SlideShare una empresa de Scribd logo
1 de 47
Descargar para leer sin conexión
Windows Embedded Compact 2013 システム開発ステップガイド 
インストール編 
Ver. 0.9d 
Last Update : 2014.04.17 
中田 佳孝(nakata@ysknet.co.jp) 
Microsoft MVP for Windows Embedded
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 2 
目次 
1. はじめに ................................................................................................................................................................... 4 
2. 準備 ............................................................................................................................................................................ 6 
2.1. 開発環境要件 ................................................................................................................................................. 6 
2.2. 必要ソフトウェアの取得 .......................................................................................................................... 8 
2.3. 仮想環境 .......................................................................................................................................................... 9 
3. インストール ........................................................................................................................................................ 10 
3.1. Visual Studio 2013のインストール .................................................................................................... 11 
3.2. Application Builder for Windows Embedded Compact 2013のインストール ................... 16 
3.3. Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのインストール .................................................. 21 
3.4. Visual Studioの初期設定 ........................................................................................................................ 38 
4. フォルダ構成 ........................................................................................................................................................ 42 
5. 仮想環境の構築 ................................................................................................................................................... 43 
Appendix.1 インストール時のTips....................................................................................................................... 45 
Appendix.2 参考URL .................................................................................................................................................. 46
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 3 
表記に関して 
・WEC2013 ・・・Windows Embedded Compact 2013 
・VPC ・・・Virtual PC 
・VHD ・・・Virtual Hard Disk 
・VS2012 ・・・Visual Studio 2012 
・VS2013 ・・・Visual Studio 2013 
登録商標に関して 
・Microsoft、Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における 
登録商標または商標です。 
・Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 
・その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 4 
1. はじめに 
Windows Embedded Compact 2013は、Microsoft社が提供している、リアルタイム性のある 
組込向けのカスタマイズ可能なOSです。 
詳細な構造の説明については、入門編以降に譲りますが、豊富な機能コンポーネント(例えば 
Wifiといった基本的な機能から、ジェスチャーといったリッチなUIを提供する機能など)から 
必要なものを取捨選択し、専用アプリケーション/ドライバを搭載し、オリジナリティの高い 
製品を開発することができます。 
CPUはx86系とARMv7をサポートしています。 
このOS上で動作するアプリケーションは、PC向けWindowsのアプリケーションと同じよう に、 
Win32API(サブセット)を使用してOSの機能にアクセスします。 
ATLやMFCといったライブラリだけでなく、.NET Frameworkのサブセットである.NET Compact 
Framework、WPF同様XAMLでUIが記述できるXAML for Windows Embedded等が提供され て 
おり、PC向けアプリケーションの知識・経験を生かした開発が可能です。 
また、OSの開発環境(Platform Builderと言います)は、VS2012またはVS2013のアドイン
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 5 
として提供されます。 
つまり、アプリもOSも同じ統合開発環境で開発できます。 
このOSはかつてWindows CEと呼ばれていました。 
最初のバージョン(1.0)がリリースされてから、すでに10年以上経過しており、いまでは 
ハンディ端末をはじめとする様々なデバイスに、搭載されています。 
本書では、まずWindows Embedded Compact 2013のための開発環境の構築手順を解説しま す。 
次のステップにあたる入門編で、基本的なアーキテクチャやOS構築手順について学習しま す。 
本書および入門編を参考に、ぜひWindows Embedded Compact 2013のシステム開発について 
習得し、今後の製品開発に生かして頂ければ幸いです。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 6 
2. 準備 
2.1. 開発環境要件 
Windows Embedded Compact 2013のOS開発用の環境を構築します。 
OSをビルドするための開発用PCの要件は、以下の通りです。 
■ハードウェアの最小要件 
・HDD:100GBの空き領域 
・CPU:1.6 GHz (推奨は2.4 GHz以上) 
・RAM:2GB 
・HDDの回転数:5400 RPM 
・DirectX 9対応ビデオカード 
■開発環境のサポート OS 
・Windows 7 SP1 ( x86 or x64 ) ・Windows 8( x86 or x64 ) 
・Windows 8.1( x86 or x64 ) ・Windows Server 2008 R2 SP1 ( x64 ) ・Windows Server 2012 ( x64 )
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 7 
■必要なソフトウェア 
・VS2012 Professionalエディション以上 + Update 2以降 
または 
・VS2013 Professionalエディション以上 
・.NET Framework 4.0 
・Application Builder for Windows Embedded Compact 2013 
・Windows Embedded Compact 2013(Update 5) ツールキット( 通称 Platform Builder ) 
※サポートOSについて 
MSDNの 
Install Windows Embedded Compact 2013 
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj200354.aspx 
には、Windows 7およびWindows Server 2008 R2のサービスパック適用は任意のように 
記載されていますが、Visual Studio 2012のサポートOSは、Windows 7 SP1および 
Windows Server 2008 R2 SP1と記載されているため、本書の内容はそちらに合わせて 
記載しています。 
※Visual Studioについて 
本書ではVisual Studio 2013での環境構築を行います。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 8 
2.2. 必要ソフトウェアの取得 
■Windows Embedded Compact 2013 Update 5ツールキットのダウンロード 
Windows Embedded Compact 2013ツールキットの評価版および 
評価用プロダクトキーは、以下のページから取得できます。 
http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/downloads.aspx 
■Visual Studio 2013のダウンロード 
Visual Studio Professional 2013の評価版は以下のページから取得できます。 
英語版をダウンロードしてください。 
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30682 
■Application Builder for WEC2013のダウンロード 
Application Builder for Windows Embedded Compact 2013は以下のページから 
取得できます。 
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 9 
2.3. 仮想環境 
Windows Embedded Compact 2013では、 
OSイメージをVirtual PCやHyper-Vといった仮想環境上で動かすこともできます。 
実際の開発においても、ハードウェアが出来上がるまでのテストプラットフォームとして、 
仮想環境を使用する場合があります。 
以下は、仮想環境を使用する場合のハードウェア要件です。 
■仮想環境のハードウェア要件 
・最低4GBのRAM 
・15 GB以上のストレージ空き領域 
・TCP/IPネットワーク接続(DHCP) 
・Windows 8 でHyper-Vクライアントを使う場合は64-bitかつ 
Second Level Address Translation (SLAT)をサポートしていること 
※ネットワーク接続について 
物理接続が無くても、Hyper-Vの場合は内部仮想ネットワークスイッチ 
Virtual PCの場合はLoopback Adapterを導入し、 
静的IPアドレスを設定することで、代用が可能です。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 10 
3. インストール 
開発環境を構築します。 
以下の順で、ソフトウェアをインストールしていきます。 
① V2013 
② Application Builder for Windows Embedded Compact 2013 
③ Windows Embedded Compact 2013 Update 5 Toolkit
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 11 
3.1. Visual Studio 2013のインストール 
初めはVS2013のインストールです。 
Visual Studio Professional 2013をお持ちでない方は、以下のサイトから評価版ダウンロードするこ とができます。 
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30682 
サイトにアクセスすると、Figure 1のようなページが表示されます。 
[Download]をクリックしてください。 
Figure 1 VS2013評価版のダウンロードページ①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 12 
[Download]をクリックすると、Figure 2のようなページが表示されます。 
VS2013_PRO_enu.isoにチェックを入れて、[Next]をクリックしてください。 
VS2013のISOイメージファイルのダウンロードが始まります。 
Figure 2 VS2013評価版のダウンロードページ② 
ダウンロードが完了したら、 
ISOイメージファイルをDVDのライティングソフトなどでDVD-Rに焼いて、DVDドライブに挿入 するか、専用ソフトウェアでISOイメージをドライブとしてマウントしてください。 
Tips. Windows 8には、ISOイメージファイルをマウントする機能が標準で付属します。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 13 
エクスプローラでDVDドライブを開き、『vs_professional.exe』を実行します。 
インストーラが起動するので、インストールウィザードに従って、インストールを行ってくださ い。 
Figure 3 VS2013インストール画面①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 14 
インストールが完了すると、Figure 4のような画面が表示されます。 
(データ保存や起動しているアプリケーションを終了させるなどした後、)[今すぐ再起動]ボタン をクリックし、再起動させてください。 
Figure 4 VS2013インストール画面②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 15
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 16 
3.2. Application Builder for Windows Embedded Compact 2013のインストール 
続いて、Application Builder for Windows Embedded Compact 2013をインストールします。 
まず、Application Builderのセットアップファイルを入手します。MSDN内の以下のページにアク セスしてください。 
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819 
Figure 5のようなページが表示されます。言語を英語に変更し、[Download]をクリックします。 
Figure 5 Application Builder for WEC2013のダウンロードページ①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 17 
次に以下のような画面が表示されるので、全てにチェックを入れ、[Next]をクリックしてくださ い。ダウンロードが始まります。 
Figure 6 Application Builder for WEC2013のダウンロードページ②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 18 
なお、Windows Embedded Compact 2013 Update 5用のToolkitのISOファイル内には、 Application Builder for 2013のインストーラも付属しています。 
Figure 7 WEC2013Update5に付属するAppBuilder 
ダウンロードまたはToolkitのISOファイルから取得したVSEmbedded_AppBuilder.exeを開発用 PC上で実行します。 
Figure 8のようなインストールウィザードが表示されるので、ウィザードに従ってインストールを 行ってください。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 19 
Figure 8 Application Builder for WEC2013 インストール画面①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 20 
インストールが完了すると、Figure 9のような画面が表示されます。 
[Close]ボタンをクリックし、インストールウィザードを終了させてください。 
Figure 9 Application Builder for WEC2013 インストール画面②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 21 
3.3. Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのインストール 
最後に、Windows Embedded Compact 2013のToolkitのインストールを行います。 
まず初めに、Toolkitのトライアル版およびトライアル用のプロダクトキーを取得します。 
以下のページにアクセスしてください。 
Figure 10 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ① 
上記ページの「Windows Embedded Compact 2013」の項目の左側の「+」マークをクリックし、 
ツリーを展開します。 
「•Register to download the Windows Embedded Compact 2013 toolkit and get the product activation key.」と書かれたハイパーリンクをクリックします。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 22 
Microsoft Account(旧Live ID)のログイン画面が表示されるので、ご自分のIDでログインし(お 持ちでない方は登録してください)、Profileを確認します。 
続いてFigure 11のようなページが表示されます。プロダクトキー(この画像では黒塗りにしてい ます)を控えて、「Download Windows Embedded Compact 2013 now」をクリックします。 
Figure 11 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 23 
以下のようなダウンロードのページが表示されるので、[Download]をクリックしてください。 
Figure 12 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ③
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 24 
Figure 13のようなダウンロードファイルの選択画面が表示されるので、ISOファイルとリリースノ ート(拡張子docxのファイル)にチェックを入れ、[Next]をクリックしてください。 
ダウンロードが始まります。 
Figure 13 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ④
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 25 
ISOイメージファイルをDVDのライティングソフトなどでDVD-Rに焼いて、DVDドライブに挿入 するか、専用ソフトウェアでISOイメージをドライブとしてマウントしてください。 
続いてエクスプローラでDVDドライブを開き、「Windows Embedded Compact 2013.exe」を実行 します。 
インストーラが起動するので、インストールウィザードに従って、インストールを行ってくださ い。 
① [Begin Install]をクリックします。 
Figure 14 WEC2013 Toolkitのインストール画面①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 26 
② EULA(使用許諾)を確認し、[I agree … ]にチェックを入れ同意し、[Next]をクリックします。 
Figure 15 WEC2013 Toolkitのインストール画面②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 27 
③ プロダクトキーの入力画面が出た場合、MSDNや代理店などから取得したプロダクトキーを入 力してください。 
Figure 16 プロダクトキーの入力
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 28 
④ インストールオプションを選択します。 
Figure 17 WEC2013 Toolkitのインストール画面③
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 29 
⑤ インストールする機能を選択します。ストレージの容量に問題が無ければ、全てインストール してみてください。 
Figure 18 WEC2013 Toolkitのインストール画面④
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 30 
項目を選択すると、画面の右側に概要が英語で表示されます。以下に簡単にですが、各項目に ついて説明します。 
Table 1 WEC2013インストール機能項目 項目 概要 
Platform Builder for Visual Studio 2013 
Windows Embedded Compact 2013の開発Toolkit 
Compact Test Kit 
カスタムドライバ等のテストスイーツ 
Windows Embedded XAML Tools 
Blend for Visual Studio 2013 Templates 
XAMLベースUIのアプリケーションを開発するため のツール 
WESTTEK JETCET PDF Viewer 
XAMLベースUIのアプリケーションを開発するため のツール 
Shared Source 
ライセンスに同意することで提供される、OS各機 能コンポーネント等のソースコード。 
ARM v7 Architecture 
ARM v7 アーキテクチャCPU向けのOSを構築する ためのコンポーネント 
x86 Architecture 
x86アーキテクチャCPU向けのOSを構築するため のコンポーネント 
PCアーキテクチャ、Virtual PC、Hyper-V向けのOS を構築するためのBSPも付属
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 31 
どのインストール項目を選択するか? 
もちろん、最低でもPlatform Builder for Visual Studio 2013と、 
CPU Architectureのコンポーネント(ARM v7、x86)は必要です。 
CPU Architectureのコンポーネントについては、開発するターゲット機器のCPUがARMv7で あれば、ARM v7 Architectureのみインストールするということでも構いません。 
XAMLベースのアプリケーションの開発もするのであれば、 
Windows Embedded XAML ToolsとBlend for Visual Studio 2013 Templatesも 
入れておきましょう。 
なお、入門編では仮想環境を使ってシステム開発方法を解説しますので、 
x86 Architectureもインストールしておいてください。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 32 
⑥ インストールするコンポーネントが決まったら、[Next]をクリックし、インストールウィザー ドを進めます。 
⑦ Shared Sourceのインストールを選択した場合、Figure 19のような画面(Shared Sourceの EULA)が表示されます。ライセンス事項を確認し、同意する場合は「Accept ...」にチェックを 入れ、 
[Next]をクリックしてください。 
Figure 19 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑤
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 33 
⑧ WESTTEK JETCET PDF Viewerのインストールを選択した場合、Figure 20のような画面 (WesttekのEULA)が表示されます。ライセンス事項を確認し、同意する場合は「Accept ...」 にチェックを入れ、[Next]をクリックしてください。 
Figure 20 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑤
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 34 
⑨ 次にオフラインレイアウトの作成選択画面が表示されます(Figure 21)。ISOイメージを使用 してのインストールを行っているので、オフラインレイアウトの作成は不要です。[No ...]を選 択し、[Next]をクリックしてください。 
Figure 21 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑥
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 35 
⑩ 続いて、インストールするコンポーネントのサマリーと必要なストレージ空き容量が表示され ます(Figure 22)。問題なければ、[Install]をクリックし、インストールを開始してください。 
ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合、[はい]をクリックし、インストーラがコンピ ュータに変更を加えることを許可してください。 
なお、インストール状況はFigure 24のように表示されます。 
Figure 22 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑦ 
Figure 23 ユーザーアカウント制御画面
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 36 
Figure 24 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑧
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 37 
⑪ Toolkitのインストールが完了すると、 
Figure 25 インストール完了画面
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 38 
3.4. Visual Studioの初期設定 
WEC2013システム開発に必要なソフトウェアのインストールが完了したら、VS2013を起動しま す。 
まず、VS2013の環境設定が行われます(Figure 26)。 
WEC2013 Toolkitは通称Platform Builder と呼ばれますが、ここではそのPlatform Builder用の環 境設定を選択し、[Start Visual Studio]をクリックします。 
Figure 26 VS2013の環境設定①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 39 
環境設定が完了するまでしばらく待ちます。 
Figure 27 VS2013の環境設定②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 40 
Customer Experience Improvement Programの選択画面が表示されます。Programへの参加は任意 です。[Yes …]または[No …]を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。 
Figure 28 Customer Experience Improvement Program
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 41 
Visual Studio 2013が起動します。これでセットアップは完了です。 
Figure 29 VS2013
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 42 
4. フォルダ構成 
Windows Embedded Compact 2013 Toolkit のインストールが完了すると、ドライブ直下に以下の 
ようなフォルダツリーが構築されます。 
WINCE800 ・・・ WEC2013のインストールルートフォルダ 
OS Design ・・・ OSイメージ構築用プロジェクトフォルダ 
Platform ・・・ 各種ボード用のBSPを格納するフォルダ 
Public ・・・ OSの各機能のソースコードやバイナリファイルを格納したフォルダ 
Private ・・・ シェアードソースコード 
SDK 
Other 
Figure 30 インストールされたフォルダツリー 
なお、Private フォルダは、WEC2013 Toolkit インストール時にShared Source のインストール 
を 
選択した場合のみ作成されます。
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 43 
5. 仮想環境の設定 
Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのx86 Architectureコンポーネントには、Windows OS 上で動作する仮想環境プラットフォームであるVirtual PCまたはHyper-V上で動作するOSを作成 することができます。 
これにより、PC上でWindows Embedded Compact 2013のOSイメージを動かすことができるた め、実機がない環境でも、プロトタイプOSの作成やアプリケーションのGUI確認などが行えま す。 
この章では、Windows 8 Pro以上(x64 Only)で提供されるHyper-V機能を使えるようにする方法 について記載します。 
① コントロールパネルから、[プログラムと機能]を開きます。 
左側に表示されている[Windows の機能の有効化または無効化]をクリックします。 
Figure 31 仮想環境の設定①
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 44 
② 以下のようなダイアログが表示されるので、[Hyper-V]にチェックを入れ、[OK]をクリックしま す。 
Figure 32 仮想環境の設定②
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 45 
Appendix.1 インストール時のTips 
■VS2013 Update3 インストール時に発生するWarning 
VS2013 Update3インストール開始時に、Figure 33のような警告が表示される場合があります が、そのままインストールは継続できます。 
OSのルート証明書が更新されていない場合に発生するようですので、Windows Updateを実 施するなどしてください。 
Figure 33 VS2013 Update3インストール時に発生するWarning
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 46 
Appendix.2 参考URL 
Microsoft 社Windows Embedded ポータルサイト(日本語) 
http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/windows-embedded.aspx 
■Windows Embedded Community Day ポータルサイト(日本語) 
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn324916.aspx 
Windows Embedded 搭載製品紹介 Wiki(日本語) 
http://www57.atwiki.jp/winembdev/
WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 
Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 47 
本資料は個人での学習用途以外に使用しないでください。 
また、本ドキュメントの無断複写・複製・配布等を禁止します。

Más contenido relacionado

La actualidad más candente

20110924 shizuoka azure-forsharing
20110924 shizuoka azure-forsharing20110924 shizuoka azure-forsharing
20110924 shizuoka azure-forsharingKazuki Aranami
 
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-Windows Admin Center -HCI管理を中心に-
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-Norio Sashizaki
 
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on Windows
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on WindowsUnite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on Windows
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on WindowsAkira Onishi
 
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編Windows Azure Bootcamp メディアサービス編
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編normalian
 
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for Unity
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for UnitySAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for Unity
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for UnityAkira Onishi
 
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみる
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみるAndroidStudioのインストールをゼロからしてみる
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみるShigeo Ueda
 
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまで
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまでWebSphere V7を Windows Azure上で動かすまで
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまでnormalian
 
Introducing Windows Terminal
Introducing Windows TerminalIntroducing Windows Terminal
Introducing Windows TerminalKazuki Takai
 
今さらWPF? いいえ、今こそWPF!
今さらWPF?いいえ、今こそWPF!今さらWPF?いいえ、今こそWPF!
今さらWPF? いいえ、今こそWPF!Yuya Yamaki
 
System Center Operations Manager 2019
System Center Operations Manager 2019System Center Operations Manager 2019
System Center Operations Manager 2019Norio Sashizaki
 
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践TAKUYA OHTA
 
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~TAKUYA OHTA
 
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019TAKUYA OHTA
 
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料Kenta Osuka
 
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101wind06106
 
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's New
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's NewSCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's New
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's Newwind06106
 
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?wind06106
 
WPF/Silverlight視点で視る MetroスタイルのXAML
WPF/Silverlight視点で視るMetroスタイルのXAMLWPF/Silverlight視点で視るMetroスタイルのXAML
WPF/Silverlight視点で視る MetroスタイルのXAMLYuya Yamaki
 
Minecraft modding 01
Minecraft modding 01Minecraft modding 01
Minecraft modding 01Takunology
 
Appc schoo 0219
Appc schoo 0219Appc schoo 0219
Appc schoo 0219caytosales
 

La actualidad más candente (20)

20110924 shizuoka azure-forsharing
20110924 shizuoka azure-forsharing20110924 shizuoka azure-forsharing
20110924 shizuoka azure-forsharing
 
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-Windows Admin Center -HCI管理を中心に-
Windows Admin Center -HCI管理を中心に-
 
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on Windows
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on WindowsUnite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on Windows
Unite 2014 Seattle を踏まえて Unityゲーム開発 on Windows
 
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編Windows Azure Bootcamp メディアサービス編
Windows Azure Bootcamp メディアサービス編
 
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for Unity
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for UnitySAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for Unity
SAPPORO CEDEC 2014 Visual Studio Tools for Unity
 
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみる
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみるAndroidStudioのインストールをゼロからしてみる
AndroidStudioのインストールをゼロからしてみる
 
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまで
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまでWebSphere V7を Windows Azure上で動かすまで
WebSphere V7を Windows Azure上で動かすまで
 
Introducing Windows Terminal
Introducing Windows TerminalIntroducing Windows Terminal
Introducing Windows Terminal
 
今さらWPF? いいえ、今こそWPF!
今さらWPF?いいえ、今こそWPF!今さらWPF?いいえ、今こそWPF!
今さらWPF? いいえ、今こそWPF!
 
System Center Operations Manager 2019
System Center Operations Manager 2019System Center Operations Manager 2019
System Center Operations Manager 2019
 
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践
ハードコア デバッギング ~ Windows のアプリケーション運用トラブルシューティング実践
 
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~
IE のままじゃダメなの? ~ Microsoft Edge のメリットとこれからを見据えた Web システム運用のテクニック ~
 
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - 新しい Microsoft Edge - from Build 2019
 
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料
EMS勉強会producedbyすかんく 発表資料
 
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101
Interact 2018:PowerShell of Microsoft SDN v2 101
 
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's New
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's NewSCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's New
SCUGJ第20回勉強会:SCVMM2019 What's New
 
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?
SCUGJ第24回勉強会:Azureネットワークアダプターってなに?
 
WPF/Silverlight視点で視る MetroスタイルのXAML
WPF/Silverlight視点で視るMetroスタイルのXAMLWPF/Silverlight視点で視るMetroスタイルのXAML
WPF/Silverlight視点で視る MetroスタイルのXAML
 
Minecraft modding 01
Minecraft modding 01Minecraft modding 01
Minecraft modding 01
 
Appc schoo 0219
Appc schoo 0219Appc schoo 0219
Appc schoo 0219
 

Similar a WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 140417 0.04

build 2012 Windows Azure 的まとめ
build 2012 Windows Azure 的まとめbuild 2012 Windows Azure 的まとめ
build 2012 Windows Azure 的まとめSunao Tomita
 
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0ShinichiAoyagi
 
Android初心者開発その前に
Android初心者開発その前にAndroid初心者開発その前に
Android初心者開発その前にYukio Saito
 
Windows 10 Developer Readiness [Japan]
Windows 10 Developer Readiness [Japan]Windows 10 Developer Readiness [Japan]
Windows 10 Developer Readiness [Japan]Akira Hatsune
 
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-聡 大久保
 
その後のBash on windows
その後のBash on windowsその後のBash on windows
その後のBash on windowsKazushi Kamegawa
 
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法彰 村地
 
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#The Twelve-Factor (A|M)pp with C#
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#Yuta Matsumura
 
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情 - 2019 春
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情  - 2019 春IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情  - 2019 春
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情 - 2019 春TAKUYA OHTA
 
第2回ビジネスモバイル研究会
第2回ビジネスモバイル研究会第2回ビジネスモバイル研究会
第2回ビジネスモバイル研究会Shuichi Yukimoto
 
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組み
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組みモバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組み
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組みMorioImai
 
Windows IoT Core and Robot Arm
Windows IoT Core and Robot ArmWindows IoT Core and Robot Arm
Windows IoT Core and Robot ArmMasuda Tomoaki
 
Adobe premiere pro cs5 お読みください
Adobe premiere pro cs5 お読みくださいAdobe premiere pro cs5 お読みください
Adobe premiere pro cs5 お読みくださいKienzle Da Silva
 
Pocket cloudrev1.00 (PDF)
Pocket cloudrev1.00 (PDF)Pocket cloudrev1.00 (PDF)
Pocket cloudrev1.00 (PDF)孝幸 三宅
 
Windows azure
Windows azureWindows azure
Windows azuresuno88
 
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Code
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Codeどっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Code
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio CodeTakashi Okawa
 
第8回 業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」
第8回業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」第8回業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」
第8回 業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」Yasuhiko Yamamoto
 
Windows 10 20H2はどうなる
Windows 10 20H2はどうなるWindows 10 20H2はどうなる
Windows 10 20H2はどうなるTomokazu Kizawa
 

Similar a WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 140417 0.04 (20)

build 2012 Windows Azure 的まとめ
build 2012 Windows Azure 的まとめbuild 2012 Windows Azure 的まとめ
build 2012 Windows Azure 的まとめ
 
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0
WPF & Windows Forms on .NET Core 3.0
 
Android初心者開発その前に
Android初心者開発その前にAndroid初心者開発その前に
Android初心者開発その前に
 
Windows 10 Developer Readiness [Japan]
Windows 10 Developer Readiness [Japan]Windows 10 Developer Readiness [Japan]
Windows 10 Developer Readiness [Japan]
 
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-
UnityでVRアプリ(Android Cardboard)を作る -準備編-
 
Docker Chronicle 2021.09
Docker Chronicle  2021.09Docker Chronicle  2021.09
Docker Chronicle 2021.09
 
その後のBash on windows
その後のBash on windowsその後のBash on windows
その後のBash on windows
 
Directconnect200808 Install Jp
Directconnect200808 Install JpDirectconnect200808 Install Jp
Directconnect200808 Install Jp
 
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法
(管理者向け) Microsoft Edge の展開と管理の手法
 
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#The Twelve-Factor (A|M)pp with C#
The Twelve-Factor (A|M)pp with C#
 
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情 - 2019 春
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情  - 2019 春IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情  - 2019 春
IT エンジニアのための 流し読み Windows 10 - この半年くらいの Windows 10 事情 - 2019 春
 
第2回ビジネスモバイル研究会
第2回ビジネスモバイル研究会第2回ビジネスモバイル研究会
第2回ビジネスモバイル研究会
 
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組み
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組みモバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組み
モバイルゲームの「大規模な開発」かつ「高頻度の更新」を実現するための開発環境整備の取り組み
 
Windows IoT Core and Robot Arm
Windows IoT Core and Robot ArmWindows IoT Core and Robot Arm
Windows IoT Core and Robot Arm
 
Adobe premiere pro cs5 お読みください
Adobe premiere pro cs5 お読みくださいAdobe premiere pro cs5 お読みください
Adobe premiere pro cs5 お読みください
 
Pocket cloudrev1.00 (PDF)
Pocket cloudrev1.00 (PDF)Pocket cloudrev1.00 (PDF)
Pocket cloudrev1.00 (PDF)
 
Windows azure
Windows azureWindows azure
Windows azure
 
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Code
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Codeどっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Code
どっちの VS ショー / 伝統の Visual Studio 2019、人気の Visual Studio Code
 
第8回 業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」
第8回業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」第8回業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」
第8回 業開中心会議 「Windows 10 ユニバーサルアプリの概要」
 
Windows 10 20H2はどうなる
Windows 10 20H2はどうなるWindows 10 20H2はどうなる
Windows 10 20H2はどうなる
 

Más de 佳孝 中田

CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例
CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例
CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例佳孝 中田
 
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作るSORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る佳孝 中田
 
保育園でAIを使ってみた!
保育園でAIを使ってみた!保育園でAIを使ってみた!
保育園でAIを使ってみた!佳孝 中田
 
今こそ聞きたい開発環境
今こそ聞きたい開発環境今こそ聞きたい開発環境
今こそ聞きたい開発環境佳孝 中田
 
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)佳孝 中田
 
爆速IoTのススメ
爆速IoTのススメ爆速IoTのススメ
爆速IoTのススメ佳孝 中田
 
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?佳孝 中田
 
クラウドを使った業務改善について考えた
クラウドを使った業務改善について考えたクラウドを使った業務改善について考えた
クラウドを使った業務改善について考えた佳孝 中田
 
IoTの見える化について そしてHoloLens
IoTの見える化について そしてHoloLensIoTの見える化について そしてHoloLens
IoTの見える化について そしてHoloLens佳孝 中田
 
Azure IoTのアップデート情報
Azure IoTのアップデート情報Azure IoTのアップデート情報
Azure IoTのアップデート情報佳孝 中田
 

Más de 佳孝 中田 (12)

CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例
CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例
CO2センサー×SORACOMサービスの活用事例
 
Power Automate Tips
Power Automate TipsPower Automate Tips
Power Automate Tips
 
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作るSORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る
SORACOM Harvest Dataを使ってHACCP向けPoCシステムを作る
 
保育園でAIを使ってみた!
保育園でAIを使ってみた!保育園でAIを使ってみた!
保育園でAIを使ってみた!
 
今こそ聞きたい開発環境
今こそ聞きたい開発環境今こそ聞きたい開発環境
今こそ聞きたい開発環境
 
難しくないAI
難しくないAI難しくないAI
難しくないAI
 
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)
LINEでAnimal Techをやっていきたい(Help me!)
 
爆速IoTのススメ
爆速IoTのススメ爆速IoTのススメ
爆速IoTのススメ
 
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?
雑食系ITエンジニアが挑む!今までにない、IoT&クラウドフル活用な保育園!?
 
クラウドを使った業務改善について考えた
クラウドを使った業務改善について考えたクラウドを使った業務改善について考えた
クラウドを使った業務改善について考えた
 
IoTの見える化について そしてHoloLens
IoTの見える化について そしてHoloLensIoTの見える化について そしてHoloLens
IoTの見える化について そしてHoloLens
 
Azure IoTのアップデート情報
Azure IoTのアップデート情報Azure IoTのアップデート情報
Azure IoTのアップデート情報
 

Último

TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdf
TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdfTaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdf
TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdfMatsushita Laboratory
 
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法ssuser370dd7
 
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~arts yokohama
 
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦Sadao Tokuyama
 
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見Shumpei Kishi
 
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-LoopへTetsuya Nihonmatsu
 
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)ssuser539845
 
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdfAyachika Kitazaki
 
2024 01 Virtual_Counselor
2024 01 Virtual_Counselor 2024 01 Virtual_Counselor
2024 01 Virtual_Counselor arts yokohama
 

Último (12)

TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdf
TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdfTaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdf
TaketoFujikawa_台本中の動作表現に基づくアニメーション原画システムの提案_SIGEC71.pdf
 
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
情報処理学会86回全国大会_Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
 
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~
2024 02 Nihon-Tanken ~Towards a More Inclusive Japan~
 
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦
ARスタートアップOnePlanetの Apple Vision Proへの情熱と挑戦
 
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見
持続可能なDrupal Meetupのコツ - Drupal Meetup Tokyoの知見
 
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ
「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会 - 人とAIが協調するHumani-in-the-Loopへ
 
2024 03 CTEA
2024 03 CTEA2024 03 CTEA
2024 03 CTEA
 
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)
IFIP IP3での資格制度を対象とする国際認定(IPSJ86全国大会シンポジウム)
 
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf
20240326_IoTLT_vol109_kitazaki_v1___.pdf
 
2024 04 minnanoito
2024 04 minnanoito2024 04 minnanoito
2024 04 minnanoito
 
What is the world where you can make your own semiconductors?
What is the world where you can make your own semiconductors?What is the world where you can make your own semiconductors?
What is the world where you can make your own semiconductors?
 
2024 01 Virtual_Counselor
2024 01 Virtual_Counselor 2024 01 Virtual_Counselor
2024 01 Virtual_Counselor
 

WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 140417 0.04

  • 1. Windows Embedded Compact 2013 システム開発ステップガイド インストール編 Ver. 0.9d Last Update : 2014.04.17 中田 佳孝(nakata@ysknet.co.jp) Microsoft MVP for Windows Embedded
  • 2. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 2 目次 1. はじめに ................................................................................................................................................................... 4 2. 準備 ............................................................................................................................................................................ 6 2.1. 開発環境要件 ................................................................................................................................................. 6 2.2. 必要ソフトウェアの取得 .......................................................................................................................... 8 2.3. 仮想環境 .......................................................................................................................................................... 9 3. インストール ........................................................................................................................................................ 10 3.1. Visual Studio 2013のインストール .................................................................................................... 11 3.2. Application Builder for Windows Embedded Compact 2013のインストール ................... 16 3.3. Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのインストール .................................................. 21 3.4. Visual Studioの初期設定 ........................................................................................................................ 38 4. フォルダ構成 ........................................................................................................................................................ 42 5. 仮想環境の構築 ................................................................................................................................................... 43 Appendix.1 インストール時のTips....................................................................................................................... 45 Appendix.2 参考URL .................................................................................................................................................. 46
  • 3. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 3 表記に関して ・WEC2013 ・・・Windows Embedded Compact 2013 ・VPC ・・・Virtual PC ・VHD ・・・Virtual Hard Disk ・VS2012 ・・・Visual Studio 2012 ・VS2013 ・・・Visual Studio 2013 登録商標に関して ・Microsoft、Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における 登録商標または商標です。 ・Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 ・その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
  • 4. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 4 1. はじめに Windows Embedded Compact 2013は、Microsoft社が提供している、リアルタイム性のある 組込向けのカスタマイズ可能なOSです。 詳細な構造の説明については、入門編以降に譲りますが、豊富な機能コンポーネント(例えば Wifiといった基本的な機能から、ジェスチャーといったリッチなUIを提供する機能など)から 必要なものを取捨選択し、専用アプリケーション/ドライバを搭載し、オリジナリティの高い 製品を開発することができます。 CPUはx86系とARMv7をサポートしています。 このOS上で動作するアプリケーションは、PC向けWindowsのアプリケーションと同じよう に、 Win32API(サブセット)を使用してOSの機能にアクセスします。 ATLやMFCといったライブラリだけでなく、.NET Frameworkのサブセットである.NET Compact Framework、WPF同様XAMLでUIが記述できるXAML for Windows Embedded等が提供され て おり、PC向けアプリケーションの知識・経験を生かした開発が可能です。 また、OSの開発環境(Platform Builderと言います)は、VS2012またはVS2013のアドイン
  • 5. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 5 として提供されます。 つまり、アプリもOSも同じ統合開発環境で開発できます。 このOSはかつてWindows CEと呼ばれていました。 最初のバージョン(1.0)がリリースされてから、すでに10年以上経過しており、いまでは ハンディ端末をはじめとする様々なデバイスに、搭載されています。 本書では、まずWindows Embedded Compact 2013のための開発環境の構築手順を解説しま す。 次のステップにあたる入門編で、基本的なアーキテクチャやOS構築手順について学習しま す。 本書および入門編を参考に、ぜひWindows Embedded Compact 2013のシステム開発について 習得し、今後の製品開発に生かして頂ければ幸いです。
  • 6. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 6 2. 準備 2.1. 開発環境要件 Windows Embedded Compact 2013のOS開発用の環境を構築します。 OSをビルドするための開発用PCの要件は、以下の通りです。 ■ハードウェアの最小要件 ・HDD:100GBの空き領域 ・CPU:1.6 GHz (推奨は2.4 GHz以上) ・RAM:2GB ・HDDの回転数:5400 RPM ・DirectX 9対応ビデオカード ■開発環境のサポート OS ・Windows 7 SP1 ( x86 or x64 ) ・Windows 8( x86 or x64 ) ・Windows 8.1( x86 or x64 ) ・Windows Server 2008 R2 SP1 ( x64 ) ・Windows Server 2012 ( x64 )
  • 7. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 7 ■必要なソフトウェア ・VS2012 Professionalエディション以上 + Update 2以降 または ・VS2013 Professionalエディション以上 ・.NET Framework 4.0 ・Application Builder for Windows Embedded Compact 2013 ・Windows Embedded Compact 2013(Update 5) ツールキット( 通称 Platform Builder ) ※サポートOSについて MSDNの Install Windows Embedded Compact 2013 http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj200354.aspx には、Windows 7およびWindows Server 2008 R2のサービスパック適用は任意のように 記載されていますが、Visual Studio 2012のサポートOSは、Windows 7 SP1および Windows Server 2008 R2 SP1と記載されているため、本書の内容はそちらに合わせて 記載しています。 ※Visual Studioについて 本書ではVisual Studio 2013での環境構築を行います。
  • 8. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 8 2.2. 必要ソフトウェアの取得 ■Windows Embedded Compact 2013 Update 5ツールキットのダウンロード Windows Embedded Compact 2013ツールキットの評価版および 評価用プロダクトキーは、以下のページから取得できます。 http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/downloads.aspx ■Visual Studio 2013のダウンロード Visual Studio Professional 2013の評価版は以下のページから取得できます。 英語版をダウンロードしてください。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30682 ■Application Builder for WEC2013のダウンロード Application Builder for Windows Embedded Compact 2013は以下のページから 取得できます。 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819
  • 9. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 9 2.3. 仮想環境 Windows Embedded Compact 2013では、 OSイメージをVirtual PCやHyper-Vといった仮想環境上で動かすこともできます。 実際の開発においても、ハードウェアが出来上がるまでのテストプラットフォームとして、 仮想環境を使用する場合があります。 以下は、仮想環境を使用する場合のハードウェア要件です。 ■仮想環境のハードウェア要件 ・最低4GBのRAM ・15 GB以上のストレージ空き領域 ・TCP/IPネットワーク接続(DHCP) ・Windows 8 でHyper-Vクライアントを使う場合は64-bitかつ Second Level Address Translation (SLAT)をサポートしていること ※ネットワーク接続について 物理接続が無くても、Hyper-Vの場合は内部仮想ネットワークスイッチ Virtual PCの場合はLoopback Adapterを導入し、 静的IPアドレスを設定することで、代用が可能です。
  • 10. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 10 3. インストール 開発環境を構築します。 以下の順で、ソフトウェアをインストールしていきます。 ① V2013 ② Application Builder for Windows Embedded Compact 2013 ③ Windows Embedded Compact 2013 Update 5 Toolkit
  • 11. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 11 3.1. Visual Studio 2013のインストール 初めはVS2013のインストールです。 Visual Studio Professional 2013をお持ちでない方は、以下のサイトから評価版ダウンロードするこ とができます。 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30682 サイトにアクセスすると、Figure 1のようなページが表示されます。 [Download]をクリックしてください。 Figure 1 VS2013評価版のダウンロードページ①
  • 12. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 12 [Download]をクリックすると、Figure 2のようなページが表示されます。 VS2013_PRO_enu.isoにチェックを入れて、[Next]をクリックしてください。 VS2013のISOイメージファイルのダウンロードが始まります。 Figure 2 VS2013評価版のダウンロードページ② ダウンロードが完了したら、 ISOイメージファイルをDVDのライティングソフトなどでDVD-Rに焼いて、DVDドライブに挿入 するか、専用ソフトウェアでISOイメージをドライブとしてマウントしてください。 Tips. Windows 8には、ISOイメージファイルをマウントする機能が標準で付属します。
  • 13. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 13 エクスプローラでDVDドライブを開き、『vs_professional.exe』を実行します。 インストーラが起動するので、インストールウィザードに従って、インストールを行ってくださ い。 Figure 3 VS2013インストール画面①
  • 14. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 14 インストールが完了すると、Figure 4のような画面が表示されます。 (データ保存や起動しているアプリケーションを終了させるなどした後、)[今すぐ再起動]ボタン をクリックし、再起動させてください。 Figure 4 VS2013インストール画面②
  • 15. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 15
  • 16. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 16 3.2. Application Builder for Windows Embedded Compact 2013のインストール 続いて、Application Builder for Windows Embedded Compact 2013をインストールします。 まず、Application Builderのセットアップファイルを入手します。MSDN内の以下のページにアク セスしてください。 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819 Figure 5のようなページが表示されます。言語を英語に変更し、[Download]をクリックします。 Figure 5 Application Builder for WEC2013のダウンロードページ①
  • 17. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 17 次に以下のような画面が表示されるので、全てにチェックを入れ、[Next]をクリックしてくださ い。ダウンロードが始まります。 Figure 6 Application Builder for WEC2013のダウンロードページ②
  • 18. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 18 なお、Windows Embedded Compact 2013 Update 5用のToolkitのISOファイル内には、 Application Builder for 2013のインストーラも付属しています。 Figure 7 WEC2013Update5に付属するAppBuilder ダウンロードまたはToolkitのISOファイルから取得したVSEmbedded_AppBuilder.exeを開発用 PC上で実行します。 Figure 8のようなインストールウィザードが表示されるので、ウィザードに従ってインストールを 行ってください。
  • 19. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 19 Figure 8 Application Builder for WEC2013 インストール画面①
  • 20. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 20 インストールが完了すると、Figure 9のような画面が表示されます。 [Close]ボタンをクリックし、インストールウィザードを終了させてください。 Figure 9 Application Builder for WEC2013 インストール画面②
  • 21. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 21 3.3. Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのインストール 最後に、Windows Embedded Compact 2013のToolkitのインストールを行います。 まず初めに、Toolkitのトライアル版およびトライアル用のプロダクトキーを取得します。 以下のページにアクセスしてください。 Figure 10 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ① 上記ページの「Windows Embedded Compact 2013」の項目の左側の「+」マークをクリックし、 ツリーを展開します。 「•Register to download the Windows Embedded Compact 2013 toolkit and get the product activation key.」と書かれたハイパーリンクをクリックします。
  • 22. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 22 Microsoft Account(旧Live ID)のログイン画面が表示されるので、ご自分のIDでログインし(お 持ちでない方は登録してください)、Profileを確認します。 続いてFigure 11のようなページが表示されます。プロダクトキー(この画像では黒塗りにしてい ます)を控えて、「Download Windows Embedded Compact 2013 now」をクリックします。 Figure 11 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ②
  • 23. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 23 以下のようなダウンロードのページが表示されるので、[Download]をクリックしてください。 Figure 12 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ③
  • 24. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 24 Figure 13のようなダウンロードファイルの選択画面が表示されるので、ISOファイルとリリースノ ート(拡張子docxのファイル)にチェックを入れ、[Next]をクリックしてください。 ダウンロードが始まります。 Figure 13 WEC2013 Toolkitのダウンロードページ④
  • 25. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 25 ISOイメージファイルをDVDのライティングソフトなどでDVD-Rに焼いて、DVDドライブに挿入 するか、専用ソフトウェアでISOイメージをドライブとしてマウントしてください。 続いてエクスプローラでDVDドライブを開き、「Windows Embedded Compact 2013.exe」を実行 します。 インストーラが起動するので、インストールウィザードに従って、インストールを行ってくださ い。 ① [Begin Install]をクリックします。 Figure 14 WEC2013 Toolkitのインストール画面①
  • 26. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 26 ② EULA(使用許諾)を確認し、[I agree … ]にチェックを入れ同意し、[Next]をクリックします。 Figure 15 WEC2013 Toolkitのインストール画面②
  • 27. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 27 ③ プロダクトキーの入力画面が出た場合、MSDNや代理店などから取得したプロダクトキーを入 力してください。 Figure 16 プロダクトキーの入力
  • 28. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 28 ④ インストールオプションを選択します。 Figure 17 WEC2013 Toolkitのインストール画面③
  • 29. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 29 ⑤ インストールする機能を選択します。ストレージの容量に問題が無ければ、全てインストール してみてください。 Figure 18 WEC2013 Toolkitのインストール画面④
  • 30. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 30 項目を選択すると、画面の右側に概要が英語で表示されます。以下に簡単にですが、各項目に ついて説明します。 Table 1 WEC2013インストール機能項目 項目 概要 Platform Builder for Visual Studio 2013 Windows Embedded Compact 2013の開発Toolkit Compact Test Kit カスタムドライバ等のテストスイーツ Windows Embedded XAML Tools Blend for Visual Studio 2013 Templates XAMLベースUIのアプリケーションを開発するため のツール WESTTEK JETCET PDF Viewer XAMLベースUIのアプリケーションを開発するため のツール Shared Source ライセンスに同意することで提供される、OS各機 能コンポーネント等のソースコード。 ARM v7 Architecture ARM v7 アーキテクチャCPU向けのOSを構築する ためのコンポーネント x86 Architecture x86アーキテクチャCPU向けのOSを構築するため のコンポーネント PCアーキテクチャ、Virtual PC、Hyper-V向けのOS を構築するためのBSPも付属
  • 31. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 31 どのインストール項目を選択するか? もちろん、最低でもPlatform Builder for Visual Studio 2013と、 CPU Architectureのコンポーネント(ARM v7、x86)は必要です。 CPU Architectureのコンポーネントについては、開発するターゲット機器のCPUがARMv7で あれば、ARM v7 Architectureのみインストールするということでも構いません。 XAMLベースのアプリケーションの開発もするのであれば、 Windows Embedded XAML ToolsとBlend for Visual Studio 2013 Templatesも 入れておきましょう。 なお、入門編では仮想環境を使ってシステム開発方法を解説しますので、 x86 Architectureもインストールしておいてください。
  • 32. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 32 ⑥ インストールするコンポーネントが決まったら、[Next]をクリックし、インストールウィザー ドを進めます。 ⑦ Shared Sourceのインストールを選択した場合、Figure 19のような画面(Shared Sourceの EULA)が表示されます。ライセンス事項を確認し、同意する場合は「Accept ...」にチェックを 入れ、 [Next]をクリックしてください。 Figure 19 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑤
  • 33. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 33 ⑧ WESTTEK JETCET PDF Viewerのインストールを選択した場合、Figure 20のような画面 (WesttekのEULA)が表示されます。ライセンス事項を確認し、同意する場合は「Accept ...」 にチェックを入れ、[Next]をクリックしてください。 Figure 20 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑤
  • 34. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 34 ⑨ 次にオフラインレイアウトの作成選択画面が表示されます(Figure 21)。ISOイメージを使用 してのインストールを行っているので、オフラインレイアウトの作成は不要です。[No ...]を選 択し、[Next]をクリックしてください。 Figure 21 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑥
  • 35. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 35 ⑩ 続いて、インストールするコンポーネントのサマリーと必要なストレージ空き容量が表示され ます(Figure 22)。問題なければ、[Install]をクリックし、インストールを開始してください。 ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合、[はい]をクリックし、インストーラがコンピ ュータに変更を加えることを許可してください。 なお、インストール状況はFigure 24のように表示されます。 Figure 22 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑦ Figure 23 ユーザーアカウント制御画面
  • 36. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 36 Figure 24 WEC2013 Toolkitのインストール画面⑧
  • 37. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 37 ⑪ Toolkitのインストールが完了すると、 Figure 25 インストール完了画面
  • 38. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 38 3.4. Visual Studioの初期設定 WEC2013システム開発に必要なソフトウェアのインストールが完了したら、VS2013を起動しま す。 まず、VS2013の環境設定が行われます(Figure 26)。 WEC2013 Toolkitは通称Platform Builder と呼ばれますが、ここではそのPlatform Builder用の環 境設定を選択し、[Start Visual Studio]をクリックします。 Figure 26 VS2013の環境設定①
  • 39. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 39 環境設定が完了するまでしばらく待ちます。 Figure 27 VS2013の環境設定②
  • 40. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 40 Customer Experience Improvement Programの選択画面が表示されます。Programへの参加は任意 です。[Yes …]または[No …]を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。 Figure 28 Customer Experience Improvement Program
  • 41. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 41 Visual Studio 2013が起動します。これでセットアップは完了です。 Figure 29 VS2013
  • 42. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 42 4. フォルダ構成 Windows Embedded Compact 2013 Toolkit のインストールが完了すると、ドライブ直下に以下の ようなフォルダツリーが構築されます。 WINCE800 ・・・ WEC2013のインストールルートフォルダ OS Design ・・・ OSイメージ構築用プロジェクトフォルダ Platform ・・・ 各種ボード用のBSPを格納するフォルダ Public ・・・ OSの各機能のソースコードやバイナリファイルを格納したフォルダ Private ・・・ シェアードソースコード SDK Other Figure 30 インストールされたフォルダツリー なお、Private フォルダは、WEC2013 Toolkit インストール時にShared Source のインストール を 選択した場合のみ作成されます。
  • 43. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 43 5. 仮想環境の設定 Windows Embedded Compact 2013 Toolkitのx86 Architectureコンポーネントには、Windows OS 上で動作する仮想環境プラットフォームであるVirtual PCまたはHyper-V上で動作するOSを作成 することができます。 これにより、PC上でWindows Embedded Compact 2013のOSイメージを動かすことができるた め、実機がない環境でも、プロトタイプOSの作成やアプリケーションのGUI確認などが行えま す。 この章では、Windows 8 Pro以上(x64 Only)で提供されるHyper-V機能を使えるようにする方法 について記載します。 ① コントロールパネルから、[プログラムと機能]を開きます。 左側に表示されている[Windows の機能の有効化または無効化]をクリックします。 Figure 31 仮想環境の設定①
  • 44. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 44 ② 以下のようなダイアログが表示されるので、[Hyper-V]にチェックを入れ、[OK]をクリックしま す。 Figure 32 仮想環境の設定②
  • 45. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 45 Appendix.1 インストール時のTips ■VS2013 Update3 インストール時に発生するWarning VS2013 Update3インストール開始時に、Figure 33のような警告が表示される場合があります が、そのままインストールは継続できます。 OSのルート証明書が更新されていない場合に発生するようですので、Windows Updateを実 施するなどしてください。 Figure 33 VS2013 Update3インストール時に発生するWarning
  • 46. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 46 Appendix.2 参考URL Microsoft 社Windows Embedded ポータルサイト(日本語) http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/windows-embedded.aspx ■Windows Embedded Community Day ポータルサイト(日本語) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn324916.aspx Windows Embedded 搭載製品紹介 Wiki(日本語) http://www57.atwiki.jp/winembdev/
  • 47. WEC2013 システム開発ステップガイド インストール編 Copyright 2013-2014 © Yoshitaka Nakata All Rights Reserved. 47 本資料は個人での学習用途以外に使用しないでください。 また、本ドキュメントの無断複写・複製・配布等を禁止します。