SlideShare a Scribd company logo
Enviar búsqueda
Cargar
情報教育における7つのネット・リテラシー
Denunciar
Tatsuya (Saeki) Takiguchi
CEO/Founder at QVOT, LLC. en QVOT,LLC.
Seguir
•
0 recomendaciones
•
1,251 vistas
1
de
17
情報教育における7つのネット・リテラシー
•
0 recomendaciones
•
1,251 vistas
Descargar ahora
Descargar para leer sin conexión
Denunciar
Tecnología
2004.10.16作成 by. 佐伯(滝口) 達也
Leer más
Tatsuya (Saeki) Takiguchi
CEO/Founder at QVOT, LLC. en QVOT,LLC.
Seguir
Recomendados
インターネットで学習すべき事柄について
Tatsuya (Saeki) Takiguchi
337 vistas
•
26 diapositivas
20210226 AIの技術的動向と情報倫理について
茂生 河島
171 vistas
•
16 diapositivas
ソシオナイト Vol.02「デジタル社会のなかで僕たちは出会う」_河島資料
茂生 河島
1.3K vistas
•
59 diapositivas
僕の思うところのIA
kousuke inamoto
581 vistas
•
37 diapositivas
情報リテラシー入門
NPOインフォメーションギャップバスター
2K vistas
•
8 diapositivas
インタラクションデザインにおける知的財産運用について
Yosuke Sakai
330 vistas
•
12 diapositivas
Más contenido relacionado
Destacado
情報リテラシー論 授業資料1
uchida nagaoka
525 vistas
•
16 diapositivas
高大連携授業20160802
義広 河野
872 vistas
•
73 diapositivas
情報リテラシーとセキュリティ-松阪市役所新規採用職員研修
Hiroshi Morimoto
1.8K vistas
•
38 diapositivas
第7回 情報教育研究フォーラム20131221
義広 河野
775 vistas
•
37 diapositivas
教員免許状更新講習20150730
義広 河野
1.7K vistas
•
95 diapositivas
企業の情報漏えいにおける理由とその対策
星花 岩重
191 vistas
•
36 diapositivas
Destacado
(17)
情報リテラシー論 授業資料1
uchida nagaoka
•
525 vistas
高大連携授業20160802
義広 河野
•
872 vistas
情報リテラシーとセキュリティ-松阪市役所新規採用職員研修
Hiroshi Morimoto
•
1.8K vistas
第7回 情報教育研究フォーラム20131221
義広 河野
•
775 vistas
教員免許状更新講習20150730
義広 河野
•
1.7K vistas
企業の情報漏えいにおける理由とその対策
星花 岩重
•
191 vistas
名古屋セキュリティ勉強会 LT資料
Kouji Uchiyama
•
3.3K vistas
第2回 ICTE共通教科「情報」ミニセミナー in 関西 新学習指導要領実施直前セミナー
Yoshiaki Nakano
•
2.6K vistas
情報社会における子どものリテラシー
NPOインフォメーションギャップバスター
•
844 vistas
SEから見た情報セキュリティの課題
Katsuhide Hirai
•
2.2K vistas
Salesforce.comの情報セキュリティについて
Salesforce Developers Japan
•
14.7K vistas
セキュリティ入門 ( 情報保護編 )
y-hattori
•
1.8K vistas
情報セキュリティの概要
Tokai University
•
3.4K vistas
なぜ情報漏洩事故は繰り返されるのか? ~当社の運用事例にみる、サイバー攻撃の実際と効果的な対策~ NTTコミュニケーションズ セキュリティ・エバンジェリス...
satoru koyama
•
53.5K vistas
2014年10月江戸前セキュリティ勉強会資料 -セキュリティ技術者になるには-
Asuka Nakajima
•
23K vistas
政府機関における情報セキュリティ対策について
itforum-roundtable
•
5.1K vistas
【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】
MOCKS | Yuta Morishige
•
2.8M vistas
Similar a 情報教育における7つのネット・リテラシー
基調講演:「多様化する情報を支える技術」/西川徹
Preferred Networks
3.8K vistas
•
33 diapositivas
Otsuma(2010713)
真 岡本
840 vistas
•
22 diapositivas
IA Workshop, Introduction to Information Architecture (2002)
Nobuya Sato
1.5K vistas
•
29 diapositivas
情報構造設計の基礎知識
力也 伊原
4K vistas
•
17 diapositivas
201024 ai koeln (akemi yokota) auf japanisch
Akemi Yokota
440 vistas
•
57 diapositivas
ソーシャルCRMプラットフォームを活用した情報交換コミュニティ「みんなのドットコムマスター広場」のオープンについて - プレゼンテーション 20110606
NTTCom CHEO
660 vistas
•
20 diapositivas
Similar a 情報教育における7つのネット・リテラシー
(20)
基調講演:「多様化する情報を支える技術」/西川徹
Preferred Networks
•
3.8K vistas
Otsuma(2010713)
真 岡本
•
840 vistas
IA Workshop, Introduction to Information Architecture (2002)
Nobuya Sato
•
1.5K vistas
情報構造設計の基礎知識
力也 伊原
•
4K vistas
201024 ai koeln (akemi yokota) auf japanisch
Akemi Yokota
•
440 vistas
ソーシャルCRMプラットフォームを活用した情報交換コミュニティ「みんなのドットコムマスター広場」のオープンについて - プレゼンテーション 20110606
NTTCom CHEO
•
660 vistas
図書館総合展ネクスト主催フォーラム「アカデミックとリアルの谷を埋める道」基調講演 2011年11月11日
Yoji Kiyota
•
875 vistas
地域情報のデジタル化と“オープン”であることの意義 〜文化資料やWikipediaの活用と地域協働〜
Toru Takahashi
•
293 vistas
ae-14. 顔検出システムの演習
kunihikokaneko1
•
896 vistas
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
saireya _
•
695 vistas
110728 Trust Framework - Akiko Orita
OpenID Foundation Japan
•
4.5K vistas
YakoCloud presen 141213
知礼 八子
•
3.9K vistas
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
Recruit Technologies
•
8.7K vistas
Find Your Ability: IA for a novice Web Creator
Nobuya Sato
•
3.2K vistas
Ipsj kansai(20100922)
真 岡本
•
849 vistas
Otsuma(2010518)
真 岡本
•
607 vistas
2017年度 河野ゼミ スタートアップ資料
義広 河野
•
4K vistas
セマンティック・ウェブと学術情報サービス@国立国会図書館講演会(2010.07.27)
Ikki Ohmukai
•
1.2K vistas
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
法林浩之
•
1.1K vistas
ソフトウェアエンジニアリング知識体系SWEBOK最新動向
Hironori Washizaki
•
1.8K vistas
Último
DLゼミ: MobileOne: An Improved One millisecond Mobile Backbone
harmonylab
41 vistas
•
30 diapositivas
さくらのひやおろし2023
法林浩之
76 vistas
•
58 diapositivas
マネージドPostgreSQLの実現に向けたPostgreSQL機能向上(PostgreSQL Conference Japan 2023 発表資料)
NTT DATA Technology & Innovation
208 vistas
•
33 diapositivas
「概念モデリング自動化に向けた第一歩」 ~ ChatGPT・Open AI 活用による開発対象のモデル化
Knowledge & Experience
6 vistas
•
34 diapositivas
pgvectorを使ってChatGPTとPostgreSQLを連携してみよう!(PostgreSQL Conference Japan 2023 発表資料)
NTT DATA Technology & Innovation
157 vistas
•
63 diapositivas
テストコードってすごい.pptx
cistb220msudou
72 vistas
•
16 diapositivas
Último
(10)
DLゼミ: MobileOne: An Improved One millisecond Mobile Backbone
harmonylab
•
41 vistas
さくらのひやおろし2023
法林浩之
•
76 vistas
マネージドPostgreSQLの実現に向けたPostgreSQL機能向上(PostgreSQL Conference Japan 2023 発表資料)
NTT DATA Technology & Innovation
•
208 vistas
「概念モデリング自動化に向けた第一歩」 ~ ChatGPT・Open AI 活用による開発対象のモデル化
Knowledge & Experience
•
6 vistas
pgvectorを使ってChatGPTとPostgreSQLを連携してみよう!(PostgreSQL Conference Japan 2023 発表資料)
NTT DATA Technology & Innovation
•
157 vistas
テストコードってすごい.pptx
cistb220msudou
•
72 vistas
概念モデリングワークショップ 基礎編
Knowledge & Experience
•
19 vistas
01Booster Studio ご紹介資料
ssusere7a2172
•
209 vistas
概念モデリングワークショップ 設計編
Knowledge & Experience
•
10 vistas
JJUG CCC.pptx
Kanta Sasaki
•
6 vistas
情報教育における7つのネット・リテラシー
1.
情報教育における 7つのネット・リテラシー
2004 / 10 / 17 株式会社キューズ 佐伯 達也
2.
情報教育とは? •
「情報」の専門家が「情報処理」の専門家でなければならない必然性は ない (野村 夫 「インフォア ツ論」 P.90) (野村一夫 「インフォアーツ論」 P 90) • 一つの目安として、日本経済新聞に載る情報関係の記事は全部読んでわ かるように・・・ かるように (立花隆 「サーバーユニバーシティの試み」 P.80) ユーザー至上主義/顧客中心志向 「文系」の学問領域として考えることが重要 Copyright Q'z Co., Ltd. 2
3.
IT(情報)社会では 文系・理系のバランスをとり、 文系
系 と 知らなくても困らないことを見極める 情報を加工するために必要なツールや 記録しておく場所・サービスを準備しておく オンラインやオフラインの人間関係を大切にし、 誰にどんな形で連絡をとればいいか?配慮する インターネット空間での土地感をつかみ、 どこに行けばどんなものがあるか?把握しておく Copyright Q'z Co., Ltd. 3
4.
7つのネット・リテラシー • 調べる:検索エンジンの限界 • 発信する:コミュニケーション・スキル
発信する:コミュニケ ション スキル • 配慮する:プライバシーとセキュリティ • 活用する/創造する:コモンズとイノベーション • 支援させる:セマンテックWeb • 判断する:情報の信用と価値 • 交流する:インタラクティブとコミュニティ Copyright Q'z Co., Ltd. 4
5.
検索エンジンの限界 • インターネット上にあるものしかない
ネ 上に • アーカイブとインデックス・ファイル – 時系列にして古い文献に当たりたいときの不便 – 形態素解析のアルゴリズムの制約を受けるインデック ス・ファイル • ディレクトリ検索とロボット検索 – 人手をかけたカテゴリ分け – 機械的な全ページ・クローリング Copyright Q'z Co., Ltd. 「調べる」 5
6.
情報の真偽と価値 • 情報の客観性・正確性 –
ドメインのブランディング – 複数ソースの照合 – 格付けに基づく客観的判断 • 評判システム – AmazonやYahooオークション • 口コミ・噂 – 2ちゃんねる/Web日記/Blog / / g Copyright Q'z Co., Ltd. 「判断する」 6
7.
クリエイティブ・コモンズ • コモンズ(共有地)
モンズ(共有地) – インターネット – オ プンソ ス cf. E レイモンド「伽藍とバザ ル オープンソース f E.レイモンド「伽藍とバザール」 – 知的所有権 • クリエイティブ・コモンズ – http://www creativecommons jp/ http://www.creativecommons.jp/ – 法学者ローレンス・レッシグらが提唱 – 著作権の一部または全てを放棄し 著作権の一部または全てを放棄し、 より革新的な創造性を発揮できる 「共有地」を作っていく運動 「創造する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 7
8.
セマンテック Web
“Semantic Web (意味をも • “ (意味をもつWeb)” )” – WWWの発明者ティム・バーナーズ=リーが提唱 • 「Webの未来形」 – コンピュータが直接認識できるデータ形式のWeb • アプリケーション機能をネット上から調達 – Webサービス – ASPサービス Copyright Q'z Co., Ltd. 「最適化・最大化する」8
9.
プライバシ とセキュリティ
プライバシーとセキュリティ • プライバシ プライバシー=個人情報のコントロール 個人情報の ント ル – 個人情報保護法 – プライバシ プライバシーマーク制度 ク制度 • ネットのセキ リテ ネットのセキュリティ: – システム・リスク管理(狭義) cf. ISO/IEC15408 • 情報セキュリティ: – 技術的管理と組織的管理 – ISMS(情報システムマネジメントシステム) – BS7799 1(ISO/IEC17799) BS7799-1(ISO/IEC17799) 「配慮する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 9
10.
ユ ザビリティ&アクセシビリティ
ユーザビリティ&アクセシビリティ • 情報ア キテクチ 情報アーキテクチャ – 情報の階層構造、まとめ方、その誘導の仕方など – 主に構造に関するロジック • Webユーザビリティ – 「使 勝手 に関する 「使い勝手」に関するユーザー中心の設計思想 ザ 中心 設計思想 – インターフェイス・デザインを中心に • Webアクセシビリティ – さまざまなユーザーへの配慮(高齢者・障害者 などを含む) – JIS X8341「高齢者・障害者等配慮設計指針ー 情報通信における機器、ソフトウェア及びサー ビス 第三部 ウ ブ ンテンツ」 ビスー第三部:ウェブコンテンツ」 「発信する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 10
11.
コミュニティ • 3つのC 5つのC
3つのC、5つのC – Context コンテクスト(文脈) – Content コンテンツ(内容) – Community コミュニティ(人脈) – Commerce コマース – Connectivity コネクテ ビテ C ti it コネクティビティ – Convenience コンビニエンス • コンテンツを適切なコンテクストの中に • コミュニティ – インタラクティブな情報交換の場 Copyright Q'z Co., Ltd. 11 「交流する」
12.
情報を使いこなす能力
コンピュータ/インターネットの利用から コンピ タ/インタ ネットの利用から 電子情報の活用・編集へ • 大事なのは、知識そのものよりも、それがどこにあるか、だれが持っている か、どうすればその情報に接触できるか、そしてそれらの素材をどう再構成 すればいいかという編集技術だというわけだ。 すればいいかという編集技術だというわけだ (矢野直明「情報編集の技術」P.5) • 長年、コンピュータ講座のカリキュラムを考案してきたアン・ソロントンは、 「(中略)・・・これから必要なのは、情報を吟味する力やテーマに即した 情報をいかに効果的に得ることができるのかというより高度な利用者教育が 必要になっている」と言う。 (菅谷明子「未来をつくる図書館」P.202) Copyright Q'z Co., Ltd. 12
13.
Q&A Copyright Q'z Co.,
Ltd. 13
14.
【参考】7つの優先順位 •調べる:検索エンジンの限界 •配慮する:プライバシーとセキュリティ 配慮する プライバシ
とセキ リテ •発信する:ユーザビリティ&アクセシビリティ •判断する:情報の真偽と価値 •交流する:コミュニティ •創造する:著作権への配慮とオープンソース等の活用 創造する:著作権への配慮とオ プンソ ス等の活用 •最適化・最大化する:ASPサービス、Webサービス等 Copyright Q'z Co., Ltd. 14
15.
【参考】 『先生のための教科「情報」
マニュアル』目次 • 情報化教育法 • モデル化とシミュレー • 職業指導概論 ション • 情報化と社会 • 情報検索とデータベース の概要 • コンピュータ概論 • ネットワークの基礎 • 情報活用の基礎 • コンピュータデザインの • 情報発信の基礎 基礎 • アルゴリズムの基礎 ズ • 図形と画像処理 • 情報システムの概要 • マルチメディアの基礎 • 総合実習 (日本文教出版、2000年、非売品、研修用テキストとして約1万部配布) (日本文教出版 2000年 非売品 研修用テキストとして約1万部配布) Copyright Q'z Co., Ltd. 15
16.
【参考】教職課程高校普通科
「情報」担当教員の修得科目 「情報 担当教員の修得科目 情報社会および情報倫理 情報通信ネットワーク コンピュータおよび情報処理 マルチメディア表現および技術 情報システム 情報と職業 Copyright Q'z Co., Ltd. 16
17.
【参考】 Webマスター養成コース
カリキュラム • 企業サイトの進化とIT活用の基本 • コミュニケーションツールの活用 • Webプロジェクトにおけるマネジメン • Webサイトの分析と評価―ウェブ ト ユーザビリティ― • ネットワ クとサ ネットワークとサーバーの基礎 の基礎 • インターネットとセキュリティ • ネットワーク技術の利用方法 • デジタル時代の知的所有権 • Web制作の実際 • 課題最終発表 • 課題中間発表 • HTML基礎 • HTML応用とスタイルシート (アーク都市塾 2002年4月-9月 第28期) Copyright Q'z Co., Ltd. 17