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ハードの作りで振り返る
セガサターン
大神 祐真
(@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
自己紹介
大神祐真
@yohgami
[仕事]
グループウェア
メーカーの
インフラエンジニア
[趣味]
自作OS
レトロPC/ゲーム
自作アーケード基板
大神 祐真 (@yohgami)
このセミナーでは
●
「セガサターン」というTVゲーム機を
振り返ります
●
ゲーム機もまたコンピュータの一種なので
情報技術の温故(知新)として
楽しんでいただければ幸いです
セガサターン
1994年発売 セガ据え置き型
初のポリゴン
描画
同世代
PlayStation
NINTENDO64
44,800円
大神 祐真 (@yohgami)
セガ
サターン
の
アーキ
テクチャ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
大神 祐真 (@yohgami)
セガ
サターン
の
アーキ
テクチャ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
CPUやICが多い
豪華なアーキテクチャ
大神 祐真 (@yohgami)
セガ
サターン
の
アーキ
テクチャ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
CPU
ブロック
ビデオ
ブロック
サウンド
ブロック
CD
ブロック
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
CPUブロックについて
●
SCU(System Control Unit)
– その名の通りシステム管理用のIC
– 後述する各ブロックのICはSCUを通して
メインCPUに接続されている
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
CPUブロックについて
●
SH-2 x2
– 日立製作所(現ルネサスエレクトロニクス)製
– 32ビットCPU
●
レジスタ・アドレス幅32ビット
●
32ビットx2で「64ビット級」と謳われていた
– RISC(命令長16ビット)
– セガサターンへの搭載を前提として
セガ・エンタープライゼズ社と共同開発された
https://ja.wikipedia.org/wiki/SuperH
大神 祐真 (@yohgami)
32ビットx2で
「64ビット級」!
https://sega.jp/fb/segahard/ss/05a.html
大神 祐真 (@yohgami)
小ネタ
●
ちゃんと64ビットのシステムバスを備えた
「Atari Jaguar」が前年(1993年)に発売されている
– 世界で3番目に売れなかったゲーム機
●
コントローラーの悪評
– この為か、前掲のチラシくらいでしか
「64ビット推し」はしていなかった模様
●
そして2年後(1996年)には
64ビットCPU(MIPS R4200カスタム)を備えた
NINTENDO64が発売
https://ja.wikipedia.org/wiki/Atari_Jaguar
https://ja.wikipedia.org/wiki/NINTENDO64
大神 祐真 (@yohgami)
北米が求めた32ビット?
「32ビットを出せるセガハード」は
実はセガサターンだけではない
大神 祐真 (@yohgami)
北米が求めた32ビット?
「32ビットを出せるセガハード」は
実はセガサターンだけではない
https://ja.wikipedia.org/wiki/メガドライブ
セガサターンの一つ前の据え置き型TVゲーム機
1988年発売で
同世代はスーパーファミコン
(1990年発売)
発売時のキャッチコピーは
「時代が求めた16ビット」
メガドライブ
大神 祐真 (@yohgami)
https://ja.wikipedia.org/wiki/スーパー32X
北米が求めた32ビット?
「スーパー32X」
という拡張機器で
SH2 x2の構成へ
アップグレードできた
大神 祐真 (@yohgami)
北米が求めた32ビット?
背景など
●
GENESISが北米で売上を伸ばしており
アメリカ法人より
「セガサターンへの切り替えは時期尚早」
→ 「スーパー32X(GENESIS 32X)」発売
●
しかし、市場の混乱を招き、1年で販売終了
大神 祐真 (@yohgami)
北米が求めた32ビット?
「拡張するだけでサターン相当にできた」
ことについて
●
セガサターンは、メガドライブ等80年代ハードの
進化の延長線上と考えることもできるハード
→ 詳しくは「ビデオブロック」にて
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
CPUブロックについて
●
SMPC(System Manager & Peripheral Control)
– セガサターンのシステムリセットや、
コントローラーなどの外部機器との
インタフェースとなるIC
– このICへ問い合わせることで
コントローラーの入力状態を取得できる
大神 祐真 (@yohgami)
CPUブロックについて
●
SMPC(System Manager & Peripheral Control)
– 通常のコントローラ以外にも
キーボード・マウスなどもあった
●
関連・周辺機器 – セガハード大百科
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/devices.html
– メガドライブとの互換アダプタも想定されていたが
実現はしなかった
●
エミュレータのソースコードにその仕様も実装されていたりする
https://github.com/Yabause/yabause/blob/7e38821/yabause/sr
c/smpc.c#L346-L347
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
●
VDP(Video Display Processor)
– ビデオ(画面)描画の専用IC
大神 祐真 (@yohgami)
●
VDP1
– 前景
(スプライト
・ポリゴン等)
●
VDP2
– 背景
大神 祐真 (@yohgami)
スプライトと
ポリゴン・ポリライン
スプライト
ポリゴン
ポリライン
●
いずれも4頂点で指定する図形
●
スプライトと
ポリゴン・ポリラインの違いは
テクスチャを貼り付けるか否か
大神 祐真 (@yohgami)
●
各VDPにはRAMが
付属
●
専用のデータ構造で
RAMへデータを配置
しておくと、VDPが
それを描画する
●
各VDPのレジスタ
でもいくつかの設定
が可能
大神 祐真 (@yohgami)
●
「コマンド」(と描画する画像)
をRAMに並べておくと、それに従って描画する
●
VDP1は主に「コマンド」で制御する
– レジスタでは「NTSC/PAL」や
描画の細かな振る舞いの設定等
大神 祐真 (@yohgami)
ここで指定できる
「コマンド」について
大神 祐真 (@yohgami)
0
コマンド名や
その他属性情報等
0x00
〜
0x04
0x06
0x08
0x0A
0x0C
〜
0x1A
0x1C
0x1E
カラー
予約
4つの頂点を
それぞれ2次元座標で設定
グーローシェーディング設定
パディング(0x0000)
ビット
15
ポリゴン描画コマンド
大神 祐真 (@yohgami)
0
コマンド名や
その他属性情報等
0x00
〜
0x04
0x06
0x08
0x0A
0x0C
〜
0x1A
0x1C
0x1E
カラー
予約
4つの頂点を
それぞれ2次元座標で設定
グーローシェーディング設定
パディング(0x0000)
ビット
15
ポリゴン描画コマンド
大神 祐真 (@yohgami)
2D OR NOT 2D
●
ハードが認識するのは2次元座標
– 任意の4頂点を指定できるので、
立体に見える絵を描ける
というだけ
– 3次元→2次元やそれ以前の3次元→3次元の
座標変換等はソフトで行う必要がある
●
なお、このような座標変換処理は重い
– CPU2つあっても、何割かは持っていかれる
大神 祐真 (@yohgami)
2D OR NOT 2D
2Dに関しては強力なハード側のサポートがあった
●
任意の4頂点でスプライトを描ける
– 拡大縮小・回転や歪ませる事が可能
●
レジスタやテーブルといった制約による
スプライト数の上限が無い
– VRAMに乗るだけ描ける
●
背景もレイヤー構成可能(最大5面)
– 上下スクロール・拡大縮小・回転・モザイク演出が可能
大神 祐真 (@yohgami)
2D OR NOT 2D
セガサターンは、
「3Dを表現する能力(NOT 2D程度)はあるが、
 2Dの方が得意なハード」だった
『2Dグラフィック機能の決定版を目指して
 開発されていた』
- セガハードストーリー第5回 より
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
大神 祐真 (@yohgami)
2D OR NOT 2D
セガサターンは、
「3Dを表現する能力(NOT 2D程度)はあるが、
 2Dの方が得意なハード」だった
『2Dグラフィック機能の決定版を目指して
 開発されていた』
- セガハードストーリー第5回 より
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
大神 祐真 (@yohgami)
2D OR NOT 2D
セガサターンは、
「3Dを表現する能力(NOT 2D程度)はあるが、
 2Dの方が得意なハード」だった
『2Dグラフィック機能の決定版を目指して
 開発されていた』
- セガハードストーリー第5回 より
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
メガドライブからの
2Dゲームハードとしての進化系
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
サウンドブロックについて
●
SCSP(Saturn Custom Sound Processor)
– PCM音源・FM音源やDSPを内蔵したIC
– ステレオで音を左右にパンする機能がある
●
MC68EC000
– サウンド用に搭載された16ビットCPU
– ほぼMC68000
大神 祐真 (@yohgami)
MC68000
https://ja.wikipedia.org/wiki/メガドライブ
●
モトローラ(現NXPセミコンダクターズ)製16ビットCPU
●
初代MacintoshやX68000といったPC、
80年代のアーケードゲーム基盤や、
メガドライブといった家庭用TVゲーム機等で広く使われた
16ビット時代の代表的なCPU
大神 祐真 (@yohgami)
ちなみに
メガドライブで主にサウンド周りの用途として
搭載していた「Z80」というCPUは、
8ビット時代を代表するCPU
Z80/Z80カスタム/互換 CPU搭載ハード
●
セガの8ビットハード:SC-3000, SG-1000,
SG-1000Ⅱ, SEGA MARKⅢ, MASTER SYSTEM,
ゲームギア
●
ゲームボーイ
●
パソコン:MSX(初代),
PC-8000/PC-8800/PC-6000シリーズ
●
アーケード基板:パックマン, ギャラガ, ゼビウス
大神 祐真 (@yohgami)
同世代比較
セガ
サターン
プレイ
ステーション
NINTENDO64
音源 PCM / FM ADPCM ADPCM
同時
チャンネル
数
32 24 実質上限なし
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
大神 祐真 (@yohgami)
大神 祐真 (@yohgami)
独立したシステム
●
サウンドのMC68EC000等は
付属のメモリが
メインCPU(SH2)にもマップ
されており、SH2側から
プログラムを書き込む
●
このCDシステムはSH-1が
動作するプログラムは
付属のROMに書かれている
●
SH2には一部のレジスタが
マップされているのみ
●
基本的にはシリアル通信
による独自コマンドで
CDシステムへ指示を出す
大神 祐真 (@yohgami)
SH-1
●
日立製作所
(現ルネサスエレクトロニクス)
製32ビットRISC CPU
●
SHシリーズの最初のCPU
https://ja.wikipedia.org/wiki/SuperH
大神 祐真 (@yohgami)
MPEG
●
ハード側でMPEGビデオの
再生機能を持っていた
大神 祐真 (@yohgami)
セガサターン・マルチメディア
・システム
背面のスロットに拡張カードを刺すことで
マルチメディアを楽しむことができた
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/devices.html
「ムービーカード」「フォトCD
 オペレーター」
「電子ブック
 オペレーター」
大神 祐真 (@yohgami)
マルチ・エンターテインメント
の世界
発売予定年月が示される前のパンフレットには
こんな記載がある
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/
大神 祐真 (@yohgami)
マルチ・エンターテインメント
の世界
発売予定年月が示される前のパンフレットには
こんな記載がある
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/
大神 祐真 (@yohgami)
ブロック
毎の
テーマ
https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html
根強い“MD”
「北米が求めた
32ビット?!」
CPUブロック
ビデオ
ブロック
得意?不得意?
「2D OR NOT 2D」
サウンドブロック
「レトロで豪華な
サウンド周り」
CDブロック
思い描いた
「マルチ・
エンターテインメント
の世界」
カートリッジI/F
「セガ
アットマーク?」
大神 祐真 (@yohgami)
カートリッジI/F
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/devices.html
本体上部にカートリッジスロットがある
主にセーブ容量やRAM増量の用途で使われていた
「拡張ラムカートリッジ」
「パワーメモリー」
大神 祐真 (@yohgami)
セガサターンモデム
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/devices.html
・専用のモデム
・モジュラーソケットがついている
・カードスロットは
 XBANDという通信サービス用
←には写っていないが
 コントローラーとしてマウスもあった
 マウス・キーボードを繋げば正にPC
大神 祐真 (@yohgami)
おわりに
●
セガサターンは、
まだまだ研究し甲斐のあるハードウェア
– 有志で作られた拡張パーツ(※)を買えば
自作のプログラムを実機で動かすことも可能
●
3Dやマルチメディアの能力も備えつつ
2D時代の仕組みを色濃く残す稀有なハード
– プレイステーションやNINTENDO64はMIPSである中、唯
一のSH(SH2)
– 命令サイズ2バイトだし、古き良きマシン語プログラミン
グもできなくはない
(※) Satiator:https://www.satiator.net/
大神 祐真 (@yohgami)
参考文献
●
セガサターン | セガハード大百科 | セガ
https://sega.jp/history/hard/segasaturn/
●
セガサターンとふり返るあの時代 | ミライのアイデア
https://www.mirai-idea.jp/series-segasaturn
●
大神祐真
『エミュレータのコードを読んでわかるセガサターン』
http://yuma.ohgami.jp/
●
ウィキペディア
(スライドにURL記載)
大神 祐真 (@yohgami)
ご清聴ありがとうございました!
大神 祐真 (@yohgami)
宣伝
セガサターン
エミュレータ
「Yabause」の
コードを読んで
どんなハード
だったのかを知る
https://techbookfest.org/product/5711801452855296?productVariantID
=5652438159720448

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