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Tomonokai201107

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「日本バス友の会 設立40周年記念式典」(2020年11月7日(土))での講演資料。

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Tomonokai201107

  1. 1. 「日本史」から見るわが国のバス事業 ~業界成長の歴史と今後のあり方~ 2020年11月7日 日本バス友の会 40周年記念式典
  2. 2. 2 40年もの長い歴史を振り返ると 40年の「継続」 おめでとうござい ます 2倍すれば 「日本史もの」 の歴史ですよ 2020 40 周 年 を 迎 え る 1980 友 の 会 設 立 1940 ( 友 の 会 の 歴 史 の 2 倍 ) 日 米 開 戦 → 第 二 次 世 界 大 戦 大 空 襲 、 広 島 ・ 長 崎 → 敗 戦 → 大 混 乱 高 度 経 済 成 長 。 世 界 第 二 位 の 経 済 大 国 バ ブ ル 経 済 バ ブ ル 崩 壊 人 口 減 少 一 人 当 た り G D P 世 界 26 位 に G D P 中 国 に 抜 か れ る 「 失 わ れ た 30 年 」 混乱 急成長 爛熟 長い低迷
  3. 3. 3 いま「歴史」を学ぶ意味 「結果論」を学び なおすことで、 人々の誤りを学び、 未来をよくする =歴史を学ぶ意味 我がバス業界の 「結果論」を学 べば、未来が見 えるはず 2020 40 周 年 を 迎 え る 1980 友 の 会 設 立 バ ブ ル 崩 壊 人 口 減 少 一 人 当 た り G D P 世 界 26 位 に G D P 中 国 に 抜 か れ る 「 失 わ れ た 30 年 」 1991 「夏の日の1993」 作詞:松本一起 歌:クラス ♪超高層ビル 走るhighway Ah 銀色のプール ♪1993 恋をした 夏の日の君に ♪宝の山だよ すべてが
  4. 4. 自社紹介、自己紹介
  5. 5. 5 会社概要 高速バス業界向け 「なんでも屋」 「戦略」と「現 場」を結ぶ通訳 会社概要 ⚫ 社名 ⚫ 設立日 ⚫ 所在地 ⚫ 代表 高速バスマーケティング研究所株式会社 2011年3月1日 横浜市港北区大倉山1-25-2-401 成定 竜一(なりさだ りゅういち) 主な事業内容 高速バス事業者に対するアドバイザリー業務 高速バスの集客強化および収益性向上に関するアドバイザリー業務 バス事業周辺の企業に対するアドバイザリー業務 観光集客施設、予約システム運営会社、バスターミナル新規開発事 業などへのアドバイザリー業務 代表者の執筆、講演活動など バス業界内(バス協会主催のセミナーなど)での講演。ビジネスス クール講師、一般企業での研修(「ビジネスモデル作り」)
  6. 6. 自己紹介 サプライヤーと リテーラー 老舗とベンチャー を行ったり来たり 高速バスマーケティング研究所㈱代表 2011年3月設立 楽天バスサービス㈱取締役 2006年4月~2011年2月 「楽天トラベル」高速バス予約サービス事業責任者 高速ツアーバス連絡協議会事務局長 ㈱ロイヤルホテル(リーガロイヤルホテルグループ) 1997年4月~2006年3月 レベニューマネジャーなど11セクション 代表:成定竜一略歴 1972年兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒
  7. 7. 7 2008/8/15 日経MJ
  8. 8. 8 自己紹介 公職歴等 ⚫ 国土交通省「バス事業のあり方検討会」委員(2010~12年) ⚫ 国土交通省「貸切バス事業者に対する事故防止に向けた指導整備 体制に関する検討会」委員(2012年) ⚫ 国土交通省「『高速・貸切バスの安全・安心回復プラン』フォ ローアップ会議」委員(2013年~) ⚫ 国土交通省/観光庁「国内観光の振興・国際観光の拡大に向けた 高速バス・LCC等の利用促進協議会」構成員(2015年~) ⚫ 「高速ツアーバス連絡協議会」事務局長・顧問(2008年~12年) ⚫ 「一般社団法人高速バス東京駅周辺停留所運用事業者協会」顧問 (2013年~) いちおうまじめに 仕事もしてます
  9. 9. 9 自己紹介 メディア露出 ⚫ 新聞 ⚫ 雑誌 ⚫ テレビ ⚫ ラジオ ⚫ 論文寄稿 ⚫ 連載 『朝日新聞』(多数)『産経新聞』、共同通信配信記事 『日本経済新聞』『日経産業新聞』『日経MJ』(多数)など 『日経トレンディ』『日経ビジネス』『週刊ダイヤモンド』 『月刊事業構想』 『週刊朝日』『週刊ポスト』『週刊SPA!』『女性セブン』など 『ワールドビジネスサテライト』(5回) 『報道ステーション』『報道ステーションSunday』 『ウェークアップ!ぷらす』 『Nスタ』(2回)、『ひるおび!』(8回)など 『荻上チキのsession22』など多数 『運輸と経済』『交通工学』『高速道路と自動車』『交通公論』 『観光経済新聞』『乗りものニュース』『バスマガジン』
  10. 10. 10 自己紹介 監修事業 ⚫ バス乗務員専門の求人サイト『バスドライバーnavi(どらなび)』 運営:リッツMC㈱ 就職イベント「どらなびEXPO」定期開催。後援:各運輸局、日本バス協会 ⚫ FIT対策プログラム 運営:㈱オーエイチほか ・バス事業者の外国語サイト ・乗務員向け英会話研修など 一人でできること には限界。 いろんな分野の専 門家の力をバス業 界に
  11. 11. まず、高速バスから歴史を振り返る
  12. 12. 12 「西口」バイトの思い出 バスとの出会い= 「新宿高速バスターミナル」でアルバイト 画像:Wikipedia 学生バイトとしての率直な疑問 ❶スタッフ(乗務員/社員/先輩)の接客態度がデカい ❷「早番」はヒマ。「遅番」は忙しい →東京周辺の人が出かける時間帯は低乗車率 →山梨・長野の人が東京に来る「朝の上り」と その人たちが山梨・長野に帰る「夕方の下り」 に利用が集中 ❶立合業務 無線と放送でバスとお客様を誘導 ❷発券業務 カウンターで乗車券を販売 高速バスの利用は 「地方>大都市」
  13. 13. 13 高速バスは「地方>大都市」 大阪府~岡山県の流動に占める高速バスのシェア 居住地:大阪府 旅行先:岡山県 居住地:岡山県 旅行先:大阪府 シェア5.8% シェア19.9% 「地方>大都市」の要因 地方部では ⚫ 既存乗合バス事業者は「地元の名士」 ⚫ 「最寄りの大都市への足」に関心が高い →高速バスの存在が知られている (逆に大都市では「知られていないから使われない」 高速バスが採るべ き戦略は ❶地方の人(現在 の良顧客)に末永 く使ってもらう ❷大都市の人(将 来の顧客)に存在 を知ってもらう
  14. 14. 高速バス輸送人員の推移 14 1965 1億人 年間輸送人員 1億万人強 国 内 線 航 空 航空を上回り 鉄道に次ぐ 第二の幹線輸送 モードに成長 75 85 95 2005 15
  15. 15. 15 高速ツアーバスの成長 首都圏~仙台(宮城県)の高速バス輸送人員 2005年 06年 07年 08年 2011年 1096 (推計)203 133 167 187 196 292 556 41 高速ツアーバス 「既存」高速乗合バス 同区間の高速バス市場は 6年間で5.3倍に増加 高速乗合バス:国土交通省発表(2011年は推計値) 高速ツアーバス:高速ツアーバス連絡協議会発表 年間輸送人員。単位:千人 掘り起こし漏れて いた 「大都市間路線」 も、近年、急成長
  16. 16. 16 市場の内訳 旧・高速ツアーバス 「既存」高速乗合バス 首都圏~京阪神 名古屋、仙台の合計 地方向け路線の うち、昼行便 約750万人/年(2011年度) 約1億1000万人/年(2010年) 地方向け路線 ⚫ 旧・高速ツアーバスの輸送人員は高速ツ アーバス連絡協議会(当時)発表 ⚫ 既存・高速乗合バスの輸送人員(2010年 度)は国土交通省発表。路線別構成比は 「第4回全国幹線旅客純流動調査」より。 昼行便比率は『高速バス時刻表2011~12 冬・春号』上の便数比。 ⚫ 高速バス市場で圧倒的に大きいのは「既存事業者」の「地 方向け・昼行路線(短・中距離)」 ⚫ さらに、その利用者の多くが「地方の人の都市への足」 夜行便は1割程度。 旧・高速ツアーバ スは7%程度 ・既存事業者の ・短・中距離昼行 (高頻度運行) 路線 が圧倒的
  17. 17. 17 高速バスの各市場の特徴と課題 短・中距離の昼行路線 ⚫ 高頻度運行×自由席または便変更自由=手軽な乗車 ⚫ パーク&ライド×回数券=地方側在住のリピータ ※一部路線を除き、観光客の利用は少ない ⚫ 都市型消費(コンサートや有名店でのショッピング) ⚫ 鉄道と競合、または独占(鉄道の直通がない区間) 市場の特徴 現状と今後の課題 ⚫ シェアは安定(ほぼ掘り起こし尽くした) ※これ以上の市場開拓は困難 ⚫ バスどうしの競合は少ない(後発参入が困難) ⚫ 今後は、沿線(地方部)の人口が急激に減少 ※競合する鉄道の動きが心配 高速バス市場の本丸。 安定した「稼ぎ頭」 だが沿線人口の減少 が懸念材料 高速バス市場の9割近くを占め、利益率も高い「高速バス市 場の本丸」
  18. 18. 18 高速バスの各市場の特徴と課題 長距離夜行路線(地方路線) ⚫ 新幹線、航空と競合するが、時間の有効活用と価格差で 1980年代後半から成長 ⚫ 特に北東北で根強い(首都圏との人的交流×夜行文化) ⚫ 「ツーマン3日間勤務」=高コスト×続行便設定が困難 市場の特徴 「ブルートレインの 代替」として登場し たが、30年が経過 して役割は低下 一見華やかだが、市場規模は小さく収益性に劣る「お荷物」 現状と今後の課題 ⚫ 後発参入が容易なためバスどうしが競合 ※競争が市場開拓に寄与したことは確かだが既に飽和 ⚫ 新幹線網の拡充が最大の脅威 ■北東北や北陸から首都圏(九州各地から京阪神) 【在来線+新幹線時代】早朝に出ても都心着は10時台 ※航空を利用しても同様 【新青森、金沢、鹿児島延伸後】朝9時に到着可。夜の会食も可
  19. 19. 19 高速バスの各市場の特徴と課題 大都市間路線 ⚫ 同一区間に多数の事業者が競合。「ウェブ上でバスを選ん で予約する」市場 ⚫ 超豪華/格安、女性向けなど商品、運賃が多様化 ⚫ 長距離(主に夜行)のため若年層が中心 市場の特徴 現状と今後の課題 ⚫ バスどうしの競合が激しすぎる(一部事業者を中心に不毛 な値下げ合戦) ⚫ 2006年~11年まで急成長したが、その後は飽和 (本質的な意味で 唯一の「バスどうし が競う市場」 歴史は古いがずっと低迷→近年、ウェブ活用により急成長
  20. 20. 20 高速バス 成長の3フェーズ 1964年 頃~ 1983年 頃~ ⚫ 国鉄バスと、沿線合弁の高 速バス専業者(東名急行バ スなど)のみに事業免許 ⚫ 販売力不足 ⚫ 高速道路網の拡大 ⚫ 共同運行クローズドドア制 開拓できず ①「地方⇒大都市」市場 ⚫ 地方部における既存乗合バス 事業者の存在感が需要喚起 ⚫ 大都市側事業者はターミナル、 座席管理システムなど提供 2005年 頃~ ⚫ 高速ツアーバス登場 ②「大都市⇔大都市」市場 ⚫ 成長が遅れていた大都市間 路線(東~阪/名/仙)が 急成長 ⚫ 複数事業者が競合し、座席 グレードなど多様化 →「バスを選んで乗る」時代 トピック 開拓した市場 →「地元の名士」乗合バス事 業者自身が高速バスに参入 →地方都市へ路線網拡大 →大都市部の新規需要喚起 →電話予約に比べ情報量増加 比較検討しながら予約 →同一区間に複数事業者が競合 ⚫ ウェブマーケティング ③次なる成長分野は「大都市・海外⇒全国」 ここまで 「3つのフェーズ (段階)」 を経て 「2つの市場」 を開拓
  21. 21. 21 今後、採るべき戦略(一例) ❶既存市場(地方⇒大都市、大都市⇔大都市)の戦い方 沿線人口減少が進展。競合する鉄道が新しい戦い方を導入す る懸念も 「売上減→コスト削減(減便や車両グレードダウン、安全性への 投資減)→さらなる客離れ」だけは避けねばならない 新高速乗合バス制度(ダイナミック・プライシング、貸切バ ス型管理の受委託)活用などで、乗客が減っても利益を出せ る「筋肉質な高速バス」事業づくり ❷次の市場(大都市・海外⇒全国)の戦い方 ⚫ 旅行形態の変化(「団体から個人へ」シフト)により市場 拡大 ⚫ 流通(ウェブや旅行会社の活用法、地域の観光産業との連 携)、商品(路線、ダイヤ、運賃)の両面で取り組める内 容は多数あり このままでは縮小す るだけ。 「既存市場」「新規 市場」それぞれに戦 略的に向かい合うべ き
  22. 22. 貸切バスは、このままでは生き残れない
  23. 23. 23 貸切バス、過去の大事故 飛騨川 悪天候時の運行判断1968 「事前通行規制区間」 1985 犀川 乗務員の過労状態 「改善基準告示」 2007 吹田 夜行ワンマン 「交替運転者の配置指針」 高速ツアーバス連絡協議会 バス事業のあり方検討会 2012 関越 夜行ワンマン(再) 事業モデル(高速ツ アーバス) 「交替運転者の配置基準」 「新高速乗合バス制度」 「貸切バス新運賃・料金制 度」 「緊急対策」 年 発生場所 社会の関心 対策 2016 軽井沢 規制の実効性 「事業許可更新制」 (不謹慎だが) どんなツアーだっ たの?と調べてみ ると
  24. 24. 24 1968(昭和43)年のバスツアー ツアーの概要 ⚫ 主催 ㈱奥様ジャーナル(フリーペーパー) 中日新聞と名鉄共同出資 ⚫ 協賛 名鉄観光サービス㈱ ⚫ 運行 岡崎観光自動車㈱→現・名鉄観光バス㈱ ⚫ 行程 8月17日(土)夜、愛知県各地出発(夜行運行。車中泊) →乗鞍岳ご来光→高山観光ののち18日(日)夕方帰着予定 参加者 725人(貸切バス15台口) ※乗務員、添乗員など含め一行:773人 参加者総数 当該号車の乗客 大幸住宅、仲田住宅、千種東住宅、若水住宅、引山住宅、天神下住宅の住民 ※各「住宅」は名古屋市郊外の団地の名称 事故そのものは集中豪雨が原因。この事故を受けて異常気象時事前通行規制 (連続降雨量などに基づく事前規制)が整備された。 ウェブ上で経緯を確認できる。上記情報はWikipediaより 今では考えられな い「大梯団」 募集モノではある が、団地の自治会 が集客に寄与
  25. 25. 25 1968(昭和43)年のバスツアー 当時の日本人の生活環境 1945(S20) 終戦 1950(S25) 朝鮮戦争特需。経済が戦前水準を回復。高度成長へ 1960(S30) 所得倍増計画。「三種の神器」TV、冷蔵庫、洗濯機 1964(S39) 東京オリンピック開催。東海道新幹線開業 「新・三種の神器」カラーTV、クーラー、自家用車 1968(S43) GNPが世界第二位に。「東洋の奇跡」と呼ばれた 旅行をめぐる環境 ⚫ 鉄道 新幹線は東海道のみ。岡山延伸は1972年 ⚫ 高速道路 東名は一部のみ(翌年全通)。中央道小牧口の開通は1972年 ⚫ 自家用車 約400万台(現在は6100万台) ⚫ 休日 週休は日曜のみ(土曜「半ドン」) 祝日12日(振替休日なし。現在16日)。年次有給休暇6日 ⚫ ガイドブック 『ブルーガイド』(実業之日本社)1961年刊行 ※ムック版の登場は1984年 ⚫ 「新婚旅行は宮崎」ブームが継続中(1974年には年間37万組。国内の婚 姻組数の37%) 経済的には余裕が 生まれた時期 一方、交通機関、 情報、休日など旅 行の環境整備は圧 倒的に不足
  26. 26. 26 1968(昭和43)年のバスツアー 「マス・ツーリズ ム」「社会的旅 行」の終焉 本当に行きたい旅。 そこでしかできな い体験 「旅行に行く」行為自体が、日常では得難い体験 旅行する環境の整備が不十分。誰かに段取りしてもらわない 限り、個人で旅行するのはハードルが高い 旅行の「ユニット(単位)」としてのコミュニティ(地域、 企業、学校など)の存在 当時の日本人にとって「旅行」とは 旅行環境の変化 旅行者の変化 旅慣れ(所得上昇+休日増加)、社会→個人 旅行環境の変化 自家用車普及(カーナビ+高速)、余暇の多様化 旅行流通の変化 ウェブ普及(情報量増加+自身で手配可能)
  27. 27. 27 日本人の旅行形態の変化 「ニュー・ツーリズム」 ❶「物見遊山」から「テーマ性」のある旅行へ 民泊、農泊、ダークツーリズム、エコツーリズム、産業観光、ヘル スツーリズム、コンテンツツーリズム… →旅行者一人ひとりが「本当に楽しみたい」こと ❷旅行の「単位」が変化 団体同一行動から「ひとり旅」「仲間旅」「シーン旅(オフ会な ど)」へ →思い出を共有できるユニット ❸それを支える「旅行流通」の変化 観光協会からDMOへ。プリセットパッケージからDP(ダイナミッ ク・パッケージング)へ。発地型から着地型へ →多様な旅程×自分のペースで 「分化」し 「深化」する 旅行ニーズへの 個別対応 この呼称自体が「昭和 感」満載なんですけど、 なんとかなりません か?(誰?JATAさん?)
  28. 28. 28 日本人の旅行形態の変化 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 1994年 1999年 2004年 2009年 2014年 2018年 個人旅行 募集団体 ご一行 旅行形態の割合の推移(バブル崩壊以降) ●個人旅行 じわじわ増加 ●募集モノ 「規制緩和+ メディア販売」 効果は剥げ落ち ●ご一行 「社会的旅行」 の終焉、壊滅 日本観光振興協会 「令和元年度版 観光の実態と志向 ~第38回国民 の観光に関する動向調査~」より当社にて加工
  29. 29. 29 インバウンドの変化 発地国別の「団/個」比率 韓国 中国 台湾 東南ア 豪州 米国 団体 (≒貸切バス) FIT (≒公共交通) 2018年実績。 JNTO発表の統計をもとに 当社にて推計 「インバウンド= 団体 (貸切バス)」の イメージは中国く らいだが
  30. 30. 30 インバウンドの変化 中国の「団/個」比率の推移 2014 2015 2016 2017 2018 団体 2018年実績。 JNTO発表の統計をもとに 当社で加工 FIT コロナ前から既に 中国からの訪日客 もFIT化。 「インバウンド =安い貸切バス」 ではなかった
  31. 31. 31 「マス・ツーリズムの終焉」 ←昔々 現在 将来→ 昭和の旅行 ⚫ 社会的旅行(教育 旅行や職域旅行) ⚫ 1974年、結婚した 全国のカップルの 35%が宮崎県に新 婚旅行 クルマ旅行 バスツアー 非クルマで も自由な旅行 ← 総 花 的 ・ 団 体 個 性 的 ・ 個 人 → ゴールデン ルート 発地国の多様化 FIT化 ⚫ 「爆買いツアー」 邦人客 訪日客 公共交通旅行 「コテコテ」旅行から「サラサラ」旅行へ 「自由な行程」と 「深い体験」 「旅行の民主化」 の達成は必須。 「本当に行きたい 旅」を提供できなけ れば、次は旅行とい う余暇を選んでもら えない時代
  32. 32. 路線バスの今後は?
  33. 33. 33 路線バスの輸送人員 1955 65 75 85 95 05 50億人 100億人 内部補助 理論誕生 「バス黄金時代」か ら輸送人員は6割減 「高速バスの利益 で内部補助」理論 が通用したのは10 年間だけ ⇒現在は法改正。 内部補助理論は否 定
  34. 34. 34 わが国の公共交通市場の背景 米国 独 英 仏 日本 可住地面積当たりの人口密度 500人 1000人 公共交通が「ビジ ネス」として成立 しうる、奇跡的に 恵まれた市場
  35. 35. 35 社会のあり方、日欧の比較 基幹作物 米(稲) 小麦・大麦・ ライ麦 収量/播種量 約130倍 約20倍(小麦) 気候 温暖・湿潤 (アジアモンスーン気候) 冷涼・乾燥 生産 労働集約的 粗放的 初婚年齢=高 →少ない子ども 散住 社会の あり方 子だくさん 幼児から農業手伝い 集住 日本(東アジア) 欧州 もともと 「多くの人口が、 狭い国土に肩を寄 せ合って住む国」
  36. 36. 36 増える人口。もっと増える通勤者 日本列島の人口推移 (出所)社会実情データ図録 さらに人口急増× 農業から通勤通学へ =世界でもまれな 「奇跡の通勤通学 マーケット」
  37. 37. 37 なぜ、日本ではバスが民営? 公共交通が「営利事業」になりえた背景 ❶きわめて大きい人口密度 ❸「阪急モデル」by小林一三 ⚫ 新路線敷設→沿線開発(沿線人口増加)→起終点・ 沿線で百貨店や観光施設 ⚫ 「沿線価値向上による人口増加=通勤通学需要を創 造」「沿線住民の需要を囲い込み」「地価上昇益」 ❷「戦時統合」と「地域独占」 ⚫ 戦時統制経済に際し合併、無競争化 ⚫ 戦後は「地元の名士」として様々な「利権」を得た (保守系政治家と近い関係) 「世界一成功した社会主義国家」ともいわれる「日本型資本主 義」の代表的ビジネスモデル 戦後昭和 (高度経済成長期) に特化したビジネス モデル
  38. 38. 38 「戦後昭和」の終焉 通勤通学需要 ⚫ 人口密度大 ⚫ 通勤需要急増に鉄道イ ンフラ整備追いつかず 地域独占モデル ⚫ 路線バス自体が高収益 ⚫ 航空代理店など様々な 「利権」 「阪急モデル」 ⚫ 職住分離=通勤需要 ⚫ 子だくさん=通学需要 ⚫ 不動産価値上昇 バス黄金時代を支え た全ての環境が、変 わってしまった (1980年~90年頃) 戦後昭和 ⚫ 人口減少 ⚫ 都市部=鉄道整備が追 いつく ⚫ 農村部=自家用車普及 ⚫ 路線バス事業は赤字化 ⚫ もう「利権」という時 代ではない ⚫ 内部補助に限界 ⚫ 人口減少(特に少子 化) ⚫ 「土地の値上がり神 話」崩壊 現状~今後
  39. 39. 39 では、バス業界は「例外」か? 市場縮小 ⚫ 自家用車普及 ⚫ そもそも人口減少 地域独占モデルの崩壊 ⚫ 「利権」縮小、「副 業」の収益性低下 「阪急モデル」の限界 ⚫ 中心市街地(地方都 市)の衰退 バス産業 ⚫ プラザ合意以降の円高 ⚫ 中国「世界の工場」化、 ASEAN台頭 ⚫ 「護送船団方式」の終 焉 ⚫ 「土地の値上がり神 話」崩壊 日本の多くの産業 バス業界は「例外」 ではない。 むしろ、この国の 「縮図」。 「失われた30年」の 15年先をいくロール モデルに
  40. 40. ご清聴いただきましてありがとうございました 追伸 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もともと、厳しい環境にあるバス事業。 さらに、「新型コロナ」の影響も大きく受け ています。 私の今の課題は、当座の「コロナ」が収束した後、日本の社会は「コロナ前」とどう 異なっているのか、ということ。通勤通学需要は、出張や観光需要は、いったいどの レベルまで回復するのか? その新しい日本社会と、私たちは、次なる大きな変化(地震?戦争?移民受け入 れ?)までの長い間、お付き合いしないといけないのです。

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