政策当局、大学、研究機関等の政策、戦略、を支えるエビデンスの充実に向けて―データの接続と活用の新たな展開―

1. 第１回 科学技術イノベーション政策のための科学オープンフォーラム
エビデンスから考える未来社会への戦略とシナリオ
第２部：具体的事例から考える
エビデンスに基づく政策形成とその課題
セッション④
2017年1月24日／25日
イイノカンファレンスセンター

2. 本セッションの趣旨
 データ整備や分析にチャレンジしている政策研究者や
実務者からの報告
 データを活用している行政官からの報告も
 報告をふまえて、エビデンスデータの整備・活用の新たな
可能性を展望し、また、データ活用の進化が政策や
戦略立案に何をもたらし得るかを議論
背景
 エビデンスに基づく政策形成を進めるためには、エビデンスの充実が必要
 様々なデータが大量に産み出されるなかで、これらのデータをいかに活用
するかが、今後、エビデンスを充実させるための重要な課題
 しかし、多様なデータを活用するためには、様々な分析アイディアの探求
や高度なデータ処理等のチャレンジが必要

3. 1. Science Economyの測定（科学研究と産業技術の関係の
理解）に向けた体系的なデータ整備・分析の取り組みの紹介
元橋 一之 （東京大学大学院工学系研究科 教授）
2. 大学ベンチャーや産学連携に関するデータ分析の紹介
新村 和久 （科学技術・学術政策研究所 上席研究官）
3. JREC-INを用いた研究人材データ分析の紹介
川島 浩誉 （科学技術・学術政策研究所 研究員）
4. 北海道大学における博士人材の育成・輩出のためのデータ分析
事例の紹介
和田 肖子 （北海道大学 大学力強化推進本部 研究推進ハブ
URAステーション リサーチ・アドミニストレーター）
5. 戦略基礎研究の領域設定におけるサイエンスマップ等のデータ
活用例の紹介
斉藤 卓也 （文部科学省 研究振興局 基礎研究推進室長）
話題提供

4. コメンテータからのコメント
 奥和田 久美 （科学技術・学術政策研究所上席フェロー）
 斎藤 尚樹 （科学技術・学術政策研究所総務研究官）
フロアからの発言も含めた議論
論点
 エビデンスデータの整備・活用の新たな可能性
 データ活用の進化が政策や戦略立案に何をもたらすのか
 エビデンスに立脚した政策形成／意思決定を強化する
ための課題（個別の課題／日本全体の課題）
 今後、SciREXとして取り組むべきこと
パネルディスカッション