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ConsenSys Ethereum Total Return Swap in Japanese
- 7. ブロックチェーンによるメリット
• デジタルなIDの保証
• 公開鍵暗号に基づくレピュテーション
• レピュテーションに応じた担保の自動的な調整
• 確実に担保を取って、Swap期間の取引を監視すること
• T+0トレード(通常2-‐3日のクリアリング・セトルメントを0日で可能)
• Tripple Entry
Accounting(複式簿記+ブロックチェーン上の取引履歴)
• 契約上の特記条項等のスマートコントラクト化
(例えば政府の規制に従っているかどうか等)
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- 9. ID管理システム-‐ uPort
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Uport では、Ethereumのスマートコントラクトに
よって、公開鍵に基づくIDと、そのIDに基づくプロ
パティを確認できる
KYC(顧客確認)、AML(アンチマネーロンダリン
グ)
について行なっているかの情報が記載されえち
る
カウンターパーティのKYCは、
uPort を使ったスマートコントラクトに
よって行われる
カウンターパーティのリスク評価に関連する
指標を用いて、レピュテーションを見ることが出来
る
- 10. 公開鍵に基づくID
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1.
公開鍵を入力 2.公開鍵からレピュテーションとIDを確認
3. ID確認が必要な場合IDをuportに問い合わせる 4.公開鍵から相手のID関連情報が分かる
- 11. カウンターパーティとの契約
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取引する価値の総量
取引する相手に求める担保の量:
Notional
Amount
*
Counterparty
B
collateral
%が、Counterparty
Bがコントラクト
に送る必要のあるアセットの総量
自分に求める担保の量
Notional
Amount
* Collateral
%が、
自分がコントラクトに送る必要のあるアセットの総量
公開鍵から自動的に調査される(100%確実)
Counterparty
Bの持っているアセットの量
ビジネス上の取り決め
- 12. コントラクトをブロックチェーン上に発行
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Ethereumのブロックチェーン上ではコン
トラクトとアカウントの2通りのアカウント
が存在する
コントラクトは、ブロックチェーン上の自
律的なオブジェクトでアドレスを持ち、
コントラクトのアドレスに対してメッセージ
を送ることによって、
コントラクトに記載されているコードが実
行される
- 14. コントラクトをブロックチェーン上に発行
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自分のBlockchain Asset
Accountから
担保分の資金を担保にする
IPFS
で分散された
ファイルに署名を行う
スワップデリバティブの国際
規格である、ISDAファイル、
CSAファイルを分散ストレージ
プロトコルのIPFS上に保存
IPFSはObjectのハッシュが
ファイルのURLとなる。その
ハッシュの値をスマートコント
ラクト上に保存
取引相手(Macy)に
コントラクトを送る
- 15. ISDA
ファイル(国際スワップデリバティブ協会)
CSAファイル(補完担保契約)の分散保管 -‐ IPFS
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容量が大きなドキュメントを埋め込むに
は、Ethereumのブロックチェーンは向い
ていないので、(高価な費用がかかる)
そのため、IPFS(Inter
Planetary
File
System)という分散型ストレージにファイ
ル自体は保存して、ファイルのURLを示す
ファイルのハッシュ値をEthereumのブロッ
クチェーン上に保存する。
- 16. IPFS上の文書への署名ーEsign
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Ether
Sign(Esign)を用いて、ファイルに自
らの秘密鍵で署名を行い、相手側にも署
名を求める。
IPFSは、gitのように過去の履歴からの変
更履歴が残るため、署名前と、署名後の
ファイルを両方残しておくことが出来る。
お互いのアカウントに、必要な担保が揃
い、お互いが署名した時点で、
契約が成立する。
- 17. 契約文書の一貫性の担保とタイムスタンプ– Balanc3
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• 担保のファンディング
• 契約文書の分散保管
• 契約文書への両者の署名
が終了した時点で、契約が成立したものとみなし、
契約成立を契約内容と共にタイムスタンプを押して
保管するためにスマートコントラクトのハッシュをブ
ロックチェーン上へ保管する。
複式簿記+Blockchain上への取引履歴の保管で
ある、
Tripple Entry
Accounting
という概念をに基づく
Balanc3を用いている
- 22. 解決策まとめ
• 契約の不透明性
=>
スマートコントラクトによる契約内容の明文化・テストを走らせることが出来る
• カウンターパーティリスクと担保
=>
公開鍵暗号によって保証されたIDと紐づくレピュテーションのリアルタイム更新と
必要担保量の自動測定を、ゼロダウンタイムの分散型台帳上で行う
• 遅い決済
⇒速度をあげるためには、RTGS取引が必要。しかし、ネッティングがない分流動性
が必要となってしまう。そのため、RTGS取引で使用している担保に対して、
リアルタイムで担保の必要量を変更し反映することによって、
担保としている資金を流動的に使えるようにして問題を解決
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