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学校働き方改革フォーラム(@東京、2017年7月30日)での妹尾プレゼン資料です。
「チーム学校の理想と現実」をテーマにした分科会をもちました。
プレゼン資料からは分かりづらいかもしれませんが、対話的な学びをいろいろ採り入れてみました。
きっと校内研修などでもネタにできることも多いと思います。よかったら、ぜひご活用ください。
講演、研修依頼等をお気軽にどうぞ~。

学校働き方改革フォーラム(@東京、2017年7月30日)での妹尾プレゼン資料です。
「チーム学校の理想と現実」をテーマにした分科会をもちました。
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きっと校内研修などでもネタにできることも多いと思います。よかったら、ぜひご活用ください。
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  1. 1. 学校働き方改革フォーラム2017 分科会2:チーム学校の理想と現実 2017年7月30日 妹尾 昌俊 教育研究家、学校マネジメントコンサルタント 文部科学省 学校業務改善アドバイザー 中教審「学校における働き方改革特別部会」委員 NPO まちと学校のみらい 理事 senoom879@gmail.com http://senoom.hateblo.jp
  2. 2. 自己紹介 妹尾 昌俊 (せのお まさとし) 徳島県出身、神奈川県逗子市在住。 4人の子持ち、育児・教育には日々修行中の身です。 学校づくり、学校マネジメントはライフワークのひとつ。  前職の野村総合研究所では、学校評価や学校運営、地域とともにある学校づくり(コミュニ ティスクール等)について全国的な調査(文科省、東京都等)を数多く実施。 2016年7月から独立し、“学び続ける学校づくりを日本中に広げる”をミッショ ンに、教職員向け研修やコンサル、業務改善支援などを行っています。  文部科学省の学校マネジメントフォーラム基調講演、教職員支援機構講師、東京 都ほか多数の教育委員会や校長会、事務職員研究会等で研修講師 2017年より学校業務改善アドバイザー(文科省委嘱+埼玉県、横浜市等)、 中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、 スポーツ庁 「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン作成検討 会議」委員 たまにブログ更新。よかったらFacebookも気軽にメッセージお願いします。 1
  3. 3. 「チーム学校」とか言うけれど、そもそも「チーム」ってなに? ★「チーム」と「グループ」のちがいって なんだと思いますか? チームにはあって、グループにはないものって? サッカーはチーム?グループ? AKBはチーム?グループ? 2
  4. 4. あなたの学校は“チーム”あるいは“組織”になっているか!? ある事務職員さんの言葉 “職員会議で「これからも教職員で力を合わせてがん ばっていきましょう」と校長が話をしたとき、「教職員」 の中にわたしって入っているの?って思いました。” ある養護教諭の言葉 実際はとても多忙ですが、“忙しく見えない”ことを大 切にしています。そうしないと、子どもも職員も寄って こないからです。 3
  5. 5. そもそも論を大切にしよう 1. あなたの学校にもっと“チーム”あるいは“組織力” が必要だとしたら、それはなぜですか? ひとり一人の教職員が一生懸命がんばっている。 それで十分ではないですか? 2. あなたの学校がより“チーム”になっていくためには、 何が必要でしょうか? 4
  6. 6. “チーム学校”が必要な背景と進め方 中教審答申「チームとしての学校の在り方と 今後の改善方策について」(平成27年12月21日) 1.「チームとしての学校」が求められる背景 我が国の教員は,学習指導や生徒指導等,幅広い職務を担い,子供たちの状況を 総 合的に把握して指導を行っている。このような取組は高く評価されてきており, 国際的に 見ても高い成果を上げている。 しかし,子供たちが今後,変化の激しい社会の中で生き ていくためには,時代の 変化に対応して,子供たちに様々な力を身に付けさせることが 求められており,これからもたゆまぬ教育水準の向上が必要である。・・・ 社会や経済の変化に伴い,子供や家庭,地域社会も変容し,生徒指導や特別支援教 育等に関わる課題が複雑化・多様化しており,学校や教員だけでは, 十分に解決する ことができない課題も増えている。 また,我が国の学校や教員は,欧米諸国の学校と比 較すると,多くの役割を担う ことを求められているが,これには子供に対して総合的に 指導を行うという利点が ある反面,役割や業務を際限なく担うことにもつながりかねな いという側面がある。 国際調査においても,我が国の教員は,幅広い業務を担い,労働 時間も長いという結果が出ている。・・・ 5
  7. 7. “チーム学校”が必要な背景と進め方 中教審答申「チームとしての学校の在り方と 今後の改善方策について」(平成27年12月21日) 1.「チームとしての学校」が求められる背景(前頁からのつづき) 以上のような状況に対応していくためには,個々の教員が個別に教育活動に取り組む のではなく,校長のリーダーシップの下,学校のマネジメントを強化し,組織として教育 活動に取り組む体制を創り上げるとともに,必要な指導体制を整備することが必要であ る。その上で,生徒指導や特別支援教育等を充実していくために, 学校や教員が心理 や福祉等の専門家(専門スタッフ)や専門機関と連携・分担する体制を整備し,学校の 機能を強化していくことが重要である。 2.「チームとしての学校」の在り方 「チームとしての学校」像 校長のリーダーシップの下,カリキュラム,日々の教育活動,学校の資源が 一体的にマ ネジメントされ,教職員や学校内の多様な人材が,それぞれの専門性を生かして能力を 発揮し,子供たちに必要な資質・能力を確実に身に付けさ せることができる学校 6
  8. 8. 7 学校づくりは教職員の個人力だけではなく、学校の「組織力」次第。 保護者、地域、マスコミは、学校について、教職員の個人力に偏った議論をしていないか?  保護者: あの先生が担任にあたってよかった。別のあの先生では不安。  地域: 最近頼りない先生が増えた。新卒の先生が増えて大丈夫か。 個人力の集合イコール組織力ではない。 個人力と組織力をともに高める視点をもっと重視するべき。 学校の 組織力 教職員の 個人力 学校の 総合力
  9. 9. 教育改革で見過ごされがちなつながり The Missing Link  Carrie R. Leana “The Missing Link in School Reform”, Stanford Social Innovation Review (2011)という論文から  2005年から2007年にかけて、ニューヨーク市の公立小学校4、5年 生の教師1000人以上、130校を対象に調査。算数の学力テストの 点数の変化は何で説明できるかを実証した。経済的なニーズ、出席 状況、子どもの特別支援の状況も勘案していて分析。  結果は、教師たちが頻繁にコミュニケーションし、教師間に信頼や 親近感がある場合に、もっとも高い算数の到達度となった。  より厳密に言うと、最も算数の到達度が高いのは、教師が算数を教 えることを得意としており、かつ同僚との強い関係性をもつ場合。 つまり、人的資源(=教師の個人の力量)とソーシャルキャピタル (=教師間の同僚性)がともに高い場合であった。  逆に、算数を教えるのが苦手な教師で、かつソーシャルキャピタル も弱い場合は、もっとも点数が低い結果であった。興味深いのは、 算数を教えるのが苦手な教師であっても、職場で強いソーシャル キャピタルを有している場合は、子どもは平均的な到達度にいくこ とがわかった。 8
  10. 10. 学校には「見えない壁」がいくつもある。 あなたの学校はどうですか? 9 教 科 の 壁 学 年 の 壁 学 級 の 壁 職 の 壁 個 々 人 の 壁
  11. 11. チームの重要な要素① 目標の共有(思いの共有) “チーム学校”以前の(以前からの)問題 学校では、各教職員があべこべのゴールをめざして蹴っているのでは? 10
  12. 12. 自律性×組織性 学校の組織マネジメントの2つの要件として、①「教員の自律性」と② 「組織性」 ①一人一人の教員が目の前にいる子どもについて考え、よりよい教育 実践を、誠実に構想、実践していく主体として行動し、教育実践の具体 の局面においてその質あるいは水準を高めていくこと(①「教員の自律 性」) ②個々の教員の部分最適の集合体に陥らないように、学校教育のつな がり、まとまりを実現すること(②「組織性」)を両立させていくことが必要 佐古秀一(2011)「個業と協働のマネジメント 元気のでる学校づくりのための学校組織マネジメ ント」、『「つながり」で創る学校経営』ぎょうせいp28 11
  13. 13. チームの重要な要素② 相互理解・相互承認とケア 小学校教員の33.5%、中学校教員の57.7%が週60時間以上勤務(過労死ライン超え) 自宅持ち帰りも含むと、この数字は小学校教諭の57.8%、中学校教諭の74.1%か? 12 文科省「教員勤務実態調査」(2016年実施)
  14. 14. ある中学校の記録。200時間近い残業の人も(≒平日8時間、土日3時間の残業)。 13出所:大橋基博・中村茂喜、2016、「教員の長時間労働に拍車をかける部活動顧問制度」『季刊教育法』No. 189)
  15. 15. ◆もう一度仕事を選べるとしたら、また教員になりたい まったく当ては まらない 当てはまらない 当てはまる 非常に良く当て はまる 週30時間以上40時間未満 10.0% 31.7% 44.2% 14.2% 週40時間以上60時間未満 7.7% 35.8% 41.1% 15.4% 週60時間以上75時間未満 7.3% 36.3% 41.3% 15.1% 週75時間以上 8.9% 32.2% 40.7% 18.2% ◆現在の学校での仕事を楽しんでいる まったく当ては まらない 当てはまらない 当てはまる 非常に良く当て はまる 週30時間以上40時間未満 7.5% 18.3% 55.8% 18.3% 週40時間以上60時間未満 2.9% 18.6% 60.8% 17.8% 週60時間以上75時間未満 2.3% 20.5% 59.7% 17.5% 週75時間以上 3.3% 19.5% 51.5% 25.7% ◆現在の学校での自分の仕事の成果に満足している まったく当ては まらない 当てはまらない 当てはまる 非常に良く当て はまる 週30時間以上40時間未満 4.2% 42.5% 50.8% 2.5% 週40時間以上60時間未満 4.4% 41.1% 51.2% 3.3% 週60時間以上75時間未満 6.0% 48.1% 42.3% 3.6% 週75時間以上 7.9% 48.0% 39.6% 4.6% 忙しくても、仕事へのモチベーションや満足度は高い人も多い (そうではない人も一定いる)ことが学校の特徴 14 日本の中学校教員の仕事への満足感等について (総労働時間別結果) 出所)OECD国際教員指導環境調査(TALIS)2013をもとに作成 楽しめている人 ⇒ やりがいをもっ て よかれと思って やっている ⇒ 歯止めがかか りづらい ⇒ バーンアウトや 過労死のリスク 大 楽しめていな い人 ⇒ 少数派だし、 声には出しづ らい ⇒ 悶々と ストレスを ためている ⇒ 精神疾患や 早期退職の リスク大
  16. 16. 熱血教師の過労死 2011年6月6日(月)午前1時頃、堺市立中学校に勤務する26歳 の教師、前田大仁さんが1人暮らしの自宅アパートで突然亡くな りました 。虚血性心疾患でした。前田先生は「熱血先生」と慕わ れ、市教育委員会の教員募集ポスターのモデルにもなったことも ありました。 前田先生は2年目で、2年1組のクラス担任ならびに経験のない バレー部の顧問を務めていました。理科の教科担当としてプリン ト等を作成するなど熱心に授業準備を行うとともに、学級通信を ほぼ毎週発行するなど、教育に情熱をもってあたっていました。 部活動では、部員が記入する個人別のクラブノートに励ましや助 言をびっしりコメントしていました。 発症前6か月間の時間外勤務は月60~70時間前後と過労死認 定基準に満たない時間しか認められませんでしたが、「相当程度 の自宅作業を行っていたことが推認される」として、地方公務員 災害補償基金は2014年に公務上の過労死として認定しました。 15参考)松丸正「運動部顧問の教師、長時間勤務の下での過労死」『季刊教育法』2016年6月、朝日新聞2015年3月5日
  17. 17. 過労死や自殺する教師が後を絶たない 福井県若狭町立中学校の新任教員、嶋田友生さん(男性、27歳) 1年生の学級担任や社会と体育の教科指導をしながら、野球部の副 顧問として指導にあたっていた。週末も野球部の練習などがあり、 休みは月2、3日ほどしかなく、2014年6月に何らかの精神疾患を発 症し、10月に自分の車内で練炭自殺した。 日記の最後には 「疲れました。迷惑をかけてしまい すみません」と書かれていたという。 4~6月の時間外労働が月128~ 161時間になっていたことなどから、 地方公務員災害補償基金県支部は 2015年9月、過労による公務災害 と認めた。 16
  18. 18. チームの重要な要素③ 情報の共有、コミュニケーション なぜ、ちょっとしたコミュニケーションがとりづらいのか? 問題は、多忙化だけではない。 17 ①一緒にいて話しかけられる場、時間が少ない。 • 教室で作業する小学校教師、部活動に忙しい中高の教師。 • 昔のストーブ談義に代わるものがない。 ②教師は弱みを見せづらく、共有しづらい職業。 • 各教員は十分に一人前であるというフィクションの前提。 • 同僚にも弱みを見せづらく、ヘルプサインを出しづらい。 ③現状が可視化される場が少ない。 • 従業員の活動実績や状況を可視化される場が極めて少ない。 • 職員会議等も連絡事項の共有にとどまり、各々の活動や気 になることを共有する場にはなっていない。
  19. 19. チームの重要な要素④ 分担と連携(同僚性) 忙しいのは、できる人は限られるから!?(人材育成の負のスパイラル) ⇒悪循環から脱するには、どこにメスを入れるべきだろうか? 18 人を育てる時間がない できる教師には仕事が重なり、 多忙化がさらに加速 できない教師は学級崩壊等の トラブル。またはモチベーション ダウンで授業等の質低下 辞めていく人が増加 (転職または出産等の後復帰せず) できる人にさらに仕事が増加 疲弊する人の増加、職員室崩壊 急増する若手教員 少ない中堅教員 副校長・教頭等の 多忙化 非正規教員で 補充・代替 トラブル対応で さらに多忙化
  20. 20. もう一度問う そもそも論を大切にしよう 1. あなたの学校にもっと“チーム”あるいは“組織力” が必要だとしたら、それはなぜですか? ひとり一人の教職員が一生懸命がんばっている。 それで十分ではないですか? 2. あなたの学校がより“チーム”になっていくためには、 何が必要でしょうか? 19
  21. 21. 学校の“文化”“組織”“チーム”の意味を考えるうえでのおススメ本 学校教育に関わりたい方や先生向けの書評サイト、Books for Teachers 始めました! 20 学校 書評サイト
  22. 22. オンラインゼミ(インターネット上の情報交換サロン)を始めました。シナプスというサイト。 「学校の“当たり前”を本気で見なそう」をテーマに出版も企画中!参加者募集中です。 21
  23. 23. 気軽にコンタクトください ご意見、研修会・勉強会なども歓迎です~ 妹尾 昌俊 学校マネジメントコンサルタント senoom879@gmail.com ★Facebook ★ブログ:妹尾昌俊アイデアノート http://senoom.hateblo.jp ★書評サイト Books for Teachers http://bookfort.hatenablog.com/ ★オンラインゼミ(交流サロン) 元気な学校づくりゼミ https://synapse.am/contents/monthly/ senoom 22

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