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クラウドファースト時代の
AWS活用事例と今後の展望
本社 情報システム本部
基盤システムグループ
インフラソリューションチーム
チームリーダー 榎本 貴之
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自己紹介
榎本 貴之
えのもと たかゆき
本社情報システム本部 基盤システムグループ
インフラソリューションチーム
チームリーダー
【好きなAWSサービス】
AWS Direct Connect、S3
【主な業務とか】
サーバやネットワーク、ミドルウェアの導入・運用・管理
得意なのはMicrosoft SQL Server
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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会社概要
名称 株式会社エイチ・アイ・エス(東証1部:会社コード 9603)
登録番号 観光庁長官登録旅行業第724号
資本金 6,882百万円(平成25年10月31日現在)
設立 昭和55年(1980年)12月19日
本社 〒163-6029 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー29階
売上高 4,794億円(平成25年10月期連結業績)
従業員数 11,776名(グループ全体 平成25年10月31日現在)
加盟・認可団体 日本旅行業協会(JATA)、国際航空運送協会(IATA)
主な関連会社
旅行事業 テーマパーク事業 ホテル事業 その他事業
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全世界拠点網
世界58カ国、122都市、177拠点、日本国内298店鋪のネットワーク※
※2014年8月末現在
●
ヨハネスブルグ
Johannesburg
直近
OPEN
2014/08/22 セドナ ツアーデスク(USA)
2014/08/14 アンマン ツアーデスク(ヨルダン)
2014/07/09 タシケント ツアーデスク(ウズベキスタン)
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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グローバル展開におけるIT基盤の課題
Human Resource
Capacity
Cost
Speed
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グローバル展開におけるIT基盤の課題① Human Resource
 世界中の各拠点にシステムの人員を配置できない
 海外177拠点なので、海外全拠点に人員配置しようとすると177人必要
 各国1人としても、58カ国あるので58人必要
 進出直後等、コスト的に配置が難しい拠点も多い
 そもそもエイチ・アイ・エスは旅行会社でシステム会社ではない
 システム要員の確保が大変
 グローバルで要員の確保はさらに難しい
 間接部門となるシステム部門の要員は最小限にしたい
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グローバル展開におけるIT基盤の課題② Capacity
 通常は暇で、繁盛期は遅い・動かない、ムダの多いシステム
 初期に過剰なリソースへの投資が必要だが、ほとんど使われない
 繁盛期にはリソースが足りなくなる
 足りなくなるストレージ
 最初は余り気味、そのうち足りなくなる
遅い・動かない 過剰なリソース
用意したリソース
必要なリソース
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グローバル展開におけるIT基盤の課題③ Cost
 高額な初期費用
 当たるかわからないものに対して、多額の投資をしなければならない
 高額な上、買ったら変更ができない
 バッファ(保険)が費用に算入される
 データセンター・機器の維持コスト
 年々上がっていく保守費用
 障害対応などにかかるコスト(機材、人件費)
 定期的なリプレース(平均5年に1回)
 保守してもらえなくなればリプレースしなくてはならない
 リプレースには時間もコストもかかる
 機器の保守切れによる単純なリプレースは何も生み出さない
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グローバル展開におけるIT基盤の課題④ Speed
 ハードウェアの調達時間・構築時間
 調達だけで1~2ヶ月
 さらに構築に1~2ヶ月
 待っている間に発表される新製品
 障害発生時の対応時間
 かけつけ4時間とはいうものの、保守要員が来るのが4時間以内というだけで、
障害解決までに1日(場合によっては数日)かかることも
 エイチ・アイ・エス社員の対応も必要となり、時間も費用もかかる
 ビジネス展開の速度についていけない、変化に対応しきれない
 やりたい時(今)と、可能になる時(数ヵ月後)の時間のギャップ
 出来上がったときには時代遅れ
 変更するにはさらに時間がかかり、変更が終わったときには(以下略)
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急速なグローバル展開に対応するための選択
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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安価
柔軟性
スピード
変化に対応
グローバル
AWS採用のポイント
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AWS採用のポイント① グローバル
 要員の場所を問わない
 インターネット接続さえあればAWSの管理が可能
 一箇所で全世界のサーバを集中管理できる
 世界中の各拠点にシステムの人員を配置しなくてもよい
 世界各地9ヶ所のリージョンが利用可能
 どこでもいい、ということは、日本でなくても良い
 時差を利用して要員を分散し、24時間365日の対応も可能
日本 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
ロンドン 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ロサンゼルス 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7
※通常勤務:黄色部分、超過勤務:オンレジ部分
日本 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23今まで
将来
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AWS採用のポイント② 安価
 高額な初期費用が不要
 多額の初期投資が不要で、失敗時のコストが下がる
 変更が可能なため、バッファ(保険)を算入しなくてよい
 使っただけ課金。使わない分は支払いがない。
 インフラ構築にかかる費用の削減
 専門性の高いスキルが無くても、情報処理技術者試験レベルの知識があれば
自分達で構築可能
(もちろん、スキルはあったほうが良い)
 定期的なリプレースが不要
 ソフトウェアのサポート切れはあるものの、今までよりも頻度は下がる
 機器の保守切れによる単純なリプレースを行う必要がない
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AWS採用のポイント③ 柔軟性
 通常時は最小限にし、繁盛期だけ増設する
 過剰なリソースへの投資がなくなる
 リソースが足りないときは追加できる
 必要十分なストレージ
 余分なストレージは不要
 必要なときに必要なだけ追加できる
 綿密なサイジングが不要に
 まず動かしてみる
 足りなければ足す、余っていれば減らす
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AWS採用のポイント④ スピード
 ハードウェアの調達時間が不要
 すぐ使える、待ち時間はほとんど無し
 使いたいときに使いたいだけ調達できる
 変更も自由自在
 インフラ構築にかかる時間の短縮
 複雑な設計は不要、シンプルな設計でOK
 あるものを組み合わせて使う
 障害発生時の対応時間
 ハードウェア障害に関する対応はほぼ不要
 障害発生時も、基本的にインスタンス起動で復旧
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AWS採用のポイント⑤ 変化への対応
 自社主導で対応し、ビジネス展開の速度に追従
 やりたい時(今)と、可能になる時の時間のギャップを無くす
 思い立ったらすぐ行動、失敗したら即撤退
 いちいち作業に関する見積り、費用調整、調達、とかしなくてすむ
見積り
稟議
発注
調達
構築
サービスイン
見積り
稟議
発注
調達
構築
サービスイン
今まで
これから
自分達ですぐやることで
全体のリードタイムを短縮
短縮
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安価
柔軟性
スピード
変化に対応
グローバル
高額な初期投資が不要
使った分だけ支払う従量課金
リソースの増減が自由自在
綿密なサイジングが不要に
利用開始・終了・変更が即時に可能
新しいことにすぐにチャレンジできる
自社主導で対応可能
要員の場所を問わない
世界各地9ヶ所のリージョンが利用可能
AWS採用のポイント まとめ
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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AWS Direct Connect 接続概要
 エイチ・アイ・エスには多数の拠点があるが、中心となる拠点を2つ選択し、
それぞれから専用線でAWS Direct Connect接続
 障害やメンテナンスで利用不可となっても、拠点間ネットワーク経由で別回
線に迂回して接続することで、冗長性を持たせている
 自分たちでEquinixと直接接続することも検討したが、機材や回線の手配・
管理等、課題が多く、マネージドサービスを利用することとした
※KVH Smart Giga® for AWS事例 http://www.kvhasia.com/ja/case-studies/h-i-s-co-ltd/
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AWS Direct Connect 接続のメリット
 インターネット回線に依存しない、安定した高速な通信が可能
 閉域網により高いセキュリティレベルを確保
 マネージドサービスを利用すれば、接続や機器管理の手間が省ける
 可能となったこと
 大量データの転送
 既存システムとAWS内システムとの間での、安定した高速な連携
 変わったこと
 専用線という安心感
 速度や品質を気にせずにAWSを使えるという気持ち
エンタープライズでAWSを利用するなら
AWS Direct Connectは標準装備
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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概要
は海外ホテル・オプショナルツアー・レンタカー・鉄道等
旅のパーツの予約・販売サイト
海外ホテル以外はAWSに移行が完了
※グループ会社運用部分を除く
オンプレミス
http://his-vacation.com/
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オンプレミスとの比較①
 オンプレミス環境の機器保守切れにともなうリプレース
 データセンターを使ったオンプレミス案とAWS案を比較
On データセンター On AWS
機器調達期間 約2か月 ゼロ
機器初期費用 高額 不要
ランニング費用 保守費用+DC費用 利用時間に応じた課金
機器メンテナンス 必要 不要
拡張性 機器追加等が必要 即時可能
(スケールアウト、スケールアップ)
機器障害対応 ほとんど対応しなければならない AWS側で対応
冗長性 機器レベルのみ Multi-AZ、別リージョン等
固定資産税 有 無
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オンプレミスとの比較②
 コストは5年間で算出して比較
On データセンター On AWS
アプリケーション ソフトウェア改修費用 ソフトウェア改修費用(AWS対応含む)
インフラ構築 インフラ設計・構築費用 自社対応とし、人件費を算入
ハードウェア費用 高額 不要
ライセンス費用 同額(SQL Server 2012 EE)
RI費用 不要 3年中度を3で割って5倍(5年)で算入
HW/SW保守 5年分算入 HW不要、SW5年分算入
ランニング費用 保守費用+DC費用 月額費用を5年分参入
5年後リプレース 必要 不要
 5年後リプレースを考えなくてもAWSが安価
 AWSだと5年後リプレースを考えなくても良いのは大きなメリット
 自社でインフラ構築が可能と判断し、拡張性なども鑑みて、
インフラ自社構築によるAWS移行を決定
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on AWS システム概要図
Availability Zone Availability Zone
Remote Desktop
Gateway
WEB/AP WEB/APNAT NAT
Managers
Remote Desktop
Gateway
Batch/ETC Batch/ETCSQL Server SQL ServerDFS DFS
AD-DC AD-DC
AlwaysOn
DFS-R
DFS-N
Managers
Route53 IAM Cloud Watch Cloud Trail
Snapshots
S3
Direct Connect
Elastic Load Balancing
このあたりを
紹介します
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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Amazon RDS for SQL Server vs SQL Server on EC2
 冗長化されていないのは見逃せない問題
 SQL ServerをEC2に導入し、AlwaysOnを構築することに決定
Amazon RDS SQL Server on EC2
管理 ◎マネージド ×自分で管理
バックアップ ◎自動
△バックアップ時に若干のフリーズ
△自分で管理
○自分で制御可能
メンテナンス
ウィンドウ
△時間指定のみで回避はできない ○自分で管理、制御できる
タイムゾーン △基本的にUTC固定 ○日本時間が選択可能
(EC2のタイムゾーンに依存)
冗長化 ×Single AZ
※2014/4時点でのap-northeast-1
◎AlwaysOnによるMulti-AZ対応
費用 ○RDSの従量課金+RI △EC2の課金(+RI)
×SQL Server EEのライセンス
(L&SAで最低4コア×2台)
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SQL Server AlwaysOn システム図
Availability Zone Availability Zone
SQL Server SQL ServerAD-DC AD-DC
AlwaysOn
 SQL Serverは2台で、AZを分ける
 SQL Server とは別にActive Directoryが必要
 Windows Server Failover Clustering(WSFC)が必要となるため
 WSFCはSQL Server AlwaysOn構築に必須
WEB/API WEB/API
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SQL Server AlwaysOn on EC2 ポイント
 WSFCとSQL Server 2012 AlwaysOn実装のホワイトペーパー
http://aws.amazon.com/jp/whitepapers/microsoft-wsfc-sql-alwayson/
 基本はホワイトペーパーの内容に沿って行うものの、アレンジは必要。
 構築するには、AWSの知識に加えて、Active Directory、Windows Server
Failover Clustering(WSFC)、 SQL Server の知識が必須。
 SQL Serverはマルチサブネットクラスタリングになる。
Point: SQL Serverの動くEC2インスタンスに対してプライベートIPアドレスを3つ付与
1.EC2用プライマリIPアドレス
2.WSFC用IPアドレス
3.SQL Server AlwaysOn用IPアドレス
※クライアントから接続する際、接続文字列に「MultiSubnetFailover=True」を付与する。
 ライセンスは1台4コア以上のL&SAが稼働台数分必要。
 チューニングポイントは物理サーバと一緒
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SQL ServerのEBSボリュームはどれを使うか
 ディスクはトランザクション量によってgp2かio1を選択。
 EBS最適化は有効にしておく
 DBに限らず、有効にできるインスタンスでは必ず有効にする
 EC2の費用に比べれば誤差の範囲
 io1を選ぶ基準
 ディスク性能を完全にFIXさせたい(gp2は性能保障の記述が無い)
 3,000IOPS以上の性能を求める
 スパイク性能ではなく、定常的に高い性能を求める
(定常的なアクセスがある)
の場合
 メモリが多いr3タイプで、インスタンスタイプを高めにして帯域を確保
 EBS最適化は有効
 io1とgp2を使い分け
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
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 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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SPOFになりがちなファイル共有サーバ
 やりたいこと
複数のWEB/APサーバ間でファイルを共有したい
(ファイルサーバを用意して共有フォルダを使いたい)
WEB/AP WEB/AP
ファイルサーバ
ストレージ
課題
ファイルサーバが
SPOFになってしまう
●画像
●スタイルシート
●Flash
Windows分散ファイルシステム
DFS-R、DFS-Nを利用した
ファイル共有の仮想化と冗長化
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分散ファイルシステム (DFS)
Windowsファイル共有の仮想化と冗長化
 DFS名前空間(DFS-N)とDFSレプリケーション(DFS-R)を使う
WEB/AP
名前空間サーバ
ファイル共有の実体
(フォルダ・ターゲット)
DFS名前空間
(DFS-N)
クライアント
Datas
DFS
DFS
DFSレプリケーション
(DFS-R)
dfs01
Datas
dfs02
Datas
名前空間サーバを
複数用意して冗長化
フォルダに対して
レプリケートされているフォルダを割り当て
his-vacation.comShareDatas
名前空間サーバ経由で
実体にアクセス
his-vacation.comshare
ルートとフォルダを作る
サーバが停止した場合は、
自動的に別のサーバに接続
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 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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バックアップ:EC2インスタンス
Region: ap-northeast-1 Region: eu-west-1IAM
IAM Role
EC2
EC2 AMI Snapshot
 メンテナンス用のEC2を用意し、バックアップ等のメンテナンスタスクを実行。
該当EC2にはIAM Roleで必要な権限を割り当て、Access Keysなどは使
わない。
 バックアップはEC2か作られると、翌日よりAMI(スナップショット)を自動で
取得するようにしている。登録作業等は不要(とても重要)。
 取得したAMI(スナップショット)を別リージョン(たとえばヨーロッパ等)に
転送することで、データを遠隔地に保管する。
IAM Roleを割り当てた
メンテナンス用EC2
EC2インスタンスすべてに
ついて、自動でAMI作成
AMIを別リージョンに転送
ec2-create-image
ec2-copy-image
ec2-describe-instances
AMI Snapshot
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バックアップ:SQL Server データベース
 バックアップ用EBSを用意しBACKUP DATABASEコマンドで
フルバックアップファイルを出力。
その後、バックアップ用EBSのスナップショットを取る。
 トランザクションログもバックアップ用EBSに出力。
回数が多いため、スナップショットではなく個別にS3へ転送。
 AlwaysOn可用性グループの場合、セカンダリサーバでバックアップを取る
ことが可能(プライマリサーバの負荷軽減になる)
Availability Zone Availability Zone
SQL Server SQL Server
AlwaysOn
①BACKUP DATABASE
②BACKUP LOG
①バックアップ用EBSの
スナップショットを取る
②LOGは個別にS3へ転送
バックアップ用
EBS
スナップショット
S3バケットバックアップ用のEBSを追加
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Agenda
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 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
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 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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AWS移設のまとめ
 全体のサービスレベルを落とすことなく移設が完了
Multi-AZや遠隔地データ保存により、全体のレベルは向上している
 スケールアップ、スケールアウトなどで、アクセス集中などにも対応可能
 既存の大量データ移行もDirect Connectを使うことで問題なく完了
 インターネット接続があればどこからでも管理可能で、
海外出張中でも対応可能(直近では、ベトナムより作業を行った)
 AWSを利用することで、 5年後のリプレース費用を入れなくても、インフラの
トータルコストとし10~20%程度削減される試算。
もちろん、5年後リプレース費用は不要なため、そのコストも削減できる。
 アプリケーションの改修等についても、各社の協力で問題なく完了
※今回ご協力いただいた会社様
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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現在取り組みしていること①
 アプリケーションパターン別CloudFormationテンプレートの作成
 ほとんどのシステムはいくつかのパターンに分類されるので、テンプレートを
作っておき、即対応できるようにしておく
 テンプレートを使うことで、手順の簡素化、抜け漏れ対策、構築速度のUP、
環境の標準化等につなげる
図) Javaシステムテンプレート 図) PHPシステムのテンプレート
CloudFormation
Template Template
CloudFormation
Elastic Load
Balancing
Elastic Load
Balancing
EC2 Instances with Java SDK
EC2 Instances with PHP SDK
ElastiCache
RDS
RDS
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現在取り組みしていること②
 監視の強化
 現在ZabbixとCloudWatchを組み合わせているが、これをさらに強化
 今はメール配信のみだが、深夜は気がつかないことが多いので、
超重要障害を検知した際に電話通知を行う仕組みを検討中。
Zabbix サーバ
インスタンス
EC2 instances
EC2 instances
CloudWatch
ElastiCache
RDS
EC2
AWS Services
API
Zabbix Agent
メール通知
電話通知
障害検知
アラート
深夜の
超重要障害
検討中
監視項目の精査・増強
SNS Email Notificatoin
アラート
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今後の予定・展望① ビッグデータ分析
 EC2等のログやELBのログ、オンプレミスサーバ群のログやデータを集め、
分析し、営業施策等に活用
データセンター
分析基盤
RDS Data EC2 Logs
S3 Datas ELB Logs
Datas & Logs
Redshift
BI 営業・マーケティングS3
データ等をS3に集める
あつめたデータやログを分析
営業施策等に活用
EMR
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今後の予定・展望② リプレース・新規導入
 新規導入システムについては、AWSを第一案として考える
 物理環境等を使う場合、AWSではNGな理由を考える
 ほとんどの場合、AWSになる
 老朽化したサーバで動いているシステムをAWSに移行
 Windows Server 2003のサポート終了もあるので、、、
EC2
EC2
古いサーバ等
RDS
RDS
データセンター
リプレース・移行
新規導入
企画・新サービス
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今後の予定・展望③ 各種プロダクト・サービスの活用
EC2
S3
Route53 Elastic Load
Balancing
VPCDirect
Connect
CloudFront RDS ElastCache IAM CloudWatch
SNS
CloudFormation
OpsWorks
EMR
Elastic
Beanstalk
RedshiftStorage
Gateway
Glacier
SES SQS SWF
DynamoDB SimpleDB
KinesisWorkspaces
CloudTrail
 すでに利用しているもの
 今後利用を検討するもの(抜粋)
and any more new products.
Zocalo
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大きな課題:現在AWSに移行できないものをどうするか
 AIX、Solaris、HP-UX等のシステム
 基本的に作り替えが必要なため、綿密な計画が必要
 場合によっては機器リプレースしたほうが良い
→オンプレミスとクラウドのハイブリッド運用
 SQL Server SSD Appliance
 80コア160スレッド、メモリ1TB、メモリアレイの巨大サーバ
 CPUとメモリ→現存するインスタンスタイプでは不足
 ストレージ→P-IOPS 24本のRAID0で90,000IOPSが出るので移行可能?
80コア160スレッド
※SQL Server SSD Appliance とは http://www.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/2014/ssdappliance.aspx
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Agenda
 株式会社エイチ・アイ・エス会社概要
 エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景
 グローバル展開におけるIT基盤の課題
 AWS採用のポイント
 事例:AWS Direct Connect 接続
 AWS Direct Connect 接続とメリット、効果
 事例:H.I.S. Vacation on AWS
 H.I.S. Vacation 概要
 SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2
 分散ファイルシステム (DFS)
 バックアップ等の運用
 AWS移設のまとめ
 現在の取り組みと今後の予定・展望
 最後に
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最後に
 ほとんどのことはAWSで可能
怖がらずに、まずは触れてみるところからスタート。
オンプレミスと同じことをやろうとせず、柔軟に対応すれば大丈夫。
 SIerやアプリケーション開発会社(パートナー)の理解は必須
自分達だけでやれることには限界があるので、パートナーの理解と協力は必須です。
我々としてはCDPくらいは理解している会社さん(SEさん)とやりたいです。
我こそはという会社さん(SEさん)は、ぜひ一度弊社へいらしてください。
我々が興味を持つような、具体的な提案をお願いします。
※挨拶だけ、商品・サービスの紹介だけ、といったものはご遠慮ください
 AWSの管理はインターネット回線があればどこでもできる
ということは、どこにいてもいいのではないか?
将来は世界を旅し続けるシステム管理者に
は総合旅行会社です
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ご清聴ありがとうございました。

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クラウドファースト時代のAWS活用事例と今後の展望 - AWS Cloud Storage & DB Day 2014

  • 1. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. クラウドファースト時代の AWS活用事例と今後の展望 本社 情報システム本部 基盤システムグループ インフラソリューションチーム チームリーダー 榎本 貴之
  • 2. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 自己紹介 榎本 貴之 えのもと たかゆき 本社情報システム本部 基盤システムグループ インフラソリューションチーム チームリーダー 【好きなAWSサービス】 AWS Direct Connect、S3 【主な業務とか】 サーバやネットワーク、ミドルウェアの導入・運用・管理 得意なのはMicrosoft SQL Server
  • 3. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 4. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 5. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 会社概要 名称 株式会社エイチ・アイ・エス(東証1部:会社コード 9603) 登録番号 観光庁長官登録旅行業第724号 資本金 6,882百万円(平成25年10月31日現在) 設立 昭和55年(1980年)12月19日 本社 〒163-6029 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー29階 売上高 4,794億円(平成25年10月期連結業績) 従業員数 11,776名(グループ全体 平成25年10月31日現在) 加盟・認可団体 日本旅行業協会(JATA)、国際航空運送協会(IATA) 主な関連会社 旅行事業 テーマパーク事業 ホテル事業 その他事業
  • 6. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 全世界拠点網 世界58カ国、122都市、177拠点、日本国内298店鋪のネットワーク※ ※2014年8月末現在 ● ヨハネスブルグ Johannesburg 直近 OPEN 2014/08/22 セドナ ツアーデスク(USA) 2014/08/14 アンマン ツアーデスク(ヨルダン) 2014/07/09 タシケント ツアーデスク(ウズベキスタン)
  • 7. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 8. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. グローバル展開におけるIT基盤の課題 Human Resource Capacity Cost Speed
  • 9. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. グローバル展開におけるIT基盤の課題① Human Resource  世界中の各拠点にシステムの人員を配置できない  海外177拠点なので、海外全拠点に人員配置しようとすると177人必要  各国1人としても、58カ国あるので58人必要  進出直後等、コスト的に配置が難しい拠点も多い  そもそもエイチ・アイ・エスは旅行会社でシステム会社ではない  システム要員の確保が大変  グローバルで要員の確保はさらに難しい  間接部門となるシステム部門の要員は最小限にしたい
  • 10. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. グローバル展開におけるIT基盤の課題② Capacity  通常は暇で、繁盛期は遅い・動かない、ムダの多いシステム  初期に過剰なリソースへの投資が必要だが、ほとんど使われない  繁盛期にはリソースが足りなくなる  足りなくなるストレージ  最初は余り気味、そのうち足りなくなる 遅い・動かない 過剰なリソース 用意したリソース 必要なリソース
  • 11. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. グローバル展開におけるIT基盤の課題③ Cost  高額な初期費用  当たるかわからないものに対して、多額の投資をしなければならない  高額な上、買ったら変更ができない  バッファ(保険)が費用に算入される  データセンター・機器の維持コスト  年々上がっていく保守費用  障害対応などにかかるコスト(機材、人件費)  定期的なリプレース(平均5年に1回)  保守してもらえなくなればリプレースしなくてはならない  リプレースには時間もコストもかかる  機器の保守切れによる単純なリプレースは何も生み出さない
  • 12. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. グローバル展開におけるIT基盤の課題④ Speed  ハードウェアの調達時間・構築時間  調達だけで1~2ヶ月  さらに構築に1~2ヶ月  待っている間に発表される新製品  障害発生時の対応時間  かけつけ4時間とはいうものの、保守要員が来るのが4時間以内というだけで、 障害解決までに1日(場合によっては数日)かかることも  エイチ・アイ・エス社員の対応も必要となり、時間も費用もかかる  ビジネス展開の速度についていけない、変化に対応しきれない  やりたい時(今)と、可能になる時(数ヵ月後)の時間のギャップ  出来上がったときには時代遅れ  変更するにはさらに時間がかかり、変更が終わったときには(以下略)
  • 13. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 急速なグローバル展開に対応するための選択
  • 14. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 15. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 安価 柔軟性 スピード 変化に対応 グローバル AWS採用のポイント
  • 16. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS採用のポイント① グローバル  要員の場所を問わない  インターネット接続さえあればAWSの管理が可能  一箇所で全世界のサーバを集中管理できる  世界中の各拠点にシステムの人員を配置しなくてもよい  世界各地9ヶ所のリージョンが利用可能  どこでもいい、ということは、日本でなくても良い  時差を利用して要員を分散し、24時間365日の対応も可能 日本 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ロンドン 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ロサンゼルス 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 ※通常勤務:黄色部分、超過勤務:オンレジ部分 日本 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23今まで 将来
  • 17. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS採用のポイント② 安価  高額な初期費用が不要  多額の初期投資が不要で、失敗時のコストが下がる  変更が可能なため、バッファ(保険)を算入しなくてよい  使っただけ課金。使わない分は支払いがない。  インフラ構築にかかる費用の削減  専門性の高いスキルが無くても、情報処理技術者試験レベルの知識があれば 自分達で構築可能 (もちろん、スキルはあったほうが良い)  定期的なリプレースが不要  ソフトウェアのサポート切れはあるものの、今までよりも頻度は下がる  機器の保守切れによる単純なリプレースを行う必要がない
  • 18. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS採用のポイント③ 柔軟性  通常時は最小限にし、繁盛期だけ増設する  過剰なリソースへの投資がなくなる  リソースが足りないときは追加できる  必要十分なストレージ  余分なストレージは不要  必要なときに必要なだけ追加できる  綿密なサイジングが不要に  まず動かしてみる  足りなければ足す、余っていれば減らす
  • 19. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS採用のポイント④ スピード  ハードウェアの調達時間が不要  すぐ使える、待ち時間はほとんど無し  使いたいときに使いたいだけ調達できる  変更も自由自在  インフラ構築にかかる時間の短縮  複雑な設計は不要、シンプルな設計でOK  あるものを組み合わせて使う  障害発生時の対応時間  ハードウェア障害に関する対応はほぼ不要  障害発生時も、基本的にインスタンス起動で復旧
  • 20. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS採用のポイント⑤ 変化への対応  自社主導で対応し、ビジネス展開の速度に追従  やりたい時(今)と、可能になる時の時間のギャップを無くす  思い立ったらすぐ行動、失敗したら即撤退  いちいち作業に関する見積り、費用調整、調達、とかしなくてすむ 見積り 稟議 発注 調達 構築 サービスイン 見積り 稟議 発注 調達 構築 サービスイン 今まで これから 自分達ですぐやることで 全体のリードタイムを短縮 短縮
  • 21. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 安価 柔軟性 スピード 変化に対応 グローバル 高額な初期投資が不要 使った分だけ支払う従量課金 リソースの増減が自由自在 綿密なサイジングが不要に 利用開始・終了・変更が即時に可能 新しいことにすぐにチャレンジできる 自社主導で対応可能 要員の場所を問わない 世界各地9ヶ所のリージョンが利用可能 AWS採用のポイント まとめ
  • 22. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 23. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS Direct Connect 接続概要  エイチ・アイ・エスには多数の拠点があるが、中心となる拠点を2つ選択し、 それぞれから専用線でAWS Direct Connect接続  障害やメンテナンスで利用不可となっても、拠点間ネットワーク経由で別回 線に迂回して接続することで、冗長性を持たせている  自分たちでEquinixと直接接続することも検討したが、機材や回線の手配・ 管理等、課題が多く、マネージドサービスを利用することとした ※KVH Smart Giga® for AWS事例 http://www.kvhasia.com/ja/case-studies/h-i-s-co-ltd/
  • 24. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS Direct Connect 接続のメリット  インターネット回線に依存しない、安定した高速な通信が可能  閉域網により高いセキュリティレベルを確保  マネージドサービスを利用すれば、接続や機器管理の手間が省ける  可能となったこと  大量データの転送  既存システムとAWS内システムとの間での、安定した高速な連携  変わったこと  専用線という安心感  速度や品質を気にせずにAWSを使えるという気持ち エンタープライズでAWSを利用するなら AWS Direct Connectは標準装備
  • 25. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 26. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 概要 は海外ホテル・オプショナルツアー・レンタカー・鉄道等 旅のパーツの予約・販売サイト 海外ホテル以外はAWSに移行が完了 ※グループ会社運用部分を除く オンプレミス http://his-vacation.com/
  • 27. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. オンプレミスとの比較①  オンプレミス環境の機器保守切れにともなうリプレース  データセンターを使ったオンプレミス案とAWS案を比較 On データセンター On AWS 機器調達期間 約2か月 ゼロ 機器初期費用 高額 不要 ランニング費用 保守費用+DC費用 利用時間に応じた課金 機器メンテナンス 必要 不要 拡張性 機器追加等が必要 即時可能 (スケールアウト、スケールアップ) 機器障害対応 ほとんど対応しなければならない AWS側で対応 冗長性 機器レベルのみ Multi-AZ、別リージョン等 固定資産税 有 無
  • 28. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. オンプレミスとの比較②  コストは5年間で算出して比較 On データセンター On AWS アプリケーション ソフトウェア改修費用 ソフトウェア改修費用(AWS対応含む) インフラ構築 インフラ設計・構築費用 自社対応とし、人件費を算入 ハードウェア費用 高額 不要 ライセンス費用 同額(SQL Server 2012 EE) RI費用 不要 3年中度を3で割って5倍(5年)で算入 HW/SW保守 5年分算入 HW不要、SW5年分算入 ランニング費用 保守費用+DC費用 月額費用を5年分参入 5年後リプレース 必要 不要  5年後リプレースを考えなくてもAWSが安価  AWSだと5年後リプレースを考えなくても良いのは大きなメリット  自社でインフラ構築が可能と判断し、拡張性なども鑑みて、 インフラ自社構築によるAWS移行を決定
  • 29. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. on AWS システム概要図 Availability Zone Availability Zone Remote Desktop Gateway WEB/AP WEB/APNAT NAT Managers Remote Desktop Gateway Batch/ETC Batch/ETCSQL Server SQL ServerDFS DFS AD-DC AD-DC AlwaysOn DFS-R DFS-N Managers Route53 IAM Cloud Watch Cloud Trail Snapshots S3 Direct Connect Elastic Load Balancing このあたりを 紹介します
  • 30. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 31. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Amazon RDS for SQL Server vs SQL Server on EC2  冗長化されていないのは見逃せない問題  SQL ServerをEC2に導入し、AlwaysOnを構築することに決定 Amazon RDS SQL Server on EC2 管理 ◎マネージド ×自分で管理 バックアップ ◎自動 △バックアップ時に若干のフリーズ △自分で管理 ○自分で制御可能 メンテナンス ウィンドウ △時間指定のみで回避はできない ○自分で管理、制御できる タイムゾーン △基本的にUTC固定 ○日本時間が選択可能 (EC2のタイムゾーンに依存) 冗長化 ×Single AZ ※2014/4時点でのap-northeast-1 ◎AlwaysOnによるMulti-AZ対応 費用 ○RDSの従量課金+RI △EC2の課金(+RI) ×SQL Server EEのライセンス (L&SAで最低4コア×2台)
  • 32. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. SQL Server AlwaysOn システム図 Availability Zone Availability Zone SQL Server SQL ServerAD-DC AD-DC AlwaysOn  SQL Serverは2台で、AZを分ける  SQL Server とは別にActive Directoryが必要  Windows Server Failover Clustering(WSFC)が必要となるため  WSFCはSQL Server AlwaysOn構築に必須 WEB/API WEB/API
  • 33. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. SQL Server AlwaysOn on EC2 ポイント  WSFCとSQL Server 2012 AlwaysOn実装のホワイトペーパー http://aws.amazon.com/jp/whitepapers/microsoft-wsfc-sql-alwayson/  基本はホワイトペーパーの内容に沿って行うものの、アレンジは必要。  構築するには、AWSの知識に加えて、Active Directory、Windows Server Failover Clustering(WSFC)、 SQL Server の知識が必須。  SQL Serverはマルチサブネットクラスタリングになる。 Point: SQL Serverの動くEC2インスタンスに対してプライベートIPアドレスを3つ付与 1.EC2用プライマリIPアドレス 2.WSFC用IPアドレス 3.SQL Server AlwaysOn用IPアドレス ※クライアントから接続する際、接続文字列に「MultiSubnetFailover=True」を付与する。  ライセンスは1台4コア以上のL&SAが稼働台数分必要。  チューニングポイントは物理サーバと一緒
  • 34. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. SQL ServerのEBSボリュームはどれを使うか  ディスクはトランザクション量によってgp2かio1を選択。  EBS最適化は有効にしておく  DBに限らず、有効にできるインスタンスでは必ず有効にする  EC2の費用に比べれば誤差の範囲  io1を選ぶ基準  ディスク性能を完全にFIXさせたい(gp2は性能保障の記述が無い)  3,000IOPS以上の性能を求める  スパイク性能ではなく、定常的に高い性能を求める (定常的なアクセスがある) の場合  メモリが多いr3タイプで、インスタンスタイプを高めにして帯域を確保  EBS最適化は有効  io1とgp2を使い分け
  • 35. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 36. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. SPOFになりがちなファイル共有サーバ  やりたいこと 複数のWEB/APサーバ間でファイルを共有したい (ファイルサーバを用意して共有フォルダを使いたい) WEB/AP WEB/AP ファイルサーバ ストレージ 課題 ファイルサーバが SPOFになってしまう ●画像 ●スタイルシート ●Flash Windows分散ファイルシステム DFS-R、DFS-Nを利用した ファイル共有の仮想化と冗長化
  • 37. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 分散ファイルシステム (DFS) Windowsファイル共有の仮想化と冗長化  DFS名前空間(DFS-N)とDFSレプリケーション(DFS-R)を使う WEB/AP 名前空間サーバ ファイル共有の実体 (フォルダ・ターゲット) DFS名前空間 (DFS-N) クライアント Datas DFS DFS DFSレプリケーション (DFS-R) dfs01 Datas dfs02 Datas 名前空間サーバを 複数用意して冗長化 フォルダに対して レプリケートされているフォルダを割り当て his-vacation.comShareDatas 名前空間サーバ経由で 実体にアクセス his-vacation.comshare ルートとフォルダを作る サーバが停止した場合は、 自動的に別のサーバに接続
  • 38. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 39. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. バックアップ:EC2インスタンス Region: ap-northeast-1 Region: eu-west-1IAM IAM Role EC2 EC2 AMI Snapshot  メンテナンス用のEC2を用意し、バックアップ等のメンテナンスタスクを実行。 該当EC2にはIAM Roleで必要な権限を割り当て、Access Keysなどは使 わない。  バックアップはEC2か作られると、翌日よりAMI(スナップショット)を自動で 取得するようにしている。登録作業等は不要(とても重要)。  取得したAMI(スナップショット)を別リージョン(たとえばヨーロッパ等)に 転送することで、データを遠隔地に保管する。 IAM Roleを割り当てた メンテナンス用EC2 EC2インスタンスすべてに ついて、自動でAMI作成 AMIを別リージョンに転送 ec2-create-image ec2-copy-image ec2-describe-instances AMI Snapshot
  • 40. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. バックアップ:SQL Server データベース  バックアップ用EBSを用意しBACKUP DATABASEコマンドで フルバックアップファイルを出力。 その後、バックアップ用EBSのスナップショットを取る。  トランザクションログもバックアップ用EBSに出力。 回数が多いため、スナップショットではなく個別にS3へ転送。  AlwaysOn可用性グループの場合、セカンダリサーバでバックアップを取る ことが可能(プライマリサーバの負荷軽減になる) Availability Zone Availability Zone SQL Server SQL Server AlwaysOn ①BACKUP DATABASE ②BACKUP LOG ①バックアップ用EBSの スナップショットを取る ②LOGは個別にS3へ転送 バックアップ用 EBS スナップショット S3バケットバックアップ用のEBSを追加
  • 41. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 42. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. AWS移設のまとめ  全体のサービスレベルを落とすことなく移設が完了 Multi-AZや遠隔地データ保存により、全体のレベルは向上している  スケールアップ、スケールアウトなどで、アクセス集中などにも対応可能  既存の大量データ移行もDirect Connectを使うことで問題なく完了  インターネット接続があればどこからでも管理可能で、 海外出張中でも対応可能(直近では、ベトナムより作業を行った)  AWSを利用することで、 5年後のリプレース費用を入れなくても、インフラの トータルコストとし10~20%程度削減される試算。 もちろん、5年後リプレース費用は不要なため、そのコストも削減できる。  アプリケーションの改修等についても、各社の協力で問題なく完了 ※今回ご協力いただいた会社様
  • 43. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 44. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 現在取り組みしていること①  アプリケーションパターン別CloudFormationテンプレートの作成  ほとんどのシステムはいくつかのパターンに分類されるので、テンプレートを 作っておき、即対応できるようにしておく  テンプレートを使うことで、手順の簡素化、抜け漏れ対策、構築速度のUP、 環境の標準化等につなげる 図) Javaシステムテンプレート 図) PHPシステムのテンプレート CloudFormation Template Template CloudFormation Elastic Load Balancing Elastic Load Balancing EC2 Instances with Java SDK EC2 Instances with PHP SDK ElastiCache RDS RDS
  • 45. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 現在取り組みしていること②  監視の強化  現在ZabbixとCloudWatchを組み合わせているが、これをさらに強化  今はメール配信のみだが、深夜は気がつかないことが多いので、 超重要障害を検知した際に電話通知を行う仕組みを検討中。 Zabbix サーバ インスタンス EC2 instances EC2 instances CloudWatch ElastiCache RDS EC2 AWS Services API Zabbix Agent メール通知 電話通知 障害検知 アラート 深夜の 超重要障害 検討中 監視項目の精査・増強 SNS Email Notificatoin アラート
  • 46. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 今後の予定・展望① ビッグデータ分析  EC2等のログやELBのログ、オンプレミスサーバ群のログやデータを集め、 分析し、営業施策等に活用 データセンター 分析基盤 RDS Data EC2 Logs S3 Datas ELB Logs Datas & Logs Redshift BI 営業・マーケティングS3 データ等をS3に集める あつめたデータやログを分析 営業施策等に活用 EMR
  • 47. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 今後の予定・展望② リプレース・新規導入  新規導入システムについては、AWSを第一案として考える  物理環境等を使う場合、AWSではNGな理由を考える  ほとんどの場合、AWSになる  老朽化したサーバで動いているシステムをAWSに移行  Windows Server 2003のサポート終了もあるので、、、 EC2 EC2 古いサーバ等 RDS RDS データセンター リプレース・移行 新規導入 企画・新サービス
  • 48. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 今後の予定・展望③ 各種プロダクト・サービスの活用 EC2 S3 Route53 Elastic Load Balancing VPCDirect Connect CloudFront RDS ElastCache IAM CloudWatch SNS CloudFormation OpsWorks EMR Elastic Beanstalk RedshiftStorage Gateway Glacier SES SQS SWF DynamoDB SimpleDB KinesisWorkspaces CloudTrail  すでに利用しているもの  今後利用を検討するもの(抜粋) and any more new products. Zocalo
  • 49. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 大きな課題:現在AWSに移行できないものをどうするか  AIX、Solaris、HP-UX等のシステム  基本的に作り替えが必要なため、綿密な計画が必要  場合によっては機器リプレースしたほうが良い →オンプレミスとクラウドのハイブリッド運用  SQL Server SSD Appliance  80コア160スレッド、メモリ1TB、メモリアレイの巨大サーバ  CPUとメモリ→現存するインスタンスタイプでは不足  ストレージ→P-IOPS 24本のRAID0で90,000IOPSが出るので移行可能? 80コア160スレッド ※SQL Server SSD Appliance とは http://www.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/2014/ssdappliance.aspx
  • 50. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. Agenda  株式会社エイチ・アイ・エス会社概要  エイチ・アイ・エスがクラウドファーストにいたった背景  グローバル展開におけるIT基盤の課題  AWS採用のポイント  事例:AWS Direct Connect 接続  AWS Direct Connect 接続とメリット、効果  事例:H.I.S. Vacation on AWS  H.I.S. Vacation 概要  SQL Server 2012 AlwaysOn on EC2  分散ファイルシステム (DFS)  バックアップ等の運用  AWS移設のまとめ  現在の取り組みと今後の予定・展望  最後に
  • 51. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. 最後に  ほとんどのことはAWSで可能 怖がらずに、まずは触れてみるところからスタート。 オンプレミスと同じことをやろうとせず、柔軟に対応すれば大丈夫。  SIerやアプリケーション開発会社(パートナー)の理解は必須 自分達だけでやれることには限界があるので、パートナーの理解と協力は必須です。 我々としてはCDPくらいは理解している会社さん(SEさん)とやりたいです。 我こそはという会社さん(SEさん)は、ぜひ一度弊社へいらしてください。 我々が興味を持つような、具体的な提案をお願いします。 ※挨拶だけ、商品・サービスの紹介だけ、といったものはご遠慮ください  AWSの管理はインターネット回線があればどこでもできる ということは、どこにいてもいいのではないか? 将来は世界を旅し続けるシステム管理者に は総合旅行会社です
  • 52. Copyright © 2014 H.I.S. Co., Ltd. All Right Reserved. ご清聴ありがとうございました。