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IMS Globalが作成したLMSとツール(学習アプリケーション)連携のための標準規格。
LMSは、LTI Consumer(ツールの利用者)
ツール(学習アプリケーション)は、LTI Provider(ツールの提供者)
LMS ツール
LTI Consumer
ツールの利用者
LTI Provider
ツールの提供者
4. EDUPUBのEditor’s Draft 第2版
IMS LTI インテグレーション・セクション
6. IMS Learning Tools Interoperability (LTI) and Outcomes
6.1 Integration with IMS LTI
6.2 Conformance
6.3 Outcomes
6.4 LTI Links
6.5 Authorization
6.6 Cross-system flows
出典
EPUB for Education Draft Specification 22 February 2016
http://www.idpf.org/epub/profiles/edu/spec/
5. EDUPUB アライアンス・サミット
場所: 米国メリーランド州カレッジパーク
日時: 2016年2月25日(木) 9:00~14:00
① EPUB for Education: 現在の状況と規格認証。LTIの成果と概要/ EDUPUB ドラ
フトのLTI インテグレーションのデモ
② EPUB for Education: 相互運用可能な分析にインテグレート。
③ Interactive session: まとめと今後のプラン。 EDUPUB の次のステップ
④ EDUPUB ショーケース(インプリメンターのデモ)
6. ① EPUB for Education: 現在の状況と規格認証。LTI
の成果と概要/ EDUPUB ドラフトのLTI インテグレー
ションのデモ
コーディネーター: ポール・ベルファンティ 氏(ピアソン、IDPF Board of Direcctors)
パネリスト: コリン・スミス 氏(IMS、Chief Specification Strategist)
ジョン・ティベッツ氏 (バイタル・ソース、IMS Chief Product Architect)
マーカス・ギリング氏 (IDPF、CTO)
振り返りと今後の期待:ポール・ベルファンティ氏(ピアソン)
・EDUPUBアライアンス (IDPF、W3C、IMS GlobalとBISGの共同イニシアチブ)の2年の
歴史の振り返り。
・2015年10月に行われた前回のBISG主催のEDUPUBサミットについて広範囲にわた
るアップデート。招待者のみを対象にしたイベント。教育関連の出版社と ソフト開発会
社のコミュニティのキーとなるリーダーたちが集合。
・BISGのEDUPUBの発行に当たって、EDUPUBの承認、採用を広く推進する必要あり。
7. 振り返りと今後の期待
・EDUPUBのブランディングと普及を改善することが必要。
(Note: IDPFに“EPUB for Education”というプロファイルをリブランドするように推
進。”EDUPUB”という用語は、EDUPUB アライアンスの為に使用。)
・“EDUPUBをサポートする” が何を意味するのかを浸透させる必要あり。
・教育用コンテンツの流通はEPUB関連のビューワーの小売りチャネルがメインで
はない。
・サードパーティ製ビューワーは、EDUPUBのコンテキストには無頓着。
・プラットフォームとLMSにフォーカス。
・EPUB for Educationはインフラ、相互互換の強力な規格。
・分析に大きな期待。
10. ② EPUB for Education: 相互運用可能な分析
にインテグレート。
コーディネーター: ダニエル・グリーン氏(バイタル・ソース)
パネリスト: ジョン・ティベッツ氏(バイタル・ソース、IMS Chief Product Architect)
エティエンヌ・ペラプラット氏(ユニジン)
コリン・スミス氏 (IMS、Chief Specification Strategist)
EPUB for Education のプロファイルの中にまだ組み込まれていないが、 分析の為のIMSのCaliper フ
レームワークがあり、これが重要な基盤になる。これはCaliper 1.0で認証されているバイタル・ソースが
開発している部分である。
ペラプラット氏: ほとんどの組織は分析に関してはビギナーの第1ステージにいる。上のステージにいく
為には、学習者分析が何か、そのモデルが何かという事を理解することではなく、実践するところにある。
スミス氏: 3つの根本的な課題。
• リポジトリに分析データを渡す機能
• リポジトリにあるデータを見つける機能
• リポジトリの外にデータを取り出す機能
11. ② EPUB for Education: 相互運用可能な分析
にインテグレート。
Caliper はこれらの処理が相互運用可能になるデザイン。IMSは、仕様を公開する前でもJava、Ruby、Python、JavaScriptと.net用を
含んだ多くの異なるコードセットを作成。
ペラプラット氏: 規格は完全に完成されたもの。実装する中でチャレンジ。
スミス氏: IMSがReadiumやMoodleの実装のデモを行うのは、動作することを証明するため。
鍵となるチャレンジは、実装の必要性。
ペラプラット氏: 固定しているデータは簡単だが、変化する分析は難しい。
バイタル・ソースのニック・ブラウン氏: 実際にはCaliperは分析を提供するわけではなく、分析の為のデータベースを提供するだけで
ある。 それを理解していない人々は、「分析する必要がある時は、Caliperを実装すればよい」と言っていると指摘している。
xAPI と Caliper を対比させて、本質的なものになっているセマンティックの一貫性とその前後の関連する情報を提供。
ティベッツ氏: データのメインとなる消費者は他のコンピュータ。そこに厳密なセマンティックが必要。
スミス氏: 意味のある分析を提供するためには、例えば、一人の生徒がどの問題に答えたかということだけではなくて、その生徒が
どの問題に答えられなかったかということも含んだ完全な「状態の表現」が必要であると強調。
12. ③ Interactive session: まとめと今後のプラン。
EDUPUB の次のステップ
マーカス・ギリング氏(IDPF、CTO)
コリン・スミス氏 (IMS、 Chief Specification Strategist)
デビッド・ストループ氏(ピアソン、Chief architects of EPUB for Education規格)
2016年2月22日に「EPUB for Education」(旧名称:EDUPUB)プロファイルの最新ドラフトが発行。このドラフトの
大きな進歩は、IMSのLTI規格を統合したこと。
ギリング氏は分析への取り組みに速やかに動き出すことが重要と強調。 ほとんどのビューワーは既にCaliper
ベースの分析に関わる機能が実装。 いかに動作し、いかに作用するか。
再優先は、LTIの認証。
バイタル・ソースは、モデルとして認証のプロセスを試験的に実施、その規格のドラフトを作成。
ただし、VitalSource Bookshelf は正式認証されていない。
バイタル・ソースは、5月10日~11日のシカゴのBookExpo AmericaでのIDPF DigiConカンファレンスで、認証につ
いて発表予定。
その時までにVitalSource Bookshelfが認証されるとよい。
ストループ氏: 規格そのものに更に取り組んでいくには、先行して、規格への適合と認証を行う必要あり。 アクセ
シビリティのプロファイルが鍵。 IDPFが計画している正式な EPUB 3 のアクセシビリティのプロファイルの開発と
EPUB 3 ワーキンググループの中のアクセシビリティのタスクフォースで行っている作業が重要。
13. ④ EDUPUB ショーケース(インプリメンターのデモ)
コーディネーター: ロブ・アベル氏 (IMS Global、CEO)
パネリスト: ニック・ブラウン氏 (バイタル・ソース)
ヨンサン・チョウ氏 (KERIS)
バイタル・ソースのニック・ブラウン氏
「VitalSource Content Studio」のプライベートβ版
・オンライン、クラウドベース、SAASのプラットフォーム
・EPUB for Educationの規格に完全適合のEPUB 3ファイルの作成ワークフロー。
・ VitalSource Bookshelf と他の EPUB 3 リーダーで動作。
・宿題、学習目標等の作成を含むすべての教育用途で使用可能。HTML5ベース。
・EPUB for Educationに統合されたリッチなLTIが機能。
・バイタル・ソースでは、毎月約3百万件のLTIが起動。
14. ④ EDUPUB ショーケース(インプリメンターのデモ)
KERIS(Korea Education & Research Information Service、韓国教育学術情報
院)のヨンサン・チョウ氏
・インターネット大国。デジタル教科書が普及。
・BYOD。
・コマーシャルベースではない。
分析するには、
・HTML5とEPUB3ベース、オープンプラットフォーム
・EPUB標準のReadiumとオープンソースツール
・リッチでダイナミックな教育用の標準的なコンテンツを作ることができるツールの
開発が可能。
15. 参考資料
EPUB ZONE The EDUPUB Summit: A Progress Report
http://epubzone.org/news/the-edupub-summit-a-progress-report
ePUB3 as a Tool Consumer
https://www.imsglobal.org/sites/default/files/edupub/IntraBookLaunch.pdf
Vital Source Content Studio
https://www.youtube.com/watch?v=avZ8T2H9vYs
EPUB for Education Draft Specification 22 February 2016
http://www.idpf.org/epub/profiles/edu/spec/