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ユーザーインタビューからその後どうするの?得られた情報を「UXデザイン」に落とし込む方法 | UXデザイン基礎セミナー 第3回
- 7. ⽻⼭ 祥樹 @storywriter
7
⽇本ウェブデザイン株式会社 代表取締役CEO
使いやすいプロダクトをつくる専⾨家
HCD-Net認定 ⼈間中⼼設計専⾨家
Web業界に22年、AIシステムのプロダクトマネージャーとUXデザインを4年
主な実績など
2009年 ⽇経パソコン 企業サイトランキング2009
⽇本の主要企業696サイト中、ユーザビリティ/アクセシビリティ分野で第3位
2011年 Webユーザビリティランキング2011 企業サイト編
⽇本の⼤⼿企業150サイト中、第4位
主な専⾨分野
ユーザーエクスペリエンス、⼈間中⼼設計、情報アーキテクチャ、アクセシビリティ、ライター
- 15. ユーザーインタビュー 発話録 親和図(抽象化) 結論
(深いユーザーニーズ)
深いユーザーニーズまでの道のり
15
深いユーザーニーズまでたどりつくためにはユーザーインタビューで豊かな発話を集め
「親和図法」 などの⼿法で分析します。
- 34. KA法(本質的価値抽出法)とは
34
紀⽂⾷品の 浅⽥ 和美 ⽒がマーケティング⼿法として考案し、千葉⼯業⼤学の
安藤 昌也 先⽣がユーザー調査の分析⼿法として発展させました。ユーザー調査
から⾒いだした 「出来事」 を 「⼼の声」 「価値」 と解釈を重ねることで、ユーザー
の⼼理における本質的価値を探ります。
川喜⽥ ⼆郎 ⽒の 「KJ法®」 と名前が似ていますが、別のものです。
- 52. 出来事には 「動詞」 を含める(単語だけにしない)
52
「出来事」 に抜き出すとき 「動詞」 を含めるようにします。単語だけだとユーザーの
⼼理がわからないためです。 なお、意味が変わらない範囲で⽂章を整えてもかま
いません。(意味を変えないため、⽂章を変えずコピペするルールにすることも)
参考書
⾃分にあった
参考書を
えらぶ
単語だけ 動詞を含めた⽂章 単語だけにしない。
例:
「価格」とだけ書くと「価格を
安くしたい」と「価格を⾼くし
ても⻑期保証をつけたい」と
いう、まったく別の⼼理の区
別がつかなくなる。
- 87. FigmaでやるときのTIPS
87
「KAカード」の Variants として 「デフォ
ルト」 「中グループ⾒出し」 「⼤グループ
⾒出し」 を登録しておくと作業がスムーズ
です。
デフォルト
中グループ⾒出し
⼤グループ⾒出し
この教材の作成にあたりFigma公式アンバサダーの キャシさん( @UIAlchemist ) にFigmaの使いかたのアドバイスをいただきました。ありがとうございます︕
- 124. ペルソナとかジャーニーマップとか
124
“UXデザイン” や “UXリサーチ” というと、ペルソナやカスタマージャーニーマップと
いったドキュメントをつくる⼿順がよく紹介されます。
ただ、ペルソナもカスタマージャーニーマップも 「ユーザーの本質的なニーズ」 を理解
するためのひとつの書式にすぎません。
実務として、親和図法をていねいにやり切ると、ペルソナやカスタマージャーニーマッ
プをつくる必要がないこともよくあります。