SlideShare a Scribd company logo
1 of 117
Download to read offline
MIRAI都市 深セン
~Sponsored by Mercari Tech Research~
Tomomi Ota(2018年1月23~28日)
http://robot-partner.com/
はじめに
私は2014年11月からロボット「Pepper」と暮らし、ヒトとロ
ボットが一緒に暮らす社会の研究をしています。一緒にラーメン
屋さんに行ったり、タクシーや電車に乗ったり、避難訓練をした
り、ボランティアをしたり、芸術活動をしたり。
しかし、今の社会では「ロボットと一緒」というだけでできな
いことがたくさんあります。なぜ、できないのか。どうしたらで
きるようになるのか。そこにはどんな課題があるのか――。ロ
ボットと生活することで得た、人間だけでは分からない多くの気
付きを社会に還元したいと思い、「Robot Partner」として活動を
続けています。
そんな私の活動を、Mercari Tech Researchが後押ししてくれま
した。深センの現状、そこで見てきたもの、体験したできる限り
のことを、資料にまとめてみました。
むかし、恩師に「Pay it Forward」という言葉を習いました。
メルカリが与えてくれたこの体験が、輪になって多くの人につな
がりますように。
(C) Pierre Olivier
もくじ
はじめに
1.深センとは …………………………… P.4
(1)概要 ……………………………… P.5
2.スマートフォンと通信 ……………… P.6
(1)SIM ~iPhone~ ………………… P.7
(2)VPNネコ接続 …………………… P.9
(3)アプリ ………………………… P.10
3.深セン航空 …………………………… P.11
(1)シート ………………………… P.13
(2)モニター/その他 …………… P.14
(3)機内食 ………………………… P.15
(4)深セン宝安国際空港 ………… P.16
4.タクシー ……………………………… P.18
(1)注意点と豆知識 ……………… P.19
5.ホテル ………………………………… P.20
(1)シャングリラ ホテル ………… P.21
(2)仮面舞踏会へのお誘い ……… P.22
6.お金 …………………………………… P.23
(1)スマホ決済 …………………… P.24
(2)AlipayとWeChat Payの違い … P.25
7.無人コンビニ ………………………… P.26
(1)無人コンビニ「Well Go」 …… P.27
☆ が付いているURLはおすすめ動画です。
8.シェアバイク ……………………………………… P.29
(1)Mobike ……………………………………… P.30
(2)使い方 ……………………………………… P.32
(3)最新のMobike ……………………………… P.33
(4)政府が管理しているシェアバイク ……… P.34
(5)警察の自転車 ……………………………… P.35
9.写真印刷機 ……………………………………… P.36
(1)やってみた ………………………………… P.37
10.シェア傘 ………………………………………… P.38
(1)場所と種類 ………………………………… P.39
11.飲食店 …………………………………………… P.40
(1)ロボット麺屋さん ………………………… P.41
(2)VIVEのショールームカフェ ……………… P.42
(3)ネットカフェの外観 ……………………… P.44
(4)吉野家の外観 ……………………………… P.45
(5)ショッピングセンター内のレストラン … P.46
(6)ホテルの近くのレストラン ……………… P.47
(7)QRコード付きテーブル …………………… P.48
(8)夜の飲茶 …………………………………… P.49
(9)ロボットレストラン ……………………… P.50
(10)火鍋 ………………………………………… P.51
(11)ロボットカフェ ………………… P.52
(12)評判のカフェ …………………… P.53
(13)マクドナルド …………………… P.54
(14)KFC ………………………………… P.55
(15)庶民的なレストラン …………… P.56
12.ショッピングセンター ………………… P.57
(1)見どころ …………………………… P.58
(2)iPhone風広告 ……………………… P.60
13.電気街 …………………………………… P.61
(1)電気街で見てきたもの …………… P.62
14.地下鉄 …………………………………… P.65
(1)乗り方 ……………………………… P.66
15.老街駅 …………………………………… P.69
(1)深センの原宿「老街」 …………… P.70
(2)商店街で食べたもの ……………… P.71
(3)ビラ配り …………………………… P.73
16.企業訪問 ………………………………… P.74
(1)Makeblock …………………………… P.75
(2)Seeed Studio ……………………… P.77
(3)NXROBO ………………………………… P.81
(4)Shenzhen Cityeasy Technology …… P.82
17.Software Industry Base ………………… P.84
(1)どんな場所か ……………………… P.85
18.Meetup ……………………………………… P.88
(1)ニコ技深セン観察会 SEG+出張所 … P.89
(2)after meetup ………………………… P.90
19.自動運転バス ……………………… P.91
(1)実験の様子 …………………… P.92
20.アート街 …………………………… P.94
(1)大芬油画村 …………………… P.95
(2)大芬美術館 …………………… P.96
21.配車アプリ ………………………… P.97
(1)Didi Chuxing ………………… P.98
22.DJI …………………………………… P.99
(1)展示スペース ………………… P.100
23.UBTECH Robotics Shop …………… P.102
(1)UBTECHのロボットたち ……… P.103
24.無人カラオケBOX …………………… P.104
(1)体験してきた ………………… P.105
25.スクラッチくじ …………………… P.107
(1)やってみた …………………… P.108
26.ロボットの社会導入実験 ………… P.109
(1)ロボットのレンタル ………… P.110
(2)移動:地下鉄 ………………… P.111
(3)移動:ワゴン車 ……………… P.113
(4)Pepper開発会社 ……………… P.114
(5)広場 …………………………… P.115
(6)動画集 ………………………… P.116
Special Thanks
1.深センとは
(1)概要
• 中華人民共和国の経済特区に指定されている都市。
• 香港と接している。
• 英語表記は「Shenzhen」(「シェンヂェン」と発音)。
• 人口は約1253万人(2017年)。
• GDPは2兆2400億元(約38兆円)。実質経済成長率は8.8%。
- 2018年2月28日、香港政府発表(日本経済新聞より)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27494710Y8A220C1FF1000/
• 現在、IT・ものづくり業界から注目されており、その魅力から通いつめる
人や移住する人もいる。
2.スマートフォンと通信
(1)SIM ~iPhone~
• 「深センに行くならローミングが基本」と言われるが、とてもだいじなア
イテム。Wi-FiだとFacebookやTwitter、Googleなどが規制で使えない。VPN
接続という手もあるが、VPNは接続が不安定なこともあり、それだけに頼る
のはあまりおすすめできない。確実に連絡手段が必要であればローミング
は欠かせない。
• SIMについてよく分からないという人はとりあえずこれを買う(深センに
行ったことのある知り合いが、だいたい使ってるやつ)。中の紙に設定方
法などが分かりやすく書いてあるのであまり心配する必要なし。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MFCMOE8/1555info-22/
• 日本にいる間にSIMロック解除を。
• SIMを入れ替える場合、SIMを取り出す専用のピンとSIMをなくさないための
ケース(専用ケースもある)を忘れずに持っていく。ピンを忘れたら、ゼ
ムクリップなどの細いものでも代用できる。
• SIM挿す前に「通信のオプション」をOFFにする。
体験談(はじめてのSIM入れ替え)
飛行機離陸前にSIMを入れ替え。開けたらまさかのカードサイズで、間違った
SIMを買っちゃったかと思って焦りました。しかしこれで正解!切れ込みがあり、
ぱきっと2段階に割れる仕組みで、これが意外ときれいに割れます。
専用ピンを穴に挿してSIMを取り出すのですが、これにはかなりの握力が必要。
握力に自信のない人は、携帯電話の下に針を置き、携帯電話を針に押し込むとク
キッと外れます。初体験な感触で、ちょっと気持ちいいです。
SIMの入れ替えは電源を切ってから行ったのですが、入れ替えた後電源をつけ
ると「こんにちは」「Hello」といった買った時に出てくる初期画面が現れまし
た。このまま続けたらデータが消えて初期化されてしまうのではないかと思い、
SIMを日本のものに戻すことにしました。ところが日本で使っているSIMに入れ替
えた後再び電源をつけると、「こんにちは」「Hello」といった画面に。相当あ
せりましたが、もう後戻りはできません。「ええーい!どうにでもなぁれ!!」
と思い先に進むと、データが残っていました。ひと安心。こわかったですが、初
期化ではなかったようでよかったです。
深センのホテルに着いてから、ホテルのWi-Fiにつなぎましたが、やはり主要
アプリはつながらず。質問が多いのか、部屋のテーブルには「これらのアプリは
つながりません」という注意書きも置かれていました。データローミングするし
かないと悟り、やっとのことで開通。開通後もプリペイドSIMにローミングでき
ているか不安でしたが、なんとか成功したみたいです(深セン到着2時間後ので
きごと)。
(2)VPNネコ接続
• LINEもFacebookもメッセンジャーもつながらない
中国(WeChatはつながる)だが、VPN接続をすれ
ばつながる。ずっとローミングをしていると分か
らないので、一度は機内モードにしてWi-Fi接続
してみるのがおすすめ(体験値が上がる)。ホテ
ルの部屋はあんまり電波状況が良くなかったので、
むしろWi-Fiでつないで「VPNネコ」(アプリ)で
つなぐほうが快適だった。
• ただし、VPNだけに頼るのは危険。時間帯や場所
によって切れることもよくあるので注意。
(3)アプリ
• いろいろな人からアドバイスを受けた結果、これらのアプリを入
れておくとよさそうだ。
3.深セン航空
(1)シート
• 普通のシートもまぁまぁ広い。
• 頭の部分の白いカバーが少し黄
ばんでいる。
• 座り心地は特に違和感ないが、
頭をよりかけられるものがない
ので、必要な人はネックピロー
を用意。
• リクライニングシートはかなり
うしろまで倒せる。
(2)モニター/その他
• 個人モニターがなく、映画やゲームなどを見
ることができない。多くの人がスマホやタブ
レットに動画を落として観ていた。
• 共同モニターがあり、ここでは緊急時のため
の説明動画やコメディー、映画などが流れて
いる。緊急時のための説明動画には、なぜか
小学生くらいの女の子が乗務員風の衣装を着
て解説。お客さん役も小学生ほどの子が出演
しており、途中くまのプーさんらしいぬいぐ
るみにマスクをつけてあげるシーンがある。
• 電源やUSB穴はない。
• 新聞(中国語)をもらえる。紙がヨレヨレ
だったので、使い捨てではなくリサイクルし
ているもよう。言語が分からなくても、漢字
や写真でなんとなく分かる。一面に取り上げ
られている内容や、軍事情報のページなども
あり、もし見かけたら一応受け取ってみるの
がおすすめ。
天井に取り付けられたモニター
2018年1月23日の新聞1面
と、軍事情報のページ。
ここに日本が大きく取り
上げられていて少しびっ
くりする。
(3)機内食
• 深セン航空にはとにかく日本人が乗っていない。
値段が高いことや便が少ないことから、違う香
港空港経由で深センに入る人が多いようだ。そ
れと、深センは今IT業界で盛り上がっているが、
なかなか観光ではいかないところなのかも?そ
んなわけで、客室乗務員さんも基本中国語で話
す。そんなときは「English Please」と言うと
通じることもある。
• 行きはシーフードヌードルか鶏肉かを選べた。
鶏肉もおいしかったけど、シーフードヌードル
もおいしそうだった。言葉が通じない場合は、
首を傾げているとアルミホイルのふたをやぶっ
て中身をみせてくれる。
• りんごジュースらしき飲み物を指差して注文し
たら、謎のドロッとした茶色いジュースだった。
りんご……なのかな?濃いけど薄い不思議な味。
• ビールが苦かった。
(4)深セン宝安国際空港
• 1991年10月12日に開港し、2013年11月28日に供用が開始された新ターミナルのあ
る、新しくてきれいな空港。
• 六角形をモチーフとした設計。建築家はイタリアのMassimiliano Fuksas、構造
設計はドイツのKnippers Helbigが担当した。
• 空港の出国ゲートにはちっちゃなYYD robot(おそらくYYD-3?)がいた(さすが
に写真は撮れず)。
トイレの入り口にはトイレの評価
タブレットが設置されていた。
深セン空港のレストランはたくさんあり、きれいで充実している。
4.タクシー
(1)注意点と豆知識
• 深セン空港に着くと、たくさんの人が待ってい
て声をかけられる。これは白タクなのでスタス
タとスルーするのが正解。白タクはやばいので、
必ず赤か青のタクシーに乗る。きちんとした乗
り場には白タクは入れないみたいなので、仕切
られたタクシー乗り場から乗れば大丈夫そう。
• 同じ名前のホテルが2つある場合は注意。私たち
は同じ名前の違うホテルに連れて行かれて、も
う一度タクシー乗ることになった。飛行機が2時
間遅延したこともあり、到着したのは午前4時。
基本英語が通じないので、プリントした地図な
どを見せ、スマートフォンでちゃんとそこへ向
かっているかチェックしておくのがよさそうだ。
• 赤色のタクシーと緑色のタクシーはガソリン、
青色のタクシーとバスは電気で動き、動力が違
うらしい。またタクシーの色によって行ける場
所が制限されているため、乗る前に確認する。
赤のタクシー
5.ホテル
(1)シャングリラ ホテル
• 宿泊したホテル。基本英語が通じないが、1人だけ英語が話せる人がいた。
• 初日、ホテルの部屋が空いてないとのことでスイートルームに無料アップグレード。スイート
ルームに泊まると、朝ごはん(バイキング)が付いてくる。
• 2日目からは、もともと予約していた部屋に移動。フロントにカードキーの変更をお願いするが、
英語通じない。通訳さんを呼び出し、新しいカードキーをもらったが、新しい部屋にあるはずの
スーツケースがない。こんなこともあるだろうと、フロントで待っててくれた通訳さんが事情を
話し捜索。前日のスイートルームで無事発見した。
ホテルから見える光るビル:
https://youtu.be/etFVT4_CudA
(2)仮面舞踏会へのお誘い
• ある日、部屋に戻ると仮面舞踏会(?)への招待状が。少し怪しいので行
かなかった。
6.お金
(1)スマホ決済
• 全てが「スマホ決済」対応と言っても過言ではないほど。逆に言え
ば、スマホ決済ができなければ何もできない。「クレジットカード
があるから大丈夫!」と思っていると、痛い目に合う。実際、日本
のクレジットカードは全く役に立たず、1度も使えなかった。
• 現地に知り合いがいれば、知り合いに現金を渡してWeChat Payに入
れてもらうのがいい。
• 両替は日本より深センで行った方がいいが、クレジットカードが驚
くほど使えないのである程度は日本でしておくと安心。また、クレ
ジットカードを複数枚持っていき、全てのカードを海外キャッシン
グできるようにしておく。時間帯や曜日によって、お金を下ろせな
いこともあるので注意。その場合は、違う機械や違う銀行で試すと、
できる場合もある。
(2)AlipayとWeChat Payの違い
• Alipay:ネットショップ「タオバオ」
を運営するアリババの決済サービス。
もともと支払っても商品が届かないと
いうトラブルが多くあったが、一度
Alipayにチャージさせ、商品が届いた
ことを確認して支払うという仕組みを
作った。実名が基本。
• WeChat Pay:もともとチャットから始
まったサービス。ニックネームが基本。
• でも今はお互いに真似して、ほぼ同じ
サービス内容になっている。Alipayや
WeChat Payで給料支払い、受け取りし
ている人もいっぱいいるらしい。
WeChat Pay送金画面
(お昼ごはん代を支払った)
7.無人コンビニ
(1)無人コンビニ「Well Go」
• スマートフォンをQRにかざして入
店。中は普通のコンビニと同じよ
うな感じで商品が陳列。商品にタ
グが埋め込まれていて、そこから
商品を判断しているっぽい。レジ
ブースに入ると、「ピッ」とする
ことなく手に持ったまま自動で会
計できる。この仕組みなら日本で
もちょっと工夫すればいけそうだ
が、誰かが扉を開けると複数人入
出できてしまうのでセキュリティ
上の問題はなくはないのかも。
☆ 無人コンビニ「Well Go」: https://youtu.be/rEGnwyPc_uk (限定公開)
☆ 無人コンビニ「Well GO」(会計): https://youtu.be/RbgAyVdNUao (限定公開)
8.シェアバイク
(1)Mobike
• シェアバイクはそこら中にある。無人コンビ
ニのすぐ目の前で、Mobikeを初体験!Mobike
は先日LINEが提携を発表した会社。
• 深センでは自転車をはじめ、傘、モバイル
バッテリー、ロッカーなどいろんなものが
シェアされている。
• ofo(黄色い自転車)はアリババ、Mobike(オ
レンジの自転車)はWeChatの会社が運営して
るらしい。他にもたくさんの会社が参入して
いたが、ライバル会社同士、自転車の壊しあ
いがあったらしく、生き残ったのはこの2つの
会社とのこと。
• 前のカゴのスペースが太陽光パネルになって
いる。
(2)使い方
• 自転車についているバーコードを専用アプリ
で読み取って、自転車のロックを解除する。
アプリにはあらかじめお金をチャージしてい
るため、自動で清算される。
• 決済は全部スマホアプリから。Alipayや
WeChat Payがないと生活に困るレベル。そも
そもおつりをみんな持っていないらしい。
体験場所: https://goo.gl/FHS484
(3)最新のMobike
• 最新のMobikeは、サドルの高さ調整部分がワンタッチになっていて便利!
(4)政府が管理しているシェアバイク
• 深セン大学の前には、政府が管理しているシェアバイクがある。これは今の日本のシェアバイク
と似ていて、固定されたところに返さなくてはいけないもの。だから面倒くさくて、あまり使わ
れてないみたい。自転車にはほこりが積もっていた。
(5)警察の自転車
• シェアバイクの中に、警察の見回り自転車が埋もれていること
も。これもシェアされているのかは不明。
9.写真印刷機
(1)やってみた
• 無人コンビニの近くのビルの中の飲食店の前
にあったスマホ写真印刷機。バーコードを読
み取ると、スマートフォンに入っている写真
をデコって印刷できるサービス。出てきた写
真の素材感が独特の感触。プリクラっぽい。
有料のQRと無料のQRがあったけど、無料のQR
はなぜか認識出来なかった。
電源がついていな
かったが、同じビル
のショップ(?)に
ロボットもいた。
10.シェア傘
(1)場所と種類
• シェア傘はバス停やレストランの入り口などにある。仕組みはシェアバイクとほぼ同じ。
• 傘の持ち手部分にロック機能があり、特定のスタンドに傘をくくりつけておいてロック解除する
タイプと、傘は自由に持ち出せるけどロックを解除しないと開かないタイプがある。
11.飲食店
(1)ロボット麺屋さん
• 麺を切る作業と茹でる作業をロボッ
トがやってるらしいが、残念ながら
一般には非公開。産業用ロボットみ
たいな感じなのかも?
• ちなみに、別の場所にあるというウ
ワサのラーメンロボットも、お店が
つぶれていて見られなかった。
(2)VIVEのショールームカフェ
• カフェでは39元で生クリーム(チーズ?)ののったミルクティーとVRを体験できる。
• ほとんどの機械が動いていなくて、体験した機械では空中ブランコと宇宙ステーションみたい
なコンテンツ2つを体験。空中ブランコはめっちゃ怖かったけど、宇宙ステーションはディズ
ニーランドのアトラクションみたいで楽しかった!!
• ミルクティーは、生クリームがしょっぱくてびっくり。中国の飲み物は甘いので引き立たせる
ために生クリームがしょっぱいらしい。という話をきいたが、もしかしたらチーズクリーム
だったのかも?量が多い&そのあとタクシーに乗ると酔う。
場所: https://goo.gl/KsovXS
VIVEのショールームカフェ: https://youtu.be/RR92U59F_Dk
(3)ネットカフェの外観
(4)吉野家の外観
• 中国の吉野家は牛丼じゃなくてカレーがメインらしい。
(5)ショッピングセンター内のレストラン
• シェア傘とシェアバッテリーが置いてある。
(6)ホテルの近くのレストラン
• ホテルのある駅で、北京ダック。お箸が二本あって、黒が取るよう、白が食べる用。会計は
WeChat Payのグループチャットで自動割り勘機能で支払いした。便利。
ミリオンズ風のロボット:
https://youtu.be/Na5nyZ9xlBs
(7)QRコード付きテーブル
• 各テーブルにQRコードがついている。これをWeChatで読み取るとメニューが出てスマートフォン
から注文でき、WeChat Payでそのまま支払いもできる。
• QRなので、日本にいる人が注文して、いわゆる「あちらのお客様からです」もできるらしい。
https://twitter.com/shigezo/status/856066427383447552
(8)夜の飲茶
場所:https://goo.gl/P81D7x
アルコール度数は4.3%以上
お箸もお茶で洗う
(9)ロボットレストラン
• 配膳ロボットのいるレストラン。足が壊れていたためロボットの電源は入っておらず、お願いして
入れてもらった。
• ライントレースロボットのようで、床にはラインが引かれている。
• レストランは魚介のお店。魚介を選んで調理方法を伝える形式で、決まったメニューはほとんどな
く注文が大変。もちろん英語も通じないので、難易度の高いお店。
☆ Robot Restaurant1: https://youtu.be/kUDK9RNh0do
Robot Restaurant2: https://youtu.be/2WKk3NVCmHM
(10)火鍋
• ロボットレストラン近くにある火鍋のお店。1番弱い辛さでも食べられないほど辛い。
• おすすめはエビのすり身をスプーンで取り、団子状にしてお鍋に入れるものと、白身魚。白い方のスープ(た
しか牛コツスープ?)は辛くなくおいしかった。薬味は取り放題。
• 見どころはノズルの長いポットでお茶を入れる様子。これだと、奥に座った人のカップにもお茶を入れられる。
• もちろんここにもシェアバッテリーがある。
場所:https://goo.gl/Hk5SDm
お箸もお茶で洗う
お茶を入れる様子:
https://youtu.be/H4HCWlXlwws
(11)ロボットカフェ
• 配膳ロボットのいるカフェ。壊れてはいなかったが、充電が不十分でロボットの電源は
入っていなかった。普段は動いていない様子で、お願いして電源を入れてもらった。
• ライントレースロボットで、床にはラインが引かれている。
Robot Cafeのロボット: https://youtu.be/kEeiTtVRppQ
☆ Robot Cafe(動く様子): https://youtu.be/E6e23fRKwn8
Robot Cafe(店内に引かれたライン): https://youtu.be/yvZh4J_uXy0
場所:https://goo.gl/2p5qY1
(12)評判のカフェ
• とある企業のお兄さんが教えてくれた、おいしいと評判のカフェ。
• チーズクリームとオレオ砕いたものが入ったミルクティーを注文。カロリー高そうで疲
れたときにおすすめ。
場所: https://goo.gl/DBhDrf
(13)マクドナルド
• DJIの近くにあるスマホ決済できるマクドナルド(できない店舗もある)。
• 中国のマクドナルドは、メニューにおかゆがある。
• 朝はメニューが違って、10:30から通常メニューになる(日本と同じ「朝マック」)。
• 注文や会計は専用の機械で行う。
ヒト型の揚げ物を注文。かわいいけど、中身は何かよく分からず味は微妙……。
(14)KFC
• KFCもQRコードかざせばメニュー選べてそのまま注文支払いができる。
• 24時間営業。
(15)庶民的なレストラン
• Software Industry Baseにある庶民的なレストラン。
• 値段は1プレート500円弱くらい。見た目はぐちゃっとしているが、味はいい。
• 好きなものを指さして注文する。
12.ショッピングセンター
(1)見どころ
• 最近できたばかりのショッピングセンターには、立つと光る鍵盤やメリーゴーランド、
ドームの中に雪が舞いそうな記者ポッポがある。
• ダイソー、ユニクロ、無印を足したようなブランド店(?)がにぎわっていた。
• UFOキャッチャーやココナッツジュース自販機、LINEキャラの何かが売ってる自販機も見
どころ。
ココナッツジュース自販機
LINEキャラの何かが売ってる自販機
(2)iPhone風広告
• 言われないと気付かないが、ショッピングセンターの目の前に
iPhone風広告がある。
13.電気街
(1)電気街で見てきたもの
• ここではソーラー充電が当たり前。シェアバイクもロボットも。
• お気に入りはてんとう虫のロボット。階段から落ちても平気で、
ひっくりかえっても壊れない。
• 店員さんがみんなスマートフォンをいじっているのがおもしろ
かった。そんな空間に慣れると、日本のピシッと接客する姿って、
気持ち悪くも見えてしまうのかもとも思った。
• いいところだけじゃなくて、この地域の裏側も垣間見れた。深セ
ンでみんながやりたいのはビジネス。お金儲けがしたい。だけど
ビジョンがない。だからすぐに流行り物に飛びつく。流行り物は
一時的に儲かるから、スピード勝負になる。そして流行り物が変
わると、売り物をすぐ変える。本当にすぐ。そのスピードが早い
ほど勝つという思想だから、どのお店に行っても似たようなもの
ばかり売っている。職人タイプじゃないからこだわりがなくて、
ビジネスがしたい人たち。だから長くは続かない。例えばハンド
スピナーブームの時はハンドスピナー専門店ばかりだったらしい
けど、今ではどのお店もハンドスピナーを目立つ場所に置いてい
ない。ダンボール箱みたいなのに1箱、売れ残りがあるかどうかと
いうくらい。でもそれがいい面でもあって、だからシェアバイク
も流行った。けど勝つのは決まって大手。日本はそういう意味で
職人気質な企業が多く、良くも悪くも長く続く文化。
• 光るつけまつげを購入。100円くらいで、お土産にもよさそう。
空飛ぶロボット: https://youtu.be/DuACDzlEHIs
ムーンウォーク(?)ロボット: https://youtu.be/Hhpy-sOvGGU
てんとう虫ロボット: https://youtu.be/9CUSO8blRc8
光るつけまつげ: https://youtu.be/29bVvp67OIA
14.地下鉄
(1)乗り方
• 切符販売機は混雑することが多いことと、WeChat Payで支払えない駅があることから、
カードを購入したほうがいい。ヒヨコ柄のカードが少し割安だったけど(値段は同じだ
けどチャージされている料金が違う)、せっかくだから中国のお正月っぽい今年の犬の
カードを購入。
深センの電車の改札:
https://youtu.be/XF_QtnDAhGE
• 地下鉄に乗るときは手荷物検査があって、液体の持ち込みもチェックが必要。飛行機に
乗るとき同様、専用の機械でピッと検査するのが通常だが、検査員の目の前で飲めば通
してもらえるという豆知識も。
• 駅構内には、肌を測定して肌の状態に合ったフェイスマスクが買える自販機も。試して
みたところ、肌測定センサーが動いていなかったみたいで、タッチパネルで設問に答え
る形で販売していた。
15.老街駅
(1)深センの原宿「老街」
• この街には、若者向けの服やクオリティの高い偽ブランド品がたくさん売っている。偽ブランド品は、縫い目
などがきちんと作られていて、パクりなりのこだわりがある(カラーにこだわっていたり、キャラクターが必
ずワンポイントに付いていたりする)。本物とは違う個性を感じる商品がいっぱいある。現地に住む友人の話
では、ポスターやブランドのファッションショー、店頭に流すムービーもオリジナルでわざわざ作ってるのだ
とか。
• この「老街」駅の地下にいたミリオンズ風の黄色のロボットは、買おうか悩んだくらいかわいかった。深セン
のロボットたちはスピーカーの音量が大きいのが魅力。
ミニオンズ風のロボット:
https://youtu.be/Na5nyZ9xlBs
(2)商店街で食べたもの
• 人気だというプリンのカップのようなものがおいしかった。
• 屋台では立ち食いが基本。
• ヌードルは面がもちもちしていて、タピオカ粉のような食感。
• 臭豆腐を食べた。販売店舗前は臭くて買う気が起きないが、食べてみるとそれほど臭みはない。
勇気をもって経験すべし。
場所: https://goo.gl/8NXgkj
街中で見かけたスクール(?)の子どもたち: https://youtu.be/PgtIZJ3Oy1cうわさの臭豆腐
(3)ビラ配り
• 老街駅出てすぐの商店街入口付近の広場で、10~20代くらいの若いお姉さん(1人お兄さんもい
た)がWeChatのフレンドの申請と引き換えにかわいいグッズを配っている。おそらくグッズは自
分たちで手作りしたもので、風船や光る指輪、ひよこのヘアアクセサリーなど人によって配って
いるものが違う。
• 後日、WeChatでメッセージが何通か送られてくる。内容を見ると、美容や化粧品関係の広告。た
だ、数日経つとほとんど送られてこず、広告効果としては微妙?
場所: https://goo.gl/KeJaFu
16.企業訪問
(1)Makeblock
• 発泡スチロールでできた、衝撃をうけると簡単に壊れる(はずれる)ドローンやライントレース
ロボットなど、大きくはない部屋にたくさんのロボットが展示されていた。
• Makeblockでは、月1で社内ハッカソンを実施。そこで優勝したものがキットになって発売される
こともある。
• 「このひとマイクロマウスやってるよ!」と紹介してもらったが、中国ではまだマイクロマウス
を知らない人も多い印象。
場所: https://goo.gl/sFwMgZ
Makeblockのロボットたち:
https://youtu.be/3OaeFJqcIJM
https://youtu.be/bytrlaaVnTY
https://youtu.be/oRkk3iyua0E
(2)Seeed Studio
• Seeed Studioの工場視察。
• 入り口付近には、ハンダを塗る機械と部品をつかんで上におく機械がある。しかし、部
品をつかんで上におく機械は、その機械のセットアップに半日くらいかかる場合もある
とのこと。そのため、売れているものは機械を使った方がいいが、ちょっとしか作らな
いものは人間が並んでるレーンで作ったほうが速い。 Seeed Studioの特徴としては、
「いろんなものを少しずつ……」という注文が多いので、手で作るものも多いみたい。
• 感動したのは、はんだがちゃんとついているかを全部一気にテストできるテスター。ピ
ンがいっぱいついていて、ガシャンとすると一気にテストできる。
• ビーグルボード制作現場も。はんだの先がヘラ状になってるは、大きな部品つくるとき
に便利なんだそう。
• 自動袋詰めマシーンの後ろにスローガンがあった――「まず自分でやってから、他人に
要請しよう」。
• テスターや基盤ステンシル(はんだ塗り機にセットするやつ)は、使い捨てにせず、金
型のようにとっておく。理由はハードより製作コストのほうが高いから。
• 中国はたくさん工場があるが、その中でSeeed Studioはたくさん人のいる工場。だから
こそフレキシブルにできるのが特徴。
場所: https://goo.gl/N5MMNt
工場の様子:
https://youtu.be/G1-_fW6M0BU
https://youtu.be/Jhp1UdMFTpI
(3)NXROBO
• NXROBOは、「BIG-i」などのロボットを作っている会社。https://www.nxrobo.com/
• BIG-iはPepper登場後から開発されたロボットで、人っぽくしないように作られた。
• 特徴は、怖くないサイズの身長と柔らかい布素材。
• 値段は約10万円。
• プロダクトとして4台目で、開発にすでに2~3年かかっている。
場所: https://goo.gl/zHQLcg
BIG-iが動く様子:
https://youtu.be/HB_mC6b7hhs
(4)Shenzhen Cityeasy Technology
• Pepperのようなロボット「Mandy」、ロボホンのような「MIKA」、Naoのような「Bobi」を作っ
ている会社。
• Mandy:接触センサーと、超音波センサー3つ、カメラがついている。おでこには3Dカメラ搭載。
ほか、スピーカーの位置やマイクの位置はPepperと同じ。すでに二世代目で、最新機種はライ
ダーも付いている(飛び出ているところ)。ウェイクアップワードは「Mandy, Mandy」。
MIKAダンス: https://youtu.be/Z7C7RXUvu-I
Bobiの家電操作: https://youtu.be/p180MPcGT8c
Bobiダンス: https://youtu.be/Rg0AeYrjELY
Bobi Gangnam Style: https://youtu.be/GEchNvzU64s
Bobiの腕立て伏せ: https://youtu.be/Jeb38kgcClQ
歩くBobi: https://youtu.be/Lm72viER8Zg
Mandyの音声認識: https://youtu.be/PDH2mof5N-o https://youtu.be/nGYWzXVl3Oo
Mandyの手: https://youtu.be/lzpb6Xq2tdg
Mandyの動作: https://youtu.be/3H7bDx3gpFs https://youtu.be/aCZ_Nl6SzSw
Mandyダンス: https://youtu.be/dNYM_4AcsMI
Mandy写真: https://youtu.be/EMMpqjjPyhE
ドラえもんを踊るMIKA: https://youtu.be/FrXPnmwwRww
17.Software Industry Base
(1)どんな場所か
• Software Industry Baseは、テクノロジー向けファンド会社の建物やスタートアップ用弁理士事務所、中国版GPS
システム作ってるカスタマーセンター、スタートアップ広場、ビッグデータと統計の研究室などたくさん集まっ
てる街。カフェも謎の意識高いネーミングのしゃれおつなお店がいっぱいある。
• 「我が党と一緒に起業しよう」ってゆう共産党の看板が、街中にでかでかと掲げられている。
• 深センでは、ドクターをとる率が高いのだとか。ドクターは世の中の誰もやってないことをできて、さらに予算
までとってこれるという証。何やるかわからなくても、ドクターさえ持っていれば、この街なら出資を受けられ
るくらい重宝されるみたい。権限としては会社の社長のようなものなので、みんなドクターをとりたがる。
• デリバリーも充実していて、お昼近くになるとUber Eatsのような出前をやっている人がバイクに乗っている。青
い制服を着た人と、黄色い制服を着た人がその出前会社の人。彼らは歩合制なので、急いで仕事をするため運転
が荒いので注意。
• この辺りは、アリババのキャンペーンで「ホンバオゴー」というゲームアプリが出ている。これが人気。Pokemon
GOなゲームだが、ゲットするものがモンスターではなくお金。しかも、そこでゲットしたお金は実際に使えると
のこと。やってみたい。
18.Meetup
(1)ニコ技深セン観察会 SEG+出張所
• 日時:2018年1月25日 18:00~
• Address:SEG Plaza 賽格広場 12F SEG+Maker 赛格众创空间 華強北街道1002号,深圳市,中国 518000
• 公開無料イベント
• イベントの目的:頻繁にミートアップを行い、将来的には深センのゲストなども呼んでより価値あるコミュニティにしていきたい(主催:高須さん)。
• Agenda:
1. Self introducion 2 min each
2. Introduce SEG+Makers, Shenzhen, and Ecosystem by Makers
3. Meetup
4. after meetup, we planning dinner together (If you want)
スライドなど:https://www.facebook.com/tb.bot/posts/1988175874556691
(2)after meetup
場所: https://goo.gl/QLXfCEビールのアルコール度数は3.6%と低め。
一度お茶を入れて洗い、ボウルに洗ったお茶を捨てる。下のお皿は取り皿ではなくゴミ捨て場所なので注意。
19.自動運転バス
(1)実験の様子
• 保税区にある自動運転電気バス。人は乗っているが、操作はしておらず、公道で実験を
している。人が運転する一般車と同じ環境で自動運転バスを走らせていたが、速度が遅
いため一般車は車線変更してバスを追い抜いていた。普段は動いていないようだが、た
またま取材班が来るとのことで動く場面に遭遇できた。
乗降場所 バスの前にはレーダーが付いている 後ろにもセンサー前方設置の鏡
自動運転バスに乗車する取材班: https://youtu.be/xqaBrv2h9ls
☆ 動く様子: https://youtu.be/gqJ5UXSyO4Y
場所:https://goo.gl/AmLvB9
電気自動バス駐車場
電気スタンド
入口にセンサーがある カードをかざす場所も
20.アート街
(1)大芬油画村
• 「ニセモノ絵画村」とも言われるアート街。ここで描かれた絵がヨーロッパなどに輸出され、
ヨーロッパのおしゃれなアンティークショップやおみやげ屋さんなどで売られているのだとか。
街を見渡せばそこら中に油絵屋さんがあり、全体がアートな街。
(2)大芬美術館
• 無料で入れる美術館。入館時、荷物チェックがある。
• 無料で使える顔認証ロッカーがあり、やってみるとちゃんと認証できていることが分か
る。すごい。
入口 手荷物検査場
場所:https://goo.gl/iJPk3t
顔認証ロッカー:
https://youtu.be/FiIpwsOn_Nw
21.配車アプリ
(1)Didi Chuxing
• Didiは中国版「Uber」。
• 世界之窓駅からDidiを使って移動した。乗った車にはディスプレイにもなるバックミ
ラーがついていた。
22.DJI
(1)展示スペース
• 予約なしで入ることができる。無料。
• 決まった時間にドローンを飛ばすデモンストレーションが行われる。「日本からきた」といえば、
デモの時間とは関係なしにわりと臨機応変に対応してくれる。
• 最初のタイプのドローンと最新のドローン飛ばしてくれたが、いまいち違いは分からず。担当者
さんいわく、DJIの強いところはコントロールシステムで、本体は誰でもできるらしい。
DJI drone1: https://youtu.be/bMzkhdbGGsQ
DJI drone2: https://youtu.be/-iG4z4tvuZs
場所:https://goo.gl/NGVqRW
ドローン持ち運び用リュックなども売っている
天井がおしゃれ 建物の前には噴水がある
23.UBTECH Robotics Shop
(1)UBTECHのロボットたち
• ショッピングモールに入ったUBTECHのショップでロボットを見ることができる。普段は撮影禁止
だが、「日本からきた」ということで特別に許可をもらえた。
UBTECH Alpha 1 Pro motion: https://youtu.be/l96Hj-HUeB0
UBTECH Alpha 1 Pro dance(江南スタイル): https://youtu.be/EV8_-qW_i-k
☆ UBTECH Alpha 1 Pro Dance: https://youtu.be/s0ZAdNeq0fs
Lynx - Alexa Enabled Smart Home Robot with Facial Recognition: https://youtu.be/QXDUgj5LPBg
場所:https://goo.gl/hVAE9x
24.無人カラオケBOX
(1)体験してきた
• 無人カラオケをひとことで言うと、「プリクラ機」のカラオケ版。
• ショッピングモールを中心に、そこら中にある。
• 中に入ると、ヘッドホンとマイクが2つずつ置いてあり、曲を選択するとボックスの中にBGMが流
れる。マイクを通して歌うと、ヘッドホンの中だけにマイクを通した歌声が聞こえ、BOXの中は
地声しか聞こえない。終わったあとは、プリクラのように歌声が録音された音源がスマートフォ
ンに送られてくる。
QRコードを読むと、画面遷移する。
無人カラオケBOX1: https://youtu.be/2-E__CDcnTY (限定公開)
無人カラオケBOX2: https://youtu.be/eFbDJSWDSLw (限定公開)
無人カラオケBOX3: https://youtu.be/9Y1-cp1j964 (限定公開)
無人カラオケBOX(採点機能): https://youtu.be/V8svsNXMOyU (限定公開)
25.スクラッチくじ
(1)やってみた
• スーパーのレジを出たところに、大量に設置されているスクラッチくじ。5元のものと10元のも
のがある。
• 買い物客が帰り際にやっている。当たっている人は見なかった。
• WeChat Payで購入できる。5元のくじに挑戦したが、外れた。
場所: https://goo.gl/uB1acg
26.ロボットの社会導入実験
(1)ロボットのレンタル
Pepperと同じくらいの大きさの中国のロボット「Mandy」を貸りて、深センの街中に連れ出すという社会実験を
行いました。Mandyのレンタルは1日2000元(約3万4000円)でしたが、1800元(約3万600円)でレンタルさせても
らいました。レンタルするとき、「外を歩かせたい」「地下鉄に乗せたい」と交渉すると、「重いですよ」「ど
こかのイベントですか?」と不思議がられましたが、通訳の方のおかげでなんとか交渉成立。なぜか「一緒に私
たちがついていくなら保障料金(1万円)はいらない」と言われ、開発会社の方2人がついてきて、いろいろとサ
ポートしてくださいました。
深センにおいて、ロボットは地下鉄に乗れるのか、乗れるとしたら切符は必要なのか。荷物なのか、人として
扱われるのか。周りの人の反応は?など、知りたいことがたくさんありました。しかも、深センの地下鉄は手荷
物検査があります。そこを無事通過できるのでしょうか?
MandyはPepperと違い、車輪移動し、Bluetoothでリモコンと接続できるため、リモコンを持っている人につい
てくることができます。しかし、道を歩くことはできるのでしょうか?
☆ Robot Life@Shenzhen(深圳ロボットとの生活): https://youtu.be/PGWD2hN1dKM
(2)移動:地下鉄
• 手荷物検査場で警備員に止められるが、「ロボット禁止」ではなく「撮影禁止」が理由。ロボッ
トを電車に乗せることはなんの問題にもならず、検査機器に通さず乗車可能。ただし、なぜか通
常の改札は通れず、荷物専用入口から出入りする。駅構内のエレベーターにも警備員がいたが、
全く声を掛けられることもなかった。周りの人の反応を見ても、ロボットを特別視している感じ
はない。乗車券は必要なし。
Mandy、はじめてオフィスの外に出る: https://youtu.be/1nPuNQlHMp8
Mandy、はじめて地下鉄駅構内を歩く(手荷物検査場まで): https://youtu.be/mJLw10-jIYE (限定公開)
Mandy、地下鉄にはじめて乗る(手荷物検査場でのやりとり): https://youtu.be/_GXl-hAebZU (限定公開)
Mandy、専用の入口から改札内に入る: https://youtu.be/mJarVipOa80
Mandyとホームに向かう1: https://youtu.be/JLpGOmjtKLw
☆ Mandyとホームに向かう2: https://youtu.be/yePXCQaWwoM
Mandyとエレベーターに乗る1: https://youtu.be/pmabzb4oC2A
Mandyとエレベーターから降りて電車に乗る: https://youtu.be/OZXNNecofno
Mandyとエレベーターに乗る2: https://youtu.be/YJCgF8mEL_8
Mandyとエレベーターから降りて改札を出る: https://youtu.be/gI2Lzyri0KQ
☆ Mandy、地下鉄に乗る: https://youtu.be/hylWnpOEtiU
☆ Mandy、地下鉄に乗る(窓に広告映る); https://youtu.be/i3YX0Si1rfY
☆ Mandy、地下鉄に乗る(周りの人の反応): https://youtu.be/bq-ww7oicZw
写真からも、
周りの人がロボットを
特別視していないことが分かる。
日本のPepperと同じで、人
は「手をつなぐ」というと
ころに最初のコミュニケー
ションがあるのかもしれな
い。言葉は通じなかったが、
偶然隣に座ってきたおじい
さんが何かを私に話しかけ
ながらMandyの手を握って
きた。
(3)移動:ワゴン車
• ロボットのサイズが大きく、通常の車では乗らないため、ワゴン車で移動。「货拉拉」という、
バンやトラック専用の配車アプリを利用。
(4)Pepper開発会社
Mandy、オフィスに入る(なぜかスローモーション): https://youtu.be/4pMQoTTygdg (限定公開)
深センPepper開発現場1: https://youtu.be/LBXosSIsWIY (限定公開)
深センPepperのショッピングモールアプリ: https://youtu.be/mHqv-XiC3rE (限定公開)
深センPepper開発現場2: https://youtu.be/ZEVkfBCR39c (限定公開)
深センPepper開発現場3: https://youtu.be/AQVLtpkKKZI (限定公開)
深センPepper起動 with Mandy: https://youtu.be/BoOJRgYSO68 (限定公開)
Mandy with Pepper: https://youtu.be/qjsyK3PtpgU
化粧品推薦システム1(深センPepper開発現場にて): https://youtu.be/P_6iC77IXIk (限定公開)
化粧品推薦システム2(深センPepper開発現場にて): https://youtu.be/c0LaxLe07_s (限定公開)
(4)広場
体験場所:
https://goo.gl/HFS5n3
Mandy、蹴られる: https://youtu.be/Sz8mBRcij-M
Mandy、商店街を歩く1: https://youtu.be/dQgXVMUaZVA
Mandy、デパートの中を歩く: https://youtu.be/TIxDwcx03no
☆ Mandy、商店街を歩く2: https://youtu.be/maSfsDbT1fg
Mandyに「踊って」と言ってみる(失敗): https://youtu.be/CNIEde4kuWA
☆ Mandy、商店街で踊る: https://youtu.be/VAAYEitj8Zc
(5)動画集
Mandy、はじめての外出: https://youtu.be/fXotBPP-EwM
☆ Mandyと歩く: https://youtu.be/U7bxMY_AcnU
☆ Mandyと一緒に駅構内から外へ: https://youtu.be/MrJbxJPZN0I
Mandyと道を歩く: https://youtu.be/tg2_l0ENKBE
Mandyと横断歩道を渡る1: https://youtu.be/oJm9hOF7v6c
☆ Mandyと横断歩道を渡る2: https://youtu.be/3fXVmZIPv14
Mandyと街中を歩く1: https://youtu.be/iDwf9wZ_P9E
Mandyと横断歩道を渡る3: https://youtu.be/y4ih_zNjc64
Mandyと横断歩道を渡る4: https://youtu.be/TVAzcz8bWKs
Mandyと街中を歩く2: https://youtu.be/hgmbU_f4nHA
Mandyと街中を歩く3: https://youtu.be/8tUQxxO-0XU
Mandyと横断歩道を渡る5: https://youtu.be/uqBVVhb3E2k
Mandyと街中を歩く4: https://youtu.be/Cz2qqU_-Pcw
☆ Mandyと私有地で踊る: https://youtu.be/pcGZ3rIfwWM
☆ Mandy分解: https://youtu.be/-FHHX-I2gOU
開発会社の2人と、通訳の方と一緒に移動
Special Thanks
Natsumi Hikichi
Yosuke Suzuki
Masakazu Takasu
Liu Bo
& Mercari

More Related Content

More from tomomi_pepper

Pepperって実際何モノ?
Pepperって実際何モノ?Pepperって実際何モノ?
Pepperって実際何モノ?tomomi_pepper
 
TEDxTokyo Salon Presentation
TEDxTokyo Salon PresentationTEDxTokyo Salon Presentation
TEDxTokyo Salon Presentationtomomi_pepper
 
ロボットのいる生活@enPiT
ロボットのいる生活@enPiTロボットのいる生活@enPiT
ロボットのいる生活@enPiTtomomi_pepper
 
人型ロボットパネル@日本SF大会
人型ロボットパネル@日本SF大会人型ロボットパネル@日本SF大会
人型ロボットパネル@日本SF大会tomomi_pepper
 
Self Introduction @Robot Pioneer Forum
Self Introduction @Robot Pioneer ForumSelf Introduction @Robot Pioneer Forum
Self Introduction @Robot Pioneer Forumtomomi_pepper
 
JANOG 36 インターネットのうた
JANOG 36 インターネットのうたJANOG 36 インターネットのうた
JANOG 36 インターネットのうたtomomi_pepper
 

More from tomomi_pepper (7)

Pepperって実際何モノ?
Pepperって実際何モノ?Pepperって実際何モノ?
Pepperって実際何モノ?
 
TEDxTokyo Salon Presentation
TEDxTokyo Salon PresentationTEDxTokyo Salon Presentation
TEDxTokyo Salon Presentation
 
ロボットのいる生活@enPiT
ロボットのいる生活@enPiTロボットのいる生活@enPiT
ロボットのいる生活@enPiT
 
人型ロボットパネル@日本SF大会
人型ロボットパネル@日本SF大会人型ロボットパネル@日本SF大会
人型ロボットパネル@日本SF大会
 
夏の思い出
夏の思い出夏の思い出
夏の思い出
 
Self Introduction @Robot Pioneer Forum
Self Introduction @Robot Pioneer ForumSelf Introduction @Robot Pioneer Forum
Self Introduction @Robot Pioneer Forum
 
JANOG 36 インターネットのうた
JANOG 36 インターネットのうたJANOG 36 インターネットのうた
JANOG 36 インターネットのうた
 

Recently uploaded

UPWARD_share_company_information_20240415.pdf
UPWARD_share_company_information_20240415.pdfUPWARD_share_company_information_20240415.pdf
UPWARD_share_company_information_20240415.pdffurutsuka
 
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000Shota Ito
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
新人研修のまとめ 2024/04/12の勉強会で発表されたものです。
新人研修のまとめ       2024/04/12の勉強会で発表されたものです。新人研修のまとめ       2024/04/12の勉強会で発表されたものです。
新人研修のまとめ 2024/04/12の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptx
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptxIoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptx
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptxAtomu Hidaka
 
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Danieldanielhu54
 
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directoryosamut
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 

Recently uploaded (9)

UPWARD_share_company_information_20240415.pdf
UPWARD_share_company_information_20240415.pdfUPWARD_share_company_information_20240415.pdf
UPWARD_share_company_information_20240415.pdf
 
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000
PHP-Conference-Odawara-2024-04-000000000
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
新人研修のまとめ 2024/04/12の勉強会で発表されたものです。
新人研修のまとめ       2024/04/12の勉強会で発表されたものです。新人研修のまとめ       2024/04/12の勉強会で発表されたものです。
新人研修のまとめ 2024/04/12の勉強会で発表されたものです。
 
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptx
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptxIoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptx
IoT in the era of generative AI, Thanks IoT ALGYAN.pptx
 
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その12024/04/12の勉強会で発表されたものです。
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
 
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
20240412_HCCJP での Windows Server 2025 Active Directory
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 

Mirai-City Shenzhen