コードからツリーノードを作成する方法について説明します。

1. C# TreeViewを使用する2
～コードからツリーノードを作成する～
Microsoft MVP Hiroki.T
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2. TreeNodeクラス
 TreeViewに表示する「親」や「子」といった要素はTreeNodeクラ
スのインスタンスとして作成します。
 TreeNodeクラスのコンストラクタは複数のオーバーロードを持ち
ます。
 代表的なTreeNodeクラスの書式は以下の通りです。
 書式1
TreeNode()
 書式2
TreeNode(String)

3. ルートノードを作成する
 それではルートノードを作成してみましょう。
 「ルートノード」は最も根幹となる親ノードのことです。
 ノードを追加するにはNodes.Addメソッドを使用します。
 以下はTreeViewコントロールにルートノードを1つ追加する場合のコード例です。
// ノードを作成する
TreeNode rootNodes = new TreeNode("親1");
// 作成したノードをTreeViewコントロールに追加する
treeView1.Nodes.Add(rootNodes);

4. ルートノードを作成する（実行結果例）
 先ほどの「ルートノードを作成する」の実行例は以下の通りです。

5. 子ノードを作成する
 それでは子ノードを作成してみましょう。
 子ノードはルートノードのNodesプロパティが持つAddメソッドを使用します。
 コードの作成手順は以下の通りです
1.親ノードと子ノードのインスタンスを作成する
2.子ノードをインスタンスを親ノードのインスタンスに追加する
3.親ノードをTreeViewコントロールに追加する
// ルートノードを作成する
TreeNode rootNodes = new TreeNode("親1");
// 子ノードを作成する
TreeNode childNodes1 = new TreeNode("子1");
TreeNode childNodes2 = new TreeNode("子2");
// 作成した子ノードをルートノードに追加する
rootNodes.Nodes.Add(childNodes1);
rootNodes.Nodes.Add(childNodes2);
// 作成したルートノードをTreeViewコントロールに追加する
treeView1.Nodes.Add(rootNodes);

6. 子ノードを作成する（実行結果例）
 先ほどの「子ノードを作成する」の実行例は以下の通りです。

7. 孫ノードを作成する
 それでは孫ノードを作成してみましょう。
 孫ノードの作成方法の考え方は子ノードの作成方法と一緒です。
 コードの作成手順は以下の通りです
1.親、子、孫ノードのインスタンスを作成する
2.孫ノードのインスタンスを子ノードのインスタンスに追加する
3.子ノードのインスタンスを親ノードのインスタンスに追加する
4.親ノードをTreeViewコントロールに追加する
// ルートノードを作成する
TreeNode rootNodes = new TreeNode("親1");
// 子ノードを作成する
TreeNode childNodes1 = new TreeNode("子1");
TreeNode childNodes2 = new TreeNode("子2");
// 孫ノードを作成する
TreeNode grandChildNodes1 = new TreeNode("孫1");
// 作成した孫ノードを子ノードに追加する
childNodes1.Nodes.Add(grandChildNodes1);
// 作成した子ノードをルートノードに追加する
rootNodes.Nodes.Add(childNodes1);
rootNodes.Nodes.Add(childNodes2);
// 作成したルートノードをTreeViewコントロールに追加する
treeView1.Nodes.Add(rootNodes);

8. 孫ノードを作成する（実行結果例）
 先ほどの「孫ノードを作成する」の実行例は以下の通りです。

9. End