Swift 構造体の時代 #yidev
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#yidev 横浜 iPhone 開発者勉強会の第18回で話す予定だったスライドをアップしました。構造体に主眼をおいてみてみよう、そんなお話です。 内容的には、以前の第60回 Cocoa 勉強会関西で話したスライドを端的にまとめたスライドです。少し前のスライドになりますけど、ざっと見た感じ、今の Swift 2 でも参考できそうな様子でした。
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- 1. EZ-‐‑‒NET 熊⾕谷友宏 http://ez-‐‑‒net.jp/ 2015.03.07 @ yidev 第１８回勉強会 Swift カジュアルプログラミング 《余談》構造体の時代
- 2. 熊谷友宏 http://ez-net.jp/ @es_kumagai Xcode 5 徹底解説 IP Phone 音でダイヤル 音で再配達ゴッド いつもの電卓 for iPhone いつもの電卓 for iPad 音で再配達
- 4. これまで & これから
- 7. これまでの定義 Objective-C // 構造体の定義 typedef struct { int v; } MyStruct; // クラスの定義 @interface MyClass : NSObject @property (readwrite) int v; @end
- 8. これからの定義 Swift // 構造体の定義 struct MyStruct { var v:Int32 } // クラスの定義 class MyClass { var v:Int32 }
- 9. これまで＆これから MyStruct s = { 0 }; MyClass* c = [[MyClass alloc] init]; let s = MyStruct() let c = MyClass() これまでの使い方 これからの使い方 Swift Objective-C
- 10. これまで＆これから SwiftObjective-C ▶ 構造体は脇役 ▶ 構造体が主役
- 11. 原則的な話
- 13. 値とは、定まるもの ▶ 評価したい式で使うもの ▶ 何かの式を評価したもの たとえば a = f(x,y,z)
- 14. ▶ 時間軸で変化する値 ▶ 今の 有り様 を表現するもの 状態とは、変化するもの たとえば location: (x,y) capacity: ㎖
- 15. それぞれ別の変数で表現 ▶ 不変値変数 let 値 ▶ 可変値変数 var 状態 値と状態
- 16. これから // 平面を動く物体の座標 var location:(x,y) // 平面座標の値 let location:(x,y) 変数自体が意味を持つ時代
- 17. 構造体の性質が格納先で変化 ▶ Immutable 扱い 可変値変数 var ▶ Mutable 扱い 不変値変数 let これから let s = MyStruct() s.value = 10 var s = MyStruct() s.value = 10
- 19. クラスは？
- 21. ▶ 制御対象の状態を持つ ▶ 状態を制御する機能の集合体 状態を制御 クラス var s = MyClass() s.value = 10 let s = MyClass() s.value = 10 状態は更新可能
- 23. コンセプトによる違い 構造体 let s = MyStruct() クラス let c = MyClass() 値 状態 実体 制御 同じ書き方で違う仕上がり （var なら状態）
- 24. コンセプトによる違い 構造体 let s = MyStruct() クラス let c = MyClass() 値 状態 実体 制御 let で保護されるところ 値の全体 実体のみ
- 25. 運用
- 26. おさらい ▶ 不変値変数 let 値 ▶ 可変値変数 var 状態 値と状態
- 27. 相互に乗り入れ可能 値と状態は
- 28. 変数のコピー カギは
- 29. 値 状態 変化するもの固定のもの コピー 連動を断ち切る let value = 0 var state = value 状態 変化するもの 連動を断ち切る ここで断ち切る コピー
- 30. コピーが原則 構造体は
- 31. ちなみに
- 32. クラスのコピーは実体だけ 実体 実体 制御する状態は共有 let instance1 = 0 let instance2 = instance1 状態 実体を複製、状態は共有
- 33. 最適化
- 34. コピーの指示 これまで これから // 明示コピー NSString* str2 = [str1 copy]; // 原則コピー let str2 = str1 Swift Objective-C
- 35. コピーの指示 これまで これから // 明示コピー NSString* str2 = [str1 copy]; // 原則コピー let str2 = str1 Swift Objective-C ここでコピー！と言っている ここでコピー！とは言ってない
- 37. 最適化がしやすい 原則コピーは
- 38. もうひとつの最適化
- 40. Array の最適化 ▶ 内容はコピー 別の変数へ代入時は内容をコピー ▶ 原則コピー ただし必要な時までコピーされない
- 44. 疑問 ところで
- 45. マルチスレッドでの挙動は…？ Thread 1 Thread 2 Buffer 配列 配列 コピーして渡したつもり 書き込み！ Buffer 遅延コピー ×
- 46. なんとなく危なそう 未確認
- 47. 明示コピーの方法は？ ▶ unshare() 今は使えない Swift Beta 2 時代 ▶ map { $0 } スマートではない Swift 1.2 で実現するとしたら…？
- 48. おしまい これまでとこれから ▶ これからは構造体が主役 ▶ 値と状態を扱うオブジェクト 原則 ▶ 内容は原則コピー ▶ 原則コピーで最適化を図る マルチスレッド周りは？ ▶ 未確認 !