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創作物による科学コミュニケーション・2018.11版
- 21. 1.着想から出版社(編集者)への持ち込みまで
アイディア ⇒ 物語 ⇒ 主人公 ⇒ 世界観 ⇒ 場面構成 ⇒ 書く ⇒ 推敲
ログラインを元にシナリオを
組み立てていく:
・主人公はどんな葛藤を抱えるのか?
・世界観と物語と主人公は引き立てあっている
か?
・世界観と絡んだ葛藤がどう解消するのか?
・主人公はどう変化/成長するのか?
ログラインを書く
例:「人間と獣人が対立する世界で話術だけで
解決する。」
作品を一文で説明するもの。この時点ではキャ
ラも世界観も未定だが、事件、生活、世界観、
特殊能力の設定をベースにすることが多い
「ログライン+6~7行の説明」で編集者に持って行くことが多い
まずはここまでざっくりと
- 23. 反復する上で、必要に応じて取材がおこなわれる
主人公設定のポイント:
どんな欠点?どう成長?
主人公の目的、動機
↑特に重要。世界観と引き立てあっているか?
主人公の人格形成過程
↑特に幼少期と青年期の設定が重要
主人公のギャップ
以上を他の主要キャラにも設定
「キャラ設定資料」の制作:
概要,容姿,性格,一人称,表裏,
ギャップ,目的,欲求,弱点,変化、く
せ,生い立ち・・・等を設定
「世界観設定資料」の制作:
地理、国家、文化
アイディア ⇒ 物語 ⇒ 主人公 ⇒ 世界観 ⇒ 場面構成 ⇒ 書く ⇒ 推敲
3.キャラ設定と世界観の考証の反復
- 24. アイディア ⇒ 物語 ⇒ 主人公 ⇒ 世界観 ⇒ 場面構成 ⇒ 書く ⇒ 推敲
推敲から場面構成への戻りもよくある
ハコガキをもとに執筆する。
(ハコガキ:どのシーンで誰が何をして、何が起きるのかをまとめたもの)
⇒推敲する:
つまらないシーンの改善/削除
物語の理解に重要な部分の加筆
キャラのブレ、ストーリーや世界観の整合性の改善
※1 長さは電撃・富士見などのラノベ一巻で10~15万字(新書も同じぐらい)
※2 商業的都合もあり、物語は続編が作りやすいように終わらせることが多い。
4.ハコガキから執筆と推敲へ