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Sql serverと他dbの違いを押さえよう！
- 1. SQL Server と他 DB の違い を押さえよう！ 2017/05/20 第５回 関西DB勉強会 SQLWorld お だ
- 2. 自己紹介 織田 信亮(おだ しんすけ) 大阪で開発者しています SQLWorld の代表です http://odashinsuke.hatenablog.com/ Twitter:@shinsukeoda
- 5. SQL Server って？ データベースエンジンがよく語られます が、色んな機能をもってます SSIS SSAS SSRS … SQL Server 2008R2 より https://msdn.microsoft.com/ja- jp/library/ms187875(v=sql.105) .aspx
- 6. DB エンジンに限ってみると… オンプレミス SQL Server SQL Server PDW クラウド (Azure) Azure SQL Database (SQL DB) Azure SQL Data Warehouse(SQL DW)
- 10. ファイル データベース毎に データファイル プライマリ(.mdf) / セカンダリ (.ndf) ログファイル (.ldf)
- 13. ユーザー データベース単位
- 15. テーブル
- 16. インデックス
- 19. 構造について詳しくは… SQL Server Management Studio(SSMS) でデータベースに接続し てみよう！ 資料の画像は、SSMS からキャプチャ
- 20. 照合順序 文字データの比較/並べ替えの規則 英語圏では、’Ch～’ と ‘Co～’ は ‘Ch～’ の 方が先。スペイン語圏では、’Ch～’ は C の 末尾に来るらしい 日本語の指定だと… JAPANESE_XJIS_100_CS_AS_KS_WS_SC とか
- 21. 照合順序 大文字/小文字の区別 (CS / CI) “a” と “A” が同じ アクセントの区別 (AS / AI) "a" と "ǎ" が同じ “は” と “ば” と “ぱ“ 、 ”つ” と "っ“ かなを区別 (KS / 省略) “あ” と “ア” が同じ
- 22. 照合順序 幅の区別 (WS / 省略) “ア” と “ｱ” が同じ サロゲートペアの文字数 (SC / 省略) “叱”:1文字 “𠮟”:2文字 両方1文字に バイナリ照合順序 (BIN / BIN2) コードポイントによる比較/並び替え
- 23. トランザクション分離レベル READ UNCOMMITED READ COMMITED REPEATABLE READ SNAPSHOT SERIALIZABLE
- 24. ロック 共有ロック (S) 更新ロック (U) 排他ロック (X) 共有ロック中 更新ロック中 排他ロック中 (要求) S ○ ○ × (要求) U ○ × × (要求) X × × ×
- 25. まとめ RDBMS で用語の細かな違いはある どの RDBMS も似たり寄ったりの機能 / 構文 があると思うので、キーワード憶え ておけば探せると思います。 同じ名前でも、動作が若干違うものもあ るので気を付ける
Notas del editor
- 有名どころだと・・・ SQL Server Analysis Services (SSAS) 分析用(OLAP)のデータ作る (キューブとか) SQL Server Integrate Services (SSIS) データの統合/変換 (ETL) SQL Server Reporting Services (SSRS) レポート (帳票) 最近は R Service とかもあったり…
- SQL Server / SQL Server PDW(Parallel Data Warehouse) / Azure SQL DB / Azure SQL DW オンプレ / クラウド とも、一般向け / デカいデータ 向け あります。
- Windows サービス / プロセス
- ユーザー データベース は、みんなが作って、使うやつ
- データファイル (.mdf、.ndf) プライマリ(.mdf)、セカンダリ(.ndf) セカンダリは任意 ログファイル (.ldf) トランザクションログ
- 複数のデータファイルを1つのファイルグループに含める データは、データファイルに満遍なく書き込まれる ※ファイルグループに後から追加したファイルは、一時的に書込みが多くなる プライマリファイルグループと任意のファイルグループ オブジェクトの配置はファイルグループ単位で指定 Aテーブルは、プライマリファイルグループ、Bテーブルは、FG2 というファイルグループ、… パーティションテーブルでパーティション毎に別ファイルグループに… FILESTREAM ファイルグループ は、FILESTREAM 機能を使っているデータを書き込む
- ログインと紐づいて、データベースにアクセスするために必要 1ログインが、販売管理データベースでは一般ユーザー、管理会計データベースでは、特権ユーザー とか
- オブジェクトの配置場所/権限設定するためのグルーピング
- ・テーブル ・テーブル 普通のテーブル(クラスター化インデックス有テーブル / 無テーブル (ヒープテーブル)) ・メモリ最適化テーブル インメモリのテーブル ・テンポラルテーブル バージョン管理されたテーブル ANSI SQL 2011 で導入。 普通のテーブル と メモリ最適化テーブルでサポート ・外部テーブル HDFS(Hadoop) / Azure Blob ストレージ / Azure Data Lake / Azure SQL DB ・File Table ディレクトリやファイルを通常のWindowAPI(エクスプローラー等)から扱えるようにしつつも、DBでも管理するテーブル
- ・インデックス ・クラスター化インデックス B-Tree リーフには実データ。データは順番に格納されている ・非クラスター化インデックス B-Tree リーフにはクラスター化インデックスのキー。ヒープテーブルの場合は、RID(Row Identitifier) ・クラスター化列ストアインデックス 列ストア テーブルの全データが列ストア ・非クラスター化列ストアインデックス 列ストア インデックスで指定した列のみ列ストアとしてインデックスを作成 ・XMLインデックス ・空間インデックス
- ストアドプロシージャ 結果セット返す構文が 単に SELECT 書くだけ(MySQL と同じなのかな？) ファンクション 単一の値を返すスカラー値関数/テーブルを返すテーブル値関数 シーケンス IDENTITY との使い分けは、複数のテーブルで使いまわしたい、完全に連続した値を使いたい場合 (No Cache で)。IDENTITY はキャッシュ取っているので、再起動したときとか空き番が出る シノニム 普通のシノニム = SQL Server は 最大4つの区切りでオブジェクトにアクセス [サーバー].[データベース].[スキーマ].[テーブル] これを簡略化 トリガー ・DML トリガー トリガーが動く単位は、行単位ではなくテーブル単位。複数行の更新でもトリガーの実行は1回。複数行の更新があった場合でも良いように処理を書く。 ・DDL トリガー ・ログイン トリガー
- CaseSensitivity AccentSensitivity 濁点、半濁点、小書き文字 が同じ扱い KanatypeSensitive
- WidthSensitivity 2017 から VSS が追加 異体字 (VSS / 省略) SQL Server 2017 から SC の内容も含んでそう 同じ意味の漢字でもコードが違う 渡辺、渡邊、渡邉
- ダーティリード：他トランザクションの未コミットのデータが見える 反復不能読取(ファジーリード/non repetable)：同一トランザクション中で、1回目と2回目の問い合わせ結果が異なる (別トランで UPDATE / DELETE された) ファントム：同一トランザクション中で、1回目に無かった行が、2回目の問い合わせで出てくること(別トランで INSERT されコミットされた) READ UNCOMMITED ：ダーティ○、ファジー○、ファントム○ READ COMMITED ：ダーティ×、ファジー○、ファントム○ REPEATABLE READ ：ダーティ×、ファジー×、ファントム○ SNAPSHOT ：ダーティ×、ファジー×、ファントム× SERIALIZABLE ：ダーティ×、ファジー×、ファントム× データベースの設定で、READ_COMMITED_SNAPSHOT を ON に出来る SERIALIZABLE で SELECT した場合、その範囲に 別トランザクションから INSERT 出来ない SNAPSHOT で SELECT した場合、その範囲に 別トランザクションから INSERT 出来る => ただし、SNAPSHOT の方から SELECT してもコミットしたデータは見えない
- デフォルトの分離レベルで SELECT すると、共有ロック取ります。 なので、トランザクション内で検索、更新とする処理が並列で動くとデッドロックになる。