- 19.
19
人間増強の四要素
• 1: 人工物(Artifacts)
• 2: 言語(Language)
• 3: 方法論(Methodology)
• 4: 教育(Training): 1~3を使うスキルを身につける
エンゲルバート"Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework" (1962)
- 20.
20
2~4強化のアプローチ
• 京都大学サマーデザインスクール
• 灘校土曜講座
• 「エンジニアの学び方」技術評論社
• 「続・エンジニアの学び方」サイボウズ式
- 34.
自分の経験から抽象化を
繰り返して理解を育てる
34
プラトンは哲学を産婆術に例えた。本質的な知識は各人が産み出さねばならない
野中郁次郎・紺野登(2003)『知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法』東洋経済新報社, p.33
- 42.
PCDAサイクル
42
「うまくいくと思って行動したけど失敗した」が理解修正のチャンス
理解
理解に基づく
行動
理解の修正結果の考察
- 45.
発散干渉
成長
収束
選択
整理
発表
付箋づくり
グループ編成
図解化
A型
書き出し
発表資料
づくり
B型
- 48. どちらが簡単?
! ・頭の中だけで考える
・書いて、見ながら考える
48
- 72.
72
図解→
↑文章としての
アウトプット
- 74.
74
「うまくいくと思って行動したけど失敗した」が理解修正のチャンス
理解
理解に基づく
行動
理解の修正結果の考察