Migartion to AWS

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
シニアエバンジェリスト
亀田治伸
15:00からはじめます
クラウドへのマイグレーションを総復習

【第一部】1時間 15:00～16:00
●クラウド、AWSの基本的な特徴のおさらい
●システムのクラウド移行における方針整理指針
（10分休憩）
【第二部】1時間 16:10～17:10
●システムのクラウド移行を助けるAWSのサービス群
●クラウド移行後運用負荷を軽減するAWSのサービス群
（10分休憩）
【第三部】1時間 17:20～18:20
●リモートワークに使えるAWSのサービス群
●AWSのコスト削減テクニック

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
シニアエバンジェリスト
亀田治伸
クラウド AWSの基本的な特徴のおさらい

© 2019, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved.
クラウドとAWSの基本コンセプト
固定資産型からサービス型へITを変革
 使用分のみ支払い 初期投資不要  低額の変動費
チャレンジとカスタマーサクセス

数百万を超えるお客様
※ お客様とはアクティブカスタマー数を指します。アクティブカスタマーとは、
AWSクラウド無料利用枠を含むAWSアカウントの先月の使用状況のあるアマゾン会員でない対象アカウントです。

(*) お客さまとは、アクティブカスタマー数を指します。
アクティブカスタマーとは、AWSクラウド無料利用枠を含むAWSアカウントの先月の使用状況のあるアマゾン会員でない対象アカウントです。
日本で数十万のお客さま(※) (世界で数百万以上)

Stockholm
Hong Kong
建設中リージョン
グローバルインフラストラクチャー
23 リージョン／ 73アベイラビリティゾーン
1 ローカルリージョン（大阪）
4 建設中リージョン
150+ エッジロケーション

© 2019, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark
自然災害のリスクからIT資産を守る

175を超えるサービスマネージドサービス

© 2019, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved.
価値を生みずらい重労働 (Undifferentiated Heavy Lifting)
冗長構成
Backup
パッチ適応
PITR（Point In Time Recovery)

クラウドが選ばれる理由
コスト削減ビジネスの俊敏性運用負荷軽減

コスト削減ビジネスの俊敏性運用負荷軽減
クラウドが選ばれる理由

必要なインフラが数クリックで手に入る
数分で必要なITリソースが
調達可能
10
Instance Type M3 Extra Large
Availability Zone US-West-2b
Launch
aws.amazon.com/managementconsole
Number of Instances
開発環境の構築
本番環境構築
設定実施
新規環境を北米に構築
10台のサーバ追加
1PB のDWHを構築
納品まで4~8週間
取り付けて2週間
OS・ミドルインストール
で1週間・・・
今まで AWSなら

クラウドの Before/After コストコントロール
CAPEX OPEX

初期費用不要・低額な利用料金
データ転送＝約15.4円 / 1GB
（上りは無料）
※1ドル＝110円で計算
仮想サーバー
Amazon EC2 ＝約1.1円～ / 時間
ストレージ
Amazon S3 ＝約2.7円～ / 1GB / 月
夜間、週末など時間単位で
停止すれば更にコスト削減
 データセンター費用
 インフラ構築費用
 ハードウェア費用
 電気代
 物理ファシリティ
 セキュリティ
 仮想基盤運用保守
 センター運用費用
これらの費用が全て
利用料に含まれます。

クラウドのBefore/After
設備費用
減価償却費
ハードウェア費用
ソフトウェア関連費用
OS/データベース使用権等
パッケージ製品使用権等
パッケージ製品使用権等
TCO削減（ROI改善）
人的リソース捻出（新たな取り組み）
時間の捻出（質向上）
クラウド利用料
代替機
DDOS（L4）
対策
DB等
パッチ適応
死活監視特権管理
第三者
監査対応
DC単位での
冗長化

リージョンについて
AWS の「リージョン」は、アベイラビリティゾーン (データセンター群)
を束ねた設計となっています。
AZ間はAWSの専用線で接続
AZ間は2ms未満（ほぼ1ms以下）のレイテンシー
AZ
AZ
AZ AZ AZ
Transit
Transit

低額なコストモデル
規模の拡大とイノベーション… … コストダウンを促進
資本投資
技術投資
効率改善
値下げ
より多くの
顧客獲得
規模の経済
75

運用負荷の軽減で、より付加価値の高い作業に注力
オンプレミスミドルウェア on EC2 マネージドサービス
お客様がご担当する作業 AWSが提供するマネージド機能
電源、ネットワーク
ラック導入管理
サーバーメンテナンス
OSのパッチ
ミドルウェアのパッチ
バックアップ
スケーラビリティ
可用性
ミドルウェアの導入
OSの導入
アプリからの利用
OSのパッチ
バックアップ
可用性
OSの導入
OSのパッチ
バックアップ
可用性
OSの導入

クラウド活用
優先度の
高い業務
優先度の高い業務
インフラの管理・運用
クラウド
の管理
70%
30%70%
オンプレミス
インフラ
30%
クラウドにより運用負荷が軽減
→ 今まで手が付けられなかったことに取り組める

カイゼンアプローチ:
今までできていたことを、
より早く、簡単に、柔軟に実現できる
イノベーションアプローチ:
今までできなかったことが実現できる
クラウドって何？クラウドで変わるこれからのIT
-これから始めるアマゾンウェブサービス-
クラウドによりIT部門は、
よりビジネスに柔軟に対応し、新しいビジネスの創造を担う役割に変化していく

© 2020, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved.
システムのクラウド移行における方針整理指針
クラウドジャーニーおいて
多くのお客様がどのような活動をしているのか、またク
ラウドジャーニーを歩む上で成否を分けるポイントと
移行戦略検討のポイントについてご紹介します。
本セッション
の概要
特に聞いて
いただきたい
方々
• クラウド導入の検討をこれから行う予定の方
• クラウド導入の検討を始めてまだ日が浅い方
• 特にクラウド推進組織に属する方や企画の方

2025年の崖 – 老朽化したIT資産がDXの足かせに
• 既存システムが事業部門ごとに構築されて、
全社横断的なデータ活用ができなかったり、
過剰なカスタマイズがなされているなどによ
り複雑化・ブラックボックス化
• 経営者がDXを望んでも、データ活用のために
上記のような課題があり、いかにこれを実行
するかが課題となっている
• → この課題を克服できない場合、DXが実現で
きないのみでなく、2025年以降、最大12兆円
／年（現在の約３倍）の経済損失が生じる可
能性（2025年の崖）
出典：経済産業省 DXレポート～ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開～
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html

Digital transformation (DX) の勘所
システム特性別の典型的な DX へのアプローチ例
SoE
System of
Engagement
SoR
System of
RecordSoI
System of
Insight
古くなったIT資産が、真の
IT投資領域（コアコンピタ
ンス領域）へ投資を阻害しな
いように
変化に強い仕組み、俊敏性
重視＝モダナイゼーション
クラウド前提でクラウドネ
イティブを志向する
SoE と SoR を繋ぐデータ
を保持・蓄積し、データに
基づいた高頻度な意思決定
を繰り返す
市場を牽引するスピートを実現安定性を重視
モード2
柔軟性重視
モード１
堅牢性重視

国内におけるクラウド導入がまさに本格化
イノベータ
（2.5%)
ラガード
（16.0%)
アーリー
マジョリティ
（34.0%)
レイト
マジョリティ
（34.0%)
アーリー
アダプタ
（13.5%)
キャズム
（溝）
出典：総務省通信利用動向調査（平成29年調査）－企業におけるクラウドサービスの利用状況－
27.5%29.4%
全社的に利用している
一部の事業所又は
部門で利用している
クラウドサービスの国内利用状況

国内におけるクラウド導入がまさに本格化
イノベータ
（2.5%)
ラガード
（16.0%)
アーリー
マジョリティ
（34.0%)
レイト
マジョリティ
（34.0%)
アーリー
アダプタ
（13.5%)
キャズム
（溝）
出典：総務省通信利用動向調査（平成29年調査）－企業におけるクラウドサービスの利用状況－
27.5%29.4%
全社的に利用している
一部の事業所又は
部門で利用している
クラウドサービスの国内利用状況
2/14 日本政府も政府共通プラットフォームに
AWSを採用する方針を明らかに
出典:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2002/14/news139.html

どのように
クラウドジャーニー
を進めればよいのか？

Cloud Jorneyに置ける70%の課題はNon-Tech
BUSINESS
PEOPLE
GOVERNANCE
PLATFORM
SECURITY
OPERATION
Tech Non-Tech
30 : 70
世界中の同じ課題をもつ人が
解決策を模索
個社ごとに状況が異なり、
自ら解決するしかない

全体を俯瞰しながら進めることが重要
セキュリティ／コンプライアンス適合性評価
TCO
分析
6つの視点
で
現状分析
ガイドライン整備
IT環境／共通基盤整備
運用統合
システム構築
エグゼクティブ
スポンサー獲得
クラウド
本格活用宣言
情報共有の仕組み作り
人材育成の仕組み作り
移行計画
運用最適化
／自動化
クラウド
最適化
組織改革
検証
（PoC）
クラウド戦略
立案
システム移行
有識者の育成
推進組織の立ち上げ
計画アセスメント移行運用/最適化
BUSINESS
PEOPLE
GOVERNANCE
PLATFORM
SECURITY
OPERATION

最大の難所マイグレーションステージ
セキュリティ／コンプライアンス適合性評価
TCO
分析
情報収集
と学習
ガイドライン整備
IT環境／共通基盤整備
運用統合
システム構築
スポンサー獲得
クラウド
本格活用宣言
情報共有の仕組み作り
人材育成の仕組み作り
移行計画
運用最適化
／自動化
クラウド
最適化
組織改革
検証
（PoC）
ＩＴ戦略
立案
システム移行
有識者の育成
推進組織の立ち上げ
FOUNDATIONPROJECT MIGRATION REINVENTION
BUSINESS
PEOPLE
GOVERNANCE
PLATFORM
SECURITY
OPERATION
• ステークホルダー
• 関連システム
• マネジメント
• アーキテクチャー
難易度
時間
圧倒的な
物量
複雑度の
爆発

大規模なクラウド移行における
成否を分けるポイントとは？

クラウド推進組織を確立し軌道に乗せておく
スポンサー
クラウド推進組織
システム開発
担当者
クラウド推進組織が・・・
 ルールやプロセスの統制ができている
 現場の人材育成を推進できている
 現場の課題解決に貢献できている
 現場のナレッジの情報展開ができている
現場の良き相談相手
として認知される

クラウド本格活用について明確に宣言する
15% 84%
ある金融機関における大規模な仮想基盤EOSに伴う
各システム担当者へのアンケート実施結果
質問
移行先として
クラウドが第一候補
になりますか？
Yes
No Yes
No
宣言前宣言後

事前に包括的なロードマップを策定する
システムのライフサイクルを考慮すると
移行できるタイミングは限られる
時間
更改時期を迎える
システム数
自然体で更改時期を迎えると
• 未知なるクラウドへの不安
• 有識者不在により実行性の欠如
• ガイドラインやIT環境／共通基盤の整備不十分
➡ クラウドへの移行を見送る
システム
の棚卸
将来の
ブロッカーや
懸念の把握
ロードマップ
の策定／実行
• システムの全量は？
• どんな特徴をもっている？
• 更改のタイミングはいつ？
• 技術的な課題は？
• ルール、プロセス、組織の課題は？
• IT環境／共通基盤の改善余地は？
• 有識者がどの程度いる？
• 人材育成計画
• ガイドラインの拡充計画
• IT環境／共通基盤の拡張計画
大規模な移行を迎える前に

大規模なマイグレーションにおける
移行戦略とは？

何から着手すれば良いのか？
新規システム構築はクラウド前提とすることで、当初からクラウドの
メリットの享受は可能になるが、問題は既存システム

妥当性
確認
移行運用
移行パス毎の一般的なタスクの俯瞰図：7R
移行ツール
の使用
リプラットフォーム
(Lift & Reshape)
リテイン
そのまま保持
アプリケーションや
インフラアーキテクチャの再設計
アプリ
ケーション
開発
パッケージや
SaaS の購入や
ライセンス契約
基盤となる
インフラの
変更
ライフサイクル管理
ALM / SDLC
設定デプロイインストール
リタイヤ／
廃止
自動化
手動インストール
セットアップ
インテグ
レーション
移行先プラット
フォームの決定
（OS version, DBエ
ンジン等）
vMotion構成の決定
移行パスの決定
≒ 移行戦略
ディスカバー／アセスメント
／アプリケーションの優先順位
付け

クラウド移行パスのステージ分類
ビジネス価値
時間
Stage1
Stage2
Stage3
現行オンプレミス
or プライベートクラウド
持たないITへの変革
DC, H/W 老朽化対策からの離脱
クラウドのメリットの享受
ライセンスコスト圧縮、高可用性や
スケーラビリティの確保
更なるクラウドのメリットの享受
サーバーという概念自体の消滅
リプラットフォーム＋
リアーキテクチャ
VMC + AWS
ハイブリッド
（クラウドネイティブ）
リホスト（AWS）
リロケート（VMC）
Stage0

海外の移行プロジェクト事例
まずクラウド移行してから、今後を検討しよう
といった進め方も欧米ではトップダウンで行われている

既存課題・ニーズとのクラウド関係性の把握

オンプレミス
（プライベートクラウド）
クラウドの検討
SaaS や
パッケージが
使えるか
IaaS or PaaS を
どのクラウドに
ホストすべきか
SaaS, パッケージ
ベンダー選定
どういった
アーキテクチャに
移行すべきか
オンプレミス
クラウド
クラウドベンダー
選定
該当クラウドベンダー
上での移行パス選定
課題とゴールの明確化
オンプレミスか
クラウドか
ビジネスゴールは？
解決したい課題は？
IT施策

ビジネス施策と IT施策の分離と因果関係の明確化
• ビジネス目標を達成させるためのビジネス施策
や IT 施策は何なのかを整理し、その因果関係
を明確化する
• 各因果関係を客観的に評価することで、施策の
妥当性を検証する
– ビジネス価値の創出がビジネス目標に繋がるの
かどうか
– ビジネス施策の成功がビジネス価値の創出に繋
がるのかどうか
– IT施策の成功がビジネス施策の成功に繋がるの
かどうか
– ビジネス施策の実現性の判断や各種制約の抽出
– IT施策の実現性の判断や各種制限・制約の抽出
ビジネス価値
ビジネス施策ビジネス施策
IT 施策ビジネス施策
IT 施策 IT 施策
ビジネス目標

クラウドか
オンプレミス
SaaS や
パッケージが
使えるか
IaaS or PaaS を
ベンダー選定
どういった
移行すべきか
オンプレミス
クラウド
選定
オンプレかクラウドかの選択
IT施策

ビジネス要件での判断 – ビジネスノックアウト条件での判断例
Yes
No
スタート
要件の見直し、
解釈の変更は
あるか
Yes
オンプレミス
No No
No
1
1
Yes
1
Yes
コンプライアン
ス要件完全制御要件
要件の見直し、
解釈の変更は
あるか

クラウドか
オンプレミス
SaaS や
パッケージが
使えるか
IaaS or PaaS を
ベンダー選定
どういった
移行すべきか
オンプレミス
クラウド
選定
SaaS やパッケージ選定
IT施策

クラウドか
オンプレミス
SaaS や
パッケージが
使えるか
IaaS or PaaS を
ベンダー選定
どういった
移行すべきか
オンプレミス
クラウド
選定
IaaS, PaaS をホストする
クラウドベンダー選定
IT施策

詳細な機能比較が必要ですか？

詳細な機能比較の罠
• 個々のサービスの個々の機能の比較は冗長で、か
つ、直ぐ陳腐化してしまう
• 個々のサービスや機能比較では判断できないため
ユースケースに応じた重み付け次第となる

総合的な判断でのクラウドベンダー選定が必要
• 個別システムの要件のみで検討するのも最適とは言えない
• クラウドベンダー選定には下記のような総合的視点での比較が有用
– 企業ビジョン：クラウド事業をどう捉えているか（専業、兼業、経営方針等）
– 市場シェア：クラウドベンダー間のシェア比較
– 第三者評価：ユーザー、調査会社の評価
– コスト低減：コスト低減実績・事例
– パートナー：パートナー及びパートナーソリューションの充実度
– 技術者数、コミュニティ：ユーザーコミュニティ活動の活性度
– セキュリティ：セキュリティ・コンプライアンスの確保状況
– 導入実績：データセンターの全面移行や基幹系移行事例等の充実度
– 入手可能な情報の充実度：Web、書籍、セミナーやトレーニング等の充実度

クラウドベンダー選定要因の一例
マルチアベイラビリティゾーンによる高可用性サービスの提供レベル
複数のデータセンターをまたがった高可用性アーキテクチャを前提として
クラウドサービスが当初から設計されているかどうかが重要なポイント
AZ
AZ
AZ AZ
Tokyo Region
Osaka local Region
AZ
Aurora の例
AWS のデータセンターインフラストラクチャ
企業ビジョン

クラウドベンダー選定要因の一例
技術者・コミュニティでの情報量比較
豊富な情報量
2019年11月時点でそれぞれのサービス名
で検索しのGit、Qiitaへの投稿数を比較

クラウドか
オンプレミス
SaaS や
パッケージが
使えるか
IaaS or PaaS を
ベンダー選定
どういった
移行すべきか
オンプレミス
クラウド
選定
既存システムのクラウド移行戦略立案
（移行パス選定）
IT施策

システム全体のクラウド移行戦略立案手順例
システム
ポートフォリオ
棚卸し分析
クラウド
戦略検討
移行要・不要、移行可否
移行先パターンの判断
全体として or 特定業
務ドメイン単位で、
個々の優先順位の把握
全体移行計画立案
全体移行戦略立案
何のために、何を、何に（どのクラウドのどのアーキテクチャパターンに）、
いつまでに、どのように移行するか
重要な移行判断材料を必
要性に応じてPoC にて検
証

システムポートフォリオ分析全体俯瞰
移行対象システム選定・移行順番検討の観点
システム一覧
業務別や、システム
特性別等、移行対象
選定、移行順序選択
用の可視化グラフ
ビジネス上の重要度
や要件の充足度から、
移行対象選定、移行
順序選択用の可視化
グラフ
メインDCやDR先の現状
把握、廃止対象DC選択の
参考に
システム利用者の把握、
移行対象選択の参考に
システム維持コストの把
握、移行対象選択の参考
に
稼働年数と更改予定から、
移行対象選択の参考に

移行対象サーバーの傾向把握
サーバー一覧
サーバーの全体的な
把握
システム別のサーバー
台数等、移行対象シス
テム選定の参考に
使用OSの傾向把握とOS
別の移行検討の参考に
CPUコア数、メモリー容
量、ストレージ容量等の
サーバースペックの全体
傾向の把握に
使用DBの傾向把握とDB
移行検討の参考に
アプライアンス製品の利
用状況の把握

移行難易度調査の観点
システム一覧
クラウド移行不可と
想定されているシス
テムとその理由
ノックアウト条件の
抵触内容の確認
他システムとの I/F 数や
プロトコルの調査
商用DB利用状況や高額の
ミドルウェアのリプレー
ス要件
アプライアンスの使用状
況の確認
HA構成製品・技術の確認
DR要件、可用性要件
の確認

移行適合度の観点
システム一覧
システム利用者数が急増す
るか
グローバル展開が必要かどう
か
平常時とピーク時の使用量の
差が大きい
稼働期間が限定されるシステ
ムかどうか
変化に強い仕組みである
必要があるか
クラウド移行希望と
その理由の内容検討
本番環境以外の台数
（多ければクラウド
移行メリットはその
分大きくなる）
システムのデータ量の増加率
が急増するか
IoTや機械学習、Bigdataな
ど膨大なデータを扱うか
サーバー一覧

クラウド移行難易度＋移行適合度から見た移行パスの選択（例）
象限B
象限C
象限D
リロケート（VMC）
リホスト（AWS）
（クラウドネイティブ）
リプラットフォーム＋
VMC + AWS
ハイブリッド
イノベーショ
ン領域
ビジネスに注
力
アジリティ重
視
移行インパク
トの
最小化
塩漬け系
象限A

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