at the 6th International Symposium for Future Earth in Asia: Sustainable Consumption in Asia 15 January 2018, Kyoto

1. 1
「明日の京都」の推進と「京都指標」
京都府政策企画部計画推進課 岩田 高明
2018年1月15日

2. 2
「明日の京都」 （2011年1月～）
= 京都府の府政運営の指針
▼
だれもが しあわせを実感できる 希望の京都

3. 3
◎時代・情勢の変化に機動的に対応可能な構成
１ 普遍的な理念
▼
基本条例 ＝ 府政運営や地域づくりの基本的な考え方
２ めざす将来の姿
▼
長期ビジョン ＝ 将来こうありたいと考える京都府社会の姿
３ そこに向かう４～５年間の基本戦略
▼
中期計画 ＝ 将来像に向かって目標を持って行動するために
▼
地域振興計画 ＝ 地域(山城、南丹、中丹、丹後)の将来像実現

4. 4
◎めざす京都府社会の姿 （2020～2030年）▼
人と絆を大切にする京都
▼
自由で多元性のある京都
▼
環境と文化が持続し発展する京都
▼
交流し価値を創造する京都
▼
すべての地域が輝く京都
◎実現のための基本方向

5. 5
◎めざす京都府社会の姿（2020～2030年）
◎実現のための基本方向
▼
府民安心の再構築
だれもが安心して暮らせる
（子育て・子育ちの安心、学びの安心、働きの安心、医療・福祉の安心、
長寿の安心、暮らしの安心）
▼
地域共生の実現
地域社会が信頼の絆で結ばれ、つながり、支え合う
（人権尊重、地域力再生、新たなコミュニティづくり、男女共同参画、ふるさと定住）
▼
京都力の発揮
時代の変化の先頭に立ち、新しい「質」と「こころ」の時代の要請にこたえる
生活、産業、地域の新たな成長と発展を実現
（人づくり、環境の「みやこ」、文化創造、産業革新・中小企業育成、交流連帯、
希望に輝く地域づくり）

6. 6
◎「明日の京都」を推進するために・・・
▼
めざす社会の実現に向け、具体方策を例示
▼
約４００の数値目標で、施策の成果を測定・点検
▼
今後の課題を整理、翌年度施策に反映
＋ さらに点検
・・・京都府社会が「だれもがしあわせを実感できる社会」に
向かっているか
・・・府政運営の方向性が府民の皆さまの意識とかけ離れた
ものになっていないか

7. 7
◎数値目標
例えば、施設の数を増やす、とか、学校の先生を増やす、
といったことになりがちだが・・・
・・・主観的な側面(「心の豊かさ」「満足度」)も重要
子どもの教育に満足しているか
困ったとき地域で頼ることができるか
安心して安全を感じて暮らしているか …
さらに、特定の行政分野に限定されない内容も・・・
将来かなえたい夢や実現したい目標があるか
これからも京都に住み続けたいと思うか …

8. ◎「京都指標」
１ 統計データ
２ 京都府民の意識調査
8
※ 幸福度そのものの把握ではなく方向性の点検が目的

9. ▼
合計特殊出生率、完全失業率、自殺者数、
人権侵犯事件数、国体の成績など 44 項目
▼
全国順位 １位＝100 ～ 47位＝0 に換算した平均
59 (2017年)
9
◎統計データ

10. ◎京都府民の意識調査
10
▼
満20歳以上の府民 4900人対象 (回収率43%)
▼
郵送による無記名アンケート 38項目
〇 子育てに喜びややりがいを感じていますか？
〇 生涯学習に取り組んでいますか？
〇 仕事にやりがいや生きがいを感じていますか？
〇 困ったときに気軽に頼れるご近所さんがいますか？
〇 住んでいる地域に、にぎわいや活気があると思いますか？個性や魅力を感じていますか？
〇 自分の才能や知識、技量などが十分に発揮できていると思いますか？
〇 エコな暮らし方を実践していますか？
〇 地域の文化・芸術活動が活発に行われていると思いますか？
〇 将来かなえたい夢や実現したい目標がありますか？
〇 これからも京都府に住み続けたいと思いますか？ など
▼
目指す社会の状況に近い選択肢を選んだ割合の平均
57 (2017年)

11. 11

12. 12

13. 13

14. 14

15. 15

16. 16